自己紹介 <あさがやPICNICって?>
こんにちは。阿佐ヶ谷ピクニック実行委員会、代表の齊藤です。
阿佐ヶ谷のまちを1日ピクニックするように、ぶらぶら歩いてあそぶイベント「あさがやPICNIC」は、前身のイベントを含めて3回目の開催。2025は開催日を土日の2日間とし、メリーゴーランドのチケットを阿佐ヶ谷域内の協賛店舗等でも取り扱いいただくことや、クイズラリー、あさがやくじの実施など、駅前〜阿佐ヶ谷のまちを楽しめるコンテンツを企画しています。
2023年「あさがやレールサイドPICNIC」の様子
2024年「あさがやPICNIC 2024」の様子
2024年8月 「あさがやPICNIC 公開反省会」の様子
主催する実行委員会は、地元の30〜40代を中心とした有志チーム。一部は中高生も担っています。本イベントを「阿佐ヶ谷の未来の日常に向けた、実験としての非日常」ととらえ、「阿佐ヶ谷がこうなったら(ありつづけたら)いいな」、たとえば、
・こどもたちが、いきいきと楽しく過ごせる街がいい
・中高生が、それぞれの持ち味を活かして活動できる街がいい
・大人になっても友達が増える街がいい
・個性的なお店がたくさんある街がいい
・街のスキマを面白く使ってみたい
・文化や文学に触れるチャンスがたくさんある街がいい
・「もったいない」を減らしたい
などを少しだけ先取りするようなものにしていきたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
メイン会場となる阿佐谷駅南口噴水広場をはじめ、コンテンツをいろいろ準備中ですが、「街がこうなったらいいな」の先取りをする取り組みとして、どうしても皆様にご助力いただきたいものが3つあります。
①メリーゴーランドを 去年600円→今年500円にしたい!
②壊れている噴水の場所。面白く使えることを示したい!
③中高生が担当するレモネード屋さんをサポートしてほしい!
以下、それぞれ少し長くなり恐縮ですが、ご一読いただき(できれば何度も読んでいただいて!)、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
①メリーゴーランドの運行
南口広場を、もう少し居心地のいい・楽しい場所にしたいという思いから、2024で初めてチャレンジしたメリーゴーランドの運行。今年も実施します。なるべく多くの人に「南口広場イケてる!」って思ってほしい。多くの人にとって大事な素敵な場所であってほしい。
昨年600円だった乗車料を、できればもう少しお安くして、今年は500円にしたいです!
ただ、商店街などをバックに持たないあさがやPICNICは、イベント自体に助成金等もなく、独立採算です。地元企業に協賛いただけるよう、実行委員がお願いに回ったりしていますが、それでもやっぱり資金的には厳しく・・・。運行費用へのご助力、どうかよろしくお願いいたします。
今年はクラウドファンディングにご協力いただいた方に、
1)【メリゴファストパスコース】
2日間、どの時間帯でも、専用乗り場からすぐ乗れる【ファストパスを2枚】のご提供
2)【メリゴで貸切撮影+ファストパスコース】
運行休憩時間にメリーゴーランド前を貸し切って、プロカメラマンによる写真撮影ができる+【ファストパス2枚】のご提供
をご用意しました。
一般販売は時間区分指定のあるチケットとなっています。急な予定変更や子供のご機嫌、天気によらず「どちらかの日に行ければ、すぐ乗れる」ファストパスは、昨年も大変好評でした。
また、メリーゴーランド貸切撮影は、家族のスナップや記念写真をプロカメラマン(運営指定)がお撮りします。たくさん撮った中から2〜3カット程度を後日データでお渡しします。メリーゴーランドは停止しておりますので、木馬にまたがって撮影することもできます。貸切の時間は運営がご提示する複数候補から、クラウドファンディングの先着順にてお選びいただけます。(撮影時間はこのページの「リターンについて」および「リターン内容」欄をご覧ください)
①駅前の噴水、使いこなし実験
あさがやPICNICは、「未来の日常に向けた、実験としての非日常」。南口広場の「未来」を実験する費用について、ご助力お願いいたします!壊れている噴水のうえにデッキステージをつくります。
メイン会場となる広場の噴水。実は機械に不具合がありまして、ここ何年かは水が吹き上げてません。つまり実質【ただの池】なのですが、もともと噴水として作られているが故の清掃代や水道代が杉並区に意外とかかっております。
昨年のPICNICでも「噴水を面白く使いたいね〜」という話はあったものの、準備期間が足りず。
この噴水については、杉並区でも不具合の原因を探るのが大変だったらしいですし、皆さん「なんとかしたほうがいいですよねえ」とは言う(思う)ものの、そのままにしておくのも、修理するにもお金がかかる。役所としては勝手にできない。しかし、阿佐ヶ谷民としては「ただの池」のままなのは寂しいし勿体無いと感じるので、「まちのイケてる使い方を実践する!」がモットーの阿佐ヶ谷ピクニック実行委員は、この噴水(池)がどうなったら面白いか考えてみました!
PICNIC2025では「広場の噴水こうなったら面白いかも妄想会議(仮)」を予定。「どうせ噴水の装置を直すなら、魔改造してアケボノスギを超える35メートル吹き上げたい!」「足湯にならないかな?」「駅前に釣り堀もうひとつ!」など、実行委員が思いついたツッコミどころ満載の【ただの妄想】を大量発表します。
また、実行委員は区役所等あれやこれやと調整しまして、自分たちの妄想アイディアのひとつ「池を埋めてデッキにする!」を実際にやってみます。もちろん、なにか工事をするわけではなく、一部分に仮設で蓋をするような格好でデッキステージ風にします。
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「この広場どうします?」「この噴水どうします?」のような「まちのこと」は、自分に直接関係ないことも多く、急に「アイディア出して」と言われても難しいし、本当にただの妄想になってしまいがち。でも実際にモックアップ(試作・仮設)を作って、手で触ったり身を置いたり使ってみたら感想やアイディアも出やすいです。だから「やってみる」「やって見せる」「仮設でもいいから実際につくる」が大事。
「実際に使う人が主体になり、短期間・限定的にやってみて、影響を検証してから、計画に移す」というのは、まちづくりの文脈では「社会実験」というふうに言われています。「役所が計画・設計してから(最後に)住民に意見を聞く」というようなやり方よりも、「知らないうちに決まってた」は少なくなるし、効果検証しながら計画していくことができるから無駄が少なくできるかも。都市インフラをゼロから作るよりも既存利用方法を変えることで活用していくことが重要な現在にあっては、「使う人」を起点に考えた方が良いです。
阿佐ヶ谷駅前の噴水を使いこなす・新しい形にアップデートする「実験」に、どうかご助力お願いします!
最初は【ほぼ妄想】だった噴水池の上デッキステージ案。今回は真ん中のオブジェを避けて単管を組むことに。
③中高生のレモネード屋さん応援
あさがやPICNICでは毎年、「中高生が切り盛りするレモネード屋さん」を開いています。中高生がお小遣いを稼ぎます!
2日間のお店ではありますが、いや、だからこそ、固定費の全額回収までは難しいです。ぜひみなさんに、当日レモネードをたくさん買っていただくだけでなく、ぜひレンタル備品等の固定費分をサポートいただきたいです。
あさがやPICNICは第1回から、中高生がレモネード(去年からはポップコーンも)を販売をしてお小遣いを稼ぐ(!)コーナーがあります。阿佐ヶ谷の中高生に「責任ある仕事をしてお金を稼ぐ経験」をプレゼントしたいという思いからです。実行委員の大人たちは、中高生が安心して頑張れるようにサポートします。
中高生はチラシやSNSで募集するので、公立・私立(フリースクール含む。ぶっちゃけ学校行ってようが行ってまいが構わないです。)、学年もいろいろのチーム。親御さんが募集を見つけて勧めてくれたり、友達同士で誘いあって参加してくださってます。中高生本人から参加希望があれば、保護者に連絡してOKが出た範囲で関わってもらうようにします。もちろん衛生管理は大人が責任を持ちますが、中高生も衛生に関する事前講習やオペレーション練習をしてから当日を迎えます。原価の計算や損益分岐(物を売るときの値段の決め方)を学ぶチャンスもあり。参加した中高生と親の感想をお尋ねしたところ、こんな感じです。
・レモネード完売してよかった!ポップコーンを1回失敗して悔しかった。
・レモネードを「どうやったら美味しそうにみえるか・映えるか」を考えてつくれたのが面白かった。
・食べ物は適当にやると腹壊す人がいるから、ダメだってわかった。
・レジのボタンを押すのがたのしい。レジがガチャって開くの楽しい。レジのお金の計算がぴったり合うと楽しい。
・順番待ちをどっちの方向に並んでもらうか、大人と一緒に考えたのがおもしろかった。
・大人が子どもにお釣りを渡すとき、しゃがんで目線を合わせて渡していて、「そうか!そうやってやるのか!」とおもった。
・実行委員の大人が、みんな自発的にすぐに動けるのすごいと思った。僕らも真似してやった。
・保護者より:狭い世界で生きてる中学生なので、優しい人、面白い人、かっこいい人、いろんな大人と触れ合える機会をいただけて(しかもお小遣いまでいただいて)この子たちめちゃくちゃラッキーだなと思いました。ありがとうございました!

当日の実際の売れ行きは、中高生の頑張りが報われることも、そうでないこともあるかもしれない。現実の商売は厳しさがあります。でも、「また次、がんばるか〜」と言ってもらえるような取り組みになればいいなと思っています。そんなことの積み重ねで将来、「住むならやっぱ阿佐ヶ谷かな?」とか「自分の店をだすなら阿佐ヶ谷っしょ!」と言ってくれるといいなあ・・・と思っています。
実行委員会としては、飲食店のブースにしてプロに売ってもらった方が手離れもいいし売り上げも多いのはわかっているのですが、未来世代が「阿佐ヶ谷に住んでてラッキーだったな!」と思ってもらえるような取り組みのほうが面白いですもんね!
また、中高生の状況でいうと、阿佐ヶ谷周辺では、約半数が私立中学に進学します。公立の学校運営にもいろいろ言いたいことはありますけれど、概して言えば十分な教育環境ですし、学校と地域の連携もいろいろと進んでいると思います。しかし、現実として半数は地元の中学校に通わないので、地域の側が、一緒に暮らす仲間として中高生を地域に迎えること、若い世代を大人の手伝いをさせるのでも、大人都合の育成とかでもなく、彼らが主役になるのをサポートすることが大事だと思っています。
現在の準備状況
2024年10月 2025の企画開始
12月 杉並区協議開始、噴水池の企画協議
2025年2月 阿佐ヶ谷を中心とした企業やお店に、実行委員が足を運び、協賛のお願い
3月 噴水池の採寸等具体的な計画進む
3月 西武信用金庫「地域みらい助成金」にて中高生のレモネードコーナーが特別賞受賞
リターンについて
全てのコースについて、お礼のメールをお送りし、イベント終了後(8月ごろ予定)の「公開反省会」へのご招待します。一部、募集終了日より前に締切を設けているコースがありますのでご注意ください。
1)【メリゴファストパスコース】 3,000円
2日間、どの時間帯でも、専用乗り場からすぐ乗れる【ファストパスを2枚】ご提供
2)メリゴで貸切撮影+ファストパスコース】 撮影時間区分によって①〜③ 各18,000円
運行休憩時間にメリーゴーランド前を貸し切って、プロカメラマンによる写真撮影ができる+【ファストパス2枚】ご提供 <先着合計9組・5/18締め切り>
撮影時間区分
①5/24(土)12:30〜13:30のうち、1組あたり20分間<先着3組>
②5/24(土)16:30〜17:30のうち、1組あたり20分間<先着3組>
③5/25(日)12:30〜13:30のうち、1組あたり20分間<先着3組>
家族のスナップや記念写真をプロカメラマン(運営指定)がお撮りします。たくさん撮った中から2〜3カット程度を後日データでお渡しします。撮影中メリーゴーランドは停止しておりますので、木馬にまたがって撮影することもできます。その他詳細は「リターン詳細」をご覧ください。
3)【噴水ステージ化企画応援!コース】A:5,000円 B:20,000円
イベント当日ステージ上のパネルにお名前掲載させていただきます(匿名・あだ名OK)
AとBはお名前掲載のサイズが異なりますが、同内容です。
4)【中高生のレモネード企画応援!コース】3,000円
イベント当日、コーナーにお名前掲載(匿名・あだ名OK)。イベント当日に【レモネード1杯】ご提供
5)【あさがやくじ抽選プレゼンターができるコース】50,000円
25日16時〜噴水ステージで行われる「あさがやくじリアルタイム抽選会」において、ルーレットを回す役目をお願いします!(当日現地にご参加いただける方に限ります)<5/18締め切り>
6)ただただ応援コース】1,000円
上記のような特別なリターンはありませんが、メールでのお礼や今後のお誘いなどをさせていただきます。
今後のスケジュール
4月末ごろ〜 メリーゴーランド乗車券 一般販売開始
5/18〜 ②⑤コース締め切り。②の希望時間調整、③の当日段取り調整など
5/18 クイズラリー「picniQuiz」先行スタート
5/24 23:59 クラウドファンディング締め切り
5/24,25 あさがやPICNIC
8月ごろ あさがやPICNIC2025 公開大反省会(仮)
最後に
まちを楽しみながら、面白がりながら、「まちのみらい」を作っていく。
あさがやPICNICへのご支援どうぞよろしくお願いいたします!




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