はじめに・ご挨拶
私たちはフレスコボール日本代表選手団『FRESCOBALL ALL JAPAN 2024』です。
2024年の日本国内シーズンを戦い抜き、日本代表選手団として選ばれた6組10名は、フレスコボール発祥の地ブラジル・リオデジャネイロ州イパネマ・ビーチで2025年6月7日・8日に開催される「フレスコボールブラジル選手権2025(CIRCUITO CARIOCA DE FRESCOBOL – Ipanema)」に出場します。
2013年日本フレスコボール協会の発足以来、コロナ禍の影響で出場断念を余儀なくされた3年間以外、毎年日本代表選手団はブラジルの大会に挑み続けてきました。
前回のブラジル派遣大会では、ミックスカテゴリ準優勝・女子カテゴリ準優勝という優勝まであと一歩の成績となりました。私たち選手団が狙い続けているのは、『ブラジル大会での優勝』の悲願です。2024年9月にポルトガルで行われた国際大会では、男子カテゴリとミックスカテゴリで全ペア入賞&ワールドレコードを塗り替えて各カテゴリで優勝を遂げました。(*女子カテゴリは開催なし)しかしながら、ブラジルトップ選手たちは出場しておらず、代表選手たちにとって「今大会が最大の挑戦の場」となります!
本年は、秋に行われる『JAPAN BEACH GAMES® 須磨(以下、JBG®須磨)』にて、International Beach Racket Association(IBRA)と国際大会の日本初開催を計画中。国際大会連覇に向けても最重要かつ最高峰の大会といえます。『JBG®須磨』は、ビーチ・マリンスポーツの国際的な祭典『WORLD BEACH GAMES』の日本招致プロジェクトの筆頭として、各競技の最高峰の競技大会が集結します。『WORLD BEACH GAMES』の競技種目にフレスコボールが採用されるのも時間の問題だと認識しており、その時、日本が世界をリードすべく、選手一同全力で挑みます。
一方、日本においてはまだまだ発展途上のフレスコボール。選手たちの海外渡航費は、選手負担となっているのが現状です。もちろん、将来的にはスポンサー様などとの出会いを通じて万全な選手サポート体制を整備できることが理想です。そのためにも、日本における競技価値を高めることに繋げる「ブラジル選手権」にしたいと考えています。
私たち日本代表選手団と、フレスコボールという競技を応援していただけるようにーー。ひとりでも多くの方にこの想いが届く可能性を信じて本プロジェクトを実施させていただくに至りました。
フレスコボールというスポーツについて
思いやりのスポーツ
フレスコボールは味方同士でラケットとボールを使ってラリーを続けます。そのため競争ではなく、協同で行うスポーツと言えます。思いやりを持って相手の打ちやすい所へボールを打ち返すことが、より高いパフォーマンスを生む。そんな思いやりのスポーツです。
フレスコボールの歴史
フレスコボールは、ブラジルはリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツです。1945年にリオデジャネイロの、コパカバーナビーチで考案されました。以来、各地のビーチで親しまれるようになっています。
日本フレスコボール協会は、このスポーツを日本で多くの人に知って楽しんでもらいたいと、2013年に設立されました。
近年では、スペインやイタリアといったヨーロッパ、オーストラリアやニュージランド、アメリカではフロリダやカルフォルニアといった西海岸で広く楽しまれており、競技人口も急速に増えています。
日本国内フレスコボールの競技拡大
2013年に日本フレスコボール協会が発足し、日本国内での競技が始まりました。
当時、十数名だった選手たちが自ら懸命な普及活動を行い、今では全国18都道府県27のJFBA公認地域クラブと5の公認学生団体が設立されています。競技人口も約6,000人(*JFBA調べ)となり、日本の新たなビーチスポーツ・ビーチカルチャーとなるべく、日々活動しています。
フレスコボールも他スポーツ同様、選手個人のアスリートとしての能力ももちろん重要ですが、ペア同士が協力し合うこと、わかり合うことがそのまま結果に直結するという稀有なスポーツです。
この平和的スタンスが大前提としてある素晴らしいスポーツを、もっと日本ひいては世界にアピールするための大きなきっかけとするために、今回の挑戦で全カテゴリ優勝を日本に持ち帰りたいという強い想いを持っています。
日本代表選手団(FRESCOBALL ALL JAPAN 2024)の紹介
2024年の国内フレスコボールシーズンを戦い抜き、日本代表選手団としてブラジルへ向かう各カテゴリ全ペアを紹介いたします。
▼男子カテゴリ
〈ジャパンオープン優勝&JFBA年間ランキング1位ペア〉
赤塚康太(KOTA AKATSUKA)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
五十嵐恭雄(YASUO IKARASHI)

〈JFBA年間ランキング3位ペア〉
外山祐次(YUJI TOYAMA)逗子フレスコボールクラブ所属
松浦孝宣(TAKAKI MATSUURA)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属

▼女子カテゴリ
〈ジャパンオープン優勝&JFBA年間ランキング年間2位ペア〉
山口桃子(MOMOKO YAMAGUCHI)逗子フレスコボールクラブ所属
大和地未沙子(MISAKO YAMATOJI)逗子フレスコボールクラブ所属

〈JFBA年間ランキング1位ペア〉
風味千賀子(CHIKAKO KAZAMI)フレスコボール関西 Grêmio VENTO所属
宮山有紀(YUKI MIYAYAMA)フレスコボール関西 Grêmio VENTO所属

〈JFBA年間ランキング3位ペア〉
岡本千聖(CHISATO OKAMOTO)スポーツクラブ21朝霧所属
落合真彩(MAAYA OCHIAI)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属

▼ミックスカテゴリ
〈JFBA年間ランキング2位ペア〉
五十嵐恭雄(YASUO IKARASHI)
宮山有紀(YUKI MIYAYAMA)フレスコボール関西 Grêmio VENTO所属

資金の使い道・実施スケジュール
今回のプロジェクトで集められた資金は、各選手が個人で負担するブラジル選手権出場のための遠征費に充てられます。
遠征費:各人にて負担
└往復渡航費:約30万円
└宿泊費:約10万円
スケジュール
2025年
5月 クラウドファンディング開始
6月上旬 選手団がブラジル大会に向けて日本出国(選手によって異なる)
6月7日・8日 フレスコボールブラジル選手権2025(CIRCUITO CARIOCA DE FRESCOBOL)出場
6月8日 クラウドファンディング終了
6月中旬頃 日本帰国(選手によって異なる)
リターンの詳細
◆全員応援プラン
3,000円/10,000円プラン
本プロジェクトに共感いただき「とにかく選手をフレスコボールを応援したい!」という方のためのプランです!
ご支援いただいた方には、大会が終了し選手帰国後に、「出場選手全員からのお礼とメッセージつき報告メール」をお送りいたします。
◆各ペア応援プラン
10,000円プラン
「応援したいペア」を選んでエールを送ることができるプランです!
ご支援いただいた方へは、大会が終了し選手帰国後に、「選手からのお礼とメッセージつき報告メール」をお送りいたします。選手によっては、任意のリターンが用意される場合がございます。※ご支援いただいた方のお名前を把握するため、システム仕様上、すべての方に「お届け先(お名前+住所含む)」の登録をお願いしています。
〈最後に〉思いやりのスポーツ”フレスコボール”を通じて広がる輪
フレスコボールの最大の特徴であり、醍醐味といえば、「ラリーを続けること」。相手の打ちやすい場所や返球の軌道、強さなどを考えます。相手のことを考えて動くため、”コミュニケーション”が必須となります。
初対面の人とも、自然と会話が生まれたり、ラリーの中で言葉は無くしても心を通わせたり、、フレスコボールはそんな光景を当たり前のように生み出すスポーツです。
テクノロジーの進化とともに、人との繋がりやコミュニケーションが希薄になってきている現代社会において、このスポーツが広がる事で、社会がもっとよくなるのでは。そんな期待感を多くのフレスコボーラーが抱き、情熱と愛情を持って競技に取り組んでいます。
日本代表選手がブラジル選手権で勝つ悲願は、「フレスコボールという競技の価値を高めたい」「より多くの人に競技を知ってもらいたい」という願いと共にあります。その先には、人と人とが繋がるやさしい社会づくりの一助になることを思いが描いてーー。
全国のフレスコボーラーの情熱とより良い社会になることへの願いを背負い、ブラジル選手権に挑む10名のために、皆様の力を貸してください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。





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