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温泉配管が壊れてしまった福島県岳温泉の老舗旅館(創業450年)を救ってください!

昨年末に運営する旅館の温泉配湯配管が壊れ、修繕が必要であるためその資金を早急に確保したい。

現在の支援総額

3,773,750

107%

目標金額は3,500,000円

支援者数

109

募集終了まで残り

7

温泉配管が壊れてしまった福島県岳温泉の老舗旅館(創業450年)を救ってください!

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目標金額3,500,000

支援者数109

昨年末に運営する旅館の温泉配湯配管が壊れ、修繕が必要であるためその資金を早急に確保したい。

当館の紹介と岳温泉の歴史

プロジェクトページをご覧いただきましてありがとうございます。当館は福島県二本松市の岳温泉(だけおんせん)にあります『あだたらの宿 扇や』でございます。

当館の位置する岳温泉については、古記録によると『日本三代実録』の貞観5年(863年)10月20日の条に「小結温泉に従五位を授ける」、また『日本紀略』の寛平9年(897年)9月7日の条に「小結温泉に正五位下を授ける」と記されており、この温泉こそが“岳温泉”であり、千数百年前の平安時代、既に京の都においてその存在が知られていたということになります。

その後、温泉の名称は“湯日”、“十文字”、“深堀”、そして“岳”と変わっていきましたが、その長い歴史には実は山津波に見舞われたり、戊辰戦争で焼き払われたり、旅館から出火し温泉街が全滅したりと苦渋の足跡があります。

近年では2011年の東日本大震災、2020年・2021年の福島県沖地震などによっても非常に大きなダメージを受けましたが、そのたびごとに情熱と不屈の精神により温泉街は守られてきました。

その岳温泉にあって当館『あだたらの宿 扇や』の歴史は古くは安土桃山時代に遡ります。

創業は天正2年(1574年)と言われ、岳温泉の苦難の歴史と共に、地域の皆さま、お客さまに支えられて今日まで歴史を紡いでまいりました。

当館自慢の湯の源泉は安達太良山と並びそびえる鉄山の南直下、くろがね小屋の付近の湧泉地帯からおよそ7.8kmの引き湯方式により、温泉街まで運ばれております。このお湯はpH2.48の酸性泉であり、山肌をとうとうと流れ下り、引き湯する管の中で適度に湯もみされて、肌にやさしい柔らかな湯になって届きます。この貴重なお湯は、抗生物質が無かった時代、貴重な医療効果をもたらしました。また、美肌効果も期待できる”美人の湯” として知られています。

この全国でも珍しい良質の酸性泉をかけ流したお風呂。地元の素材を使った手作りのお料理。心を込めてお迎えするスタッフ達。 館内には華美に飾らない野の花を挿し、肩肘の張らないサービスで「来ると何だかほっとするね」と言っていただける、扇やはそんな宿であり、そうありたいと常に精進してまいりました。 

おかげさまでリピートして下さるお客様も多数いらっしゃり、私たちも「おかえりなさい」の気持ちでお迎えしております。 これからも変わらない笑顔の「扇や」でお客様をお迎えしたく日々頑張っております。 

プロジェクト立ち上げの背景と実現したいこと

現在は沈静化されたとは言え長く続いたコロナ禍、そしてコロナ禍中に2度にわたって起きた福島県沖地震においてもこの自慢の湯を絶やすことなく、私たちは創業以来、450年という長きにわたって宿とお湯を守り続けてきました。

そのような中、昨年末(2024年12月)に当館の温泉配湯配管の破損が見つかり、突然、温泉のお湯を使うことが出来なくなりました。年末年始という旅館にとっての繁忙期にもかかわらず、予約をお断りしたり、湯量が確保できないためキャンセルを頂いたりと旅館経営にとっては非常に痛手を被った形となっております。

年末に仮の配管を新設し、現状はなんとか湯量を確保していますが、抜本的な修繕と安定的な温泉の供給が急務であります。

しかしながらコロナ、そして大きな地震による2度の旅館建屋半壊の資金的ダメージは想像を絶し、今回の配管破損に対する自力での修繕、自力回復が非常に困難であり、存亡の危機に瀕しております。

そこで皆さまのご支援を頂きまして、温泉配湯配管の抜本的修繕を完了し、これまで守り抜いてきたお湯を絶やすことなく、旅館を存続させていきたいと思っております。

現在の準備状況

前述のとおり、普段から施設管理でお世話になっている事業者様のご協力を得て、ひとまず仮の配管を新設し、営業するための湯量を何とか確保しているところであります。

また、これはあくまで対処療法であり、途中となっている抜本的な修繕工事を行わなければならないため、現在、工事事業者様と時期や方法などについて相談・検討しているところとなります。


リターンについて

このプロジェクトにご支援いただいた方々には、幅広いリターンをご用意しています。

※一例です

【扇やオリジナルグッズ】
・扇やオリジナル手ぬぐい/扇やポストカード/二本松ポストカード

【あだたら酵母牛】

・名称:あだたら酵母和牛   ・原産国/産地:日本産/福島県大玉村

・サイズ/重量:リターンの詳細をご覧ください。    ・保存方法:要冷蔵 

※食品に関する注意事項は各リターンの詳細をご確認ください

【お一人様/ペア/りんどう宿泊券】

・宿泊可能日数:1泊2日   ・お部屋の概要:おまかせ

・食事のサービスプラン:夕朝食付き

・予約方法:宿泊券の番号をお電話にてお伝えください

※宿泊に関する注意事項は各リターンの詳細をご確認ください


資金の使い道と目標設定

皆さまから頂戴したご支援につきましては、以下のとおり使わせて頂きます。

■修繕費(外部・外装修繕工事費):約2,900,000円
■CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約600,000円

なお、今回目標とした金額では完全な配湯配管の修復には大幅な不足が生じることが想定されるため、目標金額をクリアできた際にはネクストゴールを設定し、目標から超過した分は全て配湯配管修繕費用に充てさせて頂く予定です。


スケジュール

3月-4月 温泉配管修繕工事実施
3月下旬 クラウドファンディング終了
4月下旬 リターン発送


最後に

これまでも多くの困難が降りかかってまいりました。その度にお客様のおかげもあり、岳温泉にもたらされる自然からの豊かな恵みの酸性泉を、そしてそのお湯を愉しんで頂くための日本旅館を450年の長きにわたり守り抜いてまいりました。

今回も皆さまのお力添えを頂き、なんとかこの窮地を乗り越え、連綿とこの地に続く歴史を守っていきたいと強く思っておりますので、どうぞご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 皆さま、この度のクラウドファンディングへのご協力誠にありがとうございます。おかげ様をもちまして、とうとう目標達成致しました!!ご支援やご協力、ご声援をくださいました全ての皆様のおかげでございます。感謝と感激で胸が一杯になっております。達成のお知らせを目にしまして、思わず涙がこぼれました。本当に、ありがとうございます!!皆様有り難うございますこのプロジェクトも残り8日となりました。目標額を達成はいたしましたが、その先のネクストゴールを目指しております。あともう少しのご支援、ご協力が必要です。SNSなどでの拡散をして頂けるだけでも結構でございます。何卒もうしばらくのお力添えをお願い申し上げます。岳温泉も本日ようやく桜が咲き始めました。このプロジェクトが終了するまでには満開となることでしょう。残りの8日間、どうぞよろしくお願い致します。 もっと見る
  • 本当に多くの皆さまがご支援、拡散をしてくださっています。おかげ様をもちまして、達成率が89%となりました! 心より感謝申し上げます。皆様有り難うございますですが、終了まで残りあと15日となりました。残り11%。そしてその先のネクストゴールを目指しております。大変恐縮ではございますが、どうか皆さまのお力を更にお貸しいただければと存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。中庭の桜の蕾です写真は今日のお昼に撮った、当館の中庭のしだれ桜のつぼみです。ここ数日のあたたかさで、随分とつぼみも膨らんで参りました。このつぼみがほころんで、咲き始めるのが今から待ち遠しいです。二本松城址も今朝が三分咲き位だそうですので、今日また少し進んだでしょうか。市内や近隣の町で見ごろを迎えているところもあるようです。これからしばらくは桜をあちこちで楽しめそうですね♪ もっと見る
  • 昨日4月3日(木)の地元紙、福島民報さんにこのクラウドファンディングプロジェクトの事を取り上げて頂きました。その反響も大きく、また皆さまが拡散ご支援ご協力をしてくださいました。おかげ様をもちまして、達成率が70%となりました! 心より感謝申し上げます。ですが、終了まで残りあと21日となりました。残り30%。そしてその先のネクストゴールを目指しております。大変恐縮ではございますが、どうか皆さまのお力を更にお貸しいただければと存じます。※こちらの配管は仮配管でございます。現状なんとかお湯を運んできておりますが、温度や湯量を安定して温泉をお届けするためにも、抜本的な工事が必要です。お願いばかりしておりますのは、とても心苦しいことでございます。ですが、この宿を、この温泉を存続させるためにどうしても必要であります。何卒更なるご協力をお願い申し上げます。        もっと見る

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