生産不足の手漉き和紙原料ねり(トロロアオイ)を家庭で育て、和紙再興!第5ステージ

和紙の特徴である薄くて強い紙が作れるのは原料”ねり(トロロアオイ)”をつくる農家さんがいなくなる。農家さん、職人さんと繋がり、みんなで育てる参加型の「わしのねり」プロジェクト。農家さんの生計の助けになるトロロアオイ食品を!手漉き和紙職人さんを盛り上げる手漉き和紙鳥獣戯画展で和紙再興!

現在の支援総額

647,300

77%

目標金額は840,000円

支援者数

55

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/31に募集を開始し、 55人の支援により 647,300円の資金を集め、 2025/05/19に募集を終了しました

生産不足の手漉き和紙原料ねり(トロロアオイ)を家庭で育て、和紙再興!第5ステージ

現在の支援総額

647,300

77%達成

終了

目標金額840,000

支援者数55

このプロジェクトは、2025/03/31に募集を開始し、 55人の支援により 647,300円の資金を集め、 2025/05/19に募集を終了しました

和紙の特徴である薄くて強い紙が作れるのは原料”ねり(トロロアオイ)”をつくる農家さんがいなくなる。農家さん、職人さんと繋がり、みんなで育てる参加型の「わしのねり」プロジェクト。農家さんの生計の助けになるトロロアオイ食品を!手漉き和紙職人さんを盛り上げる手漉き和紙鳥獣戯画展で和紙再興!

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このページをご覧いただきありがとうございます!

本プロジェクトの番頭を務めております、企画屋かざあなの川口です。

私たちは、2021年から農家・職人・消費者がつながり、和紙の原料である“トロロアオイ(ねり)”を育てる「わしのねり」プロジェクトを進めています。

世界無形文化遺産に登録されている細川紙をつくる和紙の里、埼玉県比企郡小川町で、

 世界的にも需要があるにも関わらず、生産農家さんが少ない手漉き和紙に不可欠な原料“トロロアオイ(ねり)”をみんなで育て、

手漉き和紙職人さんと一緒に、和紙をもっと多くの人に広めたいと考えています。

和紙のふるさと、埼玉県小川町は、ユネスコ無形文化遺産に登録された細川紙の産地です。

 しかし、和紙づくりに不可欠なトロロアオイの生産農家は全国的に減少しています。 

このままでは、日本が世界に誇る手漉き和紙の技術が、途絶えてしまうかもしれません。

私自身、和紙に出会ったことで、その魅力に深く惹かれました。 書いた文字が美しく浮かび上がり、感性が豊かになる感覚を、もっと多くの人に知ってもらいたいと思い、市松罫の和紙ノートを開発し、パリでも販売しています。

和紙を学ぶなかで、原料であるトロロアオイの生産危機という現実に直面しました。

 化学のりで代用することも可能ですが、ユネスコ無形文化遺産に登録されている和紙づくりには、トロロアオイの使用が条件とされており、それほどまでに重要な原料なのです。

2021年のプロジェクト開始以来、全国285名の方々とともにトロロアオイの栽培に取り組み、出荷を実現してきました。

出荷時の様子 右:小川町トロロアオイ生産組合会長 黒沢岩吉さん

全国13箇所の産地を巡る中で、「職人と農家さんとの間のギャップ」「情報共有の乏しさ」「産地の苦しみ」といった、業界の深い課題が浮かび上がってきました。

実際にここ5年で何十もの手漉き和紙工房がなくなっています。

実際、4年もの活動しているなかで歯止めができていないことに悲しい気持ちになります。

ただし、大きな兆しも見えてきたと感じています。

農家さんにとっては手間がかかる割に買取価格が見合わない件について、まだまだ試行段階ですが和紙に使う根以外を食品化することが見えてきました。

職人さんにとっては手漉き和紙市場が縮小しているなかで、アーティストとの新商品開発や、手漉き和紙技術ユネスコ世界無形文化遺産登録10周年を記念して京都・高山寺協力のもと制作した『手漉き和紙新絵巻「鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~」』の展示会を京都で開催することで、鳥獣戯画を通して手漉き和紙に興味を持っていただくことができました。

トロロアオイの生産は本当に難しいですが、農家さん、職人さん、消費者と情報共有し、ともにこの和紙業界の問題をひとつひとつ丁寧に解決して、和紙を後世に残せたらと活動しています。


世界的に有名な美術品の修繕にも使われ、薄くて丈夫で保存性が高いことで世界的に知られている日本の和紙ですが、この薄くて丈夫な和紙を作るには、原料となる『ねり(トロロアオイ)』が必要不可欠です。

手漉き和紙は、水のなかに楮などの植物の繊維を拡散させて漉くことで繊維同士を絡ませて紙にしていきます。

しかし、水よりも重い繊維は、水だけで漉くと水中で拡散させてもすぐに沈殿してしまいます。

水が抜ける速度が早すぎるため繊維が均等になりません。

そこでトロロアオイの根を叩いて出てくる『ねり』を使います。


『ねり』が水中で繊維をコーティングし、均等に分散して浮遊させます。

『ねり』の助けによって簀(す)の上に繊維を長く留め、簀桁(すけた)を揺することで繊維をより一層絡ませることができ、世界でも評価される薄くて強い紙ができあがるのです。


この重要な役割を担う『ねり(トロロアオイ)』は、全国的に生産者が減少しています。

また、昨今の異常気象により、不作になるエリアがでたりと生産量が不安定な年があります。


その年にトロロアオイが生産できなければ、和紙が漉けない=和紙が作れない=職人が食べていけないという状況になります。


「わしのねり」は、参加型クラウドファンディングとなっています。一般の皆さんも一緒に育て、農家さんや職人さんとの交流を通じて、多くの方に参加いただき、農家さんや職人さんの励みにもなってきました。

実は、小川町は日本有機農業の発祥地とも言われ循環経済を実現してきた町です。

トロロアオイは以前は漢方や蕎麦、蒲鉾のつなぎにも使われてきました。

中国では、トロロアオイは全部余すこと無く漢方に使われていることもわかってきました。

この4年間で有機農業によるトロロアオイの栽培方法について実験を繰り返してきました。

昨年は自分たちのトロロアオイ畑をもち、各産地からの意見や情報を聞くことで、混じりけの無い純然な種を実らせることもできました。

毎年メンバーが加わることで、いろいろな気づきにより毎回発展的な活動になってきています。

出荷にはA・B・規格外とあり、だんだんA・Bランクの良質なトロロアオイを出荷できるようになってきました。

1年目はA品はたった112本でしたが、4年目は477本の根を育てるまでになり出荷※いただきました。

※根は出荷いただきますが、できが悪かった根や茎、葉、夏に咲く花や蕾はご家庭で調理することができます。

わしのねりプロジェクトは、各家庭で育て、その根を送っていただくことで、トロロアオイ農家さんに寄贈し、手漉き和紙制作現場に回していただく仕組みです。

育てていただいた方にも和紙を使っていただくため、わしのねりプロジェクトで育てたトロロアオイで漉いたユネスコ登録の細川紙一筆箋や食品などを返礼品としてお送りさせていただくとともに、A・Bランクに入った方には、細川紙での感謝状をお送りさせていただいています。

※栽培途中でうまくいかなくなったとしても、参加者の方には、プロジェクトでできたトロロアオイを使って漉いた、一筆箋やしおりに使える和紙をお送りさせていただきます。

種蒔きは梅雨前(5月下旬~6月頭)。夏に花が咲き、秋頃(11月上旬)に収穫できます。

栽培するにあたり、虫の付きにくい家の中で育てるには深い鉢が必要になります。

庭では、土を柔らかくした状態にする必要があります。場所は日当たりの良い温暖なところが理想的です。

栽培中には状況等を情報共有したり、農家さんから話を聞いたりして、参加者のみなさんと一緒に育てていきます。

収穫・郵送いただいた『ねり』はトロロアオイの農家さんの組合に寄贈し、生産者と消費者がつながれる品評会や実際に小川町に来ていただいての自分たちの畑で栽培、収穫や手漉き体験も開催しています。




5年目となる2025年のわしのねりの活動において、5つのミッションを掲げ取り組んで参ります。



今回皆さんに配布する種は、昨年わしのねりの畑で育てた混じり気のない純然な種になります。今までより太い根、ねりの出が良いトロロアオイが育つと思います。昨年は出荷量の4割がAランクと言う結果でした。これを6割以上にするとともにAランクを超える特Aの数を増やせるように頑張っていきましょう!

今回より特Aを作られた方には、小川町のお野菜をお送りしたいと思います。


わしのねり専用の畑でトロロアオイを育て、純然な種を作っていきます。また、2025年はトロロアオイ栽培における克服したい連作に対し、一部連作を行い連作に強い種を発見できないか挑戦します。

昨年、連作してもAランクの根ができた畑が数カ所で見ることができました。トロロアオイがよく育つ水はけの良い土地ということも考えられますが、可能性を感じています。これを克服すれば、小川町のように限られた土地でも育てられるようになります。


トロロアオイのとろみはドレッシングなどに使われる増粘剤の代わりにもなることがわかり、小川町の野菜をもっと食べていただきたいこともあり、万能ソースにて商品化を進めています。現在は小川町の貴重な特産品でもある青山在来大豆を使用していますが、ごまやのらぼう菜などの試作を進めています。

また、中国ではトロロアオイの花から根まで全部漢方に使われています。日本でも漢方に使われていました。まだまだ効率的に大量に粉末化することができず、粉末機を購入し、粉末化の精度をあげ、農家さんからのトロロアオイの買取価格をあげていきたいと考えています。


11月に手漉き和紙技術がユネスコ世界無形文化遺産登録10周年を記念して制作した手漉き和紙新絵巻「鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~」。国宝鳥獣戯画を伝える京都・高山寺より多くの方に見ていただき手漉き和紙の良さを伝えてくださいという言葉をいただき、京都展示会を皮切りに4月から5月にかけて内山紙の職人とともに長野県小諸市での開催から、埼玉、東京と展示会を開催していきます。本展示会では、鳥獣戯画を見に来ることが多いのですが、この絵巻を見ることで手漉き和紙の工程や和紙の特徴を知ることができる内容になっています。この展示会でトロロアオイを実際に見ることができ、初めて知る方も多く、この絵巻、展示会をきかっけに手漉き和紙への関心をもっていただけるようになりました。この展示会で、お互いにインスピレーションを分け合うクリエイティブ・サーキュレーションな関係を広げられればと考えています。


トロロアオイの生産日本3位の長野県では、神社や参拝者によってトロロアオイを育てて御朱印や御札に使用するまた別のクリエイティブ・サーキュレーションが誕生してきています。

神社や参拝者で育てたトロロアオイは1年中和紙が生産できるよう小諸市にある氷風穴で夏まで保存。農家さん、内山紙手漉き和紙職人さんに渡り、神社より御朱印、御札として一般者の手に渡る関係ができてきています。内山紙は、雪の上に楮を晒すことで白い和紙が漉ける「雪さらし」という製法をとっており、島崎藤村が原稿に使用していたことでも有名な和紙です。
その存続が危ういなか、県内の神社さんのご厚意によりはじまった取り組みです。まだまだはじまったばかりですが、徐々に広がってきています。この和を広げていきたいと考えています。



物価高騰により、都心でも野菜の値段があがっています。実際小川町まで野菜を購入に来る都心部の方もいます。農家さんをはじめ、職人さんと直接つながることで解決できることも多くあると思います。
リターン品は農家さん、職人さん、プロジェクト参加者の意見やアイディアからカタチになったものや、自分自身で小川町の和紙から商品をお届けします。
トロロアオイを育てながら、こんなことできたら面白いんじゃないという妄想や気づきを楽しんでいただけたら幸いです。


2025年4月〜5月  わしのねり参加者募集・クラウドファンディング
2025年4月6日  わしのねり第五期開始記念説明会開催
2025年4月12日〜5月18日 
         手漉き和紙新絵巻「鳥獣戯画〜手漉き和紙ができるまで」展開催 in 長野県小諸市
2025年5月下旬    種、マニュアル発送
2025年5月下旬    育て方説明会・ライブ配信 
2025年6月上旬   種まき
          希望者で農業体験会開催
〜         情報共有・ 月1寄合(リアル&ZOOM)
2025年7、8月予定    希望者でトロロアオイ畑お手伝い会
2025年10月下旬  収穫体験イベント開催
2025年11月上旬  トロロアオイ収穫・品評会・出荷
          紙漉き和紙職人さんにお渡し
2025年11月中旬 トロロアオイ乾燥・粉末化
2025年11月頃  手漉き和紙新絵巻「鳥獣戯画〜手漉き和紙ができるまで」展開催 in 埼玉県小川町
2026年1〜2月     トロロアオイ加工食品・感謝状配布  


目標金額:840,000円

・「わしのねり」プロジェクト運営費 163,200円
・家庭菜園用トロロアオイの育て方マニュアル作成・印刷・配布作業
  ※収穫体験・情報交流会・品評会開催、SNS管理
    ※和紙体験学習センター使用料
    ※粉末化・新商品開発
  ※展示会広報運営費は除く
・支援者様へのリターン費 450,000円
  ※リターン品
  ※新商品開発費(リターン品)
・CAMPFIREへの手数料(17%+消費税) 226,800円



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

本プロジェクトはわしのねり参加メンバー、トロロアオイ生産組合、紙漉き職人さん、小川町役場、小川町の農家さん、小川町の飲食店さん、水上製本所、氷風穴の里保存会さん、全国の和紙の産地さん、神社さん、企画屋かざあなメンバーをはじめ、たくさんの方々に支えていただき、起ち上げて4年間プロジェクトを運営することができました。

立ち上げ時に10年プロジェクトになるだろうと話していましたが、5年目という折り返し地点まで来ました。

当初はトロロアオイ増量!という単純な命題でしたが、壁を取っ払って多くの方とコミュニケーションをとることでさまざまな課題が見えてきました。

ここまで続けて来られたのも、増量するぞ!和紙はいいものだぞ!という使命感もありますが、クリエイティブな関係には、少し力を抜いた楽しむということが大事だと思っており、それによってここまで進めることができたと思っています。

また、関わる方一人一人が異なる想いをもって活動できるフィールドがわしのねりにはあるのも長く続いている要因かもしれません。

全国の産地を巡っていると、化学糊からトロロアオイに切り替えてきている現場や保管方法が変わってきていることを実感します。

時代は大きなうねりとともに、人々の価値観や古い体制の崩壊など目に見えて変わってきています。

わしのねりは5年目に突入し、農家さん、紙漉き職人さん、消費者がつながる伝統工芸のこれからの新モデルとなり、自然をとりこむ同化感覚を持つ日本だからできる持続可能な社会に向けて、係わる方のインスピレーションを刺激し合えるクリエイティブ・サーキュレーションといった新しい循環の仕組みづくりに向けて確実に歩んでいると実感しています。
ぜひ、一緒に楽しんで「ねり(トロロアオイ)」を育ててみませんか。和紙に触れてみませんか。

ご参加・ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • メンバーの皆さま、貴重なトロロアオイをお送りいただき、誠にありがとうございます!全国から沢山のトロロアオイが届きました。年々高温雨少で育てる環境が難しくなっており、今年は発芽率も低く育てるのに大変難しかった年となってしまいました。トロロアオイ生産組合会長で1番トロロアオイを育てている黒沢さんが、芽が出ずに育てられなかったと残念がっており、育っている畑の手助けをしていた黒沢さん。本当にすごい方です。黒沢さんから、「もう10年で100歳になってしまうよ、時間がない」とお話しがあり、あれ?90歳でしたっけ?と返したら「あっ88か!まだ時間あった」と。すごい方です。そんな黒沢さんに品評していただきました!本当にトロロアオイが足りず、プロジェクトを立ち上げた頃では外されていたものでも欲しいという産地が出てきており、Bランクに入らなかったものも産地にお渡しすることに。干からびてたり腐ってさしまっているものは外しています。本当に大変な気候の中お送りいただいた方、途中まででも育てていただいた方、ありがとうございます!各産地に発送させていただきました。品評の結果は後日またご報告させていただきますので、楽しみにしていてください。ちなみに、今回超特大のを育て上げたトロロアオイを写真にアップしました。この一本しか育て上げれなかったとのことですが、黒沢さんは皆さんの送られてきたトロロアオイが愛を感じると話されていました。今回連作にチャレンジしてみて、つくづく土づくりの大切さを感じました。できれば、プロジェクトを早めに始めて、土づくりから話をできるようにしたいと思います。残念ながら気象状況による生産数減、辞めていく農家さんもいて、3年連続全国産地からの注文数を作れていない状況です。さすがに、待ったなしの状況となってしまいました。嬉しいニュースで、越前鳥の子紙もユネスコ登録されるとのこと。より一層、トロロアオイの重要性が高まってきました。次年度は、トロロアオイ増産に向けて策を実行したいと考えていますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。本日お手伝いいただきました皆さま、ありがとうございます。感謝感謝番頭 川口 もっと見る
  • 明日情報解禁!小川町全戸に和紙フェスのチラシが配布され、そのなかに掲載されます!いよいよ小川町で開催です。昨年、わしのねりプロジェクトで制作した約11.5mの手漉き和紙ができるまでが描かれた手漉き和紙絵巻鳥獣戯画が小川町で公開です。今回の展示会後には国宝鳥獣戯画を保管する高山寺に奉納いたします。また、巻物展示だけではなく、日本各地の和紙を見ることができたり、工房(小川町和紙体験学習センター)では職人になろうとする研修生が学んでいる姿も見学できます。それも、武蔵の小京都ということで、京都市役所さんが協力で、京都の伝統工芸となる水引、和蝋燭、京独楽等の展示販売会を開催いたします!展示会場だけではなく、駅から工房、町家、展示会場、農産物を散策して町歩きをする企画となっています。ちょうど紅葉も楽しめる時期ではないでしょうか。ぜひ、ご来場お待ちしております!運営ボランティア募集!今回、手漉き和紙絵巻鳥獣戯画展の開催とともに、和紙の産地である小川町を散策して、和紙の魅力を感じていただきたく町歩きを取り入れています。通常の展示会よりも人手が必要となります。小川町を、手漉き和紙を一緒に盛り上げませんか!企画屋かざあなサイトで登録受け付けています。どうぞ宜しくお願いします。運営ボランティア登録はこちら! もっと見る
  • いよいよ収穫・出荷の時期が来ました!本日21日に、小川町で開催のトロロアオイ生産組合の出荷に向けた会合に参加してきました。6名の農家さんが参加され、現在の生育状況と想定出荷量を確認しましたが、やはりという言葉を使いたくなかったですが、全国の産地からの注文量を下回ってしまう予定です。あまり出荷量が見込めない農家さんからは、タネを蒔いてからの雨の少なさや暑さに負けたという声が聞こえました。逆に言うと、今回立派な根を付け育ったトロロアオイの種は、今後もこの暑さに耐えられる可能性が高いと妄想してしまいます。私たちが育てていますわしのねりの畑は、連作でも良い根をつけ、背丈があまり伸びず心配していたトロロアオイも立派な根を付けてくれました。こちらのトロロアオイの種をしっかり収穫して、来年につなげていきたい、皆さんに配布していきたいと考えています。しかし、今年の出荷量はやはり少なく、少しでも全国の産地にお送りできればと思いますので、小さいけどとかこれでも大丈夫かなというトロロアオイでもお送りいただけるとうれしいです。【【重要】納品日について】トロロアオイの納品日が11月9日(日)に決定しました。納品いただいたトロロアオイは翌日、品評会を行いランク付けされ手漉き和紙の産地に出荷されます。皆さんが大切に育てられたトロロアオイの根を、いよいよ農家さん、職人さんのもとにお届けします!品評会では、皆さんが育てていただいたトロロアオイを、会長の黒澤さんにランク付けしていただきます。見事A・Bランクに選ばれた方には、今回できたねりで作ったユネスコに登録された手漉き和紙の細川紙でできた感謝状をお送りさせていただきます。特Aを出した方には、小川町の野菜をお送りさせていただきます。A・Bランクに入らなかったとしても、受け取っていただける職人さんや食品への転用ができますので、諦めずにお送りください。納品における注意事項トロロアオイの根を収穫・納品していただくにあたり、いくつか注意事項があります。昨年同様の方法になりますが、収穫の前にしっかりとご確認をお願いします。注)出荷日以外の納品は受け付けることができませんので、お気をつけください。納品方法について■用意するもの・ダンボール・新聞紙・収穫鎌/収穫はさみ※ビニール袋は絶対に使用しないでください。トロロアオイが生のため、蒸れてカビや腐敗の原因になります。手順1:掘り起こした根は、土の中にあった部分から茎に向かって、2cmほどのところで切り落とします。※太い根の場合は、3cmほどのところで切り落としてください。 ※コブやイボなどがある場合は、少し長めに5cmほどのところで切り落としてください。 ※茎を切り落とす際には、ケガのないようように十分ご注意ください。手順2:土をよく落として、そろえてダンボールに詰めてください。※土は水で洗い落とさなくても大丈夫です。洗うと湿気でカビることがあります。※掘り起こしてから少し時間をおくと土がよく落ちるそうです。手順3:ダンボールへ詰める①ダンボールを組み立て、底に新聞紙を十字に敷きます。②トロロアオイの根を詰めます。③上から新聞紙をかぶせます。 ※量が多い場合には、中間にも新聞紙を入れてください。【到着指定日と発送先】宅急便センターで荷物を預かっていただきます。恐れ入りますが、発送には、ヤマト運輸をご利用ください。<到着指定日> 11月9日(日)必着 注)10日(月)以降に届いても出荷できません。<伝票記載内容>郵便番号 355-0311電話番号 03-6434-5581(企画屋かざあな)センターコード 034060センター名    埼玉小川センター住所(都道府県市区郡町村) 埼玉県比企郡小川町氏名 企画屋かざあな 川口それでは、皆さまから届くトロロアオイを楽しみにしています。平日になってしまいますが、もし品評会(11月10日(月)・開催場所:埼玉県比企郡小川町)に参加してみたいという方がいらっしゃいましたら、campfireのメッセージにて、事務局までご連絡をいただければと思います。どうぞ宜しくお願いします!事務局 川口 もっと見る

コメント

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  1. 2025/03/31 15:03

    あなたの素晴らしいアートワーク、写真、イラストに感銘を受けたので連絡しました。厳選した作品を NFT として 1 点あたり 7,000 ドルで購入したいと思っています。この取引を円滑に進めるために、Line からご連絡ください https://line.me/ti/p/VWPs6VEZ2H


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