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古の琉球王肖像画「御後絵」描法「肉理紋」指導のための施設をつくりたい!

19世紀末期、琉球王府の衰退により途絶えた琉球国王肖像画「御後絵(おごえ)」描法。 その探求で習得した朝鮮王描法「肉理紋(ユッニムン)」指導のための施設開設および「肉理紋」による肖像画制作を受注運営する会社の起業準備と、その足掛かりとなる展覧会を本年9月~2026年3月(6日間)に開催したい。

現在の支援総額

153,500

5%

目標金額は3,000,000円

支援者数

23

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/29に募集を開始し、 23人の支援により 153,500円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

古の琉球王肖像画「御後絵」描法「肉理紋」指導のための施設をつくりたい!

現在の支援総額

153,500

5%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数23

このプロジェクトは、2025/05/29に募集を開始し、 23人の支援により 153,500円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

19世紀末期、琉球王府の衰退により途絶えた琉球国王肖像画「御後絵(おごえ)」描法。 その探求で習得した朝鮮王描法「肉理紋(ユッニムン)」指導のための施設開設および「肉理紋」による肖像画制作を受注運営する会社の起業準備と、その足掛かりとなる展覧会を本年9月~2026年3月(6日間)に開催したい。

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<自己紹介>

沖縄県那覇市首里在住の佐藤文彦と申します。

絵を描き始めて40年、現在は琉球絵画の復興を目指して琉球絵画研究所を設立、幻の琉球国王肖像画「御後絵(おごえ)」の研究と再生を中心に活動しております。

「御後絵」は、450年続いた琉球王朝時代に描かれた歴代国王の肖像画ですが、第2次世界大戦で行方不明となり、2024年までは戦前モノクロで撮影された歴代国王10人の「御後絵」写真のみでしか見ることのできない幻の琉球絵画と呼ばれていました。

2024年3月、戦利品として米国に渡っていた「御後絵」の一部(4幅分)が79年振りに沖縄に返還され大きな話題となりましたが、経年による損傷が激しく修復が必要なため6年後の一般公開が待たれています。

「御後絵」の特徴は、正面を向いた国王が中央でどっしり鎮座して、当時琉球の朝貢国だった中国様式の装束をまとっています。王様の周りには従者たちが小さく描かれていて、大きさの違いによって王様が偉大であることを表現しているようです。

私は、35年前大学院在学中に「御後絵」の存在を知り、モノクロ写真を元に色彩を推定して彩色、10幅を再生しました。

一方、「御後絵」には色彩以外にも多くの謎があることに気付きました。

たとえば、国王や従者たちの着衣や持ち物、「御後絵」が描かれた目的など・・・

そこで、博士課程のテーマとして「御後絵」の図像解釈や歴史的背景を調査して多角的に取り組みました。

2003年、これまでの研究をまとめた書籍『遥かなる御後絵‐甦る琉球絵画‐』(作品社刊)を出版して「御後絵」研究の集大成としましたが、その後の調査でまだまだ解明されていないことがわかりました。

その中の一つである「御後絵」の描き方が伝承されていないことに着目して「御後絵」描法を探索すると、朝鮮王朝時代の歴代朝鮮国王肖像画「御眞(オジン)」の中に「御後絵」との関連性を見出しました。

その後、2013年に文化庁新進芸術家海外研究員として1年間韓国に留学して、朝鮮王朝時代の宮廷絵師より「御眞」の最後期に使用された細密着彩描法「肉理紋(ユッ二ムン)」を伝授されている韓国の画家・權五昌氏を訪ね、弟子入りして「肉理紋」を習得しました。

「肉理紋」の特徴は、東洋画の中でも写実性に特化した筆の先端による「点描」に類似した細密着彩描法で、人物の肌を無数の「点」で描き出すことによってその人物の人格までをも表現することができると言われています。

屋内, 探す, 歯, オレンジ が含まれている画像AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

韓国から帰国後は、「肉理紋」描法に磨きをかけるべく修練を積みながら、勤め先の大学やカルチャースクールで「肉理紋」の実技指導を行いつつ、同描法で琉球国王の胸像を描く「琉球国王肖像画シリーズ」を制作しながら再び「御後絵」を描く準備をしております。



<このプロジェクトで実現したいこと>

「肉理紋」を指導していて気付いたことは、美術・工芸を学ぶ若者をはじめとした多くの方が琉球時代の美術、とくに絵画に関する知識や興味が希薄なことでした。これは韓国でも同じで、「肉理紋」を伝授していただいた画家・權五昌先生も後継者の少なさを危惧されておりました。

そこで、琉球絵画研究所を立ち上げて「御後絵」を中心とした琉球絵画の魅力や技術を伝えるべく活動を始めたところです。

ところが、2019年10月31日未明に発生した首里城火災により、首里城正殿と5つの建物が全焼するとともに、多くの歴史的美術工芸品が灰燼に帰してしまいました・・・

琉球絵画研究所では、首里城復興の思いと今後の沖縄文化を担う若者へのメッセージを込めて、「御後絵」とその描法「肉理紋」を起点とした展示会「『御後絵』×『肉理紋』プロジェクト」を企画しました。

しかしながら、2020年初頭の新型コロナウィルス感染拡大の影響で展示会が延期となり、現在も再開のめどが立たない状況が続いております。

そこで、このシステムを使って「御後絵」を中心とした琉球絵画の知識と技法を専門的に指導できる施設の開設と、その足掛かりとして延期となっている展示会「『御後絵』×『肉理紋』プロジェクト」の開催を考えております。


<私たちの地域のご紹介>

首里は沖縄県那覇市の北東部に位置しており、かつて首里市(首里区)と呼ばれていた地区です。琉球王朝時代は首里城を中心とする王都として栄えました。那覇市の一部となった現在も住民は自らを首里人(シュリンチュ、スリンチュ)として誇りを持っている方も多いと聞きます。また、場所的に見て必ずしも生活に便利な立地ではありませんが、首里に居を構えることが一つのステータスになっています。

琉球絵画研究所も首里城裏手に構えており、窓の外には城壁と首里城の一角を見ることができます。

焼失した首里城の周辺地域には、首里のまちづくりとして文化を伝える取り組みや団体が大小様々あり、それぞれ活動しておりますが、現在は首里城再建にむけて集結しております。


<これまでの活動>

琉球国王肖像画「御後絵」は、1982年に戦前の沖縄文化を撮影、研究した鎌倉芳太郎が出版した『沖縄文化の遺宝』(岩波書房)にモノクロ写真が収録されその存在が明らかになりましたが、多くの沖縄県民の認知には至っていませんでした。

1990~96年、大学院時代のテーマとして「御後絵」を色彩推定復元で10幅を再生すると、その公開を望む声があり複数のイベント会場での展示を行いました。また、琉球の歴史を紹介するテレビ番組や雑誌等へ多く取り上げられました。

2013~14年の韓国留学で、不明の「御後絵」描法を探索して、関連の深い朝鮮国王肖像画描法「肉理紋」を習得しましたが、指導いただいた韓国の画家・權五昌先生の計らいもあり、2014~15年にソウルの古宮博物館で開催された「琉球王国の至宝展」にて国宝を含む多くの琉球の文物とともに再生した「尚真王御後絵」が展示され、約2カ月の期間で35万人の鑑賞者が足を運びました。

韓国から帰国後は、「肉理紋」描法をさらに修練して大学等で実技指導を行いながら、「肉理紋」による琉球国王の肖像画シリーズを手掛けております。

また、「肉理紋」による歴史的偉人や一般の人物の肖像画も受注・制作しています。

さらに、描く人物に琉球国王装束(皮弁冠服)をコラージュする「組み合わせ肖像画」の制作も手掛け好評をいただき受容を広げています。

 2024年には新たな試みとして、琉球和紙のクラフト館が漉いた琉球紙(青雁皮紙他)に「肉理紋」で描いた「琉球国王肖像画シリーズ」をアートプリントしたインテリア商品を共同開発しました。

 本作は、琉球王朝時代より300年伝えられている手漉きの「琉球紙」に琉球国王肖像画「御後絵」から端を発した「肉理紋」による「琉球国王肖像画シリーズ」を印刷(マッチング)することにより、古(いにしえ)の雰囲気を生み出すことに成功しました。

特に、手漉き琉球紙の特徴である「耳付き」と呼ばれる紙の四隅に残る柔らかで穏やかな輪郭と、琉球紙を乾燥させる際に紙の表面に刻まれる干し板の跡(木目)によって、「御後絵」が板絵として描かれていた時代を醸し出します。

 

<支援金の使い道>

支援金は、琉球絵画研究所に隣接した「肉理紋」指導施設の運営準備費(本年度開設、家賃、光熱費、人件費等、約180万円)と、本プロジェクトへ誘うための展示会「御後絵×肉理紋プロジェクト」(2025年9月~2026年3月中6日間の開催)の運営費(チラシ・ポスター制作費、会場費、額装費、作品輸送費、作品保険代、人件費等、約80万円)、リターン制作費、CAMPFIRE手数料等に使用させていただきます。


<リターンについて>

● 1,500円 無制限 「琉球国王肖像画オリジナルポストカード」(5枚組、解説書付、定形外郵便・送料込み)  

● 5,000円 各30名 「琉球国王×琉球紙」マッチングアートプリント作品「琉球国王肖像画シリーズ」(全3種)より1点選択(受注印刷、商品のみ、定形外郵便・送料込み)

● 10,000円 各15名 「琉球国王×琉球紙」(額装)マッチングアートプリント作品「琉球国王肖像画シリーズ」(全3種)より1点選択(受注印刷、額入[額縁代込み]、ゆうパック・送料込み)

● 9,500円 各20名 「琉球国王×琉球紙」マッチングアートプリント作品「琉球国王肖像画シリーズ」(全3種)より2点選択(受注印刷、商品のみ、定形外郵便・送料込み)

● 17,000円 各10名 「琉球国王×琉球紙」(額装)マッチングアートプリント作品「琉球国王肖像画シリーズ」(全3種)より2点選択(受注印刷、額入[額縁代2個分込み]、ゆうパック・送料込み)

● 14,000円 10名 「琉球国王×琉球紙」マッチングアートプリント作品「琉球国王肖像画シリーズ」全3種(受注印刷、商品のみ、定形外郵便・送料込み)

● 25,000円 5名 「琉球国王×琉球紙」(額装)マッチングアートプリント作品全3種(受注印刷、額入[額縁代3個分込み]、ゆうパック・送料込み)

● 142,000円 5名 「肉理紋(ユッニムン)」(細密着彩描法)による肖像画(受注制作、額装:肖像画[40×30㎝]&額縁[ワイド4切]、ゆうパック・送料込み)

● 162,000円 5名 「肉理紋(ユッニムン)」(細密着彩描法)による肖像画(受注制作、軸装:肖像画[40×30㎝]&掛軸表装、ゆうパック・送料込み)

● 243,000円 3名 「肉理紋(ユッニムン)」(細密着彩描法)による肖像画(受注制作、額装:肖像画[60×40㎝]&額縁[全紙サイズ]、ゆうパック・送料込み)

● 272,500円 3名 「肉理紋(ユッニムン)」(細密着彩描法)による肖像画(受注制作、軸装:肖像画[60×40㎝]&掛軸表装、ゆうパック・送料込み)

● 293,000円 2名 「肉理紋(ユッニムン)」(細密着彩描法)による「組み合わせ肖像画」琉球国王仕様(受注制作、額装:肖像画[60×40㎝]&額縁[全紙サイズ]、ゆうパック・送料込み)

● 322,500円 2名 「肉理紋(ユッニムン)」(細密着彩描法)による「組み合わせ肖像画」琉球国王仕様(受注制作、軸装:肖像画[60×40㎝]&掛軸表装、ゆうパック・送料込み)


<スケジュール>

2025年5月16日~6月30日 クラウドファンディング実施期間

2025年8月頃 ポストカード、琉球紙アートプリント作品発送予定

2025年9月頃~2026年1月頃 「肉理紋」による肖像画制作、順次発送予定

2025年9月~2026年3月 「『御後絵』×『肉理紋』プロジェクト」展(6日間)開催予定

2025年度末~2026年度 琉球絵画研究所・「肉理紋」指導施設設置予定


<最後に>

これまで、15~19世紀の琉球王朝時代に描かれ1945年の沖縄戦で行方不明となった琉球国王肖像画「御後絵(おごえ)」について、様々な視点からアプローチしてまいりましたが、その度に多くの人々や文物・資料と出逢い「琉球絵画」の奥深さの一端を実感することができました。その中でも、今回ご紹介した朝鮮国王肖像画「御眞(オジン)」の描法「肉理紋(ユッニムン)」(細密着彩)の探求により、これまで幻とされてきた古(いにしえ)の「御後絵」描法を現代に再現するという大きな試みへと繋がってまいりました。

2024年、行方不明だった「御後絵」の原画の一部(4幅)が79年振りにアメリカから返還されたことで、専門家による新たな「御後絵」研究が期待されております。

この契機に、琉球絵画研究所でも本格的な後進の指導を行いながら「琉球絵画」の復興を目指すための会社(組織)づくりという新たなステージに繋げられるよう精進したいと考えております。

その足掛かりとなる本展「『御後絵』×『肉理紋』プロジェクト」の趣旨にご賛同いただける方はご支援をよろしくお願いいたします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けいたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 展覧会運営費(チラシ・ポスター制作費、会場費、額装費、作品輸送費、作品保険代、人件費等、) リターン作品制作費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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