熊本県天草市にある有馬写真館を経営しております有馬明広と申します。
郷土天草に根付いた写真館を父から引き継いでからずっと写真館の既成概念にとらわれず
「本当に価値のある写真とは」
ということをテーマとして掲げ、流行りに左右されることなく本質的なものを大事にしながら皆様の節目のお写真を中心に、広告撮影、イベント撮影など幅広く撮らせていただいております。
熊本県内にとどまらずご依頼があれば九州各地を飛び回っています。
我が家の記念写真です
お宮参り、七五三、ブライダルフォトなど記念写真もかなりの数をお撮りしていて、これまでに撮影したことのあるロケ地は150カ所以上、撮影経験のある結婚式場は40カ所以上あります。
広告写真、学校写真、イベント撮影の経験も豊富で熊本城ホールで行われた国際サミット「第4回アジア・太平洋水サミット」においては財団法人日本水フォーラムより依頼を受け写真による記録業務を担当させていただきました。

また、オンラインでは全国の皆様からお預かりした写真をもとに家宝を作るというコンセプトのもとオーダーメイドでフォトアルバムなどの作品を制作しています。
写真館は写真を撮ってアルバムにするのが仕事という先入観にとらわれず
写真館は家庭の写真を家宝にするのが仕事である
という理念のもと、PAPi PHOTO WORKSというオンラインストアを立ち上げ、全国の写真館に先駆けすでに10年ほど取り組み、全国はもとより、海外からの依頼にもお応えしています。
等身大写真で存在感を残す等身大アルバムや、生まれた時のエピソード写真やエコー写真、そして等身大写真を詰め込んだ「赤ちゃんのファーストアルバム」は長年人気の作品となっています。
赤ちゃんのファーストアルバム
等身大アルバム
PAPi PHOTO WORKS👈
写真は姿を残すものですが中身の部分が大事だと思っており、お宮参り、七五三、結婚式でお世話になることの多い神社について学び、神道文化検定(神社検定)は毎年数十名程度しか合格者が出ない壱級を取得しています。
プロとして写真に関すること全般に対して知識や技術を磨き、人々や地域に貢献することを目指しています。
このように既存の写真館のありかたにとらわれない、家族のための撮影、家族のためのアルバム制作という理念の元活動してまいりましたが、この天草古写真カラー化プロジェクトについても同じく家族のため、地域のためという思いから生まれました。

天草古写真カラー化プロジェクトは熊本県天草の古写真を修復しカラー化して展示を行っています。
プロジェクトの目的は以下の通り、天草の発展の力となること。
白黒写真に色が付くということは私にとって予想して以上の感動がありました。
昭和35年 本徳稲荷落成式及び初午祭
デジタル手彩色に当時の景色がよみがえりました
この写真は私の祖父が昭和35年に撮っていたものです。
カラー化したことで「祖父が見ていた景色はこれだったんだ!」と気付き、しばらく感動して見入ってしまいました。白黒からカラーになるだけでこれほどまでに印象が変わってしまうものなのかと未だに作品が完成するたびに感動します。
この感動を皆さんにも味わっていただき、先人たちの時代に興味を持ち、さらにはこれからの天草について考えるきっかけとなってもらえたらと思いました。
天草古写真カラー化プロジェクトの目的
①ご家庭に眠る古い写真の存在を思い出していただくきっかけを作る。
②高齢者の方々が写真を通して若い世代に昔の暮らしを語り継ぐ機会を作りたい。
③写真展を地域住民の交流の場として活用し、世代を超えたつながりを生み出したい。
④写真展をきっかけに、地域住民が協力して地域の活性化に取り組む機運を高めたい。
⑤写真を通して、若い世代がふるさとへの誇りを持ち、地域の伝統を受け継いでいくきっかけを作りたい。
⑥天草の歴史や文化を後世に伝えたい。
⑦最終的には写真集などを制作し、地域のアーカイブとして残したい。
⑧天草以外の地域でも写真展を開催することで天草の魅力を再発見する場として、地域外の人々に訪れてもらうきっかけとなり観光客誘致に貢献したい。
写真館として数多くのご家族の節目を目にしてきた経験から私にしかできない皆様に貢献できることはないだろうかと思っていたところデジタル手彩色に出会い、故郷である天草のために活動することを強く決意しました。
支援額が目標に達しないとしても、例えゼロだとしても自力で出来る範囲で必ず1回は写真展を開催します。
目標額に応じて熊本城ホールでの写真展、そして東京、大阪などでも天草を故郷に持つ皆様を中心にご覧いただけるよう写真展を開催できればと考えています。
このプロジェクトは元々2年ほど前に「天草古写真カラー化プロジェクト」として一人で始めたものになります。
Facebookなどでご家庭に保管されている天草の古写真を募集し、本業の合間に地道に少しずつカラー化してきました。
一番最初のきっかけは私の祖父母の残してくれていた古写真
彩色した写真には見たことのない若いころの祖父母の姿が
白黒の写真しか残されていないのは当たり前だと無意識に思っていましたが、AIを使ったカラー化が出始めたことにより、カラー化することへ興味が出てきました。
実際にカラー化してみようとするとAIでは全く満足のいく結果が得られず、結局丁寧に手作業で色付けをしていくことになりました。これはペリー来航のころ日本に写真が伝来した時に浮世絵師たちが写真に色を塗っていた「手彩色」の現代版。「デジタル手彩色」です。
絵の具を使った昔の職人による手彩色写真
デジタル手彩色で着色した祖父母と父と伯父伯母(初期の作品)
デジタル手彩色は細かい作業の積み重ねです
白黒写真には色の情報が残されていないため、技術者が適切な色を慎重に選びながら当時の雰囲気を蘇らせていくアート作品になります。
始めてデジタル手彩色に挑戦した時、完成し色が付いた祖父母の婚礼写真には若いころの祖父母の姿がリアルに映し出されており、白黒写真でみたときとは思っていた以上に全く違う印象が得られることに感動し、デジタル手彩色の価値を強く実感しました。
また、ずっと家族でつながってきた先祖のことを思うと、私も家族を大切にし、つないでいかなくてはという気持ちがいっそう強まりました。
デジタル手彩色アートの価値と感動を皆様にも味わっていただきたいという思いと、天草の発展にも貢献できるという確信からこのプロジェクトを立ち上げました。
昨年は初の写真展を開催。
しかも1年間で3回も開催させていただくことができました。
・2024年8月18日 天草国際交流会館ポルト(ポルトの自主事業へ協力)
・2024年8月21日~27日 熊本城ホール(自主開催)
・2024年12月17日~22日 天草文化交流館(天草文化交流館の自主事業への協力)
天草国際交流会館ポルト
熊本城ホールではエントランスホールの壁面を使用してサクラマチクマモトやバスターミナルを利用されるたくさんの方々にも見ていただくことができました。
天草文化交流館では天草文化交流館が昔天草教育会館として建てられた当時の様子をデジタル手彩色にてカラー化したものを制作し、作品はそのまま寄贈しました。
当時の告知用ポスター
寄贈したデジタル手彩色アート
天草市での写真展は天草市の施設の自主企画への協力というで展示ができましたので場所の費用はかかりませんでしたが、熊本市の熊本城ホールでの開催は自費で場所をお借りしました。
作業にかかる費用もプリント代などの費用も現地調査もすべて自分で賄っていたためやりたいことができないジレンマを感じながら精一杯活動していたという感じです。
プロジェクトを継続し、発展させていくためには本業の片手間で出来ることには限界があるため、この度クラウドファンディングをさせていただくことを決意しました。
写真展をご紹介いただいたメディア
・熊本朝日放送 KAB 「くまもとLive touch」
・熊本朝日放送 Youtubeチャンネル「KAB NEWS」
・天草ケーブルネットワーク
・みつばちラジオ
・J:COM 「ジモトトピックス」
・エフエム熊本
・Yahoo!ニュース

今年も写真展は必ず開催します。
天草古写真カラー化プロジェクトを立ち上げた時から活動を継続していくということは決めておりましたので私が健在である限り今後も定期的に写真展は開催します。
しかし昨年までに展示したもの以外で新しい作品がまだ全然足りていません。
夏ごろには最初の展示をしたいと考えていますが撮影やアルバム制作などの本業の業務もあるためどのくらいできるかわかりません。
作品作りは一人で取り組んでいるため限界があります。
予算があればデジタル手彩色の仲間を増やし作業を分担することもできます。
また、昨年展示した写真は自費のため予算も厳しくむき出しの写真を画用紙に貼りつけただけというシンプルな構造でしたが、画用紙が曲がってしまったりヨレたりしていてそのまま使うのには抵抗があります。
できればこれまでに制作してきた作品もパネルにするなど今後も繰り返し展示できるようなものに作り変えたいです。
資金の使い道
・作品制作 修復及びデジタル手彩色 1枚当たりおよそ1万5千円×20枚=約30万
・作品の印刷費用 ラミネートパネル加工1枚4,000円程度×30枚くらい 約12万
・会場レンタル費用及び設営 熊本城ホールなど 約10万円
・広告費(ネット広告、チラシ、案内看板など) 約10万円
・リターン制作費 数万円(内容と数量により変動)
・CAMPFIRE手数料
・交通費等諸費用
目標額を超えた場合は他県での開催を支援額に応じて検討します。
リターン(返礼品)としては下記のラインナップをそろえました。
当初はお礼メッセージ、ポストカードセット、古写真のカラー化のみでしたが、有馬写真館として全力で取り組みたいとの思いから撮影のご依頼なども支援に取り入れさせていただきました。
オーダーメイドアルバムなどの作品の制作をご検討の方はPAPi PHOTO WORKSのクーポン、有馬写真館での撮影をご検討の方にはフォトパネルプランをお得にご用意しました。
・2,000円 お礼のメッセージ
・3,000円 ポストカードセット 5枚
・5,000円 ポストカードセット 8枚
・5,000円 PAPi PHOTO WORKS クーポン6,000円分 NEW
・12,000円 ポストカードセット 12枚
・12,000円 PAPi PHOTO WORKS クーポン15,000円分 NEW
・30,000円 お手持ちの古写真をカラー化(1枚まで)
・30,000円 記念写真撮影(撮影+A4フォトパネル)35,000円分 NEW
・50,000円 お手持ちの古写真をカラー化(2枚まで)NEW
・100,000円 お手持ちの古写真をカラー化(5枚まで)
「返礼品はいらないからね」とのお声もいただいております。
そのような場合はメッセージ欄にてお伝えください。
せっかくなのでせめてポストカードセットだけでも送らせていただけたらと思います。
※PAPi PHOTO WORKSのクーポンはメールにてお送りします。
※記念写真撮影をご希望の方は熊本市・天草市以外の場所での出張撮影の場合は別途交通費がかかります。
※いずれも年内での使用・撮影を考えております。
画像はイメージです。5枚、8枚、12枚のセットがあります。
3月 新たな古写真の収集を開始
4月 クラウドファンディングの終了
5月 デジタル手彩色でのカラー化作業
7月 作品のプリントなど展示の準備
8月 写真展の開催(予定)
9月以降 リターン発送
支援額が目標金額に達したら熊本城ホールでの写真展を開催。
私の企画以外で市町村の施設の自主事業へ協力要請があれば合わせて協力も致します。
さらに目標額を超えた場合は支援額に応じて夏以降の可能な時期に東京や大阪で写真展を開催します。
※写真展の時期については変動があります。
※リターンのお手持ちの古写真のカラー化については話し合いのうえ納期を決めます。
※記念写真撮影については撮影日をご相談の上決定します。(年内)
※PAPi PHOTO WORKSのクーポンの使用期限は年内までを考えています。
このプロジェクトを通して、天草の美しい風景と温かい記憶を未来へ繋ぎたいと心から願っています。皆様の温かいご支援がその夢を現実にする力となります。詳細は、活動報告にて随時ご報告いたします。
SNSでのシェアや口コミでの拡散も、私たちにとって大きな力となります。ぜひ、このプロジェクトをあなたの周りの方々にもご紹介ください。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。皆様の応援を力に変えて、必ず写真展を成功させます。ご支援よろしくお願いいたします!
最新の活動報告
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天草文化交流館にて写真展開催します
2025/09/08 17:38写真展のお知らせ「現代に蘇る天草2025」貴重な天草の古写真を、デジタル手彩色という技術で丁寧に色を復元・カラー化しました。作品はすべて有馬写真館が製作・提供しています。初公開の写真も多数展示いたします。前回のポルトでの展示を見逃した方もぜひ。会期:令和7年9月9日(月)~9月15日(月・祝) 会場:天草文化交流館最終日は16時までですじいちゃんばあちゃんたちが見てきた景色が蘇ります。写真展を通して故郷天草への興味関心を高め、世代間での交流のきっかけにもなればと思っています。#天草#天草文化交流館#デジタル手彩色#白黒写真のカラー化 もっと見る
天草国際交流会館ポルトにて写真展開催します
2025/08/08 17:01天草古写真カラー化プロジェクト写真展を開催します!今年は戦後80年、昭和100年の節目ということで天草の戦時中の写真などをデジタル手彩色にてできるだけ忠実に当時の色を再現し、カラー化しています。お盆に合わせての開催で、今回は1週間の展示となりますのでぜひご家族で見にきていただけたらと思います。お年寄りからお子さんまで幅広く見にきていただきたいです。初日は終日有馬も現地にいますので質問していただければできる限りお答えします。https://www.t-island.jp/event/2355おかげさまで今後も写真展の予定が続きます!次は天草文化交流館にて9月9日から9月15日までで写真展が開催されます。展示内容は新しいものを加えるなど変えていきますのでどちらも見にきていただけると嬉しいです。【名称】カラー写真で蘇る色と記憶 ~モノクロ写真を後世に~Vol.2 「天草の戦後80年・昭和100年」【期間】2025年8月12日(火)~8月19日(火)【時間】9:00~22:00(準備作業のため、初日のみ 11:00~)【費用】無料【備考】観覧自由【協力】 写真協力:天草市立天草アーカイブズ・森国久顕彰会 ほか 技術協力:有馬写真館(https://photo-arima.com/) もっと見る天草ビジターセンターで展示しています
2025/05/22 15:23天草古写真カラー化プロジェクトの有馬です。先日天草ビジターセンターにて開催中の「森國久のあゆみ」写真展にカラー化したデジタル手彩色アートを展示させていただきました。天草古写真カラー化プロジェクトの今年初の展示になります。カラー化した作品は全部で3つです。これから夏秋冬にかけていくつかの場所で展示の機会が持てそうです。9月には天草文化交流館と上天草市の「本と歴史の交流館 イコット」にて写真展を開催します。イコットでも森国久顕彰会の写真展に参加させていただく形になります。森國久さんは天草五橋の建設を始め、天草の発展のためにあらゆる分野で尽力し、天草を飛び出し全国の離島振興にも多大なる貢献をした地方政治家で、天草の偉人の一人です。森國久さんの残したものを知れば今の若い世代にとってもかなり刺激になると思います。私も今後プロジェクトを通して顕彰会の活動にも参加させていただきます。そして天草の未来に貢献します。ぜひ天草の行き帰りで天草ビジターセンターにお立ち寄りください。今後もこの活動報告にて写真展の情報を発信していきます。天草古写真カラー化プロジェクト有馬写真館有馬明広 もっと見る










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