注目のリターン
はじめまして。
表町焼菓子店でオーナー兼パティシエをつとめている福本と申します。
岡山県の表町に「表町焼菓子店」がオープンしたのは2022年7月16日。
同じく岡山県の家業のケーキ屋「ケーキハウス・フクヤ」の三代目として、働きながら製菓の技術を身につけた後、「表町焼菓子店」として独立しました。
現在の物件についても良いご縁が重なり、2022年2月末に独立した後、7月にはオープンという猛スピードでの開店。
「焼き菓子のポテンシャルを沢山の方に感じてほしい」と考え、自身の店舗を構えました。
現在は、焼き立てのお菓子を街角で販売し、多くの方に笑顔を届けるお手伝いをしています。
「シンプルに、いいものを」が表町焼菓子店のコンセプトです。
ロゴもシンプル。外観もシンプル。お菓子を持ち帰る際の袋にも柄が無いことが特徴です。
それは、中身で勝負したいと思っているから。使う素材もシンプルにこだわっています。
体に負担のないものを届けたいから、体に優しい素材を使用。コンバウンドバターや、マーガリンは使用せず、フレッシュバターにこだわりました。
小麦粉については、商品によって配合を調節しています。ブレンドによってお菓子の味や香りが変わるからです。当店には変化球のような商品はあまり並んでいないかもしれません。
しかし、シンプルでいいものからは、本当に洗練された魅力が生まれると思います。いい小麦、いいバターから作った焼き菓子を、焼きたてのサクサクでふわふわな時に食べてもらう。
単純ですが、実直に、当店が大切にしている考え方です。
当店の人気メニューを一部ご紹介させていただきます。
小さな焼き菓子たちですが、その一つ一つに沢山のこだわりが詰まっているんです。
どの商品も甲乙つけがたい人気がありますので、是非ともご覧ください。
『フィナンシェ』
発酵バターを100%使用しています。また、使用しているアーモンドプードルは皮つき。実は、アーモンドの風味は皮に凝縮されているんです。加えて、金曜日、土曜日、日曜日だけ、一日3回焼き立てのフィナンシェをご提供いたします。
『マドレーヌ』
一般的なマドレーヌはほとんどレモンピールをつかうのですが、当店ではオレンジピールを使用。また、普通は柑橘の皮を擦って、そのまま生地に練り込みますが、一度自家製のオレンジペーストにしてから生地に加えることで香りを引き立たせています。
『カヌレ』
約一カ月半の試作期間の後、2種類のラム酒と、バニラビーンズたっぷりのバニラペーストを使用。かくし味にはシナモンを少しだけ加えました。シナモンの香りのおかげで、ラム酒、バニラが引き立ち、味わいの輪郭がはっきりと仕上がっています。
『マロンパイ』
パータフィロという薄い生地を重ね、渋皮栗の甘露煮をまるまる一個と、アーモンドクリームを包み、焼き上げました。パータフィロの独特なぱりぱり感がクセになります。仕込みに時間がかかり、一週間に70~80個程度しかご用意できない人気商品です。
表町焼菓子店のこだわり①『焼き立て』
当店では「焼き立てのお菓子を食べていただくこと」にこだわっています。金曜日、土曜日、日曜日の週三日間に、一日3回11時,14時,16時に焼き立ての商品(※特定の商品のみ)をご提供いたします。焼き立てのお菓子の美味しさは、言葉では伝えきれないほど。しかし、焼き立てのお菓子のカリッと、ふわっとした食感は2時間程度しか持続しないんです。その美味しさを多くの方に味わっていただきたいと考え、一日3回焼き立ての商品をご提供できる日を設定しました。
表町焼菓子店のこだわり②『材料』
当店は小麦粉とバターにこだわっています。商品によっては複数種類の小麦粉をブレンドしています。小麦粉の香りを引き立たせたいものかどうか、食感をきめ細かいものにしたいか、ザクザクとした食感にしたいかなど、表現したい風味や食感によってブレンドを変えるんです。加えて、バターはほとんどの商品で発酵バターを使用しています。小麦粉同様、商品によって複数種類のバターを使用し、独自の配合をおこなっています。
表町焼菓子店のこだわり③『丁寧な接客』
美味しく作ることは当たり前。しかし、丁寧な接客が無いと、せっかく美味しく焼きあがったお菓子も美味しくなくなると感じるのです。お客様のお名前もなるべく覚えるように頑張っています。また、近所の方へのご挨拶も欠かしません。加えて、朝は表町近辺を掃除しています。店名に「表町」と入れたからには、ご近所さんとも気持ちよく関わりたいと考えています。
独立後、改めて実家のケーキ屋「ケーキハウス・フクヤ」を営む両親へ感謝の気持ちが生まれました。
何より驚いたのは、「今の方が両親と仲がいい」ということ。
経営者仲間が増えたように感じてくれており、僕自身も両親の苦労が少しずつ分かってきました。
父は寡黙な人でしたが、今ではお互いのお店のことを気軽に話し合うようになり、アドバイスをもらうことも。
また、京橋朝市という地域の市場でクッキーシューを出店しているのですが、そこでは実家のカスタードを使用。
身内贔屓かもしれませんが、うちの生クリームとカスタードが一番美味しいと思っています。
僕は15年以上家業のケーキ屋で両親を手伝ってきましたが、その時は心のすれ違う瞬間が多々ありました。
独立後は、驚くほど親子で協力するようになったのです。
この想像もしてなかった副産物を原動力に、シンプルで美味しい焼き菓子の魅力を届けていけたらと考えています。
今回私がクラウドファンディングに挑戦させてもらう理由も是非お話しさせて下さい!
『岡山の人に表町焼菓子店を知ってもらい、焼菓子を食べてもらいたい』
これこそがクラウドファンディングの目的です。
オープン前はチラシやポストカード、名刺のことなどで手一杯となり、クラウドファンディングまで手が回っていませんでした。
そのため、3年の月日を経て、改めて宣伝させていただきました。
クラウドファンディングを通して表町焼菓子店を知った方が、実際の表町で焼き立てのお菓子を頬張ってくださる日を夢みています。
地元である岡山県の表町を盛り上げたい
将来的には表町の店とコラボしたり、コラボイベントを企画したり、表町全体を巻き込んだ活動を目指しています。
まだまだ新参者なので、先輩の胸を借りながら、地域の方々に勉強させてもらいながら、様々なことに挑戦したいですね。
岡山県外の方から、表町周辺に住むご近所さんまで、クラウドファンディングをきっかけに当店を覚えていただけると幸いです。
そして、是非ともご支援を通して、表町焼菓子店のお菓子を味わってみてください!
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