自己紹介とプロジェクト立ち上げの背景
こんにちは。「東京おかき」開業プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
山村家代表の私は、調理師・ふぐ職人として、二子玉川駅近くの和食創作居酒屋
「魚仙」で2004年から16年間勤務し、直近の3年間は責任者として店舗運営にも
携わってきました。
料理人として、食材の選定、調理技術、味の追求、そしてお客様への気配りに
日々向き合う中で、食の仕事に誇りとやりがいを感じてきました。
しかし、コロナ禍の影響で「魚仙」は惜しまれつつ閉店。
その後、別の仕事に就きながらも、心の中に残っていたのが、子どもの頃から家族で
作り続けてきた“揚げ餅おかき”の記憶でした。
山村の家では、40年位前から乾燥させた餅を油で揚げるおかきを作り続けてきました。
当初は家庭の趣味としての製造でしたが、10年程前から、餅米の種類、揚げる油の種類、
天然素材にこだわった無添加醤油、天然塩、保管方法、乾燥方法、揚げる温度、乾燥剤、
密封方法などを見直し、地元のお米屋さんにオリジナルのお餅の製造を何度も依頼して、
その都度、戸越銀座近隣の、子どもからご年配の多くの方々に試食していただき、
ご意見を伺い、改良を重ね、独自製法のおかきを確立するに至りました。
本事業で提供する揚げ餅の「おかき」は、アレルゲンを含まない無添加にこだわり、
独自の製造工程を採用することで、油臭さを抑え、旨味を最大限に引き出した
カリカリとした食感の「ソフトタイプ」を実現しました。
また、別な工程で製造する硬めでボリボリ食感が特徴の「ハードタイプ」のおかきは、
既存の市場には無い、独自性の高い商品になり得ると確信しております。
創作料理人として培った長年の技術と経験を活かし、シンプルでありながら深い味わいの
「本格的なおかき」を提供する専門店を開くことを決意し、約2週間を要する乾燥作業の
サポートを親族にお願いしました。
そして、品川区内にお餅の乾燥作業のスペースを設け合同会社山村家を設立しました。
現在、戸越銀座商店街のアパホテル1階テナントの入居申し込みの承認待ち状態です。
アパホテルのテナント以外の戸越銀座のテナントに入居する可能性もありますが、
山村家は、地元の戸越銀座商店街での出店を計画しています。
山村家のおかき事業に対する考えは、まずは地域密着型の小規模店舗にて、経営基盤を
築きあげ、地元住民のリピーターを増やすことを第一の目標とします。
これまでの研究成果、創作料理の経験を基に品質にこだわった「東京おかき」を提供し、
地域社会に愛される持続可能な事業へと成長させることを目指します。
いまは目標設定した開業に向けて、自分達が出来ることを一歩一歩着実に進めています。
このプロジェクトで実現したいこと
「東京おかき」山村家の第1号店となる製造販売店を
東京都品川区の戸越銀座商店街にて開業し、
地域に密着し持続的に発展する「おかき事業」を
創造することです。


戸越銀座の山村家の店舗イメージです


プロジェクトの概要
【事業名】 「東京おかき」製造販売事業。
【事業開始】 令和7年 7月 7日、戸越銀座商店街にて開店する計画。
【事業内容】 本事業は、オリジナルの揚げ餅米菓「東京おかき」を中心とした
米菓の製造販売事業です。以下の3つの販路を通じて提供します。
◆店頭販売(直販)(基本の販売方法)
揚げたてのおかきを、目の前で提供。
地域住民や観光客に臨場感ある購買体験を提供。
◆オンライン販売(EC)(後に実施を計画)
自社ECサイトおよび主要通販プラットフォーム
(例:楽天、Amazon、BASEなど)を活用し、全国へ発送対応。
◆卸販売(後に実施を計画)
セレクトショップやギフト需要のある小売店へ展開。
お土産需要や企業ギフトへの活用も想定。
【製造・発送】 店内厨房にて毎日製造。
後に、ネット販売・卸販売は郵便・宅配便で発送。
【ブランドビジョン】
日本の伝統的な米菓文化を受け継ぎながら、現代のライフスタイルや
食トレンドに調和した本物の「東京おかき」を提供。
国内外の幅広い顧客層に親しまれる東京発の和スナックブランド
としての確立を目指します。
【その他業務】
アパホテル品川戸越駅前のテナントに入居した場合、
宿泊者よりの注文にて、朝食テイクアウト用(宿泊者限定販売)の
朝食セットを製造し提供する業務も行います。
地域と宿泊施設をつなぐサービスとして相乗効果を見込みます。
商品の特徴
市場に流通している一般的なおかきの多くには、糖分や大量の添加物が
含まれていますが、「東京おかき」はアレルゲンを含まない完全無添加に
こだわり、糖分も一切添加していません。
製造作業場や使用するお餅には特殊なLED照射で殺菌処理を施し、
衛生面にも配慮して、
子供からご高齢者が安心して食べられる商品づくりを目指しています。
≪食物アレルギーをお持ちのお子様が笑顔で食べていただけます≫
製造工程やお餅の種類の違いにより、
「ソフトタイプ」、「ハードタイプ」、「玄米」の3種類のおかきを製造し、
それぞれに商品名を付けて基本展開します。
特に「ハードタイプ」のおかきは、既存市場に無い「硬さ」のある
独自性が高い商品であり、バリバリとした食感の楽しさや食べ応えを
求める消費者に訴求できると考えています。
また、健康志向の方に人気が得られやすいカリっとした軽い食感の
玄米おかきもラインナップいたしました。
さらに、店頭販売限定で、歩きながら食べれる
特色あるフレーバーやディップ商品も展開し多様なニーズにお応えします。
●抹茶フレーバー(抹茶・砂糖パウダー):
ご購入のおかきの袋の中に、抹茶パウダーと砂糖パウダーのお好み量を
入れ、チャカチャカして、楽しんで食べるスタイルは、日本人および
外国人観光客にも話題と人気が得られると考えています。
●ソフトクリーム&おかきのセット:
店舗販売限定で、特別サイズのロングおかき5個と、
ソフトクリームが入ったコンボセットを販売。
斬新な組み合わせでお子様や若い方に支持されると期待しています。
●とろとろチーズ&おかきのセット:
店舗販売限定で、特別サイスなロングおかき5個と、
チーズソースが入ったコンボセットを販売。
チーズを付けながら食べる楽しい食べ方は、チーズ好きの方々が特に
支持されることを期待しています。
●アパ社長カレー&おかきのセット:
店舗販売限定で、特別サイズのロングおかき5個と、
アパ社長カレーが少量入ったコンボセットを販売。
想像を超えた組合せと美味しさが話題に。
研究と試作を繰り返し、多くの方々に試食していただきながら
改良を重ねてきた結果、多くのユーザーに満足していただける
「東京おかき」が完成したと確信しています。
マーケティング
おかきの研究と試作を重ね、多くの方々にご試食とご意見を賜ってきました。
試作によるご意見には、
醤油の濃さ、塩味、食べた時の食感、食べ終えた後の口内の感覚、油の味、
自然素材の旨味や甘味、おかきと組み合わせてみたい食べ物、味変させて
食べたい、食物アレルギーを持っている子供が食べれるようにしてほしい、
甘いおかきは嫌い、糖質や食品添加剤を含まない「おかき本来」の味が良い、
などの率直なお言葉を賜り、商品化の参考にさせていただきました。
商圏については、戸越銀座商店街のご利用者層のデータなどを分析しました。
10年前のデータから、半径500m圏内の住民と働く人が約3.7万人、現在は
推定約4万人。近隣住民以外に戸越銀座に遊びに来られる方が約3万人、
合計約7万人になります。
商店街の人の流れやご注文をいただけるお客様の数量を分析し、
1日あたり平均『40人』、月間『1200人』のお客様が「山村家」にご注文を
いただけると算出いたしました。
アパホテル様の知名度およびロケーション条件を加味した消費動向分析から、
お1人様が複数注文され、平均約1,931円分をご購入いただけると算出し、
月間200万円程度の売上が見込めると思います。

戸越銀座の子供たちのおかきを食べている音も聞いてくださいね。
経営理念
「安全・安心・満足・向上・社会貢献を追求する店舗づくり」を
経営理念とし、地域社会に根ざした事業を展開してまいります。
オリジナル性を有した自家製揚げ餅おかきを専門とする店頭販売を
通じて、地域住民との融和を第一に考え、
地元精米店様のお餅製造のご協力をいただきながら、
安心して食べられる高品質なおかきを提供することで地域社会への
貢献を目指します。
強みと弱み
強み:【創意工夫と追求向上力】
1. 独自性のある商品開発
*製造工程での完全無添加にこだわった安全で安心なおかきの追求。
*食物アレルギーを持ったお子さんも安全に楽しく食べることが出来る。
*既存の市場に無い「ハードタイプのおかき」という新しいカテゴリの創出。
*シャカシャカ抹茶を始め、シャカシャカして楽しく食べる商品を次々と計画。
*特別サイズのロングおかきと、ソフトクリーム・チーズソース・
アパ社長カレーとの組合せコンボセットで話題性UP。
2. 地域密着型の経営方針
*試作段階から子供からお年寄りまで多くの地元住民に試食リサーチを実施。
*事業の基盤づくりとして、地元住民をターゲットに、リピーターを増やす戦略。
*地元精米店様のご協力いただき、一部お餅製造を担当してもらう協同製造体制。
*戸越銀座商店街という立地を活かし、地域社会への貢献を目指す。
3. 伝統と革新の融合
*長年続く伝統的な製法を基盤に、現代ニーズに合わせた改良を加えている。
*伝統的な和の文化を大切にしながら、新しい食べ方やフレーバーを提案。
4. 観光・インバウンド市場への対応
*抹茶・チーズ・ソフトクリームなど、日本文化と現代文化とが融合した人気商品。
*観光客にもアピールできる「シャカシャカ抹茶おかき」で話題性を高められる。
*「CRISPY」「HARD」「MATCHA」「BROWN」など商品名にて外国人対応。
5. 長年の経験と技術
*約16年間の創作料理人としての経験、3年間は調理責任者としての実績がある。
*食材の選定や調理技術、味の追求に対する確かな知識と実践力を備えている。
*親族と共に長年試作と改良を積重ね、独自の安全で安心な製造方法を確立。
弱み:【全てが新たな対応】
*これまではおかき研究開発と試作を重ねてきたため、法人業務の全てが
新規状態であることが弱みと捉えています。
それを解決するために、各分野の専門の方々にご意見やご指導・ご協力を賜り、
いま出来ることを一歩一歩対応し、ゆっくり焦らず、「山村家のおかき事業」を
創り上げていく所存です。
事業ドメイン
当社は、自社独自の製法で製造した揚げ餅「東京おかき」を、
戸越銀座商店街にて販売します。
主なターゲット層は以下の通りです。
●地域住民(子供~大人): 個人・家族層を中心に、日常のおやつや贈答用で提供。
●地域勤務者: 仕事の合間や帰宅時の手土産需要を想定。
●観光客・インバウンド外国人: 日本文化を触れることのできる商品として提供。
●ネット注文者: ECサイトや通販を活用し、遠方のお客様にも対応販売。
●店頭販売に加えて、パッケージングした「東京おかき」の卸販売も行い、
他店舗での取り扱いを拡大することで、さらなる市場拡大を目指します。
ビジョン
【1】追求:安心・安全、そして、満足いただける商品の提供を目指します。
・厳選原料を使用し、無添加にこだわり安全・安心な方法でおかきを製造します。
・調理場・乾燥作業所にて、LED照射による殺菌等の衛生管理を徹底します。
・第三者検査機関にて賞味期限や安全性等を確認した後に通販を実施します。
【2】意識:従業員全員が生き生きと働ける労働環境を目指します。
・従業員に社会保険・労災保険などの一般的な労働環境を整備するとともに、
販売数量や販売金額など、具体的に到達目標を明確化し、チームとして
協力しながら、質の高いサービスが提供できるよう意識向上を図ります。
【3】設備:セルフレジ導入による効率的なオーダーシステムの確立。
・補助金を利用して、日本語・外国語対応のセルフレジを導入し、購入データを
収集・分析することで、食材仕入れや製造工程を効率化します。
・ネットオーダーシステムとの連携も検討し、利便性を高める計画です。
【4】展開:状況に応じた販売店舗の拡大とセントラルキッチン化
・本事業で基盤確立後に、地域に合わせた「おかき」の製造販売を検討します。
例えば、「京都抹茶おかき」など地域の特色を活かした店舗の展開。
・補助金を利用して、揚げる前段階の2週間のお餅加工乾燥作業とNET通販に
対応するため、新たに統括製造管理センターを設け、店舗ではお餅を揚げて
店頭販売する業務のみに特化させ、業務のスリム化を図ります。
・事業状況に応じて、山村家のおかき店舗の直営と関連店舗を含め、
毎年1店舗以上を無理なく増やしていけたら良いと考えています。
ターゲット・マーケティング戦略
■ BtoC(一般消費者向け)
*地域住民(子供~大人): 店頭販売を通じて、日常のおやつや贈答用に対応。
*ネット通販顧客: ECサイトを活用し、遠方のお客様にも郵送販売。
*SNSを見たインバウンド顧客: SNSを活用し、観光客にもアプローチ。
■ BtoB(法人向け)
*卸販売(商店・企業等): 小売店や専門店へパッケージ商品を供給。
原料お餅を供給。
◆マーケティング戦略
*SNS活用:
「バリバリと硬いおかき」・「無添加で美味しいおかき」
「シャカシャカ抹茶おかき」・「ソフトクリーム&ロングおかき」
「たっぷりチーズ&ロングおかき」等の商品特徴を動画配信。
*販売チャネルの最適化:
店頭販売とネット販売を連携。 業界団体への卸販売にも注力。
*会員制度の活用:
マーケティング調査を基に、お客様の数量を分析し、
会員リピーターも含み、1日当りの平均ご利用者数『 40人 』、
月間『 1200人 』を最低目標数として会員登録を促進。
現在の状況と具体的スケジュール
- 3月上旬 合同会社 山村家 設立。(2026年8月に株式会社登記)
- 4月中旬 戸越銀座商店街のアパホテル様と1Fテナントを借りる打合せ。
5月中旬 政策金融公庫の創業支援融資を申込み。〔予定:600万円〕
5月下旬 クラウドファンディングにてご支援者の募集を開始。
募集期間:5月下旬~6月下旬 〔 目標:80万円〕
6月上旬 アパホテル様との賃貸借契約を締結予定。(6月上旬結果)
6月中旬 アパホテル様の朝食セットの提供を開始予定。
6月中旬 店舗の看板取付工事および店内ディスプレイ等の装飾工事。
6月中旬 店舗スタッフと「東京おかき山村家」開店に向けた準備。
7月7日 東京おかき山村家の第1号店プレオープン。
ホームページ一部公開。 (プレオープン期間:3か月間) - 7月中旬 リターン発送開始。 (7月中旬より順次発送いたします)
10月~ 東京おかき山村家の第1号店の本格営業およびネット販売を開始。
ホームページよりの注文受付開始する計画。
2026年 合同会社山村 ⇒ 株式会社山村家に変更する計画。
おかきの乾燥などの写真




戸越銀座にてソフトクリームとおかきを食べている写真
戸越銀座で子供たちのおかきを食べている音も聞いてくださいね。
世界大会へ出場した小学生のチアダンサーチームが試食に協力



最後に
戸越銀座商店街にて地域密着型の店舗にて、一歩一歩着実に経営基盤を
築きあげ、地元住民のリピーターを増やすことを第一の目標とします。
安心・安全・無添加等品質にこだわった「東京おかき」ブランドを展開し、
地域社会に愛される持続可能な事業へと成長させることを目指します。
代表と店長ともども誠心誠意頑張ります。
令和7年 7月 7日以降で戸越銀座商店街にお越しの際は、
「CAMPFIREを見たよ!」ってお声をかけてください。
そして、「試食用おかき」を食べてくださいね。
今後ともご指導ご協力たまわりたくよろしくお願い申し上げます。
ご支援よろしくお願い申し上げます。
品川戸越 本 店 店長 山村信男
〔元検査機関研究員・衛生管理責任者〕





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