
「MONK ART GUDO 展」参加アーティストの
「柿沼忍昭」さんのインタビュー動画をアップしました。
僧侶としてもアーティストとしても大先輩である忍昭さんのインタビューは、大きな学びが満載でした。本当は全編をお届けしたいところなのですが、断腸の思いで編集したものをご視聴いただけましたら幸いです。
以下は動画からの抜粋概要です。
〈 禅ヒッピー 〉
・大学卒論のテーマがヒッピームーブメントだった。
・禅とヒッピーカルチャーは切っても切り離せない。
・ビートジェネレーションから始まる歴史。
〈 お寺との親族的な縁 〉
・父親が寺の次男として生まれたが、サラリーマンとして生きた。
・祖父のお寺には本がたくさんあり、行くのが楽しみだった。
・はじめは僧侶ではなくテニスプレイヤーになろうと思っていた。
〈 人間自身がアートそのもの 〉
・テニスなどのスポーツも一つのアートであると感じていた。
・人間も含めた全てが宇宙の縁起によって出来上がっている。
・お釈迦様が悟ったと同時に宇宙も悟った。
・技術は別として、アートの深い部分には誰でも触れることができる。
〈 怪怪施食 〉
・あえてハロウィンにぶつけて施食のイベントを開催。
・日本には妖怪がいるので、ハロウィンに妖怪パレードを行った。
・僧侶がお盆に行う餓鬼供養について説明したかった。
〈 お寺がそのままアート 〉
・現成公案として、お寺の中でアートを行うことができる。
・ちゃんと説明できれば、自分のお寺でなんでもできると思った。
・お寺はコンサートホールであり、ギャラリーであり、金融機関でもある。
・昔のお寺は最先端を学ぶラボラトリー(実験室)でもあった。
〈 釈迦の筋トレ 〉
・何をやるにも筋肉が必要。「釈迦の筋トレ」をして坐禅ができる体を作る。
・道元が作り上げた修行生活は全てデザインされている。
〈 MONK ART GUDO への参加について 〉
・今は80歳まであと11年走れば良いのかと思えている。
・仕事としてのアートには携わっていなかったが、この話が来て火がついた。
・御朱印は毎日生み出しているアート。
〈 今日の大吉 〉
・禅の表現は「瞬間のひらめき」が大切。
・15年、毎朝起きたらすぐに描く「今日の大吉」
・自分で良し悪しを判断できない「禅ブラシ」というアプリを使用している。
以上が参加アーティスト全員のインタビュー動画になります。
展覧会開催まで、改めて8名のインタビューをお楽しみいただけたら幸いです。




