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中高生の塾選び完全ガイド 大手・個別・自習!各形態のメリット・デメリットを徹底比較
さて、本日は「失敗しない塾選び」というテーマでお話しします。
質問箱に「中学生の娘に塾を検討しているけれど、どこが合うかわからない」というお悩みが寄せられました。大手進学塾のカリキュラムは魅力だけどプレッシャーに弱い子には不向きかも、個別指導は手厚そうだけど月謝が高いなど、塾選びは本当に難しい問題ですよね。
お子さんの性格や学力、志望校に合わせて最適な塾を見極めるために、どこを重視すればよいのか。今回は、様々な塾の形態とその特徴、そして塾選びで考えるべき3つの視点について解説していきます。
塾の形態別メリット・デメリットを知る
まず、代表的な塾の形態と、それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。
1.大手学習塾
メリット:
仲間がいることで、コミュニティが形成されやすい。
友達も頑張っているから自分も頑張ろう、という意識が働き、比較的サボりにくい。
所属意識が生まれ、通塾の習慣がつきやすい。
デメリット:
塾側の都合(管理のしやすさ、人件費削減)で採用されがちな形態。
授業内容が自分のレベルに合わない(簡単すぎる、難しすぎる)可能性がある。
すでに知っている知識の繰り返しになるなど、時間の無駄が生じやすい。
宿題が一律で出されるため、今の自分に必要のない課題に取り組むことになる場合がある。
学校の授業と内容が重複し、二度手間になる可能性がある。
基本的にインプット中心であり、アウトプット学習の機会が少ない。
大手学習塾は安心感を得やすい反面、学習効率の面では無駄が多くなりがちなのが実情です。わかりやすい授業や覚えやすい方法は、現在の質の高い参考書でも十分に得られます。
2. 個別指導塾
メリット:
先生が1対1でつくため、きめ細やかな指導が期待できる。
自分のペースで質問しやすい。
デメリット:
1対1のため人件費がかさみ、月謝が高額になりがち。
費用対効果を考えると、指導を受けられる時間が限られる
(例:週36時間勉強するうち、個別指導は3時間のみ、など)。残りの自習時間を自分で管理し、やり遂げる必要がある。
講師の数が多くなるため、指導の質にばらつきが出やすい。
相性の良くない講師に当たった場合、満足度は高くても結果に繋がらない可能性がある。
常に先生が横にいてくれる安心感はありますが、費用と時間の制約、講師の質の見極めが難しい点が課題です。
3. 自学自習型塾
メリット:
参考書を中心に自分のペースで学習を進められる。
わからない箇所を質問できるサポート体制がある場合が多い。
能動的な学習習慣が身につきやすい。
デメリット:
大手はフランチャイズ展開が多く、カリキュラムがマニュアル化されている傾向がある。
使用する参考書のルートが固定化されており、必ずしも個々の生徒に最適化されているとは
限らない。学習内容の個別性は高いとは言えない場合がある。
学習意欲を維持するためのコーチングやメンタルサポート、体調管理といった側面までの
サポートは手薄な場合が多い。
学習効率の点では優れていますが、カリキュラムの柔軟性や、学習を継続するためのメンタル・フィジカル面でのサポート体制が十分かどうかがポイントになります。
4. 映像授業塾
メリット:
質の高い授業を安価で受講できる場合がある(例:スタディサプリなど)。
自分のペースで、必要な箇所だけを選んで視聴できる
(ただし、それができる生徒は限られる)。
デメリット:
ライブ授業のような臨場感に欠け、集中力を保ちにくい場合がある。
受け身の学習になりがち。
映像視聴後のチューターの質や、映像授業の活用ノウハウが生徒の成果を左右する。
確認テストの答えを覚えてしまうだけで、実力が伴わない可能性がある。
手軽に始めやすい反面、学習効果を最大化するには、生徒自身の活用能力やチューターのサポート体制が重要になります。
「フジョウ式受験ラボ」が目指す、理想の学習環境
これらの既存の塾形態のメリットを活かし、デメリットを解消することを目指して、私が12年間かけて構築してきたのが「フジョウ式受験ラボ」です。
特徴:
個別最適化された学習:
生徒一人ひとりの状況に合わせて、使用する参考書や学習計画を完全に個別で設計します。オンライン完結の個別指導&自習サポート:
神楽坂の教室に通わずとも、オンラインで同質のサービスを提供。
手元を映すことでサボれない自習環境を作り、わからないことがあればオンライン上の
個別指導ルームで随時質問・指導を受けられます。時間制限のないサポート:
決まった個別指導時間以外でも、手の空いている講師が常に生徒の様子を見守り、
必要に応じて個別指導を実施。自習時間中の疑問もすぐに解消できます。質の高い講師陣と徹底した研修:
講師は厳しい基準で採用され、毎週の研修やミーティングを通して「フジョウ式」の理念と
指導法を徹底的に叩き込み、指導の質を均一化・向上させています。コストパフォーマンス:
効率的なオンラインシステムと講師配置により、人件費を抑え、大手の予備校と同程度の
費用で、毎日の手厚い個別サポートを実現しています。家庭との連携&コーチング:
保護者の方とも密に連携し、私自身が個別相談に対応。
お子さんへの最適な関わり方を一緒に考え、家庭環境からも学習をサポートします。「心技体」+「家庭」のトータルサポート:
学習指導(技)に加え、モチベーション管理やメンタルケア(心)、
管理栄養士監修の食事指導や適切なトレーニング指導(体)まで、
生徒が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、あらゆる側面からサポートします。
私たちは、常に生徒と保護者の方々と向き合い、対話を重ねながら、その時点で最高と考えられる教育を提供できるよう、日々研究と改善を続けています。
塾選びで本当に重視すべき3つの視点
ここまで様々な塾の形態を見てきましたが、結局、わが子にとってベストな塾を選ぶには、どこを見ればよいのでしょうか。私が考える重要な視点は以下の3つです。
個別最適化された学習プランか?:
カリキュラムや使用教材が、本当にわが子の学力レベル、目標、性格に合っているか。
固定化されたルートではなく、柔軟に対応してくれるか。学習を継続できるサポート体制か?:
単に授業をするだけでなく、自習時間の管理、モチベーション維持、メンタルケア、
さらには生活習慣や健康面まで、トータルでサポートしてくれる体制があるか。
質問しやすい環境か。家庭との連携は十分か?:
保護者の不安や疑問に応え、家庭での関わり方についても相談に乗ってくれるか。
塾と家庭が同じ方向を向いてお子さんをサポートできるか。
もちろん、費用や通塾のしやすさも大切な要素ですが、これらの視点を抜きにして塾を選んでしまうと、「通っているのに成果が出ない」「子どもが疲弊してしまう」といった状況に陥りかねません。
ぜひ、体験授業や説明会に参加する際には、これらの視点を持って、塾の理念や具体的なサポート内容を深く確認してみてください。
最後に
塾選びは、お子さんの将来にも関わる重要な選択です。様々な情報に惑わされず、本質を見極める目を持つことが大切です。
このブログが、皆さんの塾選びの一助となれば幸いです。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。





