今、若者たちの「声なき叫び」が埋もれている。
10代から30代の死因ランキング1位が自殺(厚生労働省人口動態統計より)
15歳から19歳の人で自殺を真剣に考えたことがある人は、2人に1人(第五回日本財団自殺意識全国調査より)
これらのデータが示すとおり、自殺を考える若者、いわば“予備軍”まで含めると、その数は非常に多いと言えるのではないでしょうか。
「将来が見えない」
「何をやっても意味がない。自分には向いていない気がする」
「本音を話せる仲間も、安心できる居場所もない」
皆さんの身近な若者からこうした声を聞いたことはありませんか?これは、いまのZ世代の若者たちに共通する、リアルな心の叫びです。
日本は先進国の中でも、若者の自殺率・自殺未遂率が最も高い国のひとつです。そして今もなお、生きることを諦めてしまう若者が後を絶ちません。
それでも――
私は信じています。この国の若者たちの中には、 『一人一人が変わり、未来を切り開いていく強い力』が確かに存在していることを。
そして、私たちの「想い」と「行動」が重なり合った時、社会は本当に変わると、私は信じています。
◼️自己紹介
代表の松田有生(まつだゆうき)です。
私は、5歳から18歳までの約13年間、サッカーに夢中な日々を過ごしてきました。目標をもち、かけがえのない仲間がそばにいて、毎日が刺激的で充実していました。しかし、大学に進学し、サッカーと離れた途端に、何か大切なものを失ったような感覚になりました。
目の前の世界が真っ白になった感覚でした。
そこからさまざまな経験を経て、こんな思いが湧き上がってきました。
「人生に迷い、生き方を見失っている私たち若者が目覚め、次の時代の中心として社会を動かしていく。そんな未来を共に育む“居場所”を、今ここから創り出したい。」と。
そんな想いから立ち上げたのが、WEHOPEです。
◼️WEHOPEとは:「命」と「本気」で向き合う、若者たちの変革拠点
WEHOPEは、自分自身の「生き方」と本気で向き合うZ世代が集う「実践型コミュニティ」です。
ただの自己満足のボランティアでも、形式的なイベントでもありません。
命と向き合い、本気で行動することを通じて、自分たちで考え、計画し、実行し、切り拓いていく。
そんな実践的な教育こそが、今この時代に本当に必要なのではないでしょうか。
今でこそ、プロジェクトとして形になってきましたが、ここに至るまでは苦しい日々がありました。
何も分からないなりに、「とにかくやってみよう」とまず動き出しました...
いろいろ挑戦しましたが、どれもどこかでみたような、ありきたりなものしかできず、納得できない日々が続きました。
手探りの中で葛藤し、もがきながらも、うまくはいかない毎日。

そんな時に出会ったのが、今もお世話になっている”けんさん”という長老でした。そして、私はけんさんにこう聞きました。
「どうしても自殺や不安が多い現状をなんとかしたいんです。でも何をすればいいのかまったく分かりません。経験が豊富なけんさんの考えを教えてください!!!」
すると、返ってきたのは想定外の言葉でした。
「そんなの俺にもわからん。でも、一緒に考えて前に進むことはできる」
その言葉を聞いた瞬間、私は初めて、「世代間の違いは超えられる」と確信しました。そこからさまざまな出来事がありました。そして次のステップが見えてきたのです。

『まずは、同世代の仲間と意見をぶつけ合い、現状を知ることから始めよう』
そう結論づけた私は、すぐにイベントを企画。運営メンバーを集めたところ、あるメンバーがこんな提案をしてくれました。
『日本の視点だけでなく、世界情勢の観点からも意見を聞けたら、より実りあるイベントになる!』
全員で協議した結果、大使を呼ぼう!という方向に決まりました。
しかし、実績も何もない私が大使なんて呼べるはずがない―――そう言われながらも、「絶対に招待する」という強い想いで、LINEや対面での伝を必死にたどり続けました。
1か月ほどかかりましたが、なんとかお越しいただくことができたのです。協力してくださったすべての方に、今も心から感謝しています。
しかし、もうひとつ大きな壁が立ちはだかりました。それは、参加者(学生)の集客です。
大使や会場側には「100名の学生が来ます」と事前に伝えていました。
そのため、会場も大きなところを準備してくださりました。
なんとしても100名を集めようとしましたが、
大学で5時間チラシを配っても、300枚のうち受け取ってもらえたのはわずか50枚ほど...
SNSに投稿しても反応はゼロ...
イベント3日前の時点で、参加申込は...
たったの15名...
大使の招待に尽力してくれたけんさんや運営メンバーに現状を打ち明けると、一気に緊張感が走りました。後で聞くと、彼らの中には「もう無理かもしれない」と諦めていた人もいたようです。
しかし、私はこの時、ずっと信じていたことがありました。
イベントまで残された3日間、最後まで手を抜かずに集客を続ければ、必ず100人に届く。
そう思い込んでいたのです。その思いをけんさんにも伝えていました。
そして残りの3日間。私は全力で集客に取り組みました。
結果は...
なんと当日には100人近い参加者が集まってくれたのです。
まさに「ゼロを1に変えた瞬間」でした。
手探りながらも行動を重ねていくうちに、確かな「道」が見えてきた。
そして、かつてサッカーに打ち込んでいたあの頃のように、目標に向かって突き進む感覚が心に再び戻ってきたのです。
イベントでは、より深い議論ができるように、いくつかのグループに分かれて話し合いました。
テーマは、『教育』『政治』『起業』――そして『何も分からないグループ』
この『何も分からないグループ』こそが、今の活動の原点になっていると言っても過言ではありません。
なぜか?
それは、何も分からないと言いながらも、彼らは人生や社会に対してはっきりとした意見を語り始めたからです。
「こんなふうに生きたいけれど、どうしたらいいか分からない...」
「今の世の中ってなんかおかしくない?」
その言葉に私は心を震わせました。「知らない」「分からない」と言いながらも、その奥に確かな光が宿っている――そのことがはっきりと見えた瞬間でした。
イベント終了後、参加した学生たちからは、こんな声が次々と上がりました。
そのとき、私は確信しました。
私たちは「変わりたい」と思っている。
ただ、理屈は理解できる場があっても、それを形にして、身につけていけるだけの場がまだ存在していないだけなんだ。
だからこそ、WEHOPE(私たちが希望だ)という名前のもとに、その場をつくることこそが、何かを変えていく第一歩になる。本当の意味で社会を動かしていく力になる――そう思ったのです。
これこそが、WEHOPE物語の始まりでした...

◼️JAPAN 2.0 PROJECT:覚醒を起こす10ヶ月の旅
今回のクラウドファンディングで支援をお願いしたいのは、WEHOPEの核となるプログラム「JAPAN 2.0 PROJECT」の活動資金です。
このプロジェクトは、東京を中心に関東から集まった若者たちが、10ヶ月間にわたり自らの命と社会に挑む、実践型の教育プログラムです。
1.第一次産業での実習―命と向き合う(メインプログラム)
体験農業や漁業に挑戦する目的は、単に社会課題を学ぶためだけではありません。
日光、水、土、空気、食物 - 人間が本来生きてきた“自然の循環”の中に身を置くことで、 情報やノイズから解放された「本来の時間」の中で、心と向き合うためです。 そして、体力的にも精神的にも厳しい第一次産業の中で自分はどれだけ 自分自身と戦えるのかを探ります。
大地に手を入れ、海に潜り、命をいただく。

日々の不安や将来への焦りから抜け出し、
「何のために生きるのか」
「自分は何に感謝できるのか」
そう自分自身に問い直す、貴重な時間となります。
そして、過酷な環境の中でこそ、小さな出来事に深い喜びを見出す感性が育まれていきます。
私たちは次第に、“今、この瞬間を生きている”という実感を、身体ごと受け取るようになるのです。
その実感は、自殺という問題に大きく繋がっているのではないでしょうか。
沼津漁業生産組合様をはじめとする地域の方々と連携し、私たちは静岡で実際に漁や農業に取り組む研修を行っていきます。
年に数回の“体験”で終わるのではなく、月に複数回、現場へ足を運び、連休には合宿形式で深く学びます。
継続的かつ実践的に、若者たちが自然と向き合い、人と働き、社会のリアルに触れていきます。
その様子は、SNSを通じて発信するとともに、支援者限定の動画配信で、彼らの挑戦の“リアル”をお届けします。
テキストでは伝えきれない、現場の声や感情、葛藤と成長の軌跡をぜひ目撃してください。若者たちが、一次産業という原点の中で「自分と向き合う」。
その瞬間に、きっと“社会の未来”が垣間見えるはずです。

2.飲食店での実践―現場で社会を動かす力を鍛える
WEHOPEと協力関係にある地元漁業組合が、三軒茶屋にMUM'sさかな食堂として飲食店をオープンしました。 その店舗の構築と成長に、JAPAN 2.0 PROJECTの一期生も加わります。
そこには現実的な課題が山積みです。
「売上が上がらない」
「集客ができない」
「コンセプトが定まらない」
私たちはその一つ一つに正面から向き合い、仮説・実行・改善を繰り返します。
正解のない世界で、自分の頭で考え、チームで動き、挑戦し続ける。
この経験は、どんな分野にも通用する
「ゼロから1を生み出す力」「現場対応力」を育てる“生きた教育”です。

それぞれが役割(SNS担当、外壁担当、商品開発担当 etc.)を持ち、試行錯誤し連携を図りながら、10ヶ月間でどのような結果を出すことができるのか。
大きなチャレンジをします。
それも支援者の皆様には毎週のように結果報告をさせていただきます。
リニューアル後、しばらくは本当にお客様が来ませんでした。それでもできることを一つひとつ積み重ね、試行錯誤を重ねていた中で、先日、ついにお店が“満員御礼”になったのです。
突然の出来事に驚きつつも、挑戦を続ける中でこそ、物事は動き始めるのだと実感しました。
まだまだ理想の形には遠いかもしれません。それでも、これからも毎日、挑戦と改善を繰り返し、“毎日満席が当たり前”と思えるようなお店を、ここからつくっていきます。
3.人間関係の構築実習―信頼を取り戻す対話の場
ここでは、本音から逃げません。感情をさらけ出し、時にぶつかり合いながらも、信頼を築いていきます。
「おかしいことに“おかしい”と言えない。」
「言いたいことがあっても、飲み込んでしまう。」
そんな空気が蔓延する今の社会で、本気で語り合い、切磋琢磨できる人間関係は生まれにくくなっています。表面的な付き合いばかりで、深いつながりをもてない若者が増えている。
そんな中で、信頼とは何か、関係性とはどう築かれるのかを、体験を通じて学ぶ実習です。
一期生の中で常に会議が行われます。その様子はSNS等で発信していきますので、ぶつかり合っている一期生をご覧ください。
4.WHYの時間―自分の人生に問い直す時間
テクノロジーの急速な発展で便利になった一方、私たちは「考える」ことをやめてしまいがちです。
「自分は何のために働くのか?」
「どんな人生を生きたいのか?」
その根源的な問いに、あえて立ち止まって向き合う時間が「WHYの時間」です。
whyノートというツールを使って、日々の些細な出来事から気付きを記録し、「自分に本気で挑む人生」を選び取るためのマインドセットを育てていきます。
5.WEHOPE AWARD―10ヶ月の旅の先に
今回、計15名の学生がこのプログラムに参加します。
そして10ヶ月の挑戦を経て、彼らは「WEHOPE AWARD」という舞台に立ちます。
そこでは、自分たちの物語を、支援してくださった皆様、そして次の世代の若者たちの前で発表します。
始まりと終わりで、どれだけ人は変われるのか。
生き方を問い直し、人間力を磨き、覚醒していく10ヶ月の物語をさまざまな形で皆様にお届けいたします。
そして、きっと思っていただけるはずです。
「この若者たちなら、次の時代の“尺度”を創り出せる。そして、若者たちが未来を切り拓いていく」と。
◼️WEHOPEの存在意義:今を生きる、心を育てる
WEHOPEは、 一人一人が命と向き合い、心を磨き進化させることが、自殺という社会の根源的な問題の解決に繋がると信じています。
ただの想いで終わらせない。
「想い」を「社会を動かす実力」へと育てていく。
今日一日をないがしろにせず、懸命、真剣に生きていけば、明日は自然と見えてきます。その明日をまた懸命に生きれば一週間が見えてくる。その一週間を懸命に生きれば、一ヵ月が見えてくる。
そうやって、初めて、志が見えてくる。
私たちは、『未来がどうなるか』や『自分自身がやりたいことはなんなのか』といった、「自分探しの旅」に重きを置いているわけではありません。
今この瞬間を全力で生き、どんな困難がこようと、どんな時にチャンスが来ようと、自分の個性を最大限に発揮し乗り越える力、いわば人間力を磨くのです。
自分の中に眠っている心(魂)を呼び起こせた時に一人の人間として進化して行くのではないでしょうか。
"優等生じゃなくていい"
"うまく生きられなくてもいい"
ただ、 本気で自分の命に向き合い、他者との違いを超えてつながっていける人間を、時代は欲している。
WEHOPEは、そんな若者たちが出会い、育ち、社会にイノベーションを起こすための場所でありたい。
◼️支援の目的:Z世代の挑戦を絶やさないために
現在、JAPAN 2.0 PROJECTの運営は、参加している若者自身の資金負担によってなんとか成り立っています。
しかし、このままでは、地方から参加する学生や経済的に困難な状況にある若者たちが、金銭的な理由で挑戦を諦めざるを得ない現実があります。
だからこそ今回、クラウドファンディングを通して以下の資金を集めたいと考えています。
【ご支援いただきたい資金内訳】

目標金額:190万円
皆さまからお預かりする1円1円を、若者たちの「命が動く瞬間」のために大切に使わせていただきます。
また、ご支援いただいた資金が「どこに」「いくら」使われたのかは、すべての支援者の皆さまに明確にご報告いたします。信頼に応えるために、資金の使途は完全にオープンにします。
◼️スタッフ
JAPAN 2.0 PROJECT
2025.5.11〜2026.2.28
総合統括:松田有生
サブ統括:三原璃子
デザイン:滝希羽
一期生
ゆうな
大塚壱世
長沢省吾
宮城博幸
初見樹利
井上竣清
増田尋斗
山中一輝
石井海夢
髙原 光月
飯沼みつき
花坂愛香
◎一期生代表意気込み

◼️メディア
⭐️長寿ラジオ番組『うかれカメラのしゃべるラジオ』に出演しました。
https://youtu.be/ZUmvgVvGkF4?si=cO-WMJ2B-w1fWfuN
⭐️一期生の合宿所のリフォーム作業が開始されました!
⭐️WEHOPE公式ホームページ
https://wehope.xyz/
⭐️WEHOPE公式YouTube
https://www.youtube.com/@WEHOPE_group
⭐️WEHOPE公式Instagram
https://www.instagram.com/wehope_group/
⭐️松田有生の公式TikTok
https://www.tiktok.com/@matsuda_wehope
◼️松田有生のプロフィール

◼応援メッセージ
株式会社ミッションコネクト 代表取締役 太田光一様
WEHOPEの関係者を通じて、このプロジェクトの活動についてお話を伺ってきました。
学生の皆さんの真剣な姿勢や挑戦への想いに、私自身も強く心を動かされています。
直接関わる立場ではありませんが、その熱量と行動力から、この取り組みの可能性を感じています。
未来を自らの手で切り拓こうとする姿勢に、大きな希望を見出しています。
この志が、より多くの共感を生み、広がっていくことを心から願っています。
株式会社ファビアン 代表取締役 平岩正久様
松田さんとお会いしたのは、まだ一度きりです。
それでも、あの短い時間で「一緒に何か成し遂げたい!」と強く思いました。
20歳という若さに似つかわしくないほど、視野が広く、そして本気。
どうすればこの社会がより良くなっていくのかを、理屈ではなく“想い”で語り、実際に動こうとしている。
その姿勢に、心から感銘を受けました。
できる形で、できる限りの支援を。そんな気持ちで、これからも関わらせていただきたいと思っています。
WEHOPEの皆さん、頑張ってください!
山一興産株式会社 顧問 中村崇様
若者たちが自らの手で未来を切り拓こうとする姿勢に、心から感銘を受けました。
戦争経験者の両親を持つ者の責任として、もっと彼ら若者と関わり、共に、本当に平和な豊かな明るい未来を、本気で切り開いていきたいと素直に思いました!
このプロジェクトは、単なる活動ではなく、新しい時代の幕開けを告げるものだと感じています。
皆さんの情熱と行動力が、多くの人々に希望と勇気を与えることでしょう。これからの挑戦を全力で応援しています!
茨城県八千代市 飯田忍様
プレ実習として一期生の皆さんがうちの農場に来てくれた時のことを、今でもよく覚えています。「若者に教えるつもりだったのに、気づけば自分たちの方が学ばされていた」 そんな時間でした。今の若者は…なんて言葉がよく聞かれる世の中ですが、この子たちに出会って、そんな言葉がどれだけ無意味かを思い知らされました。この子たちなら、きっと何かを成し遂げる。そう思わせてくれる熱と芯があります。農業界も、このエネルギーと一緒になって、もう一度盛り上げていけたら嬉しいです。微力ながら、私もできる限りの協力をさせていただきます。
◼️最後に:未来を変えるのは、誰かじゃない。自分たちだ。
「今の社会、どこかおかしい」
多くの人がそう感じているはずです。
でも、それを誰かのせいにしたり、誰かに任せたりする時代は、もう終わりにしませんか。
WEHOPEは、未熟な学生たちが、本気でもがきながら、まずは自分自身を変えるところから始め、最終的に社会を良くしていこうと動き出したチームです。
この挑戦の第一歩が一期生のスタートです。
僕たちは、これを「教育」と呼びます。そして同時に「変革」とも呼びます。
この挑戦に、どうかあなたの力を貸してください。
Z世代の学生が、日本を、そして世界を動かしていく。
その“はじまり”を、あなたと一緒に創りたいです。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

松田有生
※本クラウドファンディングについてのお問い合わせ・取材の依頼は
wehope.official@gmail.com
までお願いいたします。






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