自己紹介

プロボクサー、シンガーソングライター、小説家の三刀流
（なお日本にヘビー級のボクサーは極めて少ないです）

1965年11月29日生

1990年 早稲田大学教育学部国語国文学科卒業　

1993年 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了　

1996年 相模原ヨネクラジムからヘビー級ボクサーとしてプロデビュー　

2000年 ヨネクラジムに移籍　

2017年 CO「IS A CHANGE GONNA COME / JAPANESE SOUL」を発売　

2017年 川島ジムに移籍　

2019年 小説「Miti」を発売　

このプロジェクトで挑戦したいこと

私は現在59歳ですが、過去日本ボクシング界には37歳定年制があり、そのために日本で試合ができなくなってしまいました。

日本では試合ができないため、ヨネクラジムに所属していた38歳の時にオーストラリア、39歳でフィジーで試合をしたのですが、その後は海外への渡航・滞在費を捻出することができずにおります。

ヨネクラジム閉鎖後は川島ジムで練習を続け、最近になって定年制が撤廃されたのですが、すでに引退させられた選手が復帰する場合には最終試合から３年以内という制限が設けられてしまい、やはり私は対象外になってしまいました。

これまで「歌と小説で印税を稼いで、それを資金にして海外に行ってボクシングを続ける」といってきたのですが、いまだヒットせず。ならば他の方法でと、クラウドファンディングに挑戦することにしました。プロジェクト実現のため、ご支援のほどよろしくお願い致します。

ボクシングを始めたきっかけ

私がはじめて「ボクサーになろうかな？」と夢見たのは、高校１年生の時に私が片思いしていた女の子が「あしたのジョー」のファンだと知った時でした。（今にして思えば、彼女が好きだったのは当然、矢吹丈で、もしかすると力石徹かもしれませんが、絶対にマンモス西ではなかったはずです……）

その後、カムバックしたジョージ・フォアマンがドワイト・ムハマド・カウイと戦う姿をテレビで見て、大いに引きつけられました（1988年）。「どうせ小遣い稼ぎだろ？」というような見方もある中で、私はフォアマンのチャンピオン復活も大いにありうると感じました。その８年後、フォアマンはチャンピオンに返り咲きました。（先日、2025年3月21日、ジョージ・フォアマンが亡くなりました。会いたかった……会っておくべきだった……）

フォアマン対カウイ戦を見た後、早稲田大学の体育の授業でボクシングを選択し、豊嶋建広先生から素質があるとほめられた時に、「ボクサーになろうかな？」という夢が現実の目標に変わりました。とはいえ、学問にも興味があった私はすぐにボクサーにはならず、大学院に進み、修士課程を出た後で相模原ヨネクラジム主催のヘビー級オーディションに受かってボクサーになりました。1996年にプロデビューした時には30歳になっていました。

これまでの歩み

これまでの戦績は８勝６敗１分です。その中には、ソウルオリンピックのミドル級銅メダリスト、フセイン角海老選手に勝った１勝があります。

https://www.youtube.com/watch?v=icpM3NR27EI&t=1s　（1-3ラウンド）
https://www.youtube.com/watch?v=Ckwajx2mZv4　（4-6ラウンド）

負けた中では、後にヘビー級で世界挑戦をしたオケロ・ピーター選手との試合があります。1R開始早々にダウンを奪いながら、すぐに倒し返されてKO負けしました。

https://www.youtube.com/watch?v=-5_QXFm6TE8&t=26s

日本ボクシング界の37歳定年制によって引退を余儀なくされる直前にヨネクラジムに移籍して日本での最後の試合で勝利を挙げましたが、米倉健司会長の定年制撤廃の主張が通らず、海外で試合をすることに。

38歳でオーストラリア、39歳でフィジーで試合をしたものの、海外への渡航費が尽きて、試合から遠ざかっています（思えば、私が海外へ行っていない期間は、日本の経済成長が止まって国力がどんどん低下していった時期に重なっています）。バブルの頃であれば、日本で少し稼いで、その金で海外でしばらく過ごすこともたやすく、フリーターという生き方がもてはやされるような傾向もあったのですが、それも遠い昔の話となってしまいました。

そんな中、皆様に募金をお願いするのは心苦しく、「歌と小説で一稼ぎして、それを資金として海外に試合に行く」と言い続けてきたのですが、歌も小説もヒットするにはいたっておりません（そのうちヒットして、日本の音楽史、文学史を書き換えるだろうとの確信は全くゆらいでおりませんが）。

◆Itikawa Ziroo | TuneCore Japan(https://www.tunecore.co.jp/artists/ZirooItikawa)

◆市川次郎「なんとかならんか」公式MV(https://www.youtube.com/watch?v=pdI3zCoxpbs)

◆Miti | Itikawa Zirô |本 | 通販 | Amazon(https://www.amazon.co.jp/Miti-MyISBN-デザインエッグ社-Itikawa-Zirô/dp/4815008159)

◆イチカワ　ジロウ（@ItikawaZiroo） - カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16818093093715771386)

リターンについて

私が書いたサイン入りローマ字小説「Miti」をさしあげます。（3,000円）

早稲田大学大学院教育学研究科修士課程の時の指導教授である日本語学の野村雅昭先生の授業で漢字廃止論にふれ、野村先生と同じく漢字廃止論者である言語学者の田中克彦先生の本も読み、私も漢字廃止論者になりました。

将来、この小説がきっかけで漢字が廃止されることになったと日本史や国語の教科書に記載されるであろう「Miti」のサイン本をぜひお読みください！

限定100部で、カタカナ書きの「ミチ」が掲載された「カナノヒカリ 2024ネン 10ガツ ダイ965ゴウ」（カナモジカイ機関誌）もセットでお付けします。（5,000円）

さらに限定20部で、音楽CD 『ZIROO ITIKAWA　IS A CHANGE GONNA COME 』（ソウルミュージック/自分で作詞作曲した歌３曲と、その英語版３曲を収録）を加えたコースもあります。（10,000円）

スケジュール

7月 クラウドファンディング終了　
2025年8月 アメリカ・オーストラリア・フィジーのいずれかで再起戦　
2025年9月 リターン発送　

資金の使い道

目標金額は100万円です。

その内訳は、
海外への渡航・滞在費：約73万円
リターン準備費用：約10万円
手数料(17%+税)：約17万円
です。

最後に

ご支援いただいたお金を使って、海外で試合をして最高年齢の世界記録を更新したいです。そしてその試合を日本のコミッショナーに認めてもらい、３年以内の制限を突破してこれまで応援していただいた皆さんに報いる意味でも日本で再起戦をしたいと思っています。

これまで、海外での復帰戦は今までに試合をしたことのあるオーストラリアかフィジーを考えていたのですが、できれば、次はアメリカに行ってみたいとおもいます。なぜなら、テネシー州ナッシュビルで58歳のボクサーが試合をした記録があるからです。

World’s Oldest Welterweight Scot England Gets Stopped In The First Round

Taking place at the Troubadour Theater in Nashville, Tennessee, on the night of December 5th, welterweight boxer Scot England made his pro debut at the age of 58, but unfortunately, the historical event didn’t end well for England as Jashawn Hunter stopped his age-defying opponent in the first round.

Scot England is a former radio DJ turned news anchor turned country music writer. 

(https://www.boxingnews24.com/2023/12/worlds-oldest-welterweight-scot-england-gets-stopped-in-the-first-round/)

テネシー州ナッシュビルといえばカントリーミュージックの聖地です。同じテネシー州のメンフィスはオーティス・レディングなど、ソウルミュージックのスターを生み出した聖地であると同時に、ロックの王様エルビス・プレスリーの聖地でもあります。ジャパニーズ・ソウルの「Ziroo Itikawa」がテネシー州でどのくらい受け入れられるか、それも確かめてみたいと思います。

Itikawa Ziroo | TuneCore Japan（https://www.tunecore.co.jp/artists/ZirooItikawa）

58歳でボクサーとしてデビューしたスコット・イングランドさんは、元ラジオDJで、現在はニュースキャスター、そしてカントリーミュージックライターとして活躍しているとのことで、何か不思議な縁を感じます。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。