

しかしその影で活躍した女忍者「くノ一」の物語は、まだ十分に語られていません。
「くノ一桶狭間暗殺」は、桶狭間の戦いという日本史上において劇的な合戦の裏で、
織田信長を影から支えた甲賀のくノ一を描いた歴史小説です。



このプロジェクトは、決して一夜にして生まれたものではありません。
この作品は8年もの年月をかけて一から作り上げましたが、小説執筆時から、映像化を視野に入れておりました。
作品が完成した後、私は、当初漫画家を雇ってコミック化を試みました。
しかし、こだわりの強さもあり、自分の描く世界観を完全に表現することは難しいことであると痛感したのです。
それがアマゾンキンドル出版から7年の時を経て生成系AIの急速な進化に出会い、状況は一変しました。


ディズニーのドラマ『将軍』がエミー賞とゴールデングローブ賞を受賞し、
世界的な日本ブームが起きています。真田広之氏と日本人俳優陣の活躍は記憶に新しいでしょう。
しかし『将軍』は1970年代にイギリス人作家ジェームスクラベルによる外国人目線の侍文化です。
私は日本人として、より本質的な日本の魅力を伝えるコンテンツを生み出す責任があると考えています。
特に「忍者」は世界中で認知されている日本文化のキーワードです。
しかし、女忍者「くノ一」にフォーカスした本格的作品は世界にまだ存在していません。
日本文化の新たな波を起こす絶好のタイミングが今、訪れているのです。



この物語の核は、織田信長と美しきくノ一の戦国ラブストーリーです。
遠征侵略軍四万騎の兵を誇る今川義元に対し、わずか五千の兵で奇跡の勝利を収めた桶狭間の戦い。
歴史の表舞台では語られない、信長を影から支えたくノ一の活躍と、
自らの命を賭けて愛する者を守り抜いた二人の切ない恋を描きます。
一方的な権力闘争や戦術描写ではなく、
より身近な「恋愛」という切り口で戦国時代を描くことで、
世界中の読者に共感される物語を目指しました。

くノ一としてのミッションは主に2つ。敵の城に忍び込んで行う諜報活動と、敵将の暗殺です。
特に力を入れているのが、アクションシーン。
敵の侍や忍者に囲まれても華麗に切り抜けていく姿は、本作品の大きな見どころとなります。
普段は美しい着物姿の4人。
しかし、いざ戦が始まれば着物を脱ぎ捨て忍び装束に身を包んだ強靭なくノ一の姿に変わります。
その二面性も魅力の一つです。
また敵の城に忍び込み、混乱を起こすために火を放つシーンや、
敵の忍者と戦いながら脱出するシーンなど、息をつかせぬ展開もお楽しみいただけます。

公の場では決して結ばれることのない信長と桜。
二人の密会の場として重要な役割を果たすのが「茶室」です。
茶室に入るには「にじり口」と呼ばれる小さな入口をくぐる必要があります。
これは身分の高低に関わらず、全ての人が頭を下げて入るという茶道の平等精神を表しています。
この文化的背景についても丁寧に描写することで、海外の視聴者にも日本文化の奥深さを伝えます。
茶室での二人の逢瀬は、ロマンチックな舞台でありながら、
日本の伝統文化を伝える重要なシーンになっています。

従来のアニメーション制作とは一線を画す、
本プロジェクト独自の制作手法についてご説明します。

AIツールを駆使し、キャラクターや背景を生成。
しかし、刀を振り回す殺陣のシーンなど、
AIだけでは表現が難しい部分は、実際の俳優を起用した実写映像を組み合わせます。
動きは実際の俳優が演じ、その顔や衣装をAIで変換する技術により、理想的なキャラクター表現と自然な動きの両方を実現します。
この融合技術により、限られた予算でも高いクオリティを目指せるのです。
現在、小規模な制作チームでコンセプト開発とテスト映像の制作を進めています。
小説全体は約166,000文字で、全て絵にすると約2,000ページにも及ぶ壮大な作品となります。
今回のクラウドファンディングでは、第一章となる100ページ(全体の約5%)のカラーアニメと、1分間のショートビデオ4本の制作を目標としています。
今後この物語の魅力を多くの方に知っていただき、さらなる展開への足がかりとしたいと考えています。

「くノ一桶狭間暗殺」の物語の中心となるのは、織田信長の護衛を任された4人の女忍者「くノ一桜隊」。
それぞれが明確な役割と個性を持ち、物語を豊かに彩ります。

桜:甲賀桜隊のリーダー。二刀流で接近戦を得意とし、織田信長と特別な縁を持つ
美咲:桜隊の参謀で右腕。桜と共に接近戦を担当。同じく二刀流の使い手
菜々:小柄で俊足。中間距離から敵を攻撃、甲賀手裏剣長苦無の名手
葉月:高い遠距離視力と集中力に長けた弓の達人。スナイパーとしての役割を担う
4人それぞれに恋人がおり、それぞれの人間模様があります。
強いくノ一としての一面と、女性としての繊細な心の機微を丁寧に描いていきたいと考えています。

私たちのビジョンは、この作品を日本だけでなく、世界中の人々に楽しんでいただくこと。
そのために、英語版の制作も計画しています。
忍者や侍といった普遍的に知られている要素を入口としながらも、
より深い日本文化の理解につながるよう、丁寧な解説やビジュアルを用意。
海外のファンにとっても魅力的なコンテンツとなるよう工夫を凝らします。
20~30秒程度のショートビデオを定期的に配信し、
より多くの人に作品の魅力を知ってもらうことも計画しています。SNSを通じて、世界に向けて発信していきます。

私は30年以上のIT業界キャリアの中で、テクノロジーの進化と可能性を目の当たりにしてきました。
そして今、生成系AIという革命的な技術を得て、長年温めてきた「くノ一桶狭間暗殺」の映像化という夢に、ついに手が届く段階に来ました。
日本には素晴らしい歴史と文化があります。
戦国時代の動乱期、命をかけて主君を守るくノ一たちの生き方、そして恋に身を焦がす女性としての姿。
そんな物語を、最新技術を駆使して世界に発信したい——それが私の夢です。
ディズニー映画である「将軍」の大成功は、日本文化への関心の高まりを示していますが、
それだけでは足りないと感じています。
私たち日本人には、より本質的な日本の魅力を伝えられると信じています。
私は今、生成系AIを活用したイメージ並びにビデオの製作に特化したクリエイティブ活動を本格化させています。
本プロジェクトをその第一歩として、皆様と共に大きな一歩を踏み出したいと思います。
世界中の人々に「くノ一」という日本独自の文化を知ってもらい、
その魅力に触れてもらう。それが私の願いです。
皆様のご支援が、くノ一たちを世界の舞台へと送り出す原動力となります。
日本文化の新たな波を一緒に創り出していきましょう。
SNS バナーネーム AI.Ninjaめ組
ペンネーム 葵倫道(Aoi Rindo)











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