読めない、書けない、だから検索されない"東彼杵町"の実力は...
「東彼杵町(ひがしそのぎちょう)」と正しく読んでもらえない町。
高等教育機関がなく、高収入が期待できる企業が少ないため、10代、20代の多くの若者が転出してしまい、高齢化率は40%が目前り、人口は長崎県で二番目に少ない約7,300人の過疎の町です。
こう説明すると"消滅する自治体"として思われがちですが...、長崎県のほぼど真ん中(離島を除く)に位置するため、長崎市内、九州NO.1都市の福岡市内、東京・大阪の二大都市を結ぶ長崎空港までの利便性が全て揃います。この利便性と山と海に囲まれた町そのものの魅力にハマったミドルエイジ(40代、50代)の転入者が増え、NHKの朝ドラに出演する有名俳優を輩出している町ということもあり、町は活気を取り戻し始めています。
そう、東彼杵町には実力があります。
一次産業が経済の中心となる東彼杵町には全国茶品評会で日本一を5度、日本茶AWARDで最高賞を4度獲得している"そのぎ茶(蒸し製玉緑茶)"があり、晴天の日にお茶畑から望む大村湾の景色は、太陽の光で輝く茶畑の緑と海凪る青の豊かなコントラストとなって日常を忘れさせてくれます。他にもイチゴ、みかん、米、アスパラガス、肉牛など東彼杵町で採れる農産品は様々。海水温上昇で漁獲量減少と後継者不足に悩む水産業も陸上養殖による活性化に取り組んでいます。さらには洗練された技術を持つ野鍛治、台所用品をセラミック加工事業者などが老若男女が皆、町に誇りを持って生きているエネルギー溢れた宝庫のような町なのです。
東彼杵町 公式ホームページはこちら
子どもたちの将来の夢には地域格差がある
地方では、都心部と比べて子どもたちが普段見聞きする仕事(キャリア)の情報や機会に限りがあります。結果、地方の子どもたちが語る将来の夢は公務員、農家、地元の中小企業。野心のある子どもが"儲かる仕事"と発言することもありますが、具体的に何になれば(何をすれば)儲かるか?までは見えていません。
自分の強みや興味を入力すると
AIが茶子ちゃんでキャリアを紹介してくれる
上段:イベントプランナー
下段:左から自然保護館、サイエンスアナリスト、経営コンサル 今、発達した情報化社会の中にあってAIテクノロジーを使うことで様々な仕事を知ることもできます。しかし、多くの人が東彼杵町を"読めない"、"書けない"のと同じように東彼杵町の子どもたちが普段、"見ない"、"聞かない"職業は"検索しない"、"知らない"職業であり、この情報格差がそのまま自分自身の将来のキャリアを考える時の格差となっていることが現実なのです。
東彼杵町はこの普遍的な課題解決の第一歩として、先進性あるAIと次世代型キャリア教育を掛け合わせたAIX(AIトランスフォーメーション)技術を立ち上げていきます。先が簡単に見通せない現代にあって、さらに働き方が大きく変わっていくことが予測される10年後、20年後の東彼杵町に都心部にも負けない様々な職業が溢れ、活気ある町になっているはずです。
一発大逆転をめざして!(プロジェクト概要)
"読めない"、"書けない"、"検索されない"地方自治体。
この課題を解決するため、東彼杵町という名を強制的に露出するべく、全世界が注目するメガイベントである大阪・関西万博に長崎県の自治体では唯一無二の様々な関わり方をしており、オランダ王国パビリオンでのお茶会、お茶を使った新商品の開発、テーブルスタイル茶道など、お茶を中心に東彼杵町の名前が少しずつ世界に広まっています。

実在する教室を模倣した東彼杵町のブース
(仮案)"見ない"、"聞かない"、"検索しない"職業は、"知らない"職業。
この課題を解決する目玉は...、
地方創生SDGsフェス(会期:令和7年5月28日〜6月1日)
全国約1,700自治体の中から選ばれた52自治体の1つ(長崎県で唯一)として出展し、今後町が導入していく予定のAIを使った次世代型キャリア教育システムを模擬的に楽しめる体験型コンテンツを世界中からの来場者にワクワクしながら驚きあり、笑いありで体験していただきます。
体験していただいた来場者には町自慢のそのぎ茶ティーバッグをお土産にお渡しし、コト(AIキャリア教育システムの擬似体験)とモノ(そのぎ茶)をセットにして東彼杵町をよく知っていただき、大ファンになっていただく。ハチャメチャだけれど子どもたちの未来を考えた本気のプロジェクトです。
このプロジェクトを成功に導くために、地方の教育・子育て環境の課題解決に関心をお持ちでご支援してくださる皆様の期待を乗せて、東彼杵町が推進する次世代型キャリア教育システムの価値を東彼杵町から全世界に発信していき、世界中の子どもたちが居住地や親の経済力に関わらず様々なキャリアを知る教育機会を作れる未来、生まれ育った町に新しいキャリアを生み出せる未来を目指します。

大人たちが心魂注いで作り上げ、子どもたちへの愛(AI)で満たされた次世代型キャリア教育システムが確立した後、この問いを東彼杵町の子どもたちにしたとき、次はどんな答えが返ってくるのか?我々大人もワクワクします。
現在の準備状況
行政職員や学校関係者、事業者そして子どもたちがそれぞれの役割を持ち、地方創生SDGsフェスのブースやコンテンツ作りを急ピッチで進めています。
外部講師のキャリア教育に真剣に耳を傾ける小学生
具体的には以下のような動きをしています。
(1)小中学生は町のふるさとCM動画に挑戦
(2)次世代型キャリア教育システムをわかりやすく擬似体験できるようソフト面の改良
(3)お土産のそのぎ茶ティーバッグを環境配慮した生分解性プラスチック製に変更
(4)町を挙げて万博意識を醸成するためEXPO酒場の開催 など
リターンについて
寄附額に応じたリターン(返礼品)をご用意いたしております。返礼品は東彼杵町自慢の一品を準備しております。
尚、東彼杵町在住の方におかれましては本プロジェクトへの寄附は可能ですがリターン(返礼品)はありません。
スケジュール
4月中旬 クラウドファンディング開始
5月15日頃 クラウドファンディング終了
5月27日 会場準備
5月28日 地方創生SDGsフェス開幕
6月1日 地方創生SDGsフェス閉幕
6月中旬頃 一部リターン開始
6月下旬 支援者を対象にした成果報告会(オンライン予定)
最後に
SDGsの基本理念「誰一人取り残さない(no one will be left behind)」は夢物語ではない。
それを東彼杵町が町を挙げて子どもたちのために実現する千載一遇の機会を成功に導くため、皆様の支援をよろしくお願いします!
最新の活動報告
もっと見る地方創生SDGsフェス 活動報告
2025/07/11 12:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
ブース完成!
2025/05/27 23:41皆様のご支援にお応えすべく、本日ついに完成しました!手前味噌ですが、東彼杵町ブースはかなりいいです。他の自治体に比べてかなり尖っています。明日からいよいよ本番!皆様の来場をお待ちしてます!!! もっと見る
地方創生SDGsフェスの全貌が明かされました!
2025/05/10 06:00これが地方創生SDGsフェス!ついに内閣府から地方創生SDGsフェスの全貌が発表されましたね。全国から選抜された様々な自治体の地方体験をご堪能ください。もちろん、東彼杵町も全力でやり遂げます。 もっと見る






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