自己紹介

　2024年8月に滋賀県草津市にオープンしたインフロニア草津アクアティクスセンター（草津市立プール、以下プール）です。この施設は西日本で唯一の通年利用可能なプールを3面備えています。（50ｍプール・飛込プール・25ｍプール）日本有数の水泳拠点として、2025年9月〜10月に国スポ・障スポで競泳・飛込・水球・アーティスティックスイミングの競技が行われ、以降も、大会開催や競技練習の選手利用のみならず、一般の人の健康維持のプール・ジム利用も多く行われます。当施設の事業として“スポーツ環境の充実”、“スポーツ健康づくりの推進”はスポーツ施設として勿論、3つ目の先進的な取組として“賑わい創出”を掲げています。

このプロジェクトで実現したいこと

　上記を叶えるため、行政・地元企業・学生や市民団体と繋がりを持たせて、みんなで発見、発掘、磨きあげた地域のいいもの集大成として、プールの「おみやげ」を国スポ・障スポイヤーに完成・販売をします。日本有数の水泳拠点の、最初は記念の品として、全国からの選手・応援者に持って帰ってもらう、その後も草津に訪れた人だけでなく、地域の人が草津の自慢のモノとして持っていきたくなる「おみやげ」を考えてきました。この地域に誇りを持つ人が増えることと、地域経済が活性化することにより、地域の賑わいを実現したく思います。

プロジェクトに向けてこれまで行ってきたこと

　これまでの事業は大きく5つ実施、今後2つを予定しています。市民団体“草津おみやげラボ（以下、ラボ）”らの協力により、地元企業・学生や市民という普段あまり関わることのない人たちを“まちあるき”“芸術”“食べる”という参加しやすい交流イベントで結びつけ、おみやげ開発に活かしてきました。

①　2023年1月　巡って食べて地域育成ワークショップ

　JR草津駅前から建設中のプールとその周辺を巡りながら、草津の発展の歴史・思い出を、草津市観光ボランティアガイド・地域の参加者から聞きながら、その体験を未来へつなぐため、発信を草津川跡地公園に沿い、草津市の中心に位置するプールから行う、というコンセプトで、人が賑わう仕組みやおみやげについてアイデアが出されました。また知られていないおみやげや発祥物があることが分かったので、知ってもらう活動が引き続き必要と考えました。（参加者：35名）

②　2023年10月　アートフェスタくさつ出店

　近隣に住む家族向けにプール施設や取組について知ってもらおうと草津市役所で実施の当アートイベントに出店しました。プールの魅力を自慢してもらおうと、飛び込みをイメージした「おさかなスイスイ水そう」のペットボトル工作（握ると沈む浮力を利用した浮沈子）を作ってもらうことと、びわ湖のカタチのカラフルカードへプールへのメッセージを記入してもらい、プール完成後の壁面展示を楽しみに来場したくなる仕掛けとした。賑わい創出の取組や思いをアート・科学体験を通して楽しく聞いてもらい、新しいおみやげのアイデアを生む機会となりました（参加者：約300人）

③　2024年1月　プールにおきたいおみやげアイデア出しワークショップ

　これまでのワークショップで出された意見から地元食材使用・びわ湖をイメージするものとして選んだ7種類のおみやげの試食をしながら、具体的なプールのおみやげのアイデア出しを行った。地元企業の思いや地域のいいものを掘り起こすため、ラボ作成・投稿の各おみやげのInstagramリールもご覧いただき、動画を子ども達と一緒に作ることで、発信の練習にもなるICT教育の新しい活用にも期待ができるとされた。ここで、「やっぱり食べるおみやげがいい。びわ湖をイメージする青い色がいい。また、思い出（記憶）だけでなく、カタチに残る手段を考えたい」と意見がまとまってきました。（参加者：150名）

④　2024年7月　プールオープン記念式典でのびわ湖カードの壁面展示

アートフェスタくさつで集めたびわ湖のカタチのカラフルカードへプールへのメッセージに加え、ヨシ紙のびわ湖のカタチカードへのメッセージ記入を式典に合わせて追加で行い、キッズエリアに設置した琵琶湖の景観や環境を保全するヨシ群（高さ・幅2mm）に飾り付けた。ヨシ保全などを通して琵琶湖を守る地域の人の思い、それを引き継ぐ学びの場をプールとの共通点“水”を通して伝えることができました。メッセージカードにはイラストも多く、カタチに残るおみやげとして、子ども達からイラストを募集してグッズ：缶バッチを作ることとしました。（参加者：記念式典参加として300名）

⑤　2025年3月　巡って感じて地域育成ワークショップ②

　関係者でないと入れない？ このプール特別ならではの体験をしてもらおうと、飛び込み台を間近から見たり、選手練習室・プールの水の浄化施設を巡ったりするバックヤードツアーを行いました。この体験を通して、先のワークショップであがった意見『やっぱり食べるおみやげがいい。びわ湖をイメージする青い色がいい。また、思い出（記憶）だけでなく、カタチに残る手段を考えたい』のカタチに残る「おみやげ品のおまけ」として、プールや草津市・琵琶湖の魅力を伝える缶バッチデザイン描き・アイデア出しワークショップを行いました。プールの魅力と草津ブランドを組み合わせた様々なアイデアが生まれました。（参加者：35名）

これから、カタチにしていきます。
アイデアコンテストは 2025年5月9日㈮まで（市外の方も勿論）広く募集しておりますので、こちら からどうぞ！

これからの事業

⑥ 2025年6月　缶バッチデザインコンテストの人気投票を行います！

　応募作品の中から、商品になりうる候補を事務局で選び、上位作品の中から
人気投票を行います！　あなたのアイデアが商品になるかも？（コンテスト応募は こちら）
投票だけでもぜひご参加ください（こちらにリンク先予定）

　また、先のワークショップであがった意見『やっぱり食べるおみやげがいい。びわ湖をイメージする青い色がいい』を叶える「おみやげ品」として、
滋賀県草津市に製造場を有するパイン株式会社に依頼した
＼青いパインアメ／　味は食べてのお楽しみ！が完成します。

⑦　2025年8月　プール1周年記念で、みんなで作ったおみやげお披露目＆販売会（予定）

　通年利用可能な飛び込み施設を有するプールらしさ、琵琶湖を有する滋賀県らしさ、国スポ・障スポをきっかけに記念に長く飾っておきたくなる缶バッチ付きの、みんなでつくったおみやげとして販売を開始します。これからも新しいおみやげを生み出すため、意見交換やアイデア・イラスト収集も行っていき、ますます地域で愛されるおみやげとして育てていきます。

プロジェクト予算の使い道について

・第一目標金額・・・100万円
　商品袋詰委託費 30万円
　缶バッチ（9000個製作費） 70万円

・第二目標金額・・・200万円
　上記に加え、制作費用・チラシ作成・SNS発信・イベント開催費など100万円

リターンについて

・おみやげ品 1こ
 　内応物：オリジナル青いパインアメ※ 10粒
　　　　　＋缶バッチ（57mmサイズ）1個 付き）：1,000円　700名分
　　郵送など

・プールバックヤードツアー（オリジナル青いパインアメ※ 10粒＋缶バッチ付きのおみやげ付き　内容物は上と同じ） 10,000円　30組
　　期間：2025年8月・11月～2026年2月までの候補日時を追ってお知らせします。大会やメンテナンス等で日程が限られます。平日・㈯㈰祝も候補日はあります。㈭が休館日です。
　　所要時間：1時間半
　　人数：5名様まで（ご家族・友人グループなど）
　　会場までの交通費はご負担ください。貸出ヘルメット着用をお願いします。

※オリジナル青いパインアメの詳細
名称：キャンディ
原材料：砂糖（国内製造）、水飴、パイナップル果汁、脱脂粉乳／酸味料、香料、着色料
内容量：47g　←10粒相当
賞味期限：2026年7月
保存方法：直射日光や高温多湿をさけて保存してください。
製造者：パイン株式会社
製造者：パイン株式会社滋賀工場
販売者：インフロニア草津アクアティクスセンター
アレルギー物質：なし

スケジュール

2025年6月末　缶バッチのデザイン決定！！・おみやげ品の納入
2025年7月～9月　商品袋詰め作業
2025年8月～2026年2月（第1ロットとして）おみやげ販売

最後に

　2025年国スポ・障スポをきっかけに、ずっとプールで愛されるプールのおみやげをつくり、人の賑わいも生もうというワークショップやPRイベントを、2022年度から㈱ビバは市民団体草津おみやげラボと共同でおこなってきました。“草津にはなにもない” と思っていたあなた、【草津には一緒に地域を盛り上げよう！】という仲間や企業さんがあります！！
そして、いよいよ具体的に「青いパインアメ」と「オリジナル缶バッチ」のおみやげ開発に向けて、最終段階へ進んでおります。
　みんなで創った プールの魅力をや健幸、環境に対する思いを伝える「おみやげ品」の完成を応援宜しくお願いします！