自己紹介
皆様初めまして。
ドッグトレーナーの山本と申します。
幼い頃から犬や動物との触れあいが異常なほど好きでしたが、ドッグトレーナーになるきっかけは福祉でした。
元々ばあちゃん子であり、お年寄りが大好きでした。
17歳で特養に半年間ボランティアしたのを機に認知症への興味を持ち、福祉先進国スウェーデンへ単身渡り、グループホームを学んでいく中でドッグセラピーという分野を初めて知ったのです。
今から26年前になります。
施設に動物??とても衝撃的だった事を今でも忘れられません。
そこから動物達の可能性や社会的地位の高さにえらく感銘を受けました。
そして2000年、世界的に有名なハンガリーのドッグトレーナーであるホールナイ・ラスローと運命的な出会いがあり、直弟子となり住み込みながらドッグトレーナーへの道を選びました。
帰国して24年間は毎日休みなく日本全国の犬達1500匹以上(飼い主様含む)指導してまいりました。
師匠である人の最も好きな言葉であり格言です。
『犬を愛そうとするのではなく、
犬をよく知ろうしてみて下さい。
そうすれば自然と愛せます。』
この言葉を私の心の軸に置き、関西を拠点に自宅兼事務所施設(ドッグホテルやトリミング)を構え、出張で飼い主様同伴トレーニングやリハビリをメインに行う傍ら、携わった犬達のお手入れやお預りサービス等を行ってまいりました。
私の経歴
(初代パートナーのココ)
【生涯を捧げようと決めたココとのストーリー】
師匠はジャイアントシュナウザーという犬種の当時世界大会IGO(旧IPO)に毎年出ている選手でもあり、その子犬達が丁度生まれたタイミングでハンガリーに渡り、そこでジャイアントシュナウザーのココと運命的に出会い、彼をパートナーに迎え入れて学びました。
その間IPOハンガリー地方大会にて優勝。
「ハンガリー訓練日記」を1年間『愛犬の友』で連載することとなり、ご好評いただいたこともありました。

ハンガリーでの修行が終わり、成犬になっていたココと一緒に日本へ帰国しました。
帰国前に師匠に不安で聞いてみました。
これから私は誰から学べば良いですかと。
師匠は私にとても信頼する目で答えてくれた表情と言葉を今でも忘れません。
『これからは犬の目から学びなさい。
目を見て1秒後にどんな行動するか分かるようになります。
あなたにはそれが備わっている。
それを信じて目を見続けなさい。』
その言葉を信じて帰国しました。
帰国後、奈良でドッグカフェをオープンし、ココは看板犬として1年半ほど立派な看板犬として活躍しました。
しかしある時から体調を壊すようになり、通院するように。。
診断は腎不全でした。
悪化するスピードが早く往年2歳10ヶ月でこの世を去りました。
ココと二人三脚でカフェを営み、知名度を上げたのもココのお陰でした。
犬から学び、犬と学び、犬に支えられ、犬から新たな人生の選択肢を与えられました。
こんな私が1週間食事が喉を通らず過ごしていると、頭の中で自然とこの言葉が浮かび上がりました。
「これだけ犬に助けられたのなら、私もいつかは犬に恩を返したい。」
この瞬間悲しさから解放され、再び私ができる事を!と考えるようになり力がみなぎったのです。
その一心で生涯を犬と人のために全てを捧げた活動や仕事をしようと思い、今に至ります。
そこからトレーナーとしての自分自身を模索するようになりました。
帰国後、関西を中心に出張同伴トレーニング(パピー~噛み犬まで)を始めました。
2005年29歳、NPO法人日本愛犬家協会 理事に就任し、
ポプラ社にて『げんこのキモチ』を共同出版。
有限会社PSD設立。
2006年犬の殺処分問題に心を痛め、
『犬一揆』プロジェクトスタート。

さらに福祉国家スウェーデンで学んだ福祉とドッグトレーナーの経験を活かし動物介在療法をスタートさせたのもこの頃です。

ご要望が多く、2010年には『犬のしつけ講座』DVDも発売しました。
2019年には約20年ぶりに私自身のアナザースカイ、犬の先進国ハンガリーを再び訪れることができ、啓発活動やヨーロッパ犬のあり方等を取材し、いぬプロからYouTube配信しました。
いぬプロYouTube
↓
https://youtube.com/@inupro?si=oCAyPlY5vaDFX4kJ
犬とともにこんな人生を過ごして参りました。
プロジェクトを立ち上げた背景

元々は関西中心で出張同伴トレーニングを始め、その犬達のため専用のホテルサービスを始めるために自宅にて事務所兼ホテル業務が出来るよう施設を構えました。
トレーニングをきっかけにドッグトレーナーと飼い主様そして犬達の三者間で信頼関係が増してくると、やはり真っ先に聞かれるのが、
「先生とこって預かったりしてくれますか?」
理由は、
①飼い主様の犬を熟知している事。
②犬達の性格や病気若しくは行動等を把握してる事。
③良いこと悪いことをしっかり注意してくれる事。
④揺らがない信頼関係が構築されているため犬達のストレスもかなり低い。
⑤24時間いつでも人が施設に居ること。
⑥シニアになっても安心して預けれる等。
⑦25年預かり無事故で営業してきてること。
だと感じています。
従って一見様の犬は預かる事はなく、少なくとも数回はトレーニングを見ていたり、飼い主様の親戚や友人様の紹介までしか範囲としてサービスを行わずにしてきました。
関西で担当してきた飼い主様は気軽に預ける事が出来るため、犬と離れられない、冠婚葬祭もなかなか行けない、旅行に行きたいが犬もいるから我慢と言ったような思考ではなく、自身の時間もしっかりと作れるライフスタイルです。

それが犬達が安心して過ごせる第二の故郷となります。
犬を預けに来て時、すたすた振り返らず尾っぽ振りながら入って行く犬達を尻目に、飼い主様は
「1回は振り返れよ!」
こんな台詞はよく見る光景です笑
リフレッシュで預けたり、我慢せずに楽しんだりは悪いことではなく、飼い主様と犬との関係性や距離が健全だという事を皆様認識しています。
そういう関係性で預ける事の出来る施設のニーズが東京でも増えてきたため、皆様が安心して預ける事の出来るホテルを開業しようと思い立ちました。
このプロジェクトで実現したいこと

当たり前に事故が無く、関わるスタッフの意識管理と24時間の管理体制が確立させ、パートナードッグ達のストレスをいかに下げながら複数回利用してリラックスした滞在が出来るか、、など幾つもの高いハードルをもったホテルです。

そのためにこのホテルを母体とし、人材のスキルアップが出来るスクールや、ドッグトレーナーの育成の場所としても活用しつつ、地域に貢献できる人材育成を同時に行っていきます。
今後オーナー様との密な飼育情報の共有管理(悩み含め)が必要となるため必要不可欠な部分となります。
パートナードッグを預かりお世話をするスタッフ全てが、経験を積んだトレーナー兼ホテルスタッフになってもらう事を目指します。
年齢に関係なく犬の扱いが可能であり、常に安全確認と安心できる危機管理能力、些細な体調の変化を察知し対応できる能力、正しくコントロールするスキル等を身に付けてもらいます。
そして滞在したからこそパートナードッグ達の問題部分がさらに把握でき、そこへの具体的な対処方法を正しい情報に基づきアドバイスすることもできるようになります。
少しでもオーナー様とパートナードッグの悩みや関係性にプラスになるよう、観察をしながら滞在してもらえるホテルを実現します。




応援しています!頑張ってください💪