
教え子の最後の大会。
中学軟式野球の高崎予選。
5点ビハインドで迎えた最終回。
誰ひとり諦めることなく、ベンチも保護者の方も声を枯らして戦った。
一球一球に、全員の想いが乗っていた。
じわじわと点差を詰め、一点差まで迫る。
ツーアウト、ランナー2塁。
そして、バッターボックスには、教え子の姿。
あの場面で、あの瞬間で、
打席が回ってきたのは、ただの偶然じゃない。
これまで誰よりも努力を重ね、
声を出し、チームを引っ張ってきたその姿を野球の神様がちゃんと見ていたんだと思う。
教えた通り初球からフルスイング。
逃げることなく、自分のスイングを貫いた。
結果は空振り三振。
その場で泣き崩れる教え子。
だけど、その最後のフルスイングは誰よりも輝いていた。
もしかしたら神様は、「よくやった」と言う代わりに、
「もっと上を目指せるはずだ」と、高校野球へ向けて新たな試練を与えてくれたのかもしれない。
勝つことだけがすべてじゃない。
最後の最後まで全力でぶつかっていく姿。
その一球にかける本気の思いこそが
本当の意味での“勝ち”なんだと、
あの打席が教えてくれた気がする。
本当に、かっこよかった。
お疲れ様!
また、一緒に頑張ろう!!




