はじめての「本物」を、子どもたちに。
やさしさと強さを、ひとつの器に。Nico Plateは、有田焼の強化磁器でつくられたうつわです。
やわらかなパステルカラーと、ぽってりとしたあたたかみのあるかたち。佐賀県の特許技術で、割れにくく仕上げています。「陶器や磁器って割れるから心配…」という不安を、そっと解きほぐしてくれる存在です。
自己紹介

はじめまして。株式会社元林・九州事業所の平田佳代子と申します。
私たち元林は、兵庫県神戸市に本社を構える創業120年の雑貨商社です。長年にわたり、世界各国の企業様とともに、さまざまなモノづくりに携わってまいりました。九州出身の私が2023年の夏、新たな挑戦としてスタートさせたのが「九州事業所」です。
『九州から世界へ』というスローガンを掲げ、地域に根ざしたモノやコトを世界へ発信するための拠点として、九州の作り手の皆様と力を合わせながら、事業づくりを進めています。
今回のクラウドファンディングでは、私が九州各地で出会った素晴らしい作り手様と一緒に、新たなモノづくりの可能性を広げるプロジェクトに挑戦しています。
私はこれまで、自分の足で九州各地を巡り、作り手の皆様が暮らす町の風景や、その土地の歴史を感じながら、ひとつひとつ丁寧にお話を伺ってきました。ただモノをつくるだけではなく、「なぜこのモノをつくるのか」「どんな想いがこもっているのか」といった背景を深く理解することを大切にしています。
また、この事業を通じて、作り手同士のつながりを生み出し、九州という地域全体がより豊かなモノづくりの土壌になるように働きかけています。
目指しているのは、こうした「つながり」から生まれるモノやコトを、日本中、そして世界中に届けていくことです。
皆さまからのご支援を通じて、九州の魅力をもっと多くの方に知っていただき、地域の未来へとつながる一歩を一緒に踏み出せたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
有田焼の強化磁器を使用した子ども用のすくいやすい食器をつくりたい。
わたしたちがNico Plateに込めたのは、“こどもが最初に使う器こそ、本当に大切に選んであげたい”という気持ちです。まだ小さな手でも、自分ですくえて、自分で食べられる。そんな「できた!」の体験が、食べる楽しさにつながっていきます。
作り手のご紹介 株式会社匠さん
私達は昨年に、佐賀県有田町にある強化磁器製造に特化された株式会社匠さんに出会いました。株式会社匠さんは1986年に設立され、病院や学校給食向けの食器を製造されています。設立当時、学校給食はアルマイトやプラスティックの器で配膳されていました。金属やプラスティックの食器で育った子供たちが大人になったとき
- 日本の磁器の食器の良さが理解できるのか?
- 有田焼の事を知る人がいなくなるのではないか?
- 有田焼産地は消滅してしまうのではないか?
このような不安から給食の中に「有田焼 磁器食器」をとの思いを抱き、設立時から強化磁器による給食食器を主力製品として製造に取り組まれたそうです。

子ども用の食器はプラスチック製やシリコン製などの安価な製品が多くみられます。離乳食などの時期が終わると処分してしまうことも多いのではないでしょうか?
小さいころから磁器食器に慣れ親しみながら、大きくなっても使えるような食器がつくれたら…。
そんな思いで今回のプロジェクトが立ち上がりました。
今回プロジェクトにご協力頂いたのは株式会社匠の西山直樹さん


「有田焼と聞くと、美術品や高級食器をイメージされる方が多いと思います。
でも、実際は皆さんの身の回りに多く存在しているんです。
器とは、普段の生活の中で皆さんの周りのどこかにあるもの。そんな身近なものだからこそ、こだわりを持ち、長く、大切に使っていただきたいと思っています。
日本の食文化には、焼物の器は欠かせません。でも、食育では意外と器が忘れられています。
今回、平田様からお話をいただいたとき、私たちと同じ、「器をもって食べる」「見て楽しむ」「器を感じて楽しむ」という食事の中の器の大切さ、そして、日本人としてこの食文化を後世に残すために、ぜひそれを広めたいという気持ちが大変嬉しく、同じ意識のもとに商品を作っていくことが出来ました。
また、有田焼はこれまで、時代に合わせて、常に進化をしていくことで約400年という長い歴史を築いてきました。これからも、私たちは常に進化を続け、器を使う人の笑顔の為に日々挑戦していきたいと思います。」
強化磁器について
強化磁器は、一般的な磁器よりも割れにくく、丈夫な焼き物です。
強化磁器は通常の磁器にアルミナを加えて強度を増していますので通常の磁器に比べて3倍以上の強度があります。形状的にも衝撃に強い構造で、表面劣化も起こりにくいため長期間の使用に耐えられます。
また、熱化学的にも不安定な物質が含まれていません。さらに一般磁器に比べて耐熱性や耐酸性に優れ、傷が付きにくいなど安全性も高いことが認められています。

品質試験として、衝撃試験/曲げ強度試験、製品切り出し曲げ強度試験/熱衝撃試験/鉛・カドミウム溶出試験など佐賀県窯業技術センターに依頼し、公的な試験結果として公開しています。
Nico Plateの特徴
すくいやすい形状
器の一方の周縁部が、内側にかぶさっているのと底部に傾斜が付けてあるので食物が集まり易く、スプーンでもこぼれにくくなっています。実際、スタッフ宅で使用してみたのですが、いつもは「食べさせて」と言う3歳の子どもが、自ら食べ始めたので驚きました!
割れにくく、優れた収納性
材質が強化磁器のため、一般の磁器に比べて約3倍の強度があり、破損率が少なく経済的です。また、特殊な形状ですが収納性を考慮した形状と裏底の安定性で、かさなりが良くなっています。
電子レンジ・食洗機の使用ができる
電子レンジ・食洗機での加熱にも問題なく、また、酸・アルカリにも強く変色や変質もしません。磁器質のため有害物質の溶出はなく、また、表面に汚れがつきにくく大変衛生的です。
大きくなっても使えるカラー・デザイン
離乳食や幼児食にも、自分で食事できるようになった子どもが、物を大事にするという気持ちを学びつつ食事ができるよう、大人になっても使い続けられるカラーを選びました。毎日の食卓に自然にフィットして、食事をより豊かに演出します。

小サイズは離乳食期の子どもに軟飯等を食べさせるのにちょうどいいサイズ感です。汁気のある煮物などの副菜用の小鉢として使うのもおすすめです。
大サイズは、1歳頃から自分でスプーンを使い始める時期にぴったり!オムライスや炒飯など、毎日のメニューに大活躍間違いなし。
現在の準備状況
小さいサイズと大きなサイズの2個セット及び単体での販売を予定しており、
最初のサンプルが上がってきている段階です。
リターンについて
1.すくいやすくて割れにくい食器大×1個、小×1個 (※限定10セット割引)
2.すくいやすくて割れにくい食器大×1個、小×1個
3.すくいやすくて割れにくい食器大×1個
4.すくいやすくて割れにくい食器小×1個
5.すくいやすくて割れにくい食器大×2個
6.すくいやすくて割れにくい食器小×2個
7.すくいやすくて割れにくい食器大×2個、小×2個
資金の使い道
・リターン商品の製作費
・キャンプファイヤー手数料(支援金17%)
スケジュール
25年3月 試作サンプル作成・確認
25年5月 クラウドファンディングスタート・製造開始
25年6月~7月 リターン発送予定
最後に
“選ぶ”ということも、食育のはじまり。子どもが初めて出会う「食器」は、ただの道具ではなく、“食べること”へのまなざしを育てる大切な存在だと、私達は思っています。
だからこそ、大人になってもずっと使いたくなるような、長く寄り添える、シンプルで上質なデザインにしました。
家族の食卓に、やさしい記憶を。
毎日のごはんの時間が、「今日は自分で食べられたよ!」と笑顔が広がる時間になりますように。
Nico Plateは、“親として子に選んであげたい本物”であることを目指しています。手に取ってくださる方の食卓に、そっと温かな記憶が残りますように。
どうぞご支援をお願いします!
最新の活動報告
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プロジェクトも間もなく折り返し地点
2025/06/04 12:00こんにちは!株式会社元林 九州事業所です。限定10セットの「すくいやすくて割れにくい食器大1個、小1個【送料込】10%OFF」がSOLD OUTとなりました。ご支援いただきました皆様、誠にありがとうございます。また応援メッセージやSNSでのシェア、気になるボタンなどの数々のご支援にも感謝申し上げます。プロジェクトも間もなく折り返し地点となります。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る






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