①⑴刺さない健康&美容シン開発経緯
現在鍼灸業界では、刺す鍼に関して強刺激を行われる先生が増えています。しかし逆に鍼を刺さなくても皮膚刺激だけで大きく体が変化したり改善することも認知されてきました。現在鍼灸業界では刺さない鍼が大ブームになっています。皮膚を軽く刺激する事で遠く離れた場所が軽くなったり楽になったりします。鍼灸師は鍼を皮膚を通して皮下に刺入しますが、その刺入が深ければ深いほど局所的にのみ作用し、浅ければ浅いほど広範囲に作用が及びます。経験的に、深く鍼を刺す場合、皮膚刺激後に行うと効果的であることを実感しています。
まずは皮膚刺激!
鍼灸師の資格を持っていなくても、皮膚刺激を行う療法はあります。例えば筋膜をリリースする方法は有名です。しかし筋膜をリリースしようとしたら、まず皮膚からリリースする事から始めないと不可能です。皮下の調整を行う前は必ず「皮膚」を介してでないと始まりません。
皮膚刺激は重要ですね!
プロジェクト実行者は「皮膚リリースⓇ」「皮膚リリース鍼Ⓡ」「皮膚リリース鍼灸Ⓡ」を提唱し、長年鍼灸師のみが使える刺さない鍼「てい鍼(医療器具)」を設計し、形にしてきました。多くの施術法は皮膚をリリースしなければ始まりません。
1年半前、プロである鍼灸師に向けてではなく、一般の方も使える刺さない刺激具Acuティックを開発しクラウドファンディングで公開し、多くの支援を頂きました。Acuティックの開発経緯は患者さんからの一言でした。「自宅で美容シンが出来たらいいな」という言葉でした。Acuティック及びAcuドッグ&キャット(雑貨)の考案者は、毎日の臨床で、必ずどの患者さんに対しても症状に関係なく刺さない鍼で「顔の施術」を行います。鍼灸施術は東洋医学で言う経絡という気の流れの通り道に着目した施術を行います。多くの場合、体のみに施術する施術者が多いのですが、実は顔を含め首から上には多くの経絡があり、顔に弱い刺激をすることで様々な症状が緩和すると考えています。患者さんに顔のみに施術をした場合でも、皆さんが「顔に刺激して頂くようになってから体調がさらに良くなりました!鏡を見るのが楽しみなんです!」とご報告頂くようになり、「これが自宅でできたらいいな!」と多くの患者さんから言われるようになりました。それで「あったらいいな!」を形にしたのがAcuティックです。
中国の思想に、「良い国」には「良い医療」の存在が欠かせないという考えがあります。そして「良い国づくり」を遂行するために最も大切な「自分自身の体づくり」の重要性の啓蒙。体調が悪くなったときだけではなく、毎日自分自身を大切に思う気持ち。この考えを持って頂くきっかけづくりです。
東洋医学では「顔」と「精神」と「血管」は密接に関係しており、研究をしていく過程において、自宅で簡単で安全に誰にでも使うことが出来る「美容シン」を兼ねた「セルフメンテナンス製品」があれば、日常の「健康に繋がる」「美容に繋がる」セルフケアを飽きずに続けることができるのではないかと考え、今までの刺さない鍼設計をもとに形状や素材等を研究し、臨床を経た想いを「形」にと前回及び今回のプロジェクトを進めてきました。Acuティックは成人男女専用に「刺さない美容刺激具」として開発した刺さない刺激具でした。今回のAcuドッグ&キャット(雑貨)は、顔刺激のみならず体にも刺激しやすいよう形状や素材を研究し、臨床を経てなおかつ「小児」や「犬や猫」にも使えるように獣医師であり鍼灸師でもある山口格先生にお願いし協力して頂き完成しました。

①⑵Acuティックのクラファン中「愛犬」緊急事態
Acuティックは人専用に設計し制作した美容刺激具です。Acuティックをクラウドファンディングしていた最中に愛犬に緊急事態が起こりました。
愛犬のシーズーが「膀胱破裂」。しかも1歳の誕生日、わんちゃん用のケーキも買って準備万端。朝からおしっこをするポーズしているのに、おしっこが出ない・・・。午前中動物病院に相談し、午後まで様子を見て下さいと言われ、4時一番に予約して病院に。4時前まで車でそわそわ動いていたのに急に動かなくなり体温が低下し始め・・・。即窓口に行き、受付を済ませ検査した結果膀胱破裂。
一刻の猶予もなく緊急手術を受けました。。病院の駐車場であったことで救われました。膀胱破裂に至った原因は腎臓及び膀胱結石。1歳で結石?血液検査の結果肝臓の数値が100倍以上で、異常であったため退院後大学病院に検査のため受診、原因は門脈シャントによる結石でした。膀胱破裂による手術から1ヶ月も経たないうちに、門脈シャントの手術を受けました。
1ヶ月以内に2度の大手術。これから長く一緒に生活していきたい!その気持ちからAcuティックをベースとして、獣医師さんにも監修を依頼して試作を繰り返し完成したのがAcuドック&キャットです。Acuティックは人間用でわんちゃんには刺激が強すぎるのです。
今では本当に元気になりました!
②獣医師&鍼灸師監修により完成
基本的な形状はAcuティックをベースとし設計を行いました。そこから大切なことは、Acuティックは小児のケアに用いるには刺激が強いという課題の解決でした。そこで考えたのが「動物にも用いることが出来るようになれば小児にも対応出来る刺激具にもなる」という事でした。5年以上前から山口格先生には、私が鍼灸師用に設計し形にした刺さない鍼てい鍼を使用して頂いていて、勉強会でお会いするたびに「犬に用いる場合はこの鍼はこのような反応をするから気をつけて、この素材は嫌がったり怒ったり、素材やこの形状だと犬が調子を落とす」という事を教えてくれていました。お話を聞いていると、小児に鍼施術をしているときと同じ注意点であったり重なることが多く、犬や猫に用いることが出来るのであれば小児にも対応出来ると気づきました。そこで長年私が作った刺さない鍼てい鍼をして下さっていて、動物にも使用して頂いている山口先生にAcuドッグ&キャット(雑貨)の監修を依頼し形にして臨床に使って頂いていました。そして試作を繰り返し安全な刺さない刺激具(雑貨)Acuドッグ&キャット(雑貨)が完成しました(下の写真は山口先生の令和7年1月23日木曜日、臨床現場に同席させて頂いた際撮影させて頂いた写真)。

動物は言葉で「その刺激嫌です!」と言うことが出来ないため、しっかり態度に示してくれるので、その刺激具が自分たち(犬や猫)にとって害があるかどうかが鮮明にわかることを教えて頂いていました。

わんちゃん気持ちよくて動かない。施術後柔らかくなりつまめるようになりました。
※犬や猫に対して行う方法はAcuドッグを使ったセミナーという形で開催(アナウンスします)していこうと考えています。今回は人間への使用に関してInstagramにて動画投稿していきます。
③11年間に及ぶ「刺さない鍼」の啓蒙活動とAcuドッグ&キャット(雑貨)への想い
12年前、日本で美容鍼の世界では有名な先生の指導下「刺す美容鍼」の施術を顔に受けました。直後から顔に痼りが出来、次第に大きくなり「痛み」と「容姿の異常」に苦しみました。そこから刺鍼施術経験の少ない先生から顔に刺す鍼を受けることによって自分と同じような経験をさせたくないと、プロである鍼灸師向けに刺さない鍼「てい鍼」を設計、現在年間100回以上(医学会、学会学術研修会含め11年で1000回以上)講演講座の依頼を受け講師をしています。そしてその経験から一般の方々にも自宅で安全に行う事ができる皮膚刺激具が出来ないかと研究し、形状医や素材(チタン)にこだわり、まるでエステを受けたかのような美容シン「Acuティック」を開発致しました。そして今回は獣医師で鍼灸師である山口先生に監修を依頼し、小児や犬、猫にも使用できる万能な刺さない刺激具である美容&健康シン「Acuドッグ&キャット(雑貨)」を開発致しました。多くの方々にご使用頂き「健康」や「美容」に繋がる「補助」としてお役立て頂きたいと思います。

※Acuティックは直径が5㎜に対して、Acuドッグ&キャットは直径が4㎜と細くし、小児や犬、猫にも刺激が強く入らないようにしました。
④Acuドッグ&キャット(雑貨)で出来ること
東洋医学的考えに基づいた「皮膚刺激」は、お顔や体へのアプローチだけではなく「経絡」という考え方を重視しています。この「経絡」には「気」が流れているとされています。その「気の流れ」が阻害されていると、いくら筋肉に対して刺激したとしても「変化」がみられないか「変化」してもすぐに戻ってしまいがち(東洋医学的考え及び経験的考察)。「変化」するように、そして戻らないように東洋医学では「気」の流れを阻害しているであろう要素を取り除く(抜き)イメージ(東洋医学的考えで実際には見えない)から始めて行きます。このイメージはAcuティック専用ホームページをご確認下さい。又取り除いた後は動かし(流す)ます。

※抜くや流すの使い方に関してはInstagramの動画にて投稿していきます(人間への使用に関して)。
例:お顔(美容)やお体(健康)の皮膚をリリースできます


※しっぽ風ポイント部の長さは、皮膚に軽く当てて頂いたとき経絡の深さに入るイメージの長さに設計しています。
※皮膚リリースの方法についてはInstagramの動画にて投稿していきます。
例:細かい部分の調整(美容&健康)を行う事ができます



※顔や体への使い方(人間への使用に関して)たくさん。順次Instagramにて動画投稿していきます。
【基本的な使い方】
①東洋医学的考えのもと、経絡(東洋医学で言うところの気が流れているところ)の運行を邪魔しているものを「抜く」イメージで皮膚をタッピングする。


②理想的な顔の形になるよう「しっぽ側」で皮膚リリースⓇする。

③そして気(東洋医学で言うところの)が流れるように導く(イメージ)。


※お顔も体も①②③を部位を変え繰り返すだけ。
こんな方にオススメ
レ自宅で毎日東洋医学的美容シン、皮膚リリースシンをしたいと考えている一般の方
レサロンを経営していて新たな刺激方法や東洋医学的な考えを取り入れてみたいと考えておられる先生
レ鍼灸院を経営していて美容鍼をされている先生や、今後メニュー化しようと考えて居る先生
レ顔に限らず全身の皮膚リリースを普段の臨床に取り入れてみたいと考える臨床家
レ何回か美容鍼を受けに行ったけど効果がわからないと感じた方や、何日か後にすぐ戻ってしまい持続力が感じられなかった方(合間にメンテナンスという意識も重要です)
【注意事項】
・使用方法はInstagramに動画で投稿します。
・お顔の皮膚や筋肉に負担がかからないよう形状には細心の注意をし設計しました。
・しっぽ風ポイント部は皮膚に押しつけず、軽く当ててリリースして下さい。
・お顔の皮膚に負担がかかりにくいよう素材はチタンを使い製品に致しました。
・金属アレルギーがある方は念のためご支援をお控え下さい。
・日本国内のみの発送となります。
・Acuドッグ&キャットは医療器具ではなく「雑貨」として製品に致しました(鍼は医療器具、針・シンは雑貨)。
・Acuドッグ&キャットは医療器具ではなく、課程で出来る顔や体への皮膚刺激が可能な雑貨です。
・お肌に異常が現れてきた場合は使用を一時中断または使用を中止し皮膚科の先生にご相談下さい。
・皮膚はデリケートですので、低刺激を心がけて下さい。低刺激で変化が出やすいよう、形状を考え製品にいたしました。
・顔が青白いなど、一般的に表現される虚弱体質な方やそう見える方に関しては「抜き」刺激は行わないで下さい。
・皮膚の組織はデリケートです。軽い刺激で1日1回程度(2回まで)が理想です。「やり過ぎ」に注意して下さい。
・長さは6.5㎝に設計していますが、人間の手で制作調整していますので若干の誤差が生じますことをご了承下さい。

⑤スケジュール及びリターン(Acuドッグ&キャット)発送について
令和6年9月 設計開始
令和6年9月 獣医師山口先生に監修協力依頼
令和6年10月~11月 Acuドッグ&キャット試作(1号~3号制作)
令和6年12月 Acuドッグ&キャット製品モデル完成
令和7年1月 獣医師山口先生がAcuドッグ&キャットを臨床で使用されている現場に同行
令和7年5月1日 プロジェクト開始(支援状況を確認し5月下旬に製品製造依頼)
令和7年5月31日プロジェクト終了
令和7年7月リターン(Acuドッグ&キャット)発送予定
※支援をして頂ける人数が少ない場合、発送が6月に早まる見込みです。支援して頂ける人数が予想を上回る場合、「昭和元年創業の金属を加工する会社の職人さんの手作り」となるため発送が遅れる事が考えられます。上記職人さんに制作依頼をし形にした「刺さない鍼てい鍼」の代表作は、Acuドッグ&キャットの姉妹品であるAcuティックWebサイトから閲覧する事ができます。
Acuドッグ&キャット(雑貨)の構造
Acuドッグ&キャット(雑貨)と姉妹品Acuティック

⑥資金の使い道
【内訳:目標金額300,000円】
①.チタン製Acuドッグ&キャット(設計、製作費用、2年間の動画学習費用・桐箱入りの場合桐箱費用):235.300円
②.クラウドファンディング利用料(17%+税):約56.100円
③.送料及び手数料(日本国内発送に限る):約8.600円
ご支援よろしくお願いいたします。
⑦プロジェクト実行者

プロジェクト実行者の岡西裕幸と申します。鍼灸師の資格を取得し臨床及び研究を35年行ってきました。35年間、時代の変化と共に患者さんを取り巻く環境や症状も変化してきました。そして時代による変化に対応してきました。又、業界内でも大きな変化があり所謂「美容鍼」を取り入れる先生が増え、一般の方々にも広まり浸透しつつあります。一般的に鍼というと「皮膚に刺すもの」というイメージが強いのですが、現在は刺さずに皮膚に接触するだけの「てい鍼」を使用される先生も増えてきています。金属を皮膚に当てるだけで高い効果が得られることを理解された証であると考えます。又、刺さない美容鍼も広がりを見せています。今回姉妹品であるAcuティックを進化させて、獣医師監修によりわんちゃんや猫ちゃんにも使用可能な刺激が少ないにも関わらず安全に変化が感じられる刺激具(雑貨)が出来ないかを共同で研究し開発したのがAcuドッグ&キャット(雑貨)です。動物にも使えるという事は人間に対して安全な凄く優しい刺激感であると言うことができます。多くの一般の方々に自宅で「安全(使い方が重要)」に「操作が簡単」な刺さない健康&美容シンAcuドッグ&キャット(雑貨)をご使用頂き、毎日の体や心を豊かにして頂く「お供」に加えて頂きたいと思います。よろしくお願い致します。
【開発者プロフィール】
1990年鍼灸師資格取得。1990年中国上海に渡り上海中医学院(現中国国立上海中医薬大学)にて中医学を学ぶ。中国医学だけではなく西洋医学の重要性も認識。臨床経験を積んだ後高度な技術と知識を習得するため、中国国立上海中医薬大学大学院に進学。医学修士号を取得。現在は臨床を中心に教育にも力を入れ活動中。2025年現在中国国立上海中医薬大学大学院博士課程(中医外科周囲脈管病専攻)に在籍中。
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2025/07/29 00:19この度はご支援頂きありがとうございます!製品が完成致しましたので7月29日から発送作業に入ります!もう少しだけお待ち下さい! もっと見る
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2025/06/15 07:34この度は本当にご支援頂きありがとうございました!リターン製品3種類の製造発注完了致しましたのでご報告致します!完成後順次感謝のお手紙を添えて送付させて頂きます!しばらくお待ち下さい!よろしくお願い致します。 もっと見る






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