はじめに・ご挨拶
はじめまして。一般社団法人やまぐちeスポーツ協会が運営するMeQuest(ミークエスト)「eスポーツ×ITプログラミング塾」の塾長を務めております、山野井と申します。
この塾では、eスポーツを入り口に、動画編集やAI、プログラミングなどのITスキルを小中学生向けに教えております。現在、不登校や障がいをお持ちの生徒、経済的に厳しい環境にある生徒など、多様な背景を持つ子どもたちが通っており、その中で「学校以外で教育を受ける機会が限られている」という課題を強く感じました。
「すべての子どもたちに、ITの学びの場を平等に提供したい」という想いで、この挑戦を始めることにいたしました。子どもたちが自分の可能性を発見し、未来へ踏み出すきっかけとなるよう、皆さまのお力をお借りできれば幸いです。どうぞご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
こんこんパーク
山口市湯田温泉に、新たに 「こんこんパーク」 が建設されることになりました。その施設内の一室には高性能パソコン10台が設置され、eスポーツを楽しめる環境が整えられています。私たちはそのスペースを活用し、eスポーツの楽しさとIT教育を市民の皆さんに提供したいと考えています。さらに、地域活性化に貢献できるよう、イベントや大会の開催も予定しています。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちは、このクラウドファンディングを通じて、不登校の子どもたちや障がいを持つ子ども、経済的な理由で習い事が難しい家庭の子どもたちへIT教育の機会を届けるための支援を募りたいと考えています。地域や境遇にかかわらず、「学びたい」「将来に希望を持ちたい」という気持ちを応援し、ITスキルを生かして社会に貢献できる人材を育てることが、このプロジェクトの大きな目標です。
プロジェクトの達成後の環境
①毎週日曜日の無料授業開校 (イベント費、専門用具購入費、専門家への人件費)
毎週日曜日に、特性を持つ子たち限定の無料eスポーツ×ITプログラミング授業を実施します。(例:第1日曜は障がいのあるお子さま向け、第2日曜は経済的困難を抱えるご家庭のお子さま向け)
様々な特性を持つ子どもたちが安心して学べるよう、専門的な支援が必要です。私たちだけでは十分なサポートを提供することが難しいため、NPOや各種団体と連携しながら教育を行っていきます。
現在の連携先:不登校支援NPO、発達障害支援NPO、シングルペアレント支援NPO、児童養護施設、子どもの貧困支援NPO
今後連携を希望する団体:作業療法士会、大学・専門学校、身体障害支援NPO、山口県障害者支援団体
イメージ画像
②送迎の車を購入
シングルペアレントのご家庭、不登校の子ども、共働きの家庭など、さまざまな事情で塾に通うことが難しいお子さまのために、送迎を行います。
これまで多くのご家庭から、「仕事で送迎ができない」「自宅が遠くて通わせられない」といったお悩みをいただいてきました。そうした環境による学びの機会の格差をなくすため、送迎車を用意します。
③メタバース空間作成費
不登校で外に出られない子どもや、山口市から遠く離れた地域に住んでいて通学が困難な子どもたちも、自宅から学べる「メタバース教育空間」をつくりたいと考えています。企業に依頼すると数百万円かかるとのことでしたが、幸いにも山口県出身のクリエイターの方が、数十万円で制作してくださることになりました。
また、不登校の子どもたちには専門的なサポートが必要なため、引きこもり支援を行うNPOと連携し、空間設計とサポート体制の構築を進めています。
④奨学金制度の構築
「塾に通って3DCGプログラマーを目指したい」「オリンピック選手になりたい」――。
そんな夢を抱きながらも、家庭の事情で塾の費用を負担できない子どもたちが、途切れることなく学び続けられる仕組みをつくりたいと考えています。
まず初年度はクラウドファンディングを活用して資金を募り、2年目以降は地元企業のスポンサー支援を得られるよう、この1年で広く周知と理解を求めていく予定です。
働く場所にもチャレンジ
私たちと一緒に子どもたちに教えてくれる先生は、現在就労支援B型で働くゲーム好きの障がいを持つお兄さんや、元不登校のeスポーツプレイヤーのお兄さんなど、さまざまな環境を経験してきた先輩たちです。彼らと共に、子どもたちにとって手本となり、憧れの存在となるよう努力してまいります。
山口市湯田温泉発「ホワイトフォックス」の新たな挑戦
こんこんパークを拠点に、山口県初となるeスポーツチーム「ホワイトフォックス」を誕生させます。ホワイトフォックスは、若者が挑戦し成長できる場所として、eスポーツを通じた新たな学びと機会を提供します。競技力の向上だけでなく、ITスキルの習得やデジタルリテラシーの向上にも力を入れ、将来的にDX人材として活躍できる土台を築きます。戦略的思考や反射神経の鍛錬に加え、チームワークやコミュニケーション能力、礼節などの社会性を養うことで、社会に貢献できる人材の育成を目指します。
また、地域とのつながりを大切にし、高齢者チーム、障がい者チーム、法人チームなど、世代や立場を超えて多様な人々が参加できるチームづくりを推進します。地域と連携したイベントや講習会を開催し、eスポーツの楽しさや可能性を広めるとともに、地域の皆さまに愛される存在となることを目指します。学校やスポーツ団体との協力も進め、イベントや大会を通じて、世代を超えた交流の機会を創出。競技の枠を超え、eスポーツが持つ社会的な価値を最大限に活かし、地域とともに成長するチームを築いていきます。
スポンサー制度
現状スポンサーの期待に応えられるほどのチームではないため、とくかく応援してほしい!これが願いです。我々と共にチームを成長させていただけるスポンサーを募集します。そのため2025年度に以下のスポンサーになっていただいた場合特典を付与しております。
スタートアップソーシャルスポンサー&スタートアップロイヤルスポンサー
①今後5年間は常にチームの公式ページや関連媒体でスポンサー名の横に表示
②ジャージやチームグッズへの優先ロゴ掲載権
➂5年間スポンサー料金・枠の固定(更新される場合)
④将来的な契約メニュー追加時の優先選択権
⑤個人選手スポンサー権優先獲得
プロジェクト立ち上げの背景
近年、日本全体で深刻化しているIT人材不足は、地方ではさらに大きな問題となっています。デジタル技術が急速に普及し、あらゆる産業においてITスキルが必要とされる一方で、その担い手が圧倒的に不足しているのが現状です。私はこの課題を解決したいという思いから、地元でITの塾を立ち上げ、子どもたちが将来を切り拓くための学びの場を提供してきました。
しかし、地域の少子高齢化は想像以上に進んでおり、「もっと多くの子どもにITを学べる機会を届けたい」と思っても、受講者自体が限られてしまうという問題に直面しました。そこで、教育機会が限られている子どもたちは他にもいるのではないかと調べた結果、不登校生徒の増加、障がい者の就業の壁、貧困家庭の子どもたちが大人になっても貧困から抜け出せないといった、さまざまな社会問題に気づいたのです。
そこで、私はこれまでの「塾」という形にとどまらず、場所を問わずに学べる仕組みづくりをしなければ、根本的な解決にはつながらないのではないかと考え始めました。たとえば、不登校の生徒であれば、外出できない環境でもオンラインやバーチャル空間を活用すれば学習に参加できます。障がいのある方に対しても、通学の負担を軽減しながらITスキルを学べる環境があれば、就業の機会を大きく広げられるかもしれません。また、経済的に厳しい家庭の子どもに対しては、奨学金やスポンサー制度などを組み合わせることで、学びの機会を平等に提供できるのではないかと考えたのです。
そこで具体的に取り組もうとしているのが、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッドな教育プログラムの開発です。地域の企業や学校、行政とも連携しながら、ITに関する基礎知識はオンライン教材やバーチャル教室で学び、発展的な実習やメンタリングは地元の方々の協力を得て実施していく。こうした形であれば、自宅にいながら最先端のスキルに触れつつ、リアルな場での交流や実践の機会も得られます。結果として、生徒たちの視野が広がり、将来の選択肢が増えるだけでなく、地域産業のIT人材不足の解決や障がい者雇用の拡大にも寄与できると期待しています。こうした取り組みが全国各地に波及していけば、少子高齢化で悩む地方においても、新たな学びの拠点としてのモデルを築くことができるのではないでしょうか。
資金の使い道
毎週日曜日のイベント費
広報・宣伝費
障がい児専用機器の購入費
メタバース空間作成費用
送迎車の頭金
奨学金制度
リターンについて
全力応援コース
個人:個人スポンサー
企業:スタートアップソーシャルスポンサー&スタートアップロイヤルスポンサー
スケジュール
3月 こんこんパーク契約完了
4月 クラウドファンディング終了
5月 HP開始
6月 こんこんパーク開園
最後に
深刻なIT人材不足や少子高齢化、さらに不登校や障がい、貧困などで学びの機会を得にくい子どもたちを救いたい――。地元で始めたIT塾をオンラインやバーチャル空間と結びつけ、場所や経済状況に関わらず学べる仕組みを構築します。初年度はクラウドファンディングで資金を募り、次年度以降は企業スポンサーからの支援を目指しています。未来を拓くこの挑戦に、ぜひお力添えください。
最新の活動報告
もっと見るプレイベント行いました
2025/03/09 13:23本日児童養護施設の子供達に来てもらいタイピング、AI、eスポーツを楽しんでもらいました。子どもたちはタイピングに夢中になり、予定時間をオーバーするほど真剣に取り組んでいました。社会や英語を同時に学べるタイピングでは、点数を競い合いながら楽しんでいましたよ。eスポーツでは、最初は「むりー!」と言っていた子も、徐々に慣れて「え?もう終わり?」と名残惜しそうな様子でした。6月以降も、ITに触れる機会が少ない子どもたちに向けて、こうしたイベントを続けていきます! もっと見る
コメント
もっと見る