自己紹介

千妣絽工房の田川千鶴です。陶芸作家:千妣絽(ちひろ)の名前で活動をしています。新型コロナ蔓延の影響により2021年まで創業100年老舗旅館の女将をしつつ、晴間千妣絽(はるまちひろ)というペンネームでweb誌のライター活動をしていました。電子書籍は7作品を出版しています。自作の絵本『おまめさん』のキャラクターを用いた器は好評をいただいています。
老朽化により旅館は廃業して現在は以前から取り組んでした陶芸をしています。陶芸の工房は自宅の一室を使っていて、定期的に関東圏のマルシェ出店中です。知人に頼まれて、2024年から複数の認知症グループホームで出張陶芸教室を開く活動もしています。陶芸に関心のある自分や家族と繋がりのある方には、自宅で陶芸を教えています。
趣味で透明水彩画を描いたり、旅館廃業後に不要となった着物のリメイク服を作っていて、2025年中に古物商の許可を取得して、マルシェで着物リメイク品も販売できたらいいなと思案中。
このプロジェクトで実現したいこと
陶芸体験のハードルを少し下げて、誰もが気軽に楽しめ、人に寄り添える陶芸教室を開くため、広い工房を作りたい
プロジェクト立ち上げの背景
現在、複数の認知症高齢者ホームで出張陶芸教室を開催しています。そのご縁から、知的障がい者とその家族の陶芸体験イベントや子供たちを対象とした絵付けワークショップ、健常者の陶芸教室講師を一人当たり1000円程度の材料費のみでお引き受けしています。
陶芸は楽しむだけではなく、土に触れることでいくつかの効果があります。リラックス効果によりストレスが軽減されること、セロトニンを増やす効果から前向きな気分につながること言われています。これらの効果は、高齢者の認知症、子供の情緒安定、心が疲れている方のケア、ストレス社会に生きる現代人にとって、とても良いことだと考えています。
ある教室でのこと。80代くらいのおばあちゃんが「手が汚れちゃう」と言って最初は土に触れるのを嫌がっていましたが、まん丸の土を手のひらに乗せてあげると「冷たくて気持ちい」とにっこり。夢中になってお皿を作り、作業が終わるころには「見てみて!泥だらけ!」と満面の笑み。こんな顔をされたら講師冥利に尽きると実感した瞬間でした。このホームでは後に各自作ったお皿を使いビュッフェスタイルのパーティーを楽しんだそうです。認知症ゆえに日常では陶芸体験のことを忘れていても、自作の器を見るたびに「私上手よね、もっと作りたい!」という声が上がるそうです。
様々な方を対象とした陶芸体験教室をする中で「もっとやりたい」「次はあれを作りたい」「もう一回やればリベンジできる」等、継続を希望する声を多く頂くようになりました。近隣で陶房をお持ちの方は、皆さん70代後半以降とご高齢者が多く、新たな生徒さん受け入れは難しいといいます。カルチャースクールなどでは少数受け入れなうえ高額月謝、別途材料費等で安易な入会は難しい。現状では希望する方全員が陶芸を継続するハードルが高くなっています。
『もしも自分の工房が自宅の一室ではなく、もっと広々した工房を持てたなら』
そんな気持ちがどんどんと湧いてきました。旅館取り壊し後の敷地には賃貸ビルが完成します。経営者である夫と義両親に工房を作らせてほしいと事業計画書を提出したものの、既に別の計画があるため自由に使えるスペースはないとのこと。
8畳程度の自宅内の工房では、1人2人がせいぜい。自分の作品と共に出張教室で作られた受講生の作品を置き、必要な道具を揃えたら人が動けるスペースは3畳程度ですから、うっかり触れて作品破損の恐れもあり、なかなか人を入れることはできません。
それでも、陶芸の裾野を広げて興味を持った方には一過性ではない場所を作りたいという思いが消えることはありません。日本橋まで14㎞の首都圏内に位置する我が家の立地は、日本中に古くからある○○焼きといった陶芸の街ではないし、有名な窯元も存在しません。だからこそこの街に『気軽に誰もが楽しめる陶芸工房』を作りたい。
現在公共施設に設置された陶芸窯を利用していますが、作品の保管場所が自宅のため車で20分ほどを移動しなければなりません。素焼き前の生の状態や本焼き前の施釉後作品をワンボックスカーの荷台に乗せて運びます。自分の作品を幾度となく破損させている状況のため、工房には窯を設置したいと考えます。
多くの人が、ゼロから自分の作品を思う存分作れる環境を整えたいと切に願っています。
現在の準備状況
場所を取らない小さな道具から順次数を増やしている
2カ月ごとに新作を作り近隣のマルシェ出店販売で資金調達
インスタグラムで活動の告知
工房に使える場所探し ※埼玉県草加市内
(2025年4月現在の第一候補地は旅館跡地にあるプレハブ倉庫、第二候補地は自宅内現仮工房8畳と隣室6畳を土間に改修、この他に利用可能な場所を探索中で2025年9月までに確定する)
近隣施設での陶芸教室、ワークショップ
自分自身の学びのための指導を受講
工芸展・美術展への出展
地元地域の美術協会への働きかけ
リターンについて
①足を運んでいただける方には陶芸体験
例:4000円以上の方…陶芸の成形体験(タタラ板を使用します)を提供
5000円以上の方…陶芸の和紙染め・手描き・施釉体験を提供
10000円以上の場合…ゼロから全工程の陶芸体験
(成形、絵付けと施釉の2回)を提供
②遠方の方及び体験希望のない方には工房で作陶した陶器を提供
例:4000円以上の方…茶碗または湯のみ・ぐい呑みのいずれかを提供
5000円以上の方…オリジナル和紙染めのお皿を提供
10000円以上の方…マグカップを提供
※3000円未満の場合は金額に応じて工房で作った陶製マグネットを提供
スケジュール
2025年4月~12月 各地域マルシェ出店 資金集め
2025年5月~12月 各教室・ワークショップ開催
2025年5月 古物商許可申請 ※6月~着物リメイク服販売開始 資金集め
2025年9月 工房の開業場所を確定
2026年3月 クラウドファンディング終了
2026年4月 教室改修工事
土間への改修、電源200V変換、バリアフリー工事およそ200万~300万円
水道引込および給湯器の設置およそ100万円
陶芸窯およそ200万円
追加電動ろくろ、作業台、乾燥棚、カメ板等の保管場所を有する陶芸道具100万円
2026年6月 教室オープン
2026年9月~12月 リターン発送および体験開始
最後に
私の人生すべてをかけて陶芸という奥深く楽しいことをたくさんの人に広めたい!
土にはストレスを軽減してリラックスする効果があります。ストレス社会に生きる多くのみなさん、ひんやり滑らかな、ちょっとでも触れたら変化する土がストレス軽減になるとしたら…。そして自分の手で作った器が日々の食卓に並べられたら…。暮らしがちょっと楽しくなりませんか?
『もしも自分の工房が自宅の一室でなく広い場所だったらたくさんの人に陶芸をしてもらえるのに』そんな考えから、広い工房がほしいと思うようになりました。各地域にある1回数時間の陶芸体験で出来るのは陶芸の中のごくごく一つまみ。それだけでは本当にもったいないのが陶芸の面白さです。本当の陶芸をゼロから伝えたい。様々な人たちが、一過性の切り取られた体験ではなく、ゼロから作る世界にたった一つの器を手に入れてほしい。バリアフリーのひらかれた工房を私に作らせてください。





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