岩手・釜石 閉園したこすもす公園を活かし、子どもの笑顔あふれる“遊べる農園”に!

東日本大震災後、釜石で遊び場をなくした子ども達のために作られたこすもす公園と、癒しの場を提供してくれたこすもすレストランは、たくさんの笑顔と希望をくれました。閉園したこの場所を活かし、“遊べる農園&カフェ”として再び皆が笑顔になれる地域の交流拠点に生まれ変わらせる活動に、ぜひご支援をお願いします!

現在の支援総額

3,407,333

113%

目標金額は3,000,000円

支援者数

275

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/04/11に募集を開始し、 275人の支援により 3,407,333円の資金を集め、 2025/05/31に募集を終了しました

岩手・釜石 閉園したこすもす公園を活かし、子どもの笑顔あふれる“遊べる農園”に!

現在の支援総額

3,407,333

113%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数275

このプロジェクトは、2025/04/11に募集を開始し、 275人の支援により 3,407,333円の資金を集め、 2025/05/31に募集を終了しました

東日本大震災後、釜石で遊び場をなくした子ども達のために作られたこすもす公園と、癒しの場を提供してくれたこすもすレストランは、たくさんの笑顔と希望をくれました。閉園したこの場所を活かし、“遊べる農園&カフェ”として再び皆が笑顔になれる地域の交流拠点に生まれ変わらせる活動に、ぜひご支援をお願いします!

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4月11日からスタートしたクラウドファンディングプロジェクトが、皆さまのおかげで5月25日に目標金額である300万円を達成することができました!

たくさんのご支援や応援、周囲へのお声がけなど、本当にありがとうございます。

クラウドファンディングに挑戦したことで、こすもすに遊びに来ていた地域の方や復興支援で携わった方、釜石を盛り上げたいと思ってくれる方など、たくさんの方から応援の声をいただきました。こすもすがこれまで築いてきたたくさんの笑顔やつながりを感じ、この想いをこれからも繋いでいきたいと改めて思っています。

残り6日間、公園をより持続的に運営していけるように、【セカンドゴール350万円】を目指し、引き続き最後までクラウドファンディングも挑戦して参ります!

セカンドゴールで集まった支援金は下記に充てさせていただきます。

・農園整備、コミュニティースペース施設整備費

・クラウドファンディング諸費用 

最後まで引き続き応援いただけると幸いです。(5月26日更新)

はじめまして。私たちは岩手県釜石市にある、閉園したこすもす公園と隣接のこすもすレストランを活用し、「子どもから大人まで笑顔になれる、地域の交流拠点をつくりたい」という想いを持って集まった釜石の有志による団体ここいろイワテです。

「釜石を元気にしたい」「子どもたちが遊べる場所をつくりたい」というオーナーの想いを受け継ぎながら、子育て世代の私たちの手でこすもすを生まれ変わらせようと活動を始めています。

東日本大震災で遊び場を無くした子どもたちのために作られ、たくさんの笑顔を咲かせたこすもす公園。
惜しまれながら閉園したこの場所を受け継ぎ、子どもたちが自然の中で遊び笑顔になれる場所、そして訪れる人みんなが美味しい食と自然に癒やされる場所として再生していきたいと思っています。

ぜひこの取り組みにご協力をお願いします!


あらためまして、ココイロいわて代表の石塚佳那子と申します。岩手県沿岸部に位置し、海と山に囲まれた釜石市。10年前に東京から釜石に移り住み、林業を営む夫と共に、2人の子育てをしながら山の恵みをいただく暮らしを家族で楽しんでいます。

私が釜石に移住するきっかけとなったのが、こすもすのオーナーである藤井サヱ子さん・了(さとる)さんご夫婦です。
東日本大震災が起きた翌年、ボランティアで初めて釜石を訪れ初めてお二人に出会いました。

「釜石を元気にしたい!」という想いで行動するサヱ子さんの太陽のようなエネルギー、そして何もかも包み込むような笑顔に感激し、「なんてあったかい人なんだろう!」と心を動かされたことを今でも憶えています。

その後、会社のボランティア休職制度を使って半年間こすもす公園に運営ボランティアとして関わり、最終的に釜石に移住しました。

結婚・出産を経て、フリーランスになってからも、レストランでおいしい食事をいただいたり、子どもたちを毎日のように公園で遊ばせてもらったりと、こすもすの存在は私の釜石暮らしの心の支えであり続けてくれていました。

こすもすや釜石からたくさんのものを頂いた分、今度は自分が何か返していきたい。
そしてこの地域で育っていく子どもたちのためにできることを、みんなで楽しみながらやっていきたいという思いで活動しています。


こすもす公園の物語について少し紹介させてください。

2007年に長年盛岡で暮らしてきた藤井サヱ子さんが釜石に戻った時、人口が減り寂しくなった地域の様子を見て、「釜石にもにぎやかな場所をつくりたい」と休耕田にコスモスの種を蒔きました。

すると秋にはたくさんの花を咲かせ、多くの人が訪れるコスモス畑に。さらに畑の隣にレストラン「創作農家こすもす」もオープンさせ、近所の人たちや観光客でにぎわう人気スポットになりました。

そんな矢先に起こったのが、東日本大震災でした。

津波で大きな被害を受けた釜石。
震災から数ヶ月がたつと、公園に仮設住宅の建設が始まり、「子どもたちを遊ばせてやる場所がなくなってしまった」という話が聞こえてきました。
幸い、山側に自宅やお店があり無事だった藤井夫婦は「震災で傷ついた子どもたちの遊び場をつくるのが自分たちの役目だ」と考えたそうです。

そうして始まったのが公園づくりです。
地域内外のたくさんのボランティアの人たちと共に、1年ほどかけて、コスモス畑のなかに木製の遊具や東屋などが点在する「希望と笑顔のこすもす公園」を完成させました。

公園には、遊び場を失った沿岸部各地の親子や保育園の遠足などが訪れるようになり、日々たくさんの子どもたちの笑顔と笑い声に包まれました。
年間1万人以上が訪れる年もあり、親子連れはもちろん、近所のお年寄りが手押し車を押して来たり、高齢者施設の入居者さんも遊びに来ることもあり、みんなの憩いの場となりました。

(公園についての物語をもっと知りたいという方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。)

一方で、時の流れと共に自然に還る遊具は、風雨で痛みが目立つようになり、老朽化も深刻でした。

公園づくりや草刈りなどを手伝ってくれていた地域の方々も年齢を重ね、公園の持続的な運営体制も課題になってきました。

話し合いを重ねた結果、設立から10年の節目で公園に終止符を打つことが決まり、多くの人に惜しまれながら2022年に閉園となりました。

公園スタッフの皆さんで遊具を解体している様子

そして、みんなの憩いの場所になっていたレストランも、お店を運営する方の体調不良など様々な理由で、2023年12月に店じまいをし、こすもすの物語はその幕を下ろしました。

子どもが自然の中でおもいきり遊びまわったり、多世代の人々が訪れ交流し、癒やされるこの場所が今後も何かの形で続いてほしい。その思いで私は閉園後も仲間たちと公園整備の活動を続けながら、藤井さん一家とお話を重ねてきました。

そして、2024年、「こすもすを大事に思ってくれる人にこの場所を活かしてほしい」という藤井さんの言葉に背中を押され、私たちで生まれ変わらせようという決意が固まりました。

私たちの目指す空間

私たちが目指すのは、子どもから大人まで楽しめる遊べる農園であり、地域の交流拠点です。

子どもからお年寄りまで、自然や人とふれあい笑顔になり、おいしい食事に癒やされる場所として再生していきたいと思っています。

また、これまで公園が生み出してきた子どもの遊びの場という価値をさらにパワーアップさせ、子どもの食や遊び、学び、居場所づくり、そして子育て支援など、子どもたちのために地域でできることをみんなで考え、一緒に実践していける。ゆくゆくはそんな場所にしていきたいと考えています。

名称については、現在オーナーの藤井ご夫妻も含め皆で検討していますので、改めて皆様にお伝えいたします。こすもすに関わった皆様の想いを大事に受け継ぎながら、これからも愛され地域に必要とされる場所になるよう、様々な取り組みをしていきます。

公園の跡地は、みんなで土を触って、食べものを作り、遊ぶこともできる農園にしていきます。子どもたちが土づくりや育て方を教えてもらいながら、みんなで野菜の種を蒔いたり、ブルーベリーを摘み取ったり。

子どもたちは走り回ったり、公園があった時のように自由にいろんな遊び方を考えるでしょう。収穫体験だけでなく、大人の見守りスタッフがいる上で遊べる森のようちえんの日や、障がいをお持ちの子どもでも思いきり遊べるような農園貸切デーなど、様々なイベントも開催予定です。

レストランでは自家製野菜をたっぷり使ったランチの提供や甲子町の特産品「甲子柿」を使ったスイーツなど、釜石の旬や山のめぐみを楽しめるカフェを予定しています。

大人がゆっくり時間を過ごすことができ、そして親子連れの方も過ごしやすいように、店内にキッズスペースを設けるなど、子どもだけでなく親も息抜きして過ごせるような空間を目指します。

施設の一角にある、使われていないプレハブをDIYで改装をして、コミュニティスペースとしてみんなで使える場所にします。例えば、昨年に釜石で子どもの学習支援や居場所支援を行う団体と連携して、こすもすを使って中学生の学習支援を行いました。

若者や子育て中の女性など、「こんなことやってみたい」と地域の人が何か新しいことを始めようと思った時に、まずこのスペースを使ってイベントなど小さく始めてみたり、ちょっとしたワークスペースとして使うことができる。そんな風にこの場所をみんなでシェアし、何かにチャレンジするきっかけとなる場所になったらいいなと思っています。

現在、公園は老朽化した遊具は撤去したものの、解体した部品や壊れた遊具などが残っている状況です。仲間と片付けや枯れ草の撤去、野菜菜園のための木製プランターの整備などを進めています。

また、レストランは今後厨房の整備や内装とトイレの改装、キッズスペースの準備などを進めていく段階です。

コミュニティスペースは、不要物の撤去や床の張替えなど改修が必要な状況です。

今後、子どもが安全に遊べるように公園の遊具の撤去や農園に向けて整備やイベントの準備を進めていきます。また、地域のコミュニティスペースとして、空きプレハブを木材等資材を購入しリノベーションを行います。これらの施設の整備費として、自己資金を使う他に、皆様にお力添えをいただきたいと思っています。

また、リターンとしてカフェオープン後に使えるカフェチケットや、DIYやピザ作りへの参加、1日貸切券など参加型の企画もご用意しているので、この機会にぜひ一緒にこの場所を盛り上げる仲間になっていただけると幸いです。

【 具体的な使い道 】

◯農園整備、コミュニティースペース施設整備費
◯クラウドファンディング手数料(17%) 
◯リターン準備・発送費用
◯クラウドファンディング諸費用 
合計:300万円

今年(2025年)の夏を予定していますので、ぜひ遊びにいらして頂けると嬉しいです。

また、一緒に施設や農園に向けた整備やリノベーションをしてくださる方もいましたらとても嬉しいです。

詳しくは団体のSNSで発信していますので、そちらをご覧ください。

 


こすもす公園とレストランは、私たちをいつも「おかえり」とあたたかく迎え入れてくれる空間でした。これからこの場所を生まれ変わらせ、仲間と共に訪れる人たちを迎え、やさしい時間を一緒に過ごせる場をつくっていきたい、そう考えています。

震災で傷つきそこから立ち上がってきた釜石には、自分たちの手で未来を作っていこうという意志を持った人たちがたくさんいて、それがこのまちの魅力だと私は感じています。だからこそ、私も釜石で暮らす1人として、こすもすから新しい未来を作るため、このプロジェクトに挑戦します。ぜひ皆さんも一緒にこの場所を盛り上げる仲間になっていただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • お久しぶりです!あっという間に釜石は秋らしい気候になり夜は涼しくなりました。ココイロこすもすファームの遊び場も少しずつコスモスの花が咲き、週末は親子で遊びに来る方でにぎわっています♪9月15日に、ピザづくりイベントを開催しました!クラウドファンディングで農園づくり&ピザ体験をリターンに選んだ方と地域の親子の方に参加いただきました。まずはこすもすファーム内にある、オーナーの藤井さんご夫婦が育てている農園に行き、お野菜の説明やプチ収穫体験をしました。そしてお待ちかねのピザづくり!お野菜はこすもす農園やそのご近所の農家さんが育てたフレッシュバジルやすずこまトマト、ズッキーニ、スイーツピザ用に手作りイチヂクジャムやブルーベリーなど地産地消のものばかりです。トマトソースも特製甲子柿入りトマトソースです。みんなで生地を伸ばしながら、好きな味にトッピングしていきます。園内にある手作りの大きなピザ窯。朝から火を入れて400度まで上げてから数分でカリッと焼きます。子どもたちも焼く様子に釘付け。焼き立てのピザを食べると参加者さんから「美味しい!」という声がたくさん聴こえてきました。私もこすもすのピザが大好きです!マルゲリータだけでなく、和風のしらすネギ醤油風味ピザやスイーツピザなど色々あります。とっても楽しいイベントとなりました。同じようにピザづくりイベントを10月18日(土)、11月15日(土)に開催します!参加希望の方は下記ご確認の上お申し込みください。-----------------ピザづくりランチDAY日時:10月18日(土)、11月15日(土)時間:10時〜12時半頃料金:大人(中学生以上) 2000円 小学生 1500円 未就学児 無料(ピザ体験1枚+ドリンク付きの料金になります)定員:6組程度お申し込み ココイロこすもすファームのInstagramへDMまたは店舗までお電話ください電話  090 5343 3821Instagram主催・お問い合わせ ココイロこすもすファーム-----------------みなさまにお会いできるのを楽しみにしています! もっと見る
  • こんにちは!8月5日にココイロこすもすファームがオープンして1ヶ月近く経ちました。たくさんの方にカフェや遊び場にお越しいただきありがとうございました。まだまだ改善点はあるものの、無事8月の営業を終えることができました。昔よく遊びに来たというご家族や、ご近所の方、遠方から訪れてくれた方など、こすもすファームに訪れるお客様の嬉しそうな顔を見たり、お話が聞けることがとても嬉しいです。今回はイベントのご案内です。9月13日に東京で開催される釜石市のイベント【MeetUP釜石in東京 つくる・つながるミーティング】にココイロいわて代表としてゲスト参加させていただきます。■□■□イベント概要■□■□釜石市では、地域の活性化や地域課題の解決に向けて、様々な新たな取組が始まっています。今回のイベントでは、釜石市甲子町のこすもす公園跡地を、農園やカフェとして再生する活動をスタートした石塚佳那子さんを始め、地域内外で釜石での事業や取組に関わる多彩なゲストをお招きし、お話を伺います。こうした活動には、地域内外を問わず、釜石を一緒に盛り上げていく仲間になってくださる方を必要としています。釜石や東北の食材を使った料理やお酒を囲みながら、参加者の皆さんと一緒に、新たな釜石を「つくる・つながる」ために、作戦会議を開きます。「地域のことに興味がある!」「私も関わってみたいけれどきっかけがない」といった皆様に関わりしろの提案も行います!ぜひお気軽にご参加ください!◆定員:20名◆会費:3,000円◆ゲストココイロいわて代表 石塚 佳那子さん㈱パソナ東北創生 代表取締役 戸塚 絵梨子さんホタテアンバサダー 中根 知子さん◆お申し込み下記申込フォームよりお申し込みください。申込期限:9月9日(火)https://x.gd/KwjPC◆主催 釜石市役所総務企画部 オープンシティ推進室イベントページ https://fb.me/e/6K8c4usob■□■□■□■□■□■□ココイロいわてでは、今後も釜石内外から一緒に活動していただける方がいましたら大歓迎ですし、今後地域おこし協力隊の受け入れ等も検討を進めています。活動参加や地域おこし協力隊などご興味がある方がいましたらぜひご参加いただけると嬉しいです!数年ぶりに参加する東京でのイベントで、みなさんにお会いできることを楽しみにしています。 もっと見る
  • 8月5日、無事ココイロこすもすファームのカフェと遊び場がオープンしました!8月4日付の岩手日報でもカラーでご紹介いただきました。「こすもす公園」農園、カフェとして再スタート 釜石・ココイロこすもすファームお祝いやお花をくださったたくさんの方々、オープン当日にお店に来てくださった方々、自分の仕事があるのに手伝いに駆けつけてくださった方々、そしてクラウドファンディングで応援してくださったみなさまのおかげです。本当にありがとうございました!色々準備が追いつかない中で精一杯やれるだけのことを準備して迎えたオープン初日でしたが、皆さんのおかげで大きなトラブルなく無事終わって心からほっとしています。遊び場も近くの山から竹を切って作った手作りの竹ジャングルジムとハンモックが遊具として出来上がり、颯爽こどもたちが遊んでくれています。遊び場はまだこれからもどんどんアップデートしていきたいと思っています!ぜひココイロこすもすファームに遊びに来てくださると嬉しいです。今後もどうぞよろしくお願いします。----------------下記、営業のご案内です-------------------■営業日・営業時間お問い合わせ:090-5343-3821(店舗携帯)■8月カレンダー■メニュー※カフェの終了時間が16:30と表記されていますが16:00となります。WEBページやパンフレット等は鋭意準備中です!日々のお店の情報はこちらまで→ココイロこすもすファームInstagram--------------------------------------------------------- もっと見る

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