
日々、ご支援をいただき、またこのプロジェクトをご訪問くださるみなさま。
本当にありがとうございます。
音楽の花プロジェクト、1人の実行委員の物語を報告させていただきます。
その人(Fさん)は能登で吹奏楽指導者として仕事をしていました。
震災後、勤めている学校ごと東京に避難し、現在も生徒さんたちとともに学業に音楽に精を出しながら東京で暮らしています。
Fさん、震災・豪雨災害・遠距離の試練を乗り越え、この度ご結婚されました。
そんなFさんからのメッセージをお届けいたします。
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私たちが婚約した1週間後に震災、学校まるごとの避難を経て遠距離となり、顔合わせできると思ったら豪雨災害。
沢山の災難がありましたが、音楽の花プロジェクトのおかげで心折れずにここまで来れました。
震災一か月で行われた第一回の音楽の花プロジェクトで、出演者顔合わせがあった日の帰り道、号泣しながら帰った事が今も忘れられません。
人と音楽はここまで温かくなれるものだと、希望を見出す事ができました。
震災以来、僕たちの音楽はずっと能登のために在りたいと思い続けてきました。
今回の第三回のプロジェクトも、また能登にいる人たちに大きな影響を与える機会になると確信しています。
生徒たちも今から楽しみにしております。
このクラウドファンディングにお寄せいただいたご支援と温かいお言葉も、僕たちにとってかけがえのない宝物となっています。
能登はやはりいまだに道はガタつきがあり、スピードを出すと車が大きく揺れます。
斜めになったままの看板や電柱、解体されていない家屋も目に余るほどあります。
人々の営みはあれど、まだまだ苦しい中です。
10月の演奏会を成功させ、僕たちの音楽が能登へ届くことを確信し、離れて暮らす妻と実行委員のみなさん、生徒たちと共に頑張りたいと思います。






