プロジェクトの実行者について

私たちは、アートグループ『青涯(せいがい)』と申します。たった二人の女性を構成員とする演劇団体です。

アートグループ青涯は、劇作・演出・出演を嶋津和子が、プロデュース・出演を吉村広野(大竹ひろの)が担当し、大小道具製作等スタッフワークまで二人でこなしています。

東京での旗揚げから現在まで、たった二人でイギリス、オーストラリア、フランスへ渡り、着実にステップアップしながら国内外での公演を成功させてきました。

このプロジェクトで実現したいこと

アートグループ青涯、アヴィニヨン・フェスティバル2025へ

「演劇」を超えた新たな表現

〜日本の表現の本質を世界へ〜

私たちの作品『Odyssey from the East』は、西洋演劇の影響を受けた多くの日本の舞台作品とは異なります。

日本文化の根本を見つめ直し、内側から生まれる独自の表現を創り上げています。

日本の伝統芸能、身体感覚、静寂、空間——

これらの要素を独自に融合させ、「演劇」でも「ダンス」でもない、まったく新しい表現を生み出しました。

さらに、私たちはこの表現の中に、日本という国が成立する前の、女性が精神的な指導者であり、社会の中心的な役割を果たしていた頃の、女性性の根源的な力をもう一度取り戻す感覚を見出しています。

言葉や論理を超えた、身体と精神の深いつながり。かつて日本の社会の核となっていた圧倒的な強い力を、私たちは現代に蘇らせようとしています。

そして、この挑戦を支えているのは、たった二人の女性。

アートグループ青涯は、劇作・演出・出演を嶋津和子が、プロデュース・出演を吉村広野(大竹ひろの)が担当し、照明や音響といったスタッフワークまで二人でこなしています。

東京での旗揚げから現在まで、たった二人でイギリス、オーストラリア、フランスへ渡り、着実にステップアップしながら国内外での公演を成功させてきました。

この表現を世界へ届け、日本文化の可能性を広げるため、私たちはアヴィニヨン・フェスティバルに挑みます。

なぜ「新たな表現」が今、必要なのか？

日本の舞台芸術は長らく西洋演劇の影響を受けてきました。

しかし、日本にはもともと言葉を超え、身体と空間を活かした深い表現の伝統があります。

私たちの目指すのは、この日本独自の表現を現代的に蘇らせ、世界の舞台芸術に新たな視点をもたらすことです。

2024年、私たちは初めてアヴィニヨンで公演を行い、観客から熱い反響をいただきました。

「こんな体験は初めて」「日本文化の本質を深く感じた」と、多くの声が寄せられました。

スーツケースに詰められるだけの機材を抱えて、見知らぬ街で路上パフォーマンスをしながらチラシを配る毎日。言葉が通じなくても、観客の目が輝く瞬間が、すべてを報いてくれました。

だからこそ、2025年はさらに多くの人にこの表現を届けたい——

日本文化の根源から生まれた新しい表現を、世界へ。

2025年のアヴィニヨン公演では、2024年の倍以上の観客に届けることを目指しています。

さらに、現地でのパフォーマンスだけでなく、映像記録・アーカイブ、翻訳版の制作、日本での再演にも繋げていきたいと考えています。

アヴィニヨン・フェスティバルとは？

フランスで開催されるアヴィニヨン・フェスティバル Offは、世界最大級の舞台芸術祭のひとつ。

世界中のアーティストが集まり、多様な表現が生まれる場です。

2024年、私たちはこのフェスティバルに初参加し、観客や業界関係者から大きな関心を集めました。

そして2025年——

日本で生まれた新たな表現を世界へ届け、舞台芸術の未来に貢献するため、さらに挑戦を続けます。

プロジェクト立ち上げの背景

昨年、私たちは初めてアヴィニョンフェスティバルオフに参加し、多くの観客から温かい反応をいただきました。その経験を通じて、私たちの作品が国境を越えて人々の心を動かす力を持つことを実感しました。今年も再び参加が決定し、さらに多くの人々に私たちのメッセージを届けたいという思いが強まりました。しかし、海外での公演には多くの資金が必要です。そこで、皆様のご支援をいただき、新しい挑戦を実現したいと考えています。

これまでの活動と準備状況

これまで私たちは、国内外で数々の公演を行ってきました。特に昨年のアヴィニョンフェスティバルオフでは、高い評価を得ることができました。今年はより一層の準備を重ね、作品のクオリティをさらに高めるために努力しています。現在、稽古・台本翻訳・大道具作製など、公演に向けて着実に準備を進めています。

公演日時：2025.7.11(金)〜22(火) 15時開演　全12ステージ

会場：The Garage International (dans l'Hotel Mercure Pont d'Avignon)

会場所在地：Quartier de la Balance (au bout de la rue)84000 アヴィニョン,フランス

リターンについて

特別な体験をあなたに！『Odyssey from the East』クラウドファンディングリターンのご紹介

私たちの舞台『Odyssey from the East』の素晴らしい旅の一部を、あなたと共有できることを心から嬉しく思います。以下のリターンは、あなたにとって特別で忘れられない体験を提供します。ぜひご覧ください！

### 1. VIP支援コース - 50,000円

このコースでは、特別に『Odyssey from the East』の公演映像を限定公開！さらに、アートグループ青涯のホームページにあなたのお名前を掲載します。限定コンテンツを通じて、私たちの旅を身近に感じていただけるチャンスです。あなたのサポートが新たな創作を生む力になります。公演映像は9月末にお届けします。

### 2. 公演映像限定公開 - 3,500円

『Odyssey from the East』の公演映像を特別にご覧いただけます。さらに、メイキング映像や演出、旅のエピソードを語るコメント動画も含まれています。このリターンを通じて、私たちの舞台の裏側を覗いてみませんか？映像は9月末にお届けします。

### 3. 帰国後活動報告会 - 3,000円

2025年8月24日、南仏アヴィニョンの魅力を直接感じられる報告会を開催します。アヴィニョンで手に入れたハーブやラベンダーはちみつを用いた料理を、調理師免許を持つ女優吉村がご提供。公演ダイジェストや旅のエピソードを映像とトークでお届けします。ぜひ灼熱のアヴィニョンフェスティバルの風を感じに来てください。

日時　2025.8.24(日)13：00〜15：00           (開場12：30)

会場　Relax one 渋谷シェアキッチン(東京都渋谷区円山町20-5)渋谷駅徒歩7分

### 4. 物販

私たちの旅の思い出を形にした商品もご用意しています。

- **物販A：ポスター** - 1,000円

- **物販B： クリアファイル** - 500円

これらのリターンは、あなたの支援によって実現するものです。私たちの作品を通じて、あなたと共に旅を続けましょう。あなたのご支援が、新たな創作の可能性を広げます。どうぞ、よろしくお願いいたします！

スケジュール

2024年12月 台本完成。

2025年3月劇場正式契約。

2025年3月稽古開始。

2025年6月末〜7月初旬　国内ゲネプロ。

2025年7月アヴィニョン公演開催。

2025年8月帰国後活動報告会開催。ポスター・クリアファイル発送。

2025年9月末公演映像限定公開。

最後に

このプロジェクトは、私たちの夢を実現する大きなステップです。アートを通じて、文化や国境を超えて人々の心をつなぐことができると信じています。皆様のご支援は、私たちの活動を支える大切な力です。どうか私たちと一緒に、この夢の舞台を作り上げてください。ご協力を心よりお待ちしております。