
5月10日、この座組での初顔合わせと読み合わせが行われました。
11月末の公演なので、半年前の顔合わせ&読み合わせになります。
この時期での読み合わせは、正直ちょっと早いかもしれません。
札幌での舞台創作ではあまりないタイミングですが、もっと前からキャストが作品づくりに関わっている、そんな感覚が“当たり前”になったらいいなぁ、と個人的には思っています。
作・演出の髙橋正子さんの想いや、私自身の「この企画をやる!」という意気込みなどを共有して、軽く自己紹介をしたあと、台本読みをスタートしました。
はじめは稽古場の空気も、ちょっと緊張ぎみ…。
それもそのはず。今回は、OrgofA(おるおぶえー)で一つの演目としては最多のキャスト数!
しかも、初めてOrgofAに参加してくれる俳優さんもたくさんいます。
「なにがはじまるの?!どうなっちゃうの?!え、煮て焼いて食べられるの?!」みたいな状態です(笑)。
でも、いざ本読みが始まると、俳優たちが少しずつ作品に没入していき、あちらこちらで笑い声が。
そして何より、このキャストたちの魅力ときたら…!
贅沢で、たまらない時間でした。
札幌で、それぞれの場所で活躍している素敵な俳優たちが集まってくれています。
こりゃあ、すごいものができるぞ…!と、手前味噌ながら、この時点で思ってしまいました(笑)。
緊張していた空気も、少しずつやわらいでいき、帰る頃にはみんなでふざけ合うくらい。
最初の緊張はすっかりどこかへ消えていました。
毎度「座組」(=出演者やスタッフのチーム)ができあがるたびに思いますが、なんだか不思議な気持ちになります。
今回は、5つの物語からなるオムニバス作品です。
物語同士が交わるところもあって、この魅力的なキャストたちが、正子さんの世界の中でどうなっていくのか。
ぜひ劇場で、そしてクラファンでの無料配信でもご覧いただけたら嬉しいです!
「コウノトリが飛ぶ島国で、この部屋で」もう初読み合わせから、めっっっちゃ面白いですよぉ!




