横須賀に若者拠り所『自立援助ホーム』&社会的養護自立支援拠点の併設事業を創りたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

横須賀に、若者たち誰もが居て良いと思える居場所『自立援助ホーム』&社会的養護自立支援拠点の併設事業を創りたい!2025年2月にプレオープンを果たしました。これからもっと多くの方のニーズに応えられるように、地域小規模多機能型事業を拡大していきたいと考えております。

現在の支援総額

190,000

6%

目標金額は3,000,000円

支援者数

19

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/01に募集を開始し、 19人の支援により 190,000円の資金を集め、 2025/08/09に募集を終了しました

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

横須賀に若者拠り所『自立援助ホーム』&社会的養護自立支援拠点の併設事業を創りたい

現在の支援総額

190,000

6%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数19

このプロジェクトは、2025/07/01に募集を開始し、 19人の支援により 190,000円の資金を集め、 2025/08/09に募集を終了しました

横須賀に、若者たち誰もが居て良いと思える居場所『自立援助ホーム』&社会的養護自立支援拠点の併設事業を創りたい!2025年2月にプレオープンを果たしました。これからもっと多くの方のニーズに応えられるように、地域小規模多機能型事業を拡大していきたいと考えております。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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はじめまして!しらかばこども家庭支援ステーションです!

本ページをご覧いただきありがとうございます。

私たちは、横須賀市の池田町に本部を構える、【社会福祉法人 誠心会 しらかばこども家庭支援ステーション】です。

 誠心会では、『みんないっしょ』の理念のもと、児童福祉(幼保連携型認定こども園、児童養護施設、放課後児童健全育成事業)、障害福祉(生活介護事業)を1970年から築き上げてきました。

 そして、2021年4月、しらかばこども家庭支援ステーションは、【こども・若者支援、保護者支援、家庭支援】のために立ち上がりました。

 ホッとできる あったかいところであるようにと 願いをこめて… 

しらかばこども家庭支援ステーションのコンセプトです。


しらかばこども家庭支援ステーションは、しらかばこども園第二学童クラブの一室から始まりました。



このプロジェクトで実現したいこと

地域小規模多機能型 子育て支援拠点を池田町のしらかば坂に!

しらかばを頂点とする池田町一丁目の坂で

多機能型子育て支援拠点を構えて、誰もが立ち寄れ、ふるさととなるような、切れ目のない支援、いわば【しらかばビレッジ】にしたいという希望があります。

 

支援・活動内容

相談支援(児童家庭福祉 発達相談など)

子育て支援 母子支援 ひとり親支援

保育者・支援者支援

小中高生支援 若者自立支援 若者生活支援

学習支援 体験活動 ワークショップ

不登校・引きこもり支援

就労支援

地域の高齢者在宅介護支援

空き家対策

など…

 

実現を目指すために開設を目指す事業

・こどもの居場所事業 safe house

・自立援助ホーム

・コミュニティカフェ

・里親センター

 

コンセプト通り、切れ目のない支援として、また支援をぶつ切りにせず、つながっていくような支援を展開していきたいと思います。

 

しらかばこども家庭支援ステーション パンフレット

リフォーム中のしらかばこども家庭支援ステーション


横須賀市をみんなの“ふるさと”に…私たちの3つの願い

*児童福祉はすべての福祉の原点である。

児童福祉無くして、子どもが健やかに過ごす場無くして、障害者福祉も高齢者福祉も成り立たちません。

子どもたちが安心してのびのびと過ごせる環境があることで笑顔が増え、その地域を故郷のように思うことで、地域のつながりを大切にすることにつながっていきます。

地域に住む障害のある方や、高齢の方もその子どもたちの姿を見て笑顔になり、お互いがつながり、明るい地域になり、それが共助につながっていくものと考えます。

児童福祉を拡充することが、すべての福祉の支援につながっていくということを、私たちは実感しているところです。


*生まれ育ち、慣れ親しんだ人たちとともに成長すること、そして幸せになること。

自分たちの生まれ育った場を魅力的にするためには、その地域で生まれ育った“自分”たちの存在が必要です。

若者たちが笑顔あふれる街になることは、お年寄りの方々が笑顔で安心して過ごせる場になると考えます。


*不幸にも親元で育つことができず 社会的養護を受けなければならなくなった子ども・若者たちこそ、幸せになってほしい。

 社会的養護の子どもたちに本当の心のふるさとといえる場をつくりたい。


私たちはそれを、まずは「横須賀」の地で実現したい!



今回 自立援助ホーム設立を急ぐ理由

上記の中でも、今回クラウドファンディングを募り、自立援助ホームの設立を急遽必要とする理由があります。

 この活動にも積極的に従事し、未来のこどもたちが【同じ思いをして苦しまないように】と奮闘してくれているMayさん自身の経験がきっかけとなり始まりました。

夏休み期間、学童クラブのみんながお手伝いをしてくれました。


そもそも『自立援助ホーム』とは?

自立援助ホーム(児童自立生活援助事業)は、義務教育を終了した20歳未満の児童であって、児童養護施設等を退所したもの又はその他の都道府県知事が必要と認めたものに対し、これらの者が共同生活を営む住居(自立援助ホーム)において、相談その他の日常生活上の援助、生活指導、就業の支援等を行う事業です。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/syakaiteki_yougo/01.html引用)

児童福祉法の改正により、若者の自立支援が強化されてきました。

児童養護施設を出て独り立ちをする若者に限らず、大学進学のために家族と離れて暮らすことになる若者や、社会人となるが、一歩踏み出せず実家から出られない若者など、若者たちがお互いに助け合いながら、その先の自立に向けて、生活や社会性などを安心して学びながら過ごせる場が必要と考えられ始めました。

しかし、まだ駆け出しの事業で、まだまだ需要に対して事業数が本当に足りません。

そのため、Mayさんも、自立支援の場を希望されていましたが、場所がなく、精神保健福祉手帳を取ることで、障害者のグループホームに入所できるようにし、そこに入らなくてはならなくなってしまったという現状があります。(児童養護施設で過ごす児童は、さまざまな事情を抱えていますので、精神的に不安定なことは珍しいことではありません)

 児童養護施設で暮らしてきた子どもたちは、家庭で培うべき社会的スキルをうまく育むことができていないことが多くあります。

施設から社会に出るときに、大きなギャップにやられてしまうことがあります。

また、施設から卒所をしたあとに、何か困ったことがあっても、「卒所し、独り立ちをしたから」と、過ごしてきた施設には頼れない思いが、若者それぞれにあることもわかってきました。


キッカケは1つの命を救うため…

2024年12月 進路もどうするか決まっていないこの時期に児童養護施設(保護者のいない児童や、虐待を受ける等で家元に戻れないこどもたちを自立するまで養護する施設)から追い出されるように障害者グループホームに入れられてしまったMayさん。このようなことは前代未聞。これまでには聞いたことのない事例だと、元児童相談所ケースワーカーのしらかばこども家庭支援ステーション 浜田和幸所長(しらかばこども園園長)は言います。

 いろいろな思いを抱えて入所する施設での生活は誰にとっても良い環境かというと難しいところもあります。

 浜田所長は、Mayさんを必死に護ろうと奮闘、しらかばこども家庭支援ステーションと、しらかばこども園第二学童クラブの事務所にする予定であった古民家の一角を、なんとかMayさんの住める場所にしようと、スタッフと共に準備を進めてまいりました。

 

 Mayさんは、現在も事務所の一角を自室として生活をしています。

 少し不自由もあるかもしれませんが、「池田町にいるだけで少しだけ、元気になれるから安心だ」と教えてくれました。

 安心できるはずの場から急遽離れることになり、信じたい人たちからも離れることとなった今、親元を頼らずに生きていくと決めたMayさんは、何を信じられるでしょうか。

 本来、自分を守ってくれるはずの大人から居場所をなくされ、傷つけられ、追い詰められること。自分の意見や声は聴いてもらえず、大切にされず、ただただ大人の都合や決定事項だけを押し付けられること。

そんな経験をしたら、誰だって人を信じることがこわくなるはずです。

そうして、自分の意見や気持ち、存在そのものに価値などないと思い込み、自ら命を断つことも考えられなくない事実です。

Mayさんも、その1人になりかねないくらいこれまでの道のりの中でここには書ききれないほどの様々な思いや葛藤があったことには間違いありません。それでも、Mayさんは自らの人生を生きていくために日々闘っていました。

だからこそ、私達はMayさんの力になりたいと思ったのです。

私達は、Mayさんが一日でも早く安心できる住まいを提供するためにMayさんと一緒に奮闘してまいりました。

彼女には、支えてくれる人も、お金も、何もありません。なんとか生き延びるために、物品寄付のお願いもしてきました。やっとの思いで、クラウドファンディングや、金銭寄付ができるところまで辿り着きました。

物品寄付をした時のチラシです。


Mayさんの居場所を、そして未来のこども、若者たちに居場所と自立に向けて一緒に練習していける場を!

上記の通り、すべての子どもが、安心安全が保障された環境で育つ権利は、子どもの権利条約においても明記されています。

しかし、現実社会はそんなに甘くはありません。今回のMayさんのように、安心安全など感じられないまま日々を生き抜くことで精一杯な子ども達はこの瞬間もたくさんいるのです。

当事者であるMayさんからも、自分だけではなく、同じように問題を抱えている子がたくさんいるということを聴き、自立に向けた施設はまだまだこどもたちの人数に対して足りていないことを痛感します。

声を上げられずに、でも確かに、助けを必要としているこども、若者たちがいる。

だからこそ、ここで止まれない!このMayさんの経験を無駄にしてはならないと思い、これからの未来に繋げていきたいと思うのです。


Mayさんからみなさんへ

私たちこどもは、とても弱い存在です。

だからこそ、ちゃんとした”おとな”に支援してもらいたいと心から願っています。

このクラウドファンディングは、私を悪い大人たちから守ってもらうところから始まりました。

ですが私のためだけのクラウドファンディングでは無いです。これからの、未来のこどもたちのための、クラウドファンディングです。

これ以上、私のように悪い大人たちから被害を受けるこどもを減らせるよう、何卒ご協力お願いいたします。

ボランティア活動をするMayさん

取材を受けるMayさん


自立援助ホーム『しらかば館 Mayra(めいら)』私たちが目指すもの

自立援助ホームは、児童養護施設を卒所する若者、そして大学進学のため、親元を離れることになった学生、一人暮らしへのステップアップが心配な社会人、金銭的に余裕がなくて一人暮らしに踏み込めない人、急遽安心できる居場所が必要になった人…


どんな人たちにとっても、安心して住める、そして「助けてもらう」のではなくて「助け合う」関係を築き、職員もシェアハウスの同居人のような、みんなで居場所を作っていくような、そんなしらかば館でありたいと思います。


そして、巣立ちを喜び、また、ふるさとのようにいつでも戻ってくるとた温かい気持ちになれる場所を目指します。

完成間近のお部屋で、成人のお祝いをしました。


しらかばこども家庭支援ステーション しらかば館 Instagram


2025年3月7日 タウンニュース掲載 養護施設 退所後を支援 ― タウンニュース

2025年3月18日 神奈川新聞掲載 自立援助ホーム「しらかば館」開設 支援求める若者に迅速対応 ― カナロコ


みんな“ポンコツ”のポンコツ集団。それでいいじゃないか。

ここ、しらかばこども家庭支援ステーションのスタッフたち。

・人と同じことが嫌で独自性を出したかったけど、うまくいかなくてオタクになって殻に閉じこもって家から出ないで3年過ごしていました。たまにコンビニ行くくらいが社会に出てコミュニケーションをとる機会だった人間です。

・やりたいことがたくさんあったのに周りを気にして何も実現できずにここまであきらめてきた。身体にも難病を抱え、大学卒業後も自宅療養。社会福祉士も取ったのに活かす場もなく過ごす日々でした。

・社会に出て2年。男性保育士として晴れて保育現場に出たところ、職場の人間関係で精神疾患が悪化し、退職を余儀なくされました。精神科では薬がどんどん増え、心身の調整が難しくなり、人としての生活も厳しい時期がありました。

・親からの虐待があって、中学2年生から施設で暮らし、自分の夢をいくら語っても大人が聞いてくれなくて、生きていくのが嫌になりました。だけど、勇気を出して大人に相談したら世の中悪い大人ばかりでないことを知りました。大学も決まり、頑張る気持ちが少しずつ高まっています。

・小学校4年生で摂食障害(拒食症)で長期入院、不登校、その後も拒食症を繰り返しながら高校は希望校に入学するも、大学は休学をしたり5年間通って卒業。こんな私ですが、今はここの責任者としてやっています。

・・・

そんなポンコツ集団です。


本当に自分を出すことって難しいですよね。

でも、弱さを知っていることは強さでもあります。

そして、私たちは一人ではない、みんなで力を合わせたらポンコツだって力を発揮できるのです。

しらかば館をDIYでリフォーム工事するために集めた木材もすべて最良品ではありません。

しかし、形になった時、そんなことは全くわからないくらい立派な仕上がりになりました。

私たちもみんなそうです。一人で頑張らなくてよい。みんなで力を合わせたら何倍にも何十倍にも、可能性は無限に広がっています。


自分は何もできない。とあきらめていた人生を、一緒に取り戻す仲間になってもらえないかと、どうかみなさまの力を貸してください。


所長 浜田和幸より みなさんへ…

皆様、こんにちは。日頃より幼保連携型認定こども園しらかばこども園へのご理解・ご支援を頂き心より感謝申し上げます。

この度、しらかばこども園の自主事業として2月にスタートした しらかばこども家庭支援ステーション 自立援助ホームにつきましてもさらなるご理解ご支援を頂きまして、重ねてありがとうございます。

最初に利用頂いている方は、自分のような境遇にいるたくさんの児童に出来うる支援を微力ながら行いたいという夢を私に手紙と言葉で熱い気持ちを伝えてくれました。

私も長年児童福祉事業に携わっている中、支援を求める声に可能な限りお手伝いしたい気持ちで今日まで過ごしてまいりました。その姿がこのしらかば自立援助ホームです。

しかしながら現在のところ行政の援助なくあくまでも自主事業として運営しております。このことにいち早く理解と行動を起こしてくれたしらかば学童クラブの若い支援員のみなさんが手弁当で支えてくれています。横須賀の若者たちには本当に頭が下がる思いであります。どうかこの状態を少しでも解消出来るように神奈川県立保健福祉大学を卒業された若き社会福祉事業家の皆様がクラウドファンディングを立ち上げて下さいました。皆様方の社会的養護への自立援助事業の立ち上げに際しまして暖かいご支援を是非ともよろしくお願い申し上げます。

浜田和幸所長(しらかばこども園 園長先生)としらかばこども園第二学童クラブのみんな

2025年3月7日 タウンニュース掲載 浜田 和幸さん 支援の手 そっと差し出す

最後に

Mayさんのような子どもたちに安心して過ごせる住まいをここ横須賀で提供したい。その気持ちは強くあるものの、住まいを急いで創ることは決して簡単ではなく、莫大な費用がかかってしまいます。残念ながら、私たちの力だけでは多くの子どもたちの快適な安心できる住まいを提供できるだけの経済力もありません。私達にできることは、目の前の子どもの力を信じて一緒に歩み続けることだけなのです。

そのため、みなさんのお力をお貸りしたく、今こうして文章を書いています。

Mayさんに、Mayさんの気持ちを聴いてくれる大人、手を差し伸べてくれる大人もたくさんいることをクラウドファンディングを通して伝えたい。Mayさんのストーリーを、Mayさんのような子どもたちの思いを、より多くの人に知ってほしい。一人ひとりの力は小さくても、それが集まれば大きな希望となることを、子どもたちにも示したい。私達は、そんな想いを持って活動しています。

どうか、私達の仲間になっていただけないでしょうか?全国からのご支援、お待ちしております。


★★★

本プロジェクトへのご寄付は【しらかばこども家庭支援ステーション】への寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。

このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。

「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、【しらかばこども家庭支援ステーション】が発行した領収証をもって

確定申告をしていただく必要がございます。領収書は、お礼状やリターンとともにお送りいたします。

※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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