誰かの言葉が、あなたを照らす—インタビュー本『LAMPPOST 2』

「生き方は働き方」を主題に、さまざまな人々のお話を本にまとめた『LAMPPOST』。発刊から2年半が過ぎ、日本も世界も刻一刻と変わっていく中で、より「日々どう生きるか」に焦点を当てた2巻目、『LAMPPOST 2 : 人間的生き方探究録』をつくります。

現在の支援総額

2,175,611

108%

目標金額は2,000,000円

支援者数

207

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/04に募集を開始し、 207人の支援により 2,175,611円の資金を集め、 2025/03/31に募集を終了しました

誰かの言葉が、あなたを照らす—インタビュー本『LAMPPOST 2』

現在の支援総額

2,175,611

108%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数207

このプロジェクトは、2025/03/04に募集を開始し、 207人の支援により 2,175,611円の資金を集め、 2025/03/31に募集を終了しました

「生き方は働き方」を主題に、さまざまな人々のお話を本にまとめた『LAMPPOST』。発刊から2年半が過ぎ、日本も世界も刻一刻と変わっていく中で、より「日々どう生きるか」に焦点を当てた2巻目、『LAMPPOST 2 : 人間的生き方探究録』をつくります。

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  1. はじめまして、こんにちは!
  2.  

あるいはお久しぶりです、アニーです。

2021年から「生き方と働き方」を主題に、職種も年齢も、バックグラウンドやアイデンティティもまったく違う人々へ、「あなたはなぜ、あなたらしく生きることができるのですか」と、さまざまな質問から問うインタビュー記事を『LAMPPOST』というタイトルのもと書いてきました。


そのうち25組30人の記事を、2022年夏にクラウドファンディングでご支援いただいたおかげで一冊の本にすることができました。

その節は応援してくださった皆様、そしてその後手に取ってくださったたくさんの皆様、本当にありがとうございます。

今回は内容をより「生き方」に焦点を当てて、新たな25組28人の記事を自費出版します。その制作資金を募るためクラウドファンディングを行うことにしました。

  1. 1巻目、その先に見えたこと

4年前に『LAMPPOST』を始めた時の私は、画家的にも人間的にも、とにかくひよっこで(今も立派な鶏になるべく精進中ですが)、自分らしくなるために手当たり次第何かに体当たりをしてる感じでした。

インタビュー自体も、自分への自信のなさや未来への不安ゆえに「どうしたら〜できますか?」という問いかけが中心でした。いわば、1巻目は「自分に “なる”方法」を模索したものだった気がします。

1巻目のステートメント

しかし、記事をまとめる過程で、「結局自分の答えは自分の中にしかない」と思いました。そりゃそうです。「私が私になる方法」なんて、他の人が答えを持ってるわけがない。

だけど、「誰かの言葉に対する自分の反応から、自分の答えを知ることはできる」ことを深く知りました。

へぇ〜と思うこと。素通りで読み飛ばすところ。素敵!と感銘するところ。えっ?と違和感を持つところ。怒りを感じるところ。

それらすべてが自分の心を映し出す。

そうして「自分の心」を知ることが、先の見えない夜道のような人生において次の一歩を踏むための足場を自分自身で照らすひとつの方法だと思ったのです。

2巻目のステートメント

  1. 2巻目は、「あり方」に大注力!

結局、人生は日々「どういう自分であったか」の積み重ねで、「どういう自分であろうとしているか」という方向性がものすごく大事なのだと思います。

けれど、自分ひとりで内在しているものに気づくことはなかなか難しい。だからこそ、他の人のあり方に触れることで、自分自身を映し出す。それがLAMPPOSTの意図するところであります。

この方向性を決めてから、過去4年間の取材記事を振り返り、全国を旅する中で新たに出会ったユニークな人々に取材を依頼し、じっくりと構成を練り、編集しました。

今回のインタビューイは、ダンサー、歌手、冒険家、絵描き、藍染師、ブリュワー、魔法使い(マジシャン)、木工作家、エコビレッジオーナー、カフェオーナー、農家、家具職人、アイヌ文化継承活動家など、さまざまなバックグラウンド・アイデンティティの持ち主に「どんな自分であろうとしていますか?」と問いかけた内容になっています。


  1. この時代だからこそ「人間」としてどう生きるかを考える

バラエティ豊かな人選をしているのは前巻と同じですが、今回はより社会の前提を疑うことを意図して本紙に載せるインタビューイを選ばせていただきました。

なぜなら、今が本当に激動の時代だからです。AIの登場によって「働く」ことが大きく変わってきていることは明らかだし、地球全体の様子を見ても従来社会のままでは対処できない歪みがあちこちで生じてる。

しかし、これから先、「仕事」や「働き方」自体が目まぐるしく変わっていく中で、変わらない事実は私たちが人間であるということ。

だからこそ、「人間的な生き方」とは何か。そこに私は興味があったし、考えたかったし、今の自分なりの答えも出してみたかった。

前回と同じタイトル「生き方は働き方」にしなかった背景はそこにあります。

冒険家の杉野真紀子さんは1人でヨットを操縦し、世界を周遊中。「スポンサーがつくと、その人たちがしてほしい冒険をしないといけなくなるから基本取材は受けないし発信もしない」というポリシー。(LAMPPOST は私個人の企画なのでご縁のもとお引き受けいただけた)

  1. 淡路島で農業をされている中平夫婦。農家の視点からみた日本の現状を教えてもらった。

  2. 私が受け取った言葉をみんなに渡したい

そんなわけで、たくさん取材を重ね、編集し、ポートレートを作成(生業は絵描きなもんで)してきました。

1巻目の時はnoteで更新していた記事を本にまとめた形でしたが、今回はこのクラファン期間中に試し読みという形で25日間、本紙の内容をnoteで更新します(各記事半分くらいまで無料で読めるから見てみてネ)。

クラファン期間中、Instagram の方ではインタビューイの紹介と、私が特にグッときた彼ら彼女らの言葉をピックアップしていきます。こちらも是非ともみてほしい。ひとつの言葉がその後の人生を大きく変えることもある。実体験から、そう思います。

Cafe×工房×住居である『SOUL TREE』のオーナーの実さんは、私が小学生の時に人生で1番最初に買った本『FREEDOM (高橋歩 著)』のデザインをされた方。

ダンサー・ディレクターのUNOちゃん。「いつか話を聞いてみたい」と思っていた彼女に、この2巻目の創作に悩んでいた時期に偶然初めましてをすることができて、「これは…続刊作るぞ!」と再び勤しむきっかけに。

  1. 「立ち戻る場所」として、本を作りたい

電子メディアが発達したこの世の中で、なぜアナログな紙媒体の本を作るのか。それは、本はそこに存在するだけで伝える力があるからです。

すべてのものに「存在感」ってあると私は思っていて、それがそこにあることによって気が重くなったり、軽くなったり、悲しくなったり、嬉しくなったりする。

スマートフォンは万能だけど、あまりに情報が多すぎて「メッセージ」は紛れてしまう気がしていて。

LAMPPOSTは、紙に刷られて「ものになる」ことで「自分の心の輪郭を確認できる場所」としてこの世界に存在させたい。

それは私のエゴでもあるけれど、でも間違いなくパワーはあるので、お守りのように持っていただけたら嬉しいな…なんて願ってます。

印刷は前回と同じく、『心刷』を社是にかかげられている藤原印刷さんにお頼みします。


  1. クラウドファンディング資金の使い方

今回ご支援いただいたお金は以下の項目に大切に使わせていただきます。目標額は200万円です。

① 印刷発行費: 約130万

② デザイン費: 20万

③ リターンに発生する費用: 約20万

↑上記の合計170万円を手元に残し、このプラットフォームを組んでくださっている

④CAMPFIREさんへお支払いする手数料17%(200万円の場合34万円)を考え200万円です。諸々の物価が上がっているため、1巻目の時よりも50万円多い設定にしました。

ハァ〜ドキドキドキ!!!

※支援金が目標額200万円を超えた場合は、LAMPPOSTに関する諸々の経費(資料、書籍費・取材渡航費など)に充てさせていただきます。


  1. 応援していただく方々へのリターン

リターンはどれを選択しても、LAMPPOST 2をお届けすることを絶対としています。(LAMPPOST 1とセットのリターンもあります)

大きく分けて4つです。

①書籍のみ

②ポストカードやアートプリントなど印刷物

③原画

④壁画作成

ものが溢れる時代なので、制作資金を集めるために大量に何かグッズを作ることはできるだけしたくなくて、一つひとつ描いた絵をリターンの中心にできればと思っているのですが、やっぱり原画はだいぶ高くなるので、数量を限定してアートプリントを用意しました。


横に見れば地球、縦に見れば月に見える人参の花。アートプリントをマット紙に挟んでお送りします。 

展示会で大人気の『Little Gem』(左)と『On the Road』(右)。A1サイズポスターにしました。右の絵ぐらいのサイズです。

こちらは和紙に刷ってもらいました。味のある風合いと、色の光沢がいい感じです。

オレンジの方は余白なしで、サイズも色も原画にだいぶ近い仕上がりです。ナンバリングとサインを入れています。

原画はすべて1枠です。描いた絵はすべてこの数年旅をする中で心にグッときた一場面です。

印刷もいいなぁと思うのですが、やっぱり原画のパワーは段違いな気がします。

1点ものの絵のリターンは重複できないので、多数購入希望者いても抽選は行わず、すべて先着順です。枠が埋まり次第終了となります。なかなか値の張るものだし簡単には手を出しにくいかな…と思うのですが、ピンときた方の手に渡ってもらえたらいいなぁと思っています。(ちなみに原画購入者の方には『アニーの自画像』ポストカードもお礼のメッセージ付きで入ります♡あはは)

また、今回は壁画制作のリターンも用意しています。

壁画は、依頼してくださった方の趣向や場所の雰囲気に合わせて制作します。

そのためがっつりヒアリングをさせてもらってから、3〜5日ほどかけての滞在制作になるのでリターンの時期は応相談とさせてください!1枠です。

なお、1万円を超えるリターンには本にサインを入れさせていただきます

Annie. L. Oが顔になっているのが私のサインです。ハートも付けてお送りします♡♡

  1. 本のエンドロールに支援してくださった方のお名前を載せさせていただきます
  2. LAMPPOSTは、この資金集めが達成されることでこの世に生み出せます。

  3. それってつまり、支援してくれる方がいなければこの本は存在できないということで、だから「本当にこの本を生み出せる一部となってくれてありがとう…!!!!」と思うのです。

  4. ですので!ご支援くださった方のお名前は全員エンドロールに記載させていただきたい所存です。ローマ字表記になります。あだ名でも団体名、会社名でも構いません。リターン選択時に、補足のところにお名前の表記をご記載ください。

こちらは1巻の巻末。映画のエンドロールをイメージしてデザインしてもらったお気に入りのページです。

  1. 実地期間

クラウドファンディングは、私が「アーティスト」の開業届を役所に出してから丸5年、そして6周年目突入になる3月3日から始め、3月31日に終了します。

この2年、コツコツ日陰で制作していたものを陽の下に持っていこうとしているので、お披露目するのも、このクラウドファンディングを行うことも内心ものすごくドキドキしています。

が、しかし!本当におもしろい本になったので、多くの人に、届いてほしい…!!!

いい6周年目のスタートになりますように!フンガー!!!と思ってます。

リターンのお届けは4月末から5月中になると思うので、新生活のお供にしていただけたら嬉しいです。


  1. 最後に

1巻目から2巻目を作る間、ものすごく悩んでいました。同じものを2個作っても仕方がないし、じゃあ2巻目を作る意味はなんなんだろうと。

でも、さまざまな人に触れる数が多ければ多いほど、自分の心の輪郭が浮き彫りになってくることをこの数年で体感して。そして自分のことが分かると、心がどんどん軽く、解放されていく実感もありました。

今苦しんでいたり、先が真っ暗で何も見えないように感じている方に、ひとつの灯りとしてこの本を届けられたらいいな。そして、ちょっとでも、自分自身の光に気づけるきっかけになれたら…そんな気持ちでデザイナーのりかちゃんと入稿作業ラストスパート、張り切っています!

本当に最後に。

こんな長い文章をここまで読んでくださってありがとう。もうそれだけでも感謝です。本当に。

無事にLAMPPOST2をこの世に生み出せますように!あなたの清きお力添えを、どうか!よろしくお願いいたします!!!!

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 1ヶ月弱のクラウド・ファンディングが終了しました〜!目標の資金額を上回るご支援をいただいて、感無量です。本当にみ皆さま、応援してくださってありがとうございます。金銭的なご支援ももちろんですが、添えてくださる言葉に何度も何度も励まされました。言葉は贈り物なのだと、これまでの人生で1番感じた1ヶ月でした。LAMPPOSTをこの世に本として生み出す資金源が全国の皆さまからの応援や楽しみという気持ちであることを、本当にうれしく思っています。つくづく、人様のお陰で生きている私です。わたしは私にできることで還示していきます。あぁもう、幸せ!!!!本当にありがとう!!!!—4月の頭は入稿のデータ作成に勤しむ予定です。インタビュイーの方々がおもしろい人たちばかりなので内容がおもしろいことは私が保証します。が、「本という形」で手元にあって喜んでいただけるものとなるように。丁寧にこしらえていきたいと思います。また発送できましたら連絡させていただきますね!取り急ぎ、感謝の旨をこちらで。Love, Annie  もっと見る
  • クラウドファンディング、残り2週間となりました!日々届くご支援の通知や応援メッセージが本当にうれしくて、言葉にできないあの絵文字のうる目顔みたいになってます。本当にありがとう。やっぱりクラファンをするのはドキドキが伴います。達成できなかったら恥ずかしいな、とか。いいものを作ろうと思ってるけど、私の独りよがりで終わっちゃわないかな、とか。開始してからそんな恐れの感情とも一緒に歩いています。だからこそ、この機会に反応してくださる方々の存在って本当に有難くて、感謝してもしきれないです。それで!私からもっとお返しできたらいいなぁ何かないかなぁと思った時に、この機会だからのスペシャル品とかあったらうれしいかな!?私ならうれしい!!と思い、ご支援してくださった方全員にしおりをお付けすることにしました♡♡絵を描く際、余った塗料を紙の切れ端とかで拭うのですが、長年取っておいたそれにメッセージを加えて糸を通しました。どのしおりが届くかは無作為に選んでお送りするので開けてからのお楽しみで。(フォーチュンクッキー的なね♡)ささやかなお礼ですが、本のお供に連れ添ってもらえるとうれしいです。さてはて残り2週間、現在42%っ!!皆様の本棚にLAMPPOST 2が並びますように…♡アニー もっと見る

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