2170年 ― 宇宙に届け、地球の記憶
西暦2170年。
人類はついに、火星に文明を築きあげた。
地球の風景は記憶となり、ふるさとの香りは遠くなった――。
だが、ある一杯の酒が、時空を超えて語りかけてくる。
「この味は、地球の海で生まれた。あなたの記憶の奥にある、あの故郷の風景だ」と。
それが、“たまてばこ”。
常滑鬼崎沖で育まれた、地球の魂を封じ込めた日本酒。
今や、火星のレストラン〈TA・MA・TE・BA・KO〉で提供される、特別な宇宙酒となっている。
AIソムリエが解説する。
「こちらは、地球の伊勢湾・常滑鬼崎沖の海底で、半年間熟成された純米酒です。
海の揺らぎと静けさが、かつてない味の奥行きを生み出しています。」
グラスに注がれた日本酒に、火星の人々は目を閉じる。
潮の香り、かすかな海藻のニュアンス、
そして、遥か地球の風景と温もりが、胸に蘇る。
それは、ただの日本酒ではない。
地球の記憶であり、人類の感情そのものなのだ。
一本の酒が、文化をつなぎ、時間を越え、惑星を超える――。
始まりは、ただの町人の小さな夢。
だがその夢は、今、宇宙を旅しながら、未来の誰かの心を温めている。
たとえ海がもうそこになくとも、
「たまてばこ」は、地球という奇跡の味を未来に伝えるために、
永遠に語り継がれていくだろう。
________________________________________
🌌 壮大に広がる余韻を感じさせる締めくくり
ひと雫が、時を超え、星を超え、心に届く。
これは、たまてばこという名の、味わいの宇宙旅行。
次の一滴は、あなたの未来を揺さぶるかもしれない
1845年 ― 静けさの海に眠る夢
弘化二年、1845年。
伊勢湾の海は、月と太陽、潮のリズムに包まれながら、悠々とその時を刻んでいた。
鬼崎の漁師たちは、朝の光を浴びながら網を引き、海苔を育て、自然と共に穏やかに暮らしていた。
世界はまだ遠く、鎖国の中にあった。
けれど、この海のほとりに、まだ見ぬ未来に夢を託すひとりの町人がいた。
ある日、彼は一本の日本酒を、静かに伊勢湾の底へと沈めた。
「海の力が、酒をもっとまろやかに変えるのではないか――」
誰もが笑ったが、彼だけは信じていた。
波のゆらぎと静寂が、酒に魔法をかける。時間が、その味に奇跡をもたらす。
天然の海底冷蔵庫に包まれながら、日本酒は180日間、夢とともに眠り続けた。
それは、ただの実験ではなかった。
町人の胸には、“まだ誰も知らない美酒のかたち”への情熱が宿っていたのだ。
「いつか、時を超え、未来の誰かがこの味に出会ってくれるかもしれない。」
その願いは、やがて時代を動かす最初の一滴となり、
日本酒の未来を解き放つ、壮大な物語の幕開けとなった――。
2025年 ― 開かれた海と受け継がれた夢
そして180年後――令和七年。
あの町人の夢は、“たまてばこ”という名を与えられ、現代に再び姿を現した。
今、世界中の旅人が常滑鬼崎の地を訪れ、
日本酒の物語を、味覚と五感で体験している。
選ばれし五つの蔵の銘酒が、再び海へと沈められる。
波、潮、月の引力、そして静かなる時間――
地球そのものが、ひとつの熟成装置となる。
その味は、言葉では表現しきれない。
「これは、海が醸した芸術だ」
口に含んだその瞬間、誰もがそう感じる。
穏やかな香り、まろやかな口当たり、深く静かな余韻。
それは、時を旅してきた一滴。
スタンプラリーで蔵元を巡る旅は、物語をめぐる冒険へと変わる。
リアルとデジタルが交錯する中、
一滴ごとに、土地の記憶と職人の魂が響きあう。
あの日沈められた一本の酒は、
今、多くの人々の手によって受け継がれ、再び未来へ向かって歩き出す。
そして海は今もなお、静かに、
時の味を醸しながら、未来という名の瓶詰めをしている。
【あなたの一歩が、日本酒文化を未来へつなぐ】

今、日本酒を取り巻く環境は大きく変化しています。
経済産業省の調査によると、若者の間で「お酒離れ」が進んでいます。かつて、40代以上の3割以上が日常的にお酒を楽しんでいたのに比べ、現在の20代では定期的に飲酒する人はわずか7.8%。日本酒業界にとっては厳しい状況です。
一方で、訪日外国人の数や日本国内での消費額は年々増えています。日本酒への関心も非常に高く、外国人観光客の約85%が「自分の国でもこれから日本酒の需要は伸びるだろう」と答えています。まさに今、日本酒の魅力を世界に発信する絶好の機会が訪れているのです。
そこで私たちは、愛知県内の歴史ある酒造りと、日本酒文化の奥深さをもっと多くの人に知ってもらうため、「蔵めぐりスタンプラリー」や常滑鬼崎沖海底で熟成された珍しい「海底熟成酒」の体験イベントを開催する予定です

スタンプラリーを活用した理由
若者の「酒離れ」が進む一方、世界では日本酒への注目が高まっています。このプロジェクトでは、愛知県内の酒蔵や観光地を巡る、スタンプラリー形式の日本酒蔵巡り×観光地巡りを開催し、魅力にあふれる体験を提供。今回は酒蔵自慢のお酒を楽しみながらテイスティングノートを作成し、抽選でプレゼントも用意させていただきます。
(無料スタンプラリーURL)https://smapeta.jp/IUh88t3knP
地域の風土と酒文化に触れていただき、各蔵の地元の魅力を再発見していただくことも、このプロジェクトを開催していくことの 目的です。また、酒蔵巡りを通して地域の風土や歴史、伝統文化に直接触れることで、愛知県の多彩な魅力を感じてもらい、地域経済や観光振興にも貢と考えております。さらには若い世代や外国人観光客を含む多様な人々が日本酒の味わいや酒造りの奥深さを体感することで、日本酒ファン層の拡大、愛知の地酒ブランドの認知向上を目指してまいります。更に、クラウドファンディング支援者特別限定特典もご用意させていただきます。
なぜ日本酒を海に沈めるのか?
その答えは、海がもたらす自然のエネルギーによって、日本酒がよりまろやかに変化し、海底約7メートルに位置する「天然セラー】では、海流や水圧の微妙な変化により、陸上での熟成とは異なる環境が生まれます。水圧と海流がまるでポンプのように働き、微量の酸素が瓶内に取り込まれることで、独自の酸化反応がゆっくりとすすめと考えられます。結果、地上熟成では得られない、深味と調和のとれた味わいが生まれると考えられます。
昨年2024年、常滑市の澤田酒造が醸す「白老 純米酒」を伊勢湾の海底で6か月熟成させた常滑企画「たまてばこ」は、まろやかで深みのある味わいが話題を呼んでいます。
この「伊勢湾海底熟成酒」は、地元の風土と海の力を融合させた、新しい日本酒の可能性を象徴しています。
2025年海底で半年間熟成された今年愛知地酒5蔵の日本酒も特別なリターンとしてご用意させていただきます。
伊勢湾海底からあなたのグラスへ
【日本酒の未来を切り拓く—価値ある一杯との出会い】
かつて日本の食文化を支えてきた日本酒ですが、その消費量はピークだった1973年の4分の1以下にまで減少しています。しかし今、新たな価値をもたらすことで、日本酒は再び世界で注目を集め始めています。
ワインの世界では、一本100万円を超える高級ボトルが存在する一方、日本酒は一般的に2,000円前後で流通し、10万円を超えるものはほとんどありません。ですが、近年は熟成や特別な製法による高級日本酒が登場し、日本酒の新たな可能性を広げています。
例えば、SAKE HUNDREDのように、15,000円〜260,000円のプレミアム日本酒を開発し、世界のラグジュアリー市場へ挑戦するブランドも登場しています。日本酒はただの「飲み物」ではなく、特別な瞬間を彩る「体験」として、その価値を高めています。
「なぜ日本酒がここまで人を惹きつけるのか?」
それは、一本一本に込められた職人の技と、日本の風土が生み出す唯一無二の味わいにあります。海底熟成や長期熟成、日本酒と料理のペアリングなど、日本酒の楽しみ方も進化しています。
プロジェクト協力蔵元応援メッセージ

〈蔵元応援メッセージ〉

海外の皆様へ蔵元応援メッセージえを英語にて

蓬莱泉 関谷醸造株式会社 勲碧 勲碧酒造株式会社 菊石 浦野合資会社
敷嶋 伊東株式会社 白老 澤田酒造株式会社
【目標金額とその使い道】
本プロジェクトでご支援いただいた資金は、以下の費用に充てさせていただきます:
-
1. スタンプラリーアプリの使用料
スマートフォンで手軽に参加できるデジタルスタンプラリーを採用し、地域内の酒蔵や観光スポットを効率よく楽しんで もらう仕組みを整えます。参加者の利便性向上と、蔵元・地域への誘客を目的としています。 -
2. スタンプラリー参加者への特別限定品プレゼント(景品)
スタンプを集めた方に、日本酒ファンの心をくすぐる地域限定・数量限定のオリジナルグッズや試飲セットなどを - ご用意させていただきます。
日本酒との出会いの記念になると同時に、蔵元や地域への愛着を育む仕掛けです。
※ 目標金額は、これらの取り組みを円滑に進め、より多くの方に日本酒の魅力を体験いただくために必要な資金となります。皆さまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
現在の準備状況
【現在の準備状況】
現在、2025年7月~8月に開催予定の「日本酒道」 Sake-do – The Way of Sake愛知地酒 × 地域観光地巡りスタンプラリー プロジェクトに向けて、以下の準備を進めています。
・参加蔵元5蔵との連携が完了
愛知県内の5つの酒蔵様と連携が整いました。
各蔵を訪問された方にテイスティングサービスを提供し、各蔵の日本酒を実際に試飲していただくことで、企画をより一層盛り上げてまいります。
・2025年 海底熟成酒の引き揚げ完了
2024年に常滑市鬼崎沖に沈設した、愛知地酒5蔵による海底熟成酒は、2025年5月に無事引き揚げを完了。現在、販売に向けた準備を進めております。
・地域観光施設との調整を進行中スタンプラリーポイントの一つとしてご協力をお願いする、市内観光施設1か所との調整を進めています。地域全体を巻き込んだ盛り上がりを目指し、次に繋がる企画として構築中です。
・地域観光施設との調整を進行中
スタンプラリーポイントの一つとしてご協力をお願いする、市内観光施設1か所との調整を進めています。地域全体を巻き込んだ盛り上がりを目指し、次に繋がる企画として構築中です。
・ポスター制作およびSNS発信等を準備中
イベント告知用のポスター制作と掲示依頼を進めており、あわせて参加者を集めるためのLP(ランディングページ)も構成中です。SNSでの情報発信も順次スタート予定です。
・参加費無料型イベントとして運営体制を構築中
参加費無料で楽しめるイベントを目指し、各関係先と連携しながら運営体制を整えています。スタンプラリーの景品準備も進行中で、その一部はクラウドファンディングによる支援を活用する予定です。
【リターン】
1000円 御礼状

3000円 2025記念限定ステッカー+御礼状・・・100枚

5000円 2025記念エコバック+御礼状・・・ 5個限定
8000円 2025海底熟成酒詰め替え飲み比べ・・・20セット限定
(オリジン+たまてばこ180ml×2本セット)+御礼状
注:蔵元選択も可能です。
10000円 2025年愛知産あいちのかおり 5kg・・・10袋限定
(精白米or玄米どちらでも選べます)
18000円 2025海底熟成酒(750ml)+御礼状・・・20本限定
2024年11月から2025年5月5日まで常滑鬼崎沖海底にて
天然冷蔵庫で貯蔵していました 愛知地酒5蔵のワインボトルの
中から1種類選択していただきます。
(海底熟成酒専用化粧箱入りです。)
25000円 2025海底熟成酒 5蔵飲み比べ・・・20セット限定
(180ml×5本セット)+御礼状
30000円 あなただけの「たまてばこ」パーソナル熟成酒・・・24本限定
2025年11月に沈水予定蔵元ボトルに限る
(醸造元が選べる名入り750mlワインボトルラベル)
+御礼状
50000円 あなただけの「たまてばこ」パーソナル熟成酒・・・24本限定
2025年11月に沈水予定蔵元ボトルに限る
(醸造元が選べる名入り750mlワインボトルラベル)
+海底熟成酒+引揚or現地体験参加権利
「2025年11月6日沈水参加限定3名」or
「2026年5月5日引揚参加限定3名」 +御礼状
注:雨天等により日時の変更がある場合あり
※20歳未満の者による酒類は法令で禁止されています。
20再未満の方は酒類を含むリターンは選択できません。

スケジュール関連スケジュール表
|
【 内容 】 |
11月 |
常滑鬼崎沖にて海底熟成(沈設) |
1月 |
あいち産業センターにて熟成調査引揚(第1回) |
3月 |
あいち産業センターにて熟成調査引揚(第2回) |
4月 |
愛知県地域観光所へのスタンプラリー企画説明 |
5月下旬 |
各スタンプラリーポイントへポスター掲示開始 |
6月 |
クラウドファンディング開始 |
7月 |
「日本酒道 × スタンプラリー」開催 |
8月 |
スタンプラリー終了 |
9月 |
景品引取(参加者へ特典提供) |
最後に
このプロジェクトでは、スタンプを集めながら蔵元を巡り、日本酒の魅力を体感し、
地域の歴史や文化にもふれる旅をご用意しています。観光客や今後、訪日外国人観光客向けにも、
日本酒文化と触れ合える特別な体験ツアーを企画展開予定です。
あなたの参加が、蔵元の未来を支え、日本酒の魅力を世界へ届ける第一歩になります。
私たちと一緒に、地域に根ざした日本酒の未来を創りませんか?皆さまのご支援とご参加を、
心よりお待ちしております。
支援金の使い道
集まった支援金は以下に使用する予定です。
・設備費
・広報/宣伝費
・リターン仕入れ費
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。




コメント
もっと見る