今朝、左足に、古い画鋲を突き刺してしまいました。 まるで厄落としのような、ちょっと痛い一日の始まりです。よりによって、明日は舞台が2つも控えている日。 正直、「なんてこった…」と天を仰ぎたくなる気持ちでした。でも、不思議と心は落ち着いています。 なぜなら、「人生、塞翁が馬」を実感した経験が、これまでにもあったからです。過去に2回ほど、本番直前に大きなトラブルに見舞われたことがあります。 40度の熱が5日間も続いたり、動けなくなるほどの腰痛に襲われたり…。もうダメだと、何度も思いました。しかし、そうした絶体絶命の状況があったからこそ、不思議と余計な力が抜け、「こうでなければならない」という思い込みから解放されたのです。その結果、自分でも想像していなかったような、自分らしいパフォーマンスができ、新しい自分を再発見することができました。だから、今回も。確かに、画鋲が刺さった左足はズキズキと痛み、内出血もしています。 それでも、この痛みさえも、今の僕から余計な力みを抜いてくれる、良いきっかけになるのかもしれないと、今は思うようにしています。これは、個人の話だけではないのかもしれません。今回、大きな選挙によって社会が動こうとしています。 その結果に、一人ひとりが「良かったな」と思ったり、逆に「痛かったな」と感じたり、様々な感情を抱くことでしょう。もし「痛み」を感じることがあったとしても、それは決して無駄にはならないはずです。その痛みはきっと、今の自分にとっての余計な力みや執着を手放し、より自分らしく、自然体な状態に近づくためのヒントを、そっと隠し持っているのかもしれない。今朝の画鋲の痛みが、僕にそんなことを教えてくれました。皆さんも、どうぞ一歩ずつ、ご自身の毎日を大切に、楽しんで過ごしてください。




