【3/31追記】みなさんの支援のおかげで奇跡が起きました!【1000万円目標】ご支援のお願い
※初めてお読みになる方は【つくばねファームが閉園の危機です】見出しからお読みいただけますと幸いです。
クラウドファンディング開始から5日目で当初の目標【300万円】を達成することができました。
まずみなさまにお礼を言わせて下さい。本当に本当にありがとうございます。
正直、期間に関係なく達成するとは思っておらず
「3分の1奇跡的に集まったら、後は自分で何とかする」
というのが最初のクラウドファンディング動画を撮ったときの気持ちでした。
支援者の方のお名前を見るたびにいろんな思い出が浮かんできて、今すぐに一人一人会いたい気持ちです。
ただ今はやりきる使命がありますので、気持ちを文字に変えて今日から一人一人お手紙書かせていただきます。
こちらの便箋に心を込めて書きます
本当にありがとうございます。
もうすでに見出しでお気づきの方もいるかもしれませんが、引き続き【1000万円】という額を目指して、支援をお願いしにまいりました。
何か言っていることと、やっていることに違和感を感じる方もいるかもしれません。
「自分でやるつもり、集まらないと思っていたのに、さらに追加でとはどういうことだ」
ごもっともです。
どうかこのお願いを覚悟を持ってしようと決めた、奇跡のようなきっかけのお話だけさせて下さい。
思い出の場所を守るためにした、無謀で不躾なお願いの結果
クラウドファンディングの準備をしている頃、フェイスブックにメッセージが届きました。
差出人は矢田部淳(やたべ じゅん)さん。
矢田部さんからのメッセージ※掲載ご承諾いただいています
内容は「動画(クラウドファンディングの為の)に非常に共感した、お話できませんか?」というもの。
特に何も考えず、ただ「声がけをしてくれることがありがたい」とお会いする時間をいただきました。
クラウドファンディングが開始すると、ものすごい早さでみなさまからの支援が入り、目標に向かっていきます。
本当に予想外の早さで、適切な表現かは分かりませんが「この気持ちに必ず報いなければ」と恐怖を感じたほどです。
ただ最初から思い出を守る覚悟は決めていますから、支援が集まっていく中で
「絶対に絶対にこの支援を無駄にしてはならない」
その気持ちも強まっていきました。
この”支援を無駄にしない”とは具体的にどういうことか?
それは、追記する前に書いた通り
【アライグマ対策被害をいたちごっこにせず、第2ファームで経営を安定させること】
です。
被害対策をしても、気候変動や災害・別の理由で資金繰りに困れば、思い出の農園を閉園しなければなりません。
その第2ファームは現状【補助ファーム】でスタートしておらず、スタートするには最低限【1000万円】は必要です。
話は戻ります。
冒頭にメッセージを下さった矢田部淳さんは、とんきゅうグループの代表です。
矢田部淳さん https://ton-kyu.com/message より
以前お会いした時はまた別の飲食店を経営されていましたが、今はつくばで飲食店と精肉店を11店舗をも経営する有名グループのトップになられていました。
矢田部さんとのメッセージやり取りを見ながら考えました。
(もちろん1000万円以上、自分自身で稼ぐ。)
(ただ、ここで支援してもらえたら第2ファームのスタートは確実になるのではないか?)
(より確実に向かうにはどういう選択をすべきか)
その間にも、本当に自分に近しい大切な人たち、まだお会いしたこともない人たちが支援が続々と集っていく。
その名前一つ一つを眺めながら、とても無謀なお願いを、矢田部さんにすることを決意しました。
「クラウドファンディングのリターン限度額【300万円】まで、一括で支援をしてもらおう」
リターンは第2ファームにスペシャルスポンサーとして看板を設置はするものの、7年ぶりにたまたま声をかけてくれた方に、利には直結しない支援をお願いすることになります。
あまりに不躾けだとも言えます。
それでも、言うしかない。言いたい。
その日はやってきました。
淳さんは一言。
「いいですね!やりましょう!」
これが器の違いかと思わざるを得ないほど、本当に一瞬の快諾です。
決済の関係もあり直接となりましたが、支援のお約束をいただいております。
淳さん、本当にありがとうございます。
確実に第2ファームをスタートさせるために、自分自身が支援以上に稼ぐ
現在の第2補助ファーム
「とんきゅうさんからの支援が決定したとして、後は自分で頑張ればいい」
これが一般的な考えだと思います。
少し事情は異なりますが、最近起きた令和の百姓一揆でも、農家さんに対する「自分で解決するべき」という声は多くみられました。
大切な人たちと言っておきながら、まだ支援を追加でお願いするのは、あまりに厚顔無恥かもしれません。
それでも、この思い出の場所を守り、確実に未来につなげたい!
本気でそれを実現するには、第2ファームをスタートすることは絶対条件と言えます。
第2ファームスタートの費用の内訳はこちらです。
大ハウス建設【400万円】
トイレ【100万円】
農地転用【100万円】
水回りの整備【50万円】
足元汚れ防止シート【50万円】
これに収穫量を安定させることも兼ねた、つくばねファームハウス内にハウスを作る費用【300万円】をあわせて1000万円となっています。
そう考えたときに、クラウドファンディングの手数料、リターンにかかる費用をあわせて【1000万円】が目標となったというわけです。
もちろん全てみなさまにおんぶに抱っこにはしません。
あくまでもこのクラウドファンディングはスタートする為の資金の一部で、また新たな災害に備えるために自分で支援額以上に稼ぎます。
具体的には
融資
収穫量・生産性の向上施策
夜間いちご狩り開園
冷凍いちご・生芋の出荷
かき氷、冷凍焼き芋の販売
毎月定例イベント開催
など、すでに動き出し全力で取り組んでいます。
ここはもうやることでしか示していけないと思いますので、とにかくひたむきに行っていきます。
やるのならば自分の限界まで!
だからこそ、もう限界までお願いさせていただきたいです。
お願い以上にやりきる覚悟は最初から変わりません!
リターンで少しでもお返しできるよう、楽しんでもらえるよう新たに設定しましたので、どうかご支援お願いします。
そして改めて今支援いただいているみなさん、心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございます。
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
文章では伝えきれない部分があると思い、正直な気持ちを動画にしました。
本気で臨んでいますので、少しでも思いが伝われば幸いです。
追加リターンについて
支援いただいたすべての方に、進捗をリアルタイムで報ディスコードサーバー(オンラインチャット)へご招待します。
このサーバーはクラウドファンディングのすべてのリターンをご提供し終えるまで稼働します。
お礼のメールにて招待リンクを送らせていただきますのでご確認下さいませ!
お品物は当ファームで収穫したさつまいも(生)を追加しました。
適切に熟成していますので各種お料理にお使いいただけます!
また、2025年8月と10月に開催するイベントのチケットも追加しました!
どちらも、おいしく楽しいイベントにできるよう全力で盛り上げますのでぜひご参加下さい。
資金の使い道について【1000万円目標】
罠設置費用:約150万円
第2ファーム開始費用(一部):470万円
返礼・リターン製作費等:140万円
人件費:約50万円
広報費:約20万円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約170万円
----3月31日追記ここまで-----
----↓↓↓3月31日追記i以前↓↓↓-----
※初めてのこのページを読む方はこちらもお読みください
【つくばねファーム】が閉園の危機です
こんにちは。小辻孝輔と申します。
茨城県つくば市で2008年から18年間、いちご狩り農園【つくばねファーム】を運営してきました。
結論をまず申し上げると、このままアライグマ被害が続き、対策を何もしないままですと、【つくばねファーム】を閉園しなければなりません。
閉園危機の主な理由は【鳥獣被害(主にアライグマ)】です。
暗視カメラに映る、侵入するアライグマ
もしかしたら
「アライグマ被害だけで閉園の危機になってしまうものか...」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今年の被害は想像以上に甚大でした。
つくばねファーム、いちご狩り2025年シーズン。
アライグマの食害により、貴重な期間の半分をも棒に振ることとなってしまいました。
通常時のいちご狩り受け入れ人数で比較すると、約3000人の方をお断りした状態。
被害額にすると、1000万円を超える大きすぎる痛手です。
あらゆるいちごが、毎日毎日無残な姿になります。
完璧な状態を求めなくとも、かじられているいちごがそこらにある状態では
お客様を受け入れることは到底できません。
「またあった」「このエリアもだ」バケツ何杯にもなるアライグマの残飯を処理をする毎日。
「これは一体なんの仕事だろう」と思わざるをえませんでした。
アライグマ被害だけではなく、震災による設備の倒壊や風評被害など何度も危機はあり
近年ではコロナウイルスによる休園もあって、緊急の融資を受け再起をかけていた矢先です。
十数年研究期間と協力して対策してきた中で、今シーズンは特に被害がひどく
いよいよ【閉園】という究極の選択を迫られるところまできてしまった状態です。
この【閉園】を乗り越えるにはまずアライグマ対策を行う必要がある。
それが今の現状です。
もし私が、無関係者としてここまで読んだなら
「閉園してもいちご狩りをできる場所は他にもある」
「被害を防げてきてない以上、閉園が正しい選択では?」
「被害対策しても、いたちごっこでまた来年同じことになりそう」
ときっと思ったでしょう。当然のことです。
あらゆる原材料が高騰する昨今、経営という面で誰しもが戦っています。
だからこそいたちごっこにせずに、閉園回避後もファームを続けていく
【覚悟】と【具体的な準備】があります。
支援を決して無駄にはしませんので、どうかみなさんの力をお貸し下さい。
その覚悟と準備については下に書きましたので、続けて読んでいただけますと幸いです。
クラウドファンディングを決意した”きっかけ”と”覚悟”
クラウドファンディングを決意した直後に撮った動画です。
この動画にきっかけと想いは詰まっています。
4分と少し長いですが、どうかご覧いただければと思います。
正直に話しますと、このクラウドファンディングを決意するまでは
「もう閉園でいいかな」そう思っていました。
思いを割合にするならば【閉園:続ける】は【7:3】とかなり閉園よりだったと言えます。
「もうやるだけやったし、鉄くずにでもなんでも整理すれば返済だけはできる」
「イチゴを作る畑だけを残して、ひっそりと生産を続けよう」
このような気持ちです。
ですが今は「どうしても閉園はしたくない」と強く思っています。
そのきっかけがあったのはつい先日、3月の半ばのことした。
「●●さんが、農園にきてるよ」家族からLINEをもらって、ファームにかけつけました。
●●さんはもう10年以上前から、ご家族で通い続けてくださっている方です。
いつもこっそりと予約を取ってくれて、私が余計な気を遣わなくていいように配慮してくれます。
そんな長くありがたい付き合いのはずなのに、その時の私は何も話せませんでした。
閉園のことはもちろん、アライグマの被害があってることすらもです。
●●さんは言いました。
「人気なんでしょうね。今年は予約がとれてなかったから、来れて嬉しいな」
何気ないその一言を聞いたときに、私は気づかされました。
(つくばねファームは前日にしか予約を開けないこともある)
(きっと何度も何度も、お知らせのないHPを更新したんだろう)
(直接聞けるはずなのに、ただひっそりとひたむきにいつも見てくださっていた)
「ああ、私はこんなに大切な人たちと、向き合うことから逃げてしまっていたんだ」
そう思うと自分がつくばねファームを立ち上げてからの、数々の思い出が蘇ってきました。
18年前、ただのハウスと長机、一本ののぼりから始めたつくばねファーム。
当然誰もくるはずもなく、はじめはいちごを使ってくださいと、無料で街中のお店で配りました。
そんなことを続けていると、近所のおばあちゃんが心配して様子を見にきてくれるようになります。
「サラリーマンに戻ったら?」おばあちゃんがポテトサラダをくれる。代わりにいちごをあげる。
何も求めずに毎日食べさせてくれるその気持ちが、嬉しかった。
そんな中、ただ作物と向き合う。
天気は変わり晴れ、雨、雪の日。
おばあちゃんのポテトサラダが、春のたけのこご飯に変わって、少しずつ、商売らしくなる。
ヤギを飼い、出産と死別を何度も経験する。
自分の子が生まれる。
ネズミとり要員として飼い始めた猫と一緒に、温室でひなたぼっこ。
みんなで植えたいちごに名札を付ける。
「生まれてはじめて」と喜ぶ子どもたち。
初物いちごの収穫。
温室での音楽会。鳥と人の歌声。
イチゴ畑からみんなでそれを眺める光景。
思い起こせばきりがありません。
「ここは自分にとってたくさんの思い出がある場所」
「そして、誰かの思い出の1ページになれる場所でもある」
その後すぐにクラウドファンディングの為の動画を撮った次第です。
その動画を、一度でもご来園いただいた方にメールを送らせてもらうと
想像以上の反響とあたたかいコメントやお言葉が返ってきました。
それらを読んでいるうちに、絶対にこのままでは終われない!!!
想いは、強い覚悟に変わりました。
自分語りのようになってしまい申し訳ないです。
でもこれが正直な気持ちで、だからこそ最後までやりきる覚悟があります。
どうか、この思い出の場所と覚悟に支援をいただきたいです。
思い出の場所を絶対に守る為にはきれいごとだけではいけない。
つくばねファームを存続をさせていくための準備についてを、最後に書きます。
思い出の場所を”絶対に”まもるための準備。第2ファーム
第2補助ファーム
アライグマの食害については、これまでも国の研究機関と協力して、様々な対策を講じてきました。
ですが、今回の支援で被害補填の後、文字通りいたちごっこになっては意味がありません。
もちろん、その対策については支援いただいた後、今まで以上にしっかりと行います。
それは絶対にやるべき当たり前のことです。
その先として「本当に思い出の場所であり続けられるのか?」を追求したとき
それまで生産のみ行うつもりで準備していた【第2ファーム】のポテンシャルに気づきました。
被害対策を行ったうえで、第2ファームを今のつくばねファームのようにできれば
経営は安定できると踏んでいます。
今のところ第2ファームは、アライグマの食害も全くありません(当然対策は行います)。
足りない部分はあります。
いちご狩りはただいちごを狩るだけではなく、くつろいでもらえる空間にしたい。
と考えているため、手を洗う場所やトイレなど設備投資は必要です。
ただ、いちご狩りだけであればすでにできる準備は整っています。
人生に数度もなかった【絶対にやるモード】になった今、自分の持っているリソースはすべて実現につなげるつもりです。
第2ファームはつくばねファームから10分ほど南に位置し、このエリアは、アクセスもよく開けています。
いちご作りには必須となるミツバチが育つための蜜源も豊富です。
養蜂したミツバチの様子
かつて600年栄えた集落の人々が集まる場所にあり、最近近くに新しいお社も建立されました。
ここでいちごともう一つの事業の柱でもあるお芋をみんなで育て、ハチミツを取りたいです。
そうして大きなテーブルを囲んで、採ってきたものを並べ、食し、団らんする日常をリアルに想像しています。
というように、思い出の場所を守るために、第2ファームも含めて経営にも徹底的に向き合っていきます。
対策だけではない二の矢、三の矢を用意して、このクラウドファンディングに望む。
その先には、必ず「支援してよかった」と思ってもらえる未来を作れるはず。
どうせ飛ぶなら、思い切り飛んでみたい。
もうその光景が一度見えてしまった以上は、自分はとにかくそこを目指して走り続けます。
どうか、ご支援をお願いします!
リターンについて
主なリターンについては【いちご狩り優先予約券】となっています。
このいちご狩りについては、つくばねファームが閉園となってしまっても、必ず開催することをお約束します。
また、いちご狩りつきのご支援をいただいた方には、もれなくファームメンバーシップの参加権もお付けします。こちらは、年間を通しての限定イベント(育成、収穫イベントや感謝祭など)への優先参加権など、メンバーシップだけの特典が付与されます。
※閉園した場合は第二農場での開催予定です。
お品としては、冷凍の焼き芋とデラックスいちご・手作りジャムをご用意しています。
いずれもご好評いただいていますので、ご賞味下さい。
まずは被害対策と危機を回避。
そして第二農場で、思い出の場所を守り続けるために、経営を安定させていく。
その未来の可能性を少しでも感じて、信じていただければ、全力でお応えします。
スケジュール(予定)
■4月下旬 キックオフイベントイチゴ祭り開催
■4月末 クラウドファンディング終了
■5~7月 返礼品やお礼のお手紙などの発送準備(リターンによっては来シーズン)
■7月頃 県主催の罠講習会参加
■10〜11月 対策含むハウス改修、罠や防護設備、第二ファーム付帯設備導入
■12月中旬~1月初頭 2026年いちご狩りシーズン開始
いちご狩り予約券は2026年シーズンに利用できます。
資金の使い道について
設備費:約150万円
返礼・リターン製作費等:60万円
人件費:約19万円
広報費:約20万円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約51万円
最後に
本当にここまでお読みいただきありがとうございます。それだけで救われます。
長々と書きましたが
「失うことになって、初めて大切なものに気づいた」
「それは自分にとっての思い出と、みなさんにとっての思い出になる場所だった」
これに尽きます。
そして、これらを失わないと決めたからには全力でやりきる。
自分にはその力があると信じています。
暑苦しいと思われても、これをきっかけに今回支援をいただいた一人一人の方と向き合いたい。
そしてつくばねファームという思い出の場所を、みなさんと一緒に未来に残していきたいです。
気づくのがあまりにも遅く、つくばねファームに残された時間は少ししかありません。
支援が難しいという方は、どうか一人でも多くの人にシェアいただければ幸せです。
どうか、みなさまのお力をお貸し下さい。
小辻孝輔
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