
ある日、何気なく見た草刈り現場で、道路側に背を向けて作業する作業員の姿に強い危機感を抱きました。飛び石を防ぐネットを手に、車道のすぐそばで作業している──その光景に「命を守るのは、機械でできるのではないか」と直感しました。
そこで全く新しい自走式飛散防除ネットの開発が始まりました。世の中に存在しない製品ゆえ、正解のない挑戦の連続。蓄えを切り崩し、何度も試作を重ねました。
そしてそんな中、警察の方とのやり取りの中で、実際にネットを持っていた作業員が交通事故で命を落とした事例を知り、「これは必ず形にしなければ」と覚悟を決めました。
製品は完成し自力で特許出願と「Robonet」と商標登録して展示会に出展させていただきました。嬉しいことに、各方面の方から高い評価を頂き、テレビ番組で紹介された際には、全国から反響もいただきました。

現在、Robonetは販売を開始しておりますがリモコンにつきましては、3Dプリンター品にて対応をさせていただく予定です。金型費用が確保できましたら、既に購入されたお客様には金型による成形品のリモコンと交換させていただきます。





はじめまして。Rockwell合同会社の岩井一男と申します。私は長年、ヤマハ発動機でバイクやロボットの開発に携わってまいりました。40代で独立以来、200台以上の設備機械を設計・製作してきました。
コロナ禍による仕事の激減が転機となり、ヤマハ時代の先輩とRobonetの開発を本格的に始めました。法律上の制約とその対策、業者テスト結果や評価による設計の見直しなど苦難の連続を共に乗り越えてきました。
プライベートでは開発に私財を投入しているので、今の楽しみは愛犬クロちゃんとの散歩や、年に1、2度の会社員時代からのグライダーのソアリング、そして遠くに住む孫とのビデオ通話です。


今年2月、テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」の、世の中にまだ出ていない、これからヒットしそうな商品やアイデアを紹介する「トレンドたまご」のコーナーでRobonetを取り上げて頂きました。


実際に除草現場にてご利用いただきました!





今まで自己資金と市や県の補助金でやりくりをしており、開発仲間も部品代を除きボランティアでやってくれています。しかし、商品化に当たり操作用リモコンのケースを作る金型費用が足りない為、皆様にお力添えをいただきたいと思っています。リターンとして、お礼のメッセージと今後の活動報告をメールにてお送りさせて頂きます。



Robonetの開発には、モニタテストに協力頂いた業者様、特許申請、商標登録にご協力を頂いた自治体様、警察庁・国交省のご担当者様からのご指導、販売店様から助言を頂き、完成することができました。Robonetが草刈り作業の必需品となり、町で普通に見掛けられるようになること、そして交通事故や熱中症被害が少しでも減ることを願います。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
また、Robonetの購入に興味がございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先: info@k-rockwell.com
ウェブサイト: https://www.k-rockwell.com/
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2025/11/27 00:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。YouTube
2025/09/25 10:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。Robonet (自走式飛散防除ネット)活動報告
2025/08/30 07:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。




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