「阿蘇ほっとかん」とは
熊本地震で道路が寸断され、観光客が激減するなかで微力ながら「どげんかせないかん!」との思いの中、阿蘇の魅力を発信する場所を提供する目的で、令和元年に阿蘇出身の代表をはじめとする60歳過ぎのおじさん3人で「阿蘇ほっとかん」をスタートしました。
このオートキャンプ場は、阿蘇の魅力を発信出来る場所を模索していたところ、阿蘇外輪山の大平原の一角にある馬場豆札牧野組合の組合長からの相談がありこ゚縁を頂いた場所です。
もともとこの場所は、ある教育機関が教育施設を計画していましたが、実現することなくそのまま放置され草原の中にある荒れ果てた杉林となっていました。
当初、杉林の中には伐採された杉の大木等が何か所も山積みにされてました。
それを組合長と一緒に人海戦術で片付けを行いました。組合から2トンダンプを借り大木を手作業にて搬出したその量はトラック20台強にも及びました。
その後、お生い茂った草を刈り、雨が降るとぬかるむところに砂利を敷き転圧をかけ、通路とキャンプサイトを設け現在の姿にまで仕上げ、令和3年にオートキャンプ場としてオープンしました。

「阿蘇ほっとかん」の特徴
キャンプ場自体が牧野組合の敷地内にあるので、一般車両の侵入通行はありません。
透き通るような青空、草原を駆け抜ける爽やかな風を感じ、季節に応じて虫の声、カジカガエルの鳴き声、カッコウなどの野鳥の鳴き声に耳を傾けてみてください。
子供たちが思う存分走り回っても親御さんの目が行き届きやすい安全で静かなキャンプ環境を提供しています。
また、夜は周りに街の灯などなく満天の星空を満喫出来ます。

設備に関して
その後、炊事場、トイレやその後五右衛門風呂など、自分たちの手作りでの施設の整備を行ってきました。
炊事場の流し台は、知り合いの使わくなったものを譲り受け、水道も自分たちで引き込み手造りで完成させました。
五右衛門風呂は、マキで沸かす本格的なお風呂で、この釜はスタッフの鹿児島の実家で眠っていたものを運んできて、自分たちで設置しました。
ご利用いただく方が、ご自身で巻き割り体験をして、沸かして入ることも出来ます。
現在では中々できない貴重な体験が出来ること請け合いです。
この五右衛門風呂の体験は、昔入ったことがある年配者の方もですが、若い方にも物珍しく見えるのでしょうか、興味を持ち多くの方にご利用いただいています。
また、アクティビティーでは、セグウエイを配置し、牧野組合内の周回道路の走行を可能としました。
これによりキャンプサイトから1Km先にある「くじゅう連山」の見える観えるビュースポットまでも気軽に行けるようになりました。

阿蘇五岳 九重連山
このように、キャンプ場の設備および運営管理に関しては出来るだけ自分たちの手で行いやってきましたが、このたび、施設設備の増設,改修を行い、より多くの方に幅広く利用していただけるキャンプ場として環境整備を行うことで、ご利用いただく方に阿蘇の魅力を発信できるキャンプ場としてグレードアップすることにより地域に貢献して行きたいと計画しています。
☆お客様の要望に基づいての改造計画☆
五右衛門風呂設備のグレードアップ!
弊所の五右衛門風呂は、マキで沸かす本格的な五右衛門風呂です。
また、太陽熱温水器を併設し温水シャワーも提供しています。
この五右衛門風呂の釜も太陽熱温水器もスタッフの実家から持ってきて設置したリユース設備となります。設置工事もすべて私たちで行いました。五右衛門風呂は珍しさも手伝って人気があるのですが、曇りの日など太陽熱温水器の湯量・湯温が不足し、お客様に満足いただけるまでには至っていません。せっかくの五右衛門風呂の施設なので快適なお風呂環境を提供したく、温水器の給湯設備の設置および、それに伴う施設の補修工事を計画しています。

ペット同伴の方も、ペットも快適にキャンプ!

愛犬家のキャンパーの悩みが、かわいいペットと一緒に楽しめるキャンプ場が少ない、とのこと。
阿蘇ほっとかんの広い敷地内に大型犬用と小型犬用の2箇所のドックランスペースを新設します。
オーナーの方は、かわいい我が子の走り回る姿を見ながら阿蘇の雄大な自然に囲まれ夏でも涼しい環境で、自然を共有されてティータイム。
冬でも快適にキャンプ!

冬になるとこんな感じです。
朝は氷点下8度。
こんな環境でも快適なキャンプが出来るように、一区画ビニールハウスのキャンプサイトを設けます。
中には現在未活用の薪ストーブを設置して寒さ対策を講じます。
当然雨天対応にもなり、初心者の方にも利用しやすいキャンプ施設となります。
管理棟の水洗トイレ利用開始!

管理棟(ドームハウス)
昨年6月から管理棟を借りることが出来るようになり、今までお客様には汲み取り式の簡易トイレをご利用いただいていましたが、管理棟の水洗トイレの使用できるようになり快適なトイレ環境を提供できるようになりました。
なお、管理棟のトイレ、流しの排水において相当昔の施設のため単独浄化施設となっていますが、行政の指導により合併浄化槽に取り変える必要があるので、この設備への更新も行う必要があります。
最後に
熊本地震からやがて10年が経とうとしていますが現地ではまだまだ復興道半ば。先日も阿蘇地方で震度5強の地震が発生し、観光にも大きな影響が出ている状況です。
そんな中でも、阿蘇地区の活性を目的に留まることなく一歩一歩進んでいます。
現在も牧野組合長はじめ組合員の方々と定期的にキャンプ場でバーベキューなどを行い今後の阿蘇について意見交換を行っています。
春先には「阿蘇の野焼き」という阿蘇の草原にとって大きなイベントがありますが、私たちも地域の牧野組合の人たちに協力して野焼きを行っています。
今後も牧野組合の方々との交流を行いながら地域貢献も行っていきます。
そして、この「阿蘇ほっとかん」にも、一人でも多くのかたに阿蘇に足を運んでいただき、このキャンプ場ご利用いただくことにより、阿蘇の復興につながればと考えております。





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