『猫のいる風景®』(猫風)について
『株式会社猫のいる風景®』(通称:猫風/ねこかぜ)は、猫と人の新しいコミュニケーションの形を提案します。猫の行動特性も重視し、猫も人も安心・リラックス出来るスペースを安価に提供します。

※上記図はイメージ図です。猫は実際にはケージの中にいて、ガラス窓を通して見る事になります。魚の入った水槽は、猫ケージ外側の棚に載っており、図のように机面の上部にせり出しています。
主宰者は愛玩動物看護師※(獣医師と共に無条件で第一種動物取扱業の動物管理責任者になれる国家資格)で、長い時間をかけて動物とヒトの双方に関する学習を愚直(ぐちょく)に重ね、提供するスペースの在り方を検討してきました。
関連する所属団体等 ; 日本動物看護学会/日本人材育成学会/日本愛玩動物協会/日本動物看護職協会/多摩動物公園サポーター
※愛玩動物看護師の更に詳しい説明については、以下URLの農林水産省の説明を参考下さい
https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/doubutsu_kango/index.html
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、猫、鳥、魚といった動物たちを見ながら、快適に仕事や勉強ができるコワーキングスペースを神奈川県川崎市の『溝の口』(みぞのくち)に作り上げたいと考えています。
勉強や仕事に集中できるカフェのような、ほどよい喧騒(けんそう)の空間。そしてフッと休んだ時に猫と見つめあい、泳ぐ小魚を目前に見て、小鳥のさえずりを聞ける空間。集中とリラックスが共にある空間を提供します。

猫は、それぞれが充分な広さのスペース(猫観賞用ケージ)を持ち、時に人目から隠れる事もできます。単独行動を好み好奇心も旺盛(おうせい)な猫の行動特性に配慮し、見られる側の猫自身もリラックスできる環境にします。
下の図が、現在設計を進めている猫の観賞用ケージのイラストです。

※猫観賞用ケージは、大きさの法定規格はなく、6時間という制限時間のみ決められています。一方、バックヤードでの猫飼養ケージは、運動を伴わない(ケージの外に出して運動させる)場合、『(体長×2)×(体長×1.5)×(体高×3)』という最小法定規格があります。『猫のいる風景』では、観賞用ケージ1ユニットの大きさを飼養ケージの2倍の容積にしています。猫1匹当たり、1-2ユニットを使用予定です。また、観賞用ケージへの連続滞在時間は、猫のストレスを観察しながら、法定の6時間より短時間にする予定です。
猫や鳥の空間と人の空間は近いけれども分離され、互いの匂い・毛・羽などの衛生面も気にしないで過ごせます。補食・被捕食の関係に有る猫と鳥は、互いにその姿が見えない配置にします。魚の水槽は、猫のケージの外側に棚をおいて配置し、猫と魚は互いに見えにくい位置関係にします。
ふと顔を上げた時に前の席や隣の席の人と顔をあわしてしまう気まずさもありません。適度に視界をさえぎる構造になっています。
~~猫はケージの中で主体的に行動ができて安心すると、生来の好奇心により、ガラスの外にいる人に興味を示し積極的に顔を出してきます。特に人より高い位置にいる猫は、より人に接近してきます。そんな猫は、観る人をいっそう癒すでしょう。すぐ目の前で泳ぐ小魚の姿や、聴こえてくるカナリアのさえずりも、やすらぎをもたらすでしょう~~
カフェのように飲み物や食べ物は提供しません。でも、時間内は出入り自由ですので、好きな飲み物を購入して持ち込んだり、自前の飲み物を飲んで快適且つ安価に過ごせます。動物がいるので、食べ物は指定された部屋で食べて戴く予定です。飲み物は猫や毛などを気にすることなく自席で飲めます。猫や鳥の空間と人の空間を分離した事で、複雑なルール設定の必要がなくなり、多様な方々を迎え入れる事が可能になります。
時間で料金をお支払いただくので、滞在時間を気に病む必要は有りません。
🔶🔶🔶🔶低価格に向けた戦略🔶🔶🔶🔶
『猫のいる風景』では、ターゲット価格※として、1時間利用時200円、3時間利用時500円を設計しています。一般的な勉強カフェよりも圧倒的低価格とし、学生さんも気軽に立寄れる場所にします。その為に、以下の様な事を考ています。
(1)経営者により完全ワンオペ◆経営者自らがワンオペで運営する事により、人件費という固定費を持ちません。その為に、自動機でのチケット発券や、そのチケットを用いての入出管理により、会計や入出管理に人手が要らないシステムを設計しています。
(2)フード・ドリンクを提供しません◆『猫のいる風景』は、御客様に仕事や勉強とリラックスの両立をして貰う事、それを提供する猫等の動物達の福祉に資源を集中させます。なので、飲食のための設備や人件費等が発生しません。その代わり、持ち込みが可能で、時間内は出入り可とする事により、好きなタイミングで好きな飲み物等を入手可能とします。
(3)動物の循環の取り組みをします◆猫は、主に繁殖の任を終えた6歳以上の成猫などを扱い、ある程度の年齢になった猫はその猫を慈しむ御客様に譲渡するなど、猫が幸せに循環していくシステムを構築します。また、猫とずっと触れ合って遊んでいる施設ではないので、必要以上の頭数を維持する必要がありません。結果として、猫の福祉を維持しながらコストも低減できます。
(4)人と動物の空間は分離します◆空間を分離する事により、動物との接触によるトラブルや、その防止のためのルール説明や見守りが低減でき、結果として動物福祉の維持とコスト低減が両立できます。
(5)開店日維持に固執しません◆動物の具合が悪くなるなどのトラブルの際は、気まぐれの猫の如く店を休みます。そういった柔軟な設定をして、それを理解して貰えば、代替要員の確保や過剰な費用を確保せずにすみ、結果として低コストになり御客様にも利益があると考えています。
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※価格については、現在の主宰者のターゲット価格について記載しています。様々な外部要因により、結果としてターゲット価格が守れない事もあり得ます。
リラックスして戴くために、多くの小魚が小さな動きをする水槽は近くに配置し、大きく動く猫はそれよりは遠くする事により、1/f揺らぎ(エフぶんのいちゆらぎ)の空間とする事を意識しています。
動物に関する相談や、猫や鳥を飼う前のヒトのトレーニング、動物に関するワークショップなど猫を軸にした動物の情報発信基地としての機能※も順次充実させていきます。※第一種動物取扱業の動物管理責任者の種別としては、展示・保管・販売・訓練・貸出の申請を行う予定です。
プロジェクトの背景/何が課題と考えたのか?
カフェで勉強したり、コワーキングスペースで仕事をしたりする皆さんが、その休憩時にスマホを見るだけでなく、もっとリラックスできる工夫はないだろうか?という問題意識が有りました。
また、通常の猫カフェの様な猫との距離感も良いのですが、それよりも少し猫との距離を置いたコミュニケーションの形が有っても良いのではないか?という考えも有りました。例えば、猫好きな人の中にも、猫アレルギーの方や、匂いや毛は苦手な人もいます。触らずにただ猫の愛らしい姿を見ていたいという人もいるでしょう。そういった皆さんにも、猫とのコミュニケーションを楽しんでいただきたいという思いがありました。また、自宅で動物を飼っていたり、年配や乳幼児連れ・妊娠中だったりして人獣共通感染症(人と動物の間で感染がおこる病気)などの衛生面が気になる人も多いのでは?と考えました。
一方、見られる側の猫の方は、単独行動の狩猟動物で時に物かげに隠れる習性が有り、好奇心・警戒心を兼ね備えています。そんな猫に、もっとリラックスしてもらう方法はないだろうかと悩みました。

さらに、カフェのようなくつろぎのスペースで、車椅子を使われている方※や補助犬※を連れた方、様々な国からこられた方など、多様性を受け入れられているのだろうか?という問題意識も持っていました。

そういった課題を解決したいと考え続けて行き着いたのが、今回立ち上げる『猫のいる風景®』というスペースの提供でした。つまり、以下の実現になります。
◆仕事や勉強する人が集中できる環境とする
◆猫と人の空間を分離し且つ接近させる
◆猫に必要な独立した広い空間や隠れ家を与える
◆多様な人々を迎える準備をする
※車椅子が入れる動線と席の確保はしますが、多機能トイレは非常に高価なため、開業当初に設置するのは難しいと考えています。出入り自由なので、多機能トイレが近い場所に開店できれば良いなと考えています。
※補助犬については、猫にどう慣れさせるか、猫と補助犬の位置関係や、猫のトレーニング含め慎重に検討します。でも、結果として補助犬が入れる施設になったら素敵だと考えています。
これまで6年間の活動と準備状況
様々な課題を解決するために、まず動物と人間双方のコミュニケーションに関する知識やスキルを時間と費用をかけて真剣・一所懸命に学んできました。
動物に関しては、2019年に愛玩動物飼養管理士2級を取得したのを皮切りに、同1級も取得し、最終的には意を決して、動物専門学校に3年間通学し2023年に誕生した新たな国家資格である愛玩動物看護師を2025年に取得しました。その過程で、ペット共生住宅管理士、キャット・グルーミング・スペシャリスト、ドッグ・グルーミング・スペシャリスト、コンパニオン・ドッグ・トレーナー、ケーナイン(=犬)・リハビリーテーション・セラピスト(Basic)、アニマル・ヘルス・テクニシャンなどの動物関連資格取得をしながら動物への理解を深めてきました。
人に関しては、もともと持っていた国家資格のキャリア・コンサルタントに加え、最愛のペットを亡くしたいわゆるペットロスの人に寄り添うためにグリーフケア・アドバイザーの1級・2級も勉強・資格取得してきました。
施設や事業の準備にも長い時間を掛けました。
2020年に『猫のいる風景®』の登録商標(商標登録6239878)を得ました。
施設の基本コンセプトとなるコワーキングスペースの内装デザインを推敲し同2020年に独創性のある内装デザインとして認められ、個人申請としては日本で初めての内装デザインの意匠登録(意匠登録6239878)がされました。※この内容は建築専門誌「日経アーキテクチュア」2021年4月8号"特集 意匠権ウォーズ"の中でも本文・編集後記の中で触れられています。
また、施設で扱う猫が見やすく、且つ本やノート・パソコンを重ねずに勉強・仕事を効率的に出来る専用机も2021/2022に独創性が認められ意匠登録(意匠登録1680346/1710430)されました。

なので、内装や机のデザインも独占使用権を確保しています。これは、他の人にデザインを使われたくないというよりも、自身の準備が整わないうちに、他の人や企業に中途半端な設備を立ち上げられたくないという強い思いが有ったからです。2021年からは開業の準備として、『猫のいる風景®』のインスタグラム(以下インスタグラムのURL)を開始し、毎日投稿しながら、日本や世界の多くの猫を思う方々と直接会話をしてきました。
https://www.instagram.com/landscape_with_cats?igsh=MTgwZmJlNGx5cmZxbA==

事業体としては、2025年の4月に株式会社猫のいる風景を立ち上げて現在に至ります。
猫が過ごす環境も2020年に作成したイメージ図では、ガラスの中に複数の猫がいますが、開店に向け現在試作している猫観賞用ケージは木製で、大きなガラス窓から人と猫が"互いに覗(のぞ)きあう"形状となっています。
1つのケージに猫1匹として単独行動の猫に配慮しています。また、ケージの中には複数の棚やキャットタワー、隠れる場所なども設置します。見られる側の猫の環境改善の努力を続けています。

愛玩動物看護師は愛玩動物看護師法の中で『愛玩動物※を飼養する者その他の者に対するその愛護及び適正な飼養に係る助言その他の支援を業とする』と規定される通り、動物の正しい飼い方を推進する責任と義務があります。遵法は当然として、常に動物に優しい扱い方を探求していく所存です。※愛玩動物:同法の中では犬・猫および愛玩鳥(あいがんちょう)のこと。
リターン品も頑張りました!
プロジェクトに対する熱意と同じように、それを支援して戴く皆さんに報いるリターン品も時間をかけて一所懸命考えました。
製造・デザイン会社や猫に関する活動をされてる方々などにプロジェクトの主旨に賛同頂き、相談・議論・試作しながら製作し、他では決して手に入らない素敵なリターン品を揃える事が出来ました。
○『猫のいる風景®』の商標を刺繍(ししゅう)したオリジナルのパーカー(フーディ)を5色準備しました。文字も前面・背面の大きな猫(プラス鳥&魚)の絵も全部刺繍です🐾❗

上記3色に加え、以下のサンドベージュとヘザーピンクも選べます。


前面に猫風の商標とサポーターのイメージを、背面の右肩にも商標の絵を入れたのがポイントです。素材も刺繍も洗練(せんれん)されていて、普通に着て出掛けたくなる高級感と注目を集める独創的なデザインとなっています。スモーキーグリーンとホワイト、サンドベージュは12オンスで厚手秋冬向きでS/M/L/XL/XXLからお好きなサイズを、ヘザーパープルとヘザーピンクは7オンスで薄手春秋向きでM/L/XLからお好きなサイズを選べます。
※製作は、株式会社アルファユニさんにお願いしています。
<アルファユニURL> https://alpha-uni.com/
○『猫のいる風景®』の商標をプリントした、オリジナルのプラサーモマグ(260ml)をレッドとカーキーの2色で準備しました。

容器が断熱構造となっており、そのまま暖かい飲み物や冷たい飲み物を飲むだけだなく、缶をそのまま入れて保温・保冷する事ができます。

回転シルクスクリーン法でプリントされています。
※製作は株式会社イメージ・マジックさんにお願いしています。
<イメージ・マジック> https://imagemagic.jp/
○実際に『猫のいる風景®』で使用する特許庁意匠登録された、他では絶対入手できないオリジナル猫机を特別に提供します。"草原で透明なスケッチブックを開く"がコンセプトで、強化ガラス3枚を組み合わせた独創的な構造により、本などを重ねる事なく効率的且つ快適に勉強や仕事が出来る机です。




御自身でも、お子様やお孫様へのごほうびとしても、またカフェや図書室などに設置しても素敵です。是非、机の前面が開けた場所に設置して下さい。
※机の製作は株式会社Can-dollさんにお願いしています。提供品にイスは含みません。御自身に有ったイスをお使い下さい。Can-dollさんで雰囲気(ふんいき)の合ったイスの購入も可能です。
<キャンドール> https://can-doll.co.jp/
○その他、動物相談・猫タロット占いや、猫カフェや猫の保護活動をされている方と連携したものなど、様々な返礼品を準備しました。
詳しくはリターンの頁をごらんください。

スケジュール
以下が、これから開業までのスケジュール見込みです。
◆7月クラウドファンディング終了・物件探し開始
◆8月猫の観賞用ケージの最終形状決定
◆9月リターン発送開始
◆11月物件の契約完了/設備発注開始予定
◆2026年2月店舗オープン予定
最後に感謝をこめて
『猫のいる風景®』のプロジェクトに関心を持っていただき、また、ここまで読み進めていただき、心より感謝申し上げます。
地域猫も減っていき、猫の室内飼育が増えていく中での猫との関係性は、『猫が苦手あるいは良く知らない』と『大好き・家で飼ってる・猫カフェによく行く』の両極端になっていくでしょう(例えば爬虫類がそうであるように)。人間の保護下でしか生きられないペット動物にとって、人間との多様なコミュニケーションの手段や機会が無いのは必ずしも良い状況ではないかもしれません。経験無しに生まれながら猫が大好きなんて人はいないのですから。『猫のいる風景®』はその多様なコミュニケーションの手段として、ひとつの選択肢を提供したいと考えています。
そして何よりも、仕事や勉強がリラックスと共に有りたいと思う多くの方々にとって、『猫のいる風景®』が答えのひとつになるものと思います。
この新しいコミュニケーションスペースが、皆様にとって心安らぐ場所となり、日々の生活に新たな価値をもたらすことを願っています。
皆様のご支援を心よりお待ちしております。
『猫のいる風景®』は最善と考えた環境を提供しますが、ここは猫も含めた人々とのコミュニティですので、最終的には、それを御客様方と一緒に造り上げていく事になります。開店後の皆さまの優しく幸せに満ちた笑顔が楽しみです。ありがとうございました。
最新の活動報告
もっと見る開店準備状況報告
2025/12/03 12:18こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
リターン全てお渡し出来ました
2025/09/23 17:04リターン品で最後の発送となった、『小さな保護猫カフェ香』さんのチケットも本日、支援者様に着いた事を確認しました。既にメールにて送付済みの猫タロットでの占い結果含め、これで全てのリターン品を支援者様に無事届ける事が出来ました。 改めて支援者及び協力者の皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。※荷物・郵便追跡で届いた事を確認していますが、改めて受け取ってない若しくは不具合等有った場合は、本クラウドファンディングサイトからでも連絡お願いします。 『猫のいる風景』の開店の準備ですが、いまのところ店舗スペースが確保出来ておらず、探している状態です。動物がいる事が多少なりともネックにはなっていますが、引き続き努力します。結果待ちですが、10月からは川崎市主催の店舗スタートアップ支援のコースに参加予定です。また、肝となる猫鑑賞用ケージが当初予定の8/19からは大幅に製作遅れていますが、そろそろ入手出来そうです。このプロトタイプでメインテナンス性や猫との相性を検証して参ります。 構想から既に6年以上経過していますが、現在放送中の朝ドラの"あんぱん"での長きに渡る努力にも勇気付けられる今日この頃です。 大きな進捗ありましたら、またこの欄を通じ支援者様に報告させて頂きます。 もっと見る
プラサーモマグとパーカー第七弾発送しました
2025/08/22 14:23リターン品、パーカーの第七弾(最終)とプラサーモマグ全支援分を本日(8/22)宅急便にて発送しました。広島には明後日、その他の地域には明日配達予定です。御支援、改めて御礼申し上げます。 もっと見る





パーカー届きました。 スモーキーグリーンの暖かそうなパーカーで デザインも素敵です。
パーカーの色をどうしようか迷いましたが、結局出来上がり写真のないピンクにしました。 届いてみたら、気持ちが温かくなるような色で👍 生地はしっかりしているし、ネコちゃんの刺繡も素敵!! こだわりのあるパーカーで、このプロジェクトへの熱い想いを感じました😊
パーカー届きました!生地もよく、何より刺繍がとても丁寧で素敵です! 写真で見るより実物のデザインほんと可愛い😍 涼しくなったらたくさん着ます!