目標達成!ネクストゴールへ!
たくさんの方のご支援のおかげで、プロジェクト開始9日目の今日、目標金額を達成することができました!本当にありがとうございます。
「ひとりじゃないよ」と私たちが皆さんに伝えてきたつもりでしたが、今回のチャレンジでこんなにもたくさんの方が私たちの周りにいて支えてくださっている。私たちも「ひとりじゃないんだ」と実感しております。こんなにありがたく、嬉しいことはありません。感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の祭典を私は一発屋で終わらせたくないと考えています。
11月には全国各地から病児・障がい児とそのご家族を支援している6団体が秋田に集結し「ワクワクつながる祭典」を開催します。この規模でまた来年もとなると、他県でもこの祭典を待ちわびている方が多くいるため秋田で独り占めするということはできません。また資金面でも厳しいと考えています。
しかしこの「つながる場」は、病児・障がい児そしてそのご家族にとって、これから医療・福祉・教育などの仕事に就きたい方にとって、必要な場であるのではないかと思っています。
なのでネクストゴールを1,000,000円に設定し、達成した時には、来年度に秋田県内の病児・障がい児そしてそのご家族を支援している団体で「祭典」を行う費用として大切に使わせていただきたいと思います。もちろん今回の祭典を主催する「心魂プロジェクト」さんにも来ていただきます。
一看護師だった私がこんな壮大な話をするようになったなんて、自分でもびっくりしています。これも「にのに」に関わってくださっているすべての皆さん、今回のプロジェクトにご支援してくださったみなさんのおかげです。
引き続きチャレンジは続きます!応援どうぞよろしくお願いいたします!
2025.7.9 多機能型ケアベースにのに 八代美千子
★ATMやネットバンキングを利用した銀行振込(Pay-easy)でのご支援も可能です。
支援者様がプロジェクトの支援手続きを進める際、「銀行振込(Pay-easy)」を選択していただくとATMやインターネットバンキングからお支払いいただけます。
お支払いには支援完了メールが届いた後、所定の情報(収納機関番号や受付番号など)を基にお手続きいただく流れとなります。
なお、楽天銀行ではご利用いただけませんので、ご注意ください。
お支払い期限を過ぎますと自動的にキャンセルとなりますため、ご注意いただけますと幸いです。
より詳しい手順や流れにつきましては、下記をご覧ください。引き続きよろしくお願いいたします!
https://help.camp-fire.jp/hc/ja/articles/230670828
自己紹介
皆さん、初めまして!秋田県秋田市にある「多機能型ケアベースにのに」代表の八代美千子と申します。 「にのに」?と変わったネーミングに疑問を持つ方も多いと思うので、はじめに施設の自己紹介をさせてください。
今は移転して番地は変わっているのですが、オープン当初に代表の退職金を全額使って(!)購入した中古住宅の番地が2-2だったので「にのに」という名前になりました。「にのに」はその中古住宅を改修して、2018年10月にオープンしました。


にのにでは人工呼吸器などの医療が常時必要な医療的ケア児者、心身に重い障がいのある重症心身障がい児者と言われる方たちを1日12~13人ほどデイサービスでお預かりしています。週末だけお泊り(ショートステイ)もやっています。今は3歳から40歳代の方までが登録していて、まるで大きな家族のようにワイワイと楽しい時間を過ごしています。
私たちは、にのにを利用してくれているみんなのことを「めんこさん」とお呼びしています。秋田弁で「めんこい」は「かわいい」の意味です。生まれてから私たちに出会うまで、何度も大きな手術やつらい治療をして命を繋いできているめんこさん達。ただただかわいいのではなく、いろんなことを乗り越えて私たちと出会ってくれたことに感謝の気持ちと懸命に生きている姿が何にも代えがたいほど愛おしいので「めんこさん」と呼ばせてもらっています。
私が「にのに」を立ち上げたきっかけをお話しさせてください。
私は約20年間、障がいのある方たちの入所施設で看護師として働いてきました。ある時、外来にきていたお母さんの顔色が悪く体調が心配だったので「大丈夫ですか?何かできることがあったら言ってくださいね」と声をかけました。するとそのお母さんは「私、倒れるときはこの子のここ(呼吸を保つために気管切開をしている場所を指さして)をめがけるから大丈夫です。」と話されました。
気管切開の部分に覆いかぶさる。。。要は道連れにして死ぬということを言われたんだとすぐに気が付きました。大切な我が子を道連れに。。。どうしてそんなことをいうのだろう。その日から悶々と考える日々を過ごしました。施設内のことしか知らなかった私は、外来で出会ったお母さんのように在宅で暮らす障がい児者がどのような生活をしているのかを調べました。
今から約10年前、在宅で暮らす障がい児者が利用できる福祉サービスは少なく、ご家族(主に母親)がお子さんの介護を担っていました。それまで勤めていた仕事を辞め、介護と家事に追われる日々。社会との繋がりも少ない中で十分な睡眠時間もとれずに、心身ともに疲弊しきっているということが見えてきました。
「私に何かできることはないだろうか。。。」そんな想いでいっぱいの時に、仙台で「東北にもっと重症児デイを!」というシンポジウムがありました。そこで初めて、在宅で暮らすめんこさん達が利用する障がい福祉サービスが東北、特に秋田には少ないことを知り、「なければ創ればいい」という強い想いのもと「にのに」の立ち上げに向けて準備を始めました。今年10月で開設7周年を迎えます。

「にのに」ができてからは、めんこさん達のことを知ってもらいたい!と外出をしたり、イベントを開催して地域の方たちと交流をしたり、アクティブに活動しています。社会から孤立しがちなめんこさん達とそのご家族に「ひとりじゃないよ」というメッセージを送り続けています。
活動の様子はこちらをご覧ください!
https://nicotto-akita.sakuraweb.com/
このプロジェクトで実現したいこと
今回この祭典を行うことで、めんこさんやご家族はもちろん、たくさんの方に様々な支援団体があることを知ってもらい、医療・福祉といった私たちにかかわりの深い分野に関心を持っていただけたら嬉しいです。病児・障がい児支援のイベントではありますが、同時に医療・福祉・保育といった分野の職業に関心を持ってもらい、次の担い手につないでいくという趣旨もこのイベントにはあります。
ワクワク・ドキドキ・感動を病児・障がい児はもちろん、そのご家族やかかわりを持っている方たちと共有できるイベントにしたいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
2018年10月に秋田市初の医療的ケア児者・重症心身障がい児者を主たる利用者としてオープンした「にのに」。1年目、2年目と利用してくれるめんこさんが少しずつ増えて来ていた2020年1月。新型コロナウイルスが日本に上陸し、あっという間にコロナ禍に突入してしまいました。 緊急事態宣言などもあり、日本中が正体不明のウイルスにおびえる日々が続きました。生まれつき体の弱いめんこさんとそのご家族も同様で、命に直結する病気に不安を抱えながら過ごす大変な時期でした。
それまで外出や地域の方たちとの交流を主な活動としていた私たちは、室内のみでの活動を強いられることになりました。命を守ることに精一杯で、制約された日々をみんなで過ごしました。この時に出会ったのがNPO法人心魂プロジェクトさんのオンラインデリバリーパフォーマンスでした。
心魂プロジェクトさんは、劇団四季や宝塚歌劇団出身の俳優さん達が中心となって「ワクワク・ドキドキ・感動は全ての人に等しく与えられた権利」という理念のもと活動している団体です。https://www.cocorodama.com/index.html
パソコンの画面から聞こえてくる、素晴らしい歌声と心がパッと明るくなるメッセージの数々。めんこさんもスタッフも心奪われる時間を過ごしました。ここから心魂プロジェクトさんとの交流が始まり、オンラインでつながりを深めてきました。
そして念願かなって2023年、2024年と心魂プロジェクトさんに秋田に来ていただき目の前でミュージカルの鑑賞をするという体験ができました。

プロの公演を間近で鑑賞する!医療機器のアラーム音やたん吸引の音、もちろん声を出しても歌っても大丈夫。鑑賞する姿勢はベッドだったり、床にごろんと寝転がったり、みんなの楽な姿勢で大丈夫。今まで家族でこういったプロの公演を見る機会がない、または音や声に遠慮して行くことができなかった、「この子が生きているうちに一緒に体験出来て良かった」というご家族からの声もありました。
めんこさん達も表情が穏やかで、声を出したり、静かに目をつむって聞き入っている様子だったりと様々な反応がありました。それぞれが、まさにワクワク・ドキドキ・感動を堪能しているようでとても嬉しかったです。



今回、11月に秋田市のさきがけホールを会場にし、全国から心魂プロジェクトさんをはじめとする病児・障がい児・そのご家族を支援する6団体(一般社団法人星つむぎの村https://hoshitsumugi.org/、認定NPOキープ・スマイリングhttps://momsmile.jp/、認定NPO日本クリニクラウン協会https://www.cliniclowns.jp/、NPO法人しぶたねhttps://sibtane.com/、NPO法人難病のこども支援全国ネットワークhttps://nanbyonet.or.jp/)が集う、「ワクワクつながる祭典2025 in 秋田を開催することに決定し、準備を進めています。
この祭典は昨年から心魂プロジェクトさんが主体となって横浜の大さん橋ホールで行っているもので、「にのに」でもブース出展をしました。参加してみると、全国で様々な活動をしている仲間と情報交換をしたり、新たなつながりが生まれたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。また病児・障がい児者、そのご家族にとっては、支援団体の活動に触れることで「ひとりじゃないんだ」「頼ることができる場所がある」といった気持ちを持つことができるイベントになっています。
この祭典を秋田で開催することで、横浜までの移動が難しいめんこさんやご家族にも、また障がい児者に関わる全ての方に、全国で活動している団体さんの存在を知ってもらいたい。そしてその経験が自分たちのこれからの生活もしくは仕事の糧になればと考えています。また、福祉・医療・保育などの職業に関心が深まり、志す若者が増えることも期待しています。
今回のイベント開催には、およそ200万円の費用がかかります。 そのうちの約8割(160万円程度)は、心魂プロジェクトさんが申請した、社会貢献プロジェクト「TOOTH FAIRY(トゥースフェアリー)」様からの助成金によって支援いただけることになりました。 この大きなご支援により、多くの方々に夢と感動を届けるこのイベントの実現に、大きく近づくことができました。 しかしながら、残りの自己負担分(約40万円)については、私たち自身で用意する必要があります。 そこで、クラウドファンディングという形で、皆さまからの応援をお願いしたいのです。 このクラウドファンディングで集まったご支援は、 手数料 などの必要経費を除いたうえで、イベント開催費として大切に活用させていただきます。
今年11月に全国の病児・障がい児を支援している団体が集う「ワクワクつながる祭典2025 in 秋田」を開催したいと考えています。この祭典を実施することで団体、めんこさん、ご家族、医療・福祉に関わる方々などいろんな繋がりが生まれ、大好きな秋田で生ききることができるようになれたらいいなと思っています。
「TOOTH FAIRY」ってなに?
「TOOTH FAIRY(トゥースフェアリー)」は、 歯科治療などで使われなくなった金属(冠や入れ歯など)を全国の歯科医師の協力で集め、 そのリサイクルによる収益を、難病や障がい・貧困とたたかう子どもたちの支援に役立てる、 公益社団法人 日本歯科医師会 × 日本財団による社会貢献プロジェクトです。
現在の準備状況
祭典の開催会場は既に予約をしています。(さきがけホール)
祭典にあわせて、めんこさん達が作った小物類を販売するので、どのようなものを販売するかみんなで考え、制作を始めています。また祭典にいらした方に、めんこさん達が自分の力であいさつや声掛けができるように、スイッチなどのICTを使う練習もしています。
リターンについて
①お礼のメッセージと動画をメールに添付してお送りいたします。
② にのに」のホームページに協力者としてお名前またはニックネームを掲載いたします。
スケジュール
2024年10月~現在 心魂プロジェクトとの打ち合わせ。開催場所の決定。
2025年7月1日 クラウドファンディング開始
9月15日 クラウドファンディング終了
11月7日 各団体、会場にて準備
11月8,9日 ワクワクつながる祭典in秋田 開催
12月 リターン(お礼のメッセージと動画を添付したメールの送信)
2026年1月 リターン(ホームページへお名前の掲載開始)
最後に
誰もが一度きりの人生を毎日懸命に生きています。その人生が彩りあるものになるよう、そして笑顔が多めであるように、これからも活動を続けていきたいと考えています。
また今は人生100年時代と言われています。めんこさんたちのことは決して他人事ではなく、自分たちもしくは自分の大切な人にも起こりうることとして考えるきっかけになればと思っています。
「ひとりじゃないよ」そう感じてもらえるような祭典を目指しています。
皆さまの 温かい応援が、めんこさんやご家族の心に深く届く未来をつくります。
どうか、ご協力をよろしくお願いいたします!
最新の活動報告
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ワクワクつながる祭典2025in秋田 無事に終了しました!
2025/11/18 13:02天気予報についに雪マークが出てきた秋田です。これから寒さが厳しくなり、長い冬が訪れます。そんな冬の到来前に、皆さまのおかげで「ワクワクつながる祭典2025㏌秋田」を無事に終了することができました!ありがとうございました。「ひとりじゃないよ」というテーマのもと、病児・障がい児そしてそのご家族を支える団体が全国から集まり、交流を持ち、涙あり笑いありの充実した時間でした。参加された方からの感想です。・障がい児のお母さん 自分の子どものことだから、やって当たり前と思い誰にも弱音を吐かないできた。でもここにきて、支えてくれる方がたくさんいることを改めて知り涙が止まらなかった。一人じゃないんだと感じることができました。・障がい者のお母さん みんなよく頑張っている。私も周りに頼りながら頑張っていこうと思えた。・にのにスタッフ 全国で活動されている素晴らしい団体さんと繋がることで、自分たちの活動の幅が更に広がると感じた。これからも子どもたちの笑顔をたくさん引き出せるように頑張っていきたい。一度きりの人生を彩りよくするためには、人との繋がりがとても大切ではないかと考えています。今回の祭典はまさにこれを実践するきっかけになったのではないかと思います。これからもこの経験を活かし、活動を前へ前へと進めていきたいと思います!皆様から頂いたご支援は、来年の祭典にも使わせていただくことにしております。詳細が決まりましたら、当法人のホームページやSNS等でお知らせをさせていただきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。またリターン(ホームページへのお名前記載、お礼動画のメール)は準備ができ次第順次行ってまいりますので、もう少しお待ちくださいませ。寒さがどんどん厳しくなってきました。皆さまもどうかお体大切にしてお過ごしください。特定非営利活動法人にこっと秋田多機能型ケアベースにのに 八代美千子 もっと見る
いよいよ祭典が始まります!
2025/11/08 09:00いよいよ今日と明日「ワクワクつながる祭典2025㏌秋田」開催されます!皆さまのご支援のおかげです!あらためてお礼を申し上げます。各団体のブースの準備ができ、心魂プロジェクトさんのリハーサルも行われました。にのに商店も準備万端です!たくさんの方々に笑顔と「ひとりじゃないよ」と感じてもらえる繋がりをもってもらう時間にしたいと思います!ご支援いただいた皆様のお気持ちを胸に、この2日間を全力で楽しみます!行ってきます!!多機能型ケアベースにのに 八代美千子 もっと見る100万円達成です!ありがとうございます!
2025/09/01 18:227月から始まったクラウドファンディング。開始して8日間で初めの目標額を達成し、ネクストゴールを100万円に設定させていただきました。その後もたくさんの方にご支援いただき、昨日8月31日にご支援総額が100万円を超えました!本当にありがとうございます。感謝の言葉しか出ません。こんなにも多くの方が、祭典の開催を応援してくださっている。とてもありがたく、嬉しく、そして身の引き締まる思いです。11月8日・9日に開催する「ワクワクつながる祭典㏌秋田」にもたくさんの方に来ていただき、病児・障がい児にお心を寄せてもらえると嬉しいです。そして命について、もっと言うと人生について、考えたり想ったりするきっかけになればいいなと思います。クラウドファンディングは9月15日まで続きます。どうか最後まで応援をよろしくお願いいたします。多機能型ケアベースにのに 八代美千子 もっと見る




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