【クラウドファンディングで実現したいこと/病気がちな猫に十分な医療を提供したい!】


滋賀県を拠点に保護猫活動を行っております、一般社団法人サルヴァトーレの山本と申します。
保護猫活動を行っている当団体では現在、約50匹の猫を保護しておりますが、昨夏以降、FIP(猫伝染性腹膜炎)にかかった6匹の猫や腎臓を悪くした猫や入院した猫達の治療費が増加し、活動資金が逼迫している状況です。
十分な資金がなければ、使用できる薬の選択肢が限られ、保護している猫たちの健康維持が難しくなるだけでなく、これから助けられるはずの命も失われかねません。
これまでは自身の貯金や美容師としての収入を活動資金に充てて運用しておりましたが、医療費や治療費が足りていないため、クラウドファンディングにて支援をお願いすることになりました。

【一般社団法人サルヴァトーレの活動について】


これまで、人懐っこい猫(虐待から守るため)や風邪を引いた子猫、瀕死の猫を中心に保護し、277頭の猫たちを新しい家庭に譲渡してきました。
もともと活動は「個人で無理なく、できる範囲」で活動をしようと地域で捨てられた乳飲み子や子猫を保護し、譲渡可能な年齢まで育てることから始まりました。
次第に活動が広がり、「猫を引き取ってほしい」との相談が相次ぐようになり、2018年に団体を設立し、今年で7年目。保護・譲渡活動を本格化させ、不幸な命をひとつでも減らすことを目指して、年々活動領域を広げています。


団体を設立しても当然ながら、どこからか費用が援助されるわけではございません。私は美容師を生業としていますので、その利益やお店に置いている募金箱、また活動当初は動物基金さんの助成金チケットを元手に手術費用を捻出し、猫たちを一代限りの命にしてきました。
譲渡が難しい重篤な子や疾患のある子は、自宅の一室をシェルターにして保護し、常時約50頭の猫たちのお世話をしています。
きちんと健康を意識したご飯や生活環境を整えているため、尿路結石や膀胱結石といった病気になったことはありませんが、それらを維持するとなると、ご飯やトイレの砂といった生活用品だけでも月に10万円、冷暖房代も月に5~6万円ほどかかり、厳しい状況です。
これまでの活動実績


いくら保護を続けても、永遠に終わりが見えないことから「蛇口を閉めなければ、不幸の連鎖は止まらない」と考えました。
そうした「不幸な命を増やさない仕組み」を作るために、2023年に初めてのクラウドファンディングを実施し、温かいご支援金を元手に、猫の不妊去勢手術専門病院である「さくらスペイクリニック」を立ち上げ、不妊去勢手術が多頭飼育崩壊発生時などの緊急時にも迅速に対応することができるようになりました。
一般社団法人サルヴァトーレのTNR頭数・譲渡数の推移2018年 手術頭数 20頭 /譲渡29頭
2019年 手術頭数 141頭/譲渡36頭
2020年 手術頭数 132頭/譲渡69頭
2021年 手術頭数 262頭/譲渡60頭
2022年 手術頭数 214頭/譲渡45頭
2023年 手術頭数 307頭/譲渡38頭、「さくらスペイクリニック」開設
2024年 手術頭数 520頭/譲渡15頭
2025年 5月まで手術頭数 255頭/譲渡16頭
合計 手術頭数1851頭/譲渡308頭
https://readyfor.jp/projects/salvatre2024
【多頭崩壊の惨状と消えたかけがえのない命】餓死や共食い…過酷な多頭崩壊現場で消えた小さな命。2024年1月、とある多頭飼育崩壊の現場を訪れました。この現場は、令和5年の年末に癌で家主が亡くなった後、近隣住民から「取り残された猫たちを助けてほしい」という相談を受けたことで判明しました。すぐに現場へ駆けつけた私たちを待っていたのは、心が押しつぶされそうな光景でした。
家主にはご家族がいましたが、猫に対する嫌悪感から何一つ世話をしておらず、家はゴミや糞尿で埋め尽くされ、フードや水は一切ありませんでした。10頭いた猫のうち、4頭はすでに命を落とし、残された猫たちは衰弱しきっていました。親猫が死んだ子猫を共食いし、高齢の兄弟猫たちは骨と皮、毛玉だらけで、目を覆いたくなるような状況でした。
生き延びていた猫たちは人を警戒していましたが、捕獲器や網を使ってなんとか保護し、現在は里親様が決まり幸せに暮らしています。また、家の外にいた6頭の猫は、近隣住民の協力を得て全頭TNRを実施。その後は地域の方々に見守られながら、安定した生活を送れるようになりました。
この一連の事態を動物虐待として警察に届け出ましたが、「事件性がない」と判断され、対処は行われませんでした。このような悲惨な出来事が繰り返される社会を、私たちは終わらせたいと強く願っています。
これからの活動について


高齢化が進み続ける昨今、高齢者の急逝や施設への入居などにより猫が家に取り残される事例が増加しています。地域の方々にご理解いただくためには、行政との連携が必要不可欠です。
現在、県会議員さんや市議会議員さん、市の生活安心課の方々などを巻き込みながら草津市としてどのように協力できるかを定期的に話し合っています。まずは草津市にて広報誌に掲載いただいたり、回覧板で周知させるなど、少しずつ保護猫に関する認知を広げ、ゆくゆくは滋賀県全域に情報を広げていけるように取り組んでいく所存です。

また、滋賀には保護猫を見てくれる病院が少ないのが現状です。今後は「さくらスペイクリニック」病院を大きくし、まだ一人しかいない医師も増やし、受け入れ体制を強化していきたいと考えています。

また、のらねこに餌を与える前に、まずは避妊・去勢手術を行い、無責任な接し方を改めてほしいと願っています。こうした意識や対応がまだ十分に浸透していないため、地域で利用できる病院や支援先の情報をもっと知っていただきたいと思います。この保護猫活動を通じて、そうした知識を広めることも大切な目標の一つです。
応援コメント
伊吹達郎 様
草津市議会議員
平素より猫の殺処分"0"を目指され、のら猫のTNRや保護猫の里親探しなど動物愛護のためにご尽力いただいていますことに、心から敬意を表します。特にのら猫不妊去勢手術専門病院を開設され、情熱をかけて熱心に活動されておられるところですが、重篤な猫の保護も多く、その施術には多大なる費用が掛かり大きな課題となっています。未だ猫や関わるみなさんの取り巻く環境は厳しく、この度、更なる医療費に対するクラウドファンディングへの期待は大きいものであります。どうかこのCFの成功を通じて、ご負担なく、より多くのみなさんに、のら猫の不妊去勢手術(TNR)にご協力いただくようになり、愛されて親しまれる拠点病院として発展され、のら猫の保護活動推進と動物愛護精神の啓発につながることを心から祈念致します。
西田順子 様
一般社団法人サルヴァトーレから1匹の猫の里親様になっていただいており、現在は毎週金曜にお掃除ボランティアに来て下さってます
不幸な猫を一匹でも減らしたい。暖かい寝床とご飯も貰える環境を少しでも与えてやりたい。サルヴァトーレのクラウドファンディングの目的はただそれだけです。野良猫を増やしちゃいけない、ってわかっているけどどうしたら?私も数年前まではそうでした。サルヴァトーレさんに出会い元野良猫の女の子を我が家に迎えて少しだけですが保護猫活動とは?がわかってきました。不幸な猫を減らすためには理解と共に支援者も支援金も必要なのだと。サルヴァトーレには不幸な猫たちを減らす活動を継続してもらいたい。私はこの活動を応援します。皆さんも支援の輪を広げるお手伝いをお願いいたします。
田中道子 様
一般社団法人サルヴァトーレから3匹の猫の里親様になっていただいております
20年連れ添った愛猫を亡くしロスになっていた最中に、猫の為になる事がしたい…と思っていた所 不思議なこ゚縁が重なり山本さんと知り合いました。山本さんのおかげで今は譲渡して頂いた3ニャンに毎日癒やされながら暮らしています。昔から動物が大好きだったという山本さん。責任感が強く行動力があり、人柄も明るく、謙虚で、優しさだけでなく猫を愛するが故に時として厳しさもあわせ持つとても素敵な方です。美容師として働きながらTNR、里親探しをされています。TNRをする中で健康状態の悪い子がいれば治療をしてもらっています。猫ちゃん達が病気を克服したら里親さんに繋げて幸せな猫生が送れます様に…。動物好き 猫大好きな方の温かいご支援を宜しくお願い致します。
今後のスケジュール
2025年6月25日(水):プロジェクト公開
2025年7月31日(木):プロジェクト終了
2025年8月以降:リターンの配送
※スケジュールは変更になる可能性があります。
※リターンによって配送時期が異なります。詳細は「リターンを選ぶ」よりご確認ください。
資金の使用用途について
皆様からお寄せいただいた資金は、保護猫たちの医療費に使わせていただきます。また本クラウドファンディングに係る必要経費(CAMPFIRE様への手数料等)にも充当させていただきます。
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に…
これまで多くの猫たちを保護し、安心できる暮らしを取り戻すお手伝いをしてきました。しかし、今その活動が危機に直面しています。
十分な資金が集まらなければ、治療に必要な薬の質を落とさざるを得なくなります。それは、現在保護している猫たちの健康だけでなく、これから救うことのできた命までが救えなくなります。
猫との共生を考えることは、猫が好きな方・嫌いな方に関わらず、すべての方が心地よく暮らせる社会へと繋がります。猫の虐待や多頭飼育崩壊などが起きない社会、そして「殺処分ゼロ」に向けて大きな一歩となるように、未来の命のために、皆さまの温かいご協力をお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る
FIPシャム2の追加投薬
2025/09/15 09:12FIPドライタイプのシャム2君又々追加投薬!これ以上はお薬を変えた方がと言う事になり注射になりました3バイアルでこの値段ですが、1バイアルとサプリメントをご支援下さりましたなので4バイアル(一日1.4ml)20日ほど治りますように!モルヌピラビルも考えましたがカプセルで一日2回飲まさないといけません口の中でカプセルを噛まれたりしたら効き目がなく、ましてシャム2は口にインプッターなど何か持っていけば噛んできます投薬なんか出来ません注射で治る事を祈るばかりです もっと見る
8月24日の手術
2025/08/25 10:428月24日(日)♂1♀1の手術でした♀は尻尾を怪我していて断尾しました(手術以外は別料金が掛かりますのでご了承下さい)H様が猫草届けて下さりましたいつもありがとうございます先週〜石部からの不妊手術で4ヵ月くらいの子猫を連れてる母猫がもう妊娠していました繁殖力が本当に凄い!今年中くらいは無料で手術出来る予算がまだ残っていますので皆様のTNRのご協力よろしくお願い致します もっと見る
8月18日(月)のら猫手術と皆様へのお願い
2025/08/19 10:508月18日(月)♂2♀2の合計4頭の不妊去勢手術でした昨日のら猫の手術をしてもらえるとお聞きしお電話させていただいたのですがと問い合わせがありました話していて不審に思う点が沢山ありました3匹の親猫が子猫を産んだとりあえず親だけ手術したいでも触れて懐こいから譲渡会に出していただくよう話をしている(私)そんなに懐こいならのら猫ではなく外飼い猫です譲渡会に出すなら保護ですね手術費用が掛かります無料では手術出来ませんがとお伝えしたら手のひら返したかのように、譲渡会に出すかわかりませんとか私は触れませんが餌やりしてる方は触れますあなたは保護活動かされてるんですか?とお聞きしたらしてませんと答えられました譲渡会に出すのには先ず保護してノミダニ駆虫したりワクチン受けたり条件あるので手術してそのまま渡せないですよとお伝えと餌やりの方が手術予約して連れてきて頂いて下さいとお伝えしましたこの方は最初に名前も言われませんでしたそんなに懐こい外飼い猫を皆様の大切なご支援で無料手術されるのは厚かましいお話ですのら猫というのは捕獲器でしか捕獲できないような飼い主のいない猫です餌をあげて増やしておられる方にはお金を払い手術して頂くのが当たり前です行政が入るような多頭飼育崩壊は別ですどんな猫でも無料だと勘違いされてる方が多く困っています当院を紹介して下さる方もちゃんと説明をして紹介して下さい山本さん仕事しておられるので考えて電話してあげて欲しいとお伝え下さいLINEを許可なく教えて頂いても大丈夫ですそちらの方が助かります私の本業は美容師です気にせず電話をかけてきて仕事中ですので後程掛け直しますと言ってもずっと話す方がいらっしゃいますのら猫手術の送迎時も仕事中でも配慮なく話す方が居ます速やかにお帰り下さい もっと見る






コメント
もっと見る