
皆様、こんにちは。
ミッドナイトガールズRプロデューサーのフジヤマビルヂングです。
また、本日は「ミッドナイトガールズRアーカイブ版」と「ミッドナイトガールズR CG集」の販売予定価格につきまして、ご報告させていただきます。
▼ミッドナイトガールズRアーカイブ版(デジタル設定資料集同梱)
販売予定価格 税込み29,800円
▼ミッドナイトガールズR CG集
販売予定価格 税込み17,880円
上記金額を予定しております。
ボリュームや内容の濃さ、シチュの豊富さには自信がございますが、高額ではあるため
もしご購入を検討していただいている方がいらっしゃいましたら、
クラウドファンディングでのご支援をいただく形の方がお買い得かと存じます…!

ここからはフジヤマの個人的な考えでございます。
長文となっておりますので、お時間がある方のみお目通しくださいませ。
今回、アーカイブ版にて収益を得るハードルの高さ、サービス終了を経験したスタジオが前作の精神性を引き継いだまま次回作を制作することの困難さを痛感しました。
それでも、一度生まれたゲームが終わりと共に消えるのではなく、
何かしらの形で残り、それが次の活動に繋がる世界になればと考えております。
『凍京NECRO』様が切り拓いてくださった道のおかげで、
『マリオネットエデン』を『マリオネットエデン -メモリーズ-』として残すことができました。
「マリオネットエデン -メモリーズ-」は3300円と比較的お求めやすい価格にてご提供させていただきましたが、販売には多くの葛藤がありました。
そもそも無料で手元に残るオフライン版の前例が多い中、自分たちにはそれを真似することが難しいが、あまり高額ではどなたも欲しくないのではないかと悩み、移植コストを回収できるギリギリの想定でボリューム量に対しては少しお安い価格での提供をすることにいたしました。
関係各所には、ほぼ利益が出ない見込みなのでどうかと頼み込み各経費についてとても無理をお願いしてしまい、結論として収益としてはわずかに、という程度の着地になりました。
マリエデを楽しんでくださっていたプレイヤー様がまたキリカちゃんたちに会えるように、マリエデがあったという事実を残せるように、というのが目的でしたのでそこを達成できたことは満足感がございました。
しかし、マリオネットエデンの物語は本当にここで終わりとなってしまいます。
ビジネス的にもっと頑張れていたら、物語が新たな形で続いたかもしれないのに。
継続する、復活させるべきだという輝きを最後のチャンスで作れなかった。
こういったコンテンツを立ち上げるのであれば、関わっていただく全ての方とWIN-WINとなり
さらに活動を発展させていける土壌を作る気概が必要だと考えております。
その面では、成し遂げられなかったことがあまりに多くございました。
他社様であれば、より厳しい壁がいくつもあることでしょう。
OEMでの開発は権利が本当に複雑になることが多いですし、融資を受けての開発はスポンサー様のOKが出ないと実施不可能、自社の基盤が揺らぎようのない開発会社様であっても、購入者数の試算で赤字の危険性があるものは当然とりくめません。
また、早期にサービス終了したゲームは減価償却の耐用年数などの問題もございます。
そもそも収益の問題でサービス終了している場合、収益化に失敗したものを再収益化するという矛盾。
頭では分かっていても、かつての思い出のタイトルが消えていってしまうのは、
作り手にとっては我が子を失うような寂しさであり、プレイヤー目線では想い出が消えてしまう寂しさだと存じます。
だからこそ、今回クラウドファンディングの存在は、私たちにとって光でした。
もし私たちの挑戦が、惜しまれつつもサービスを終えた他のタイトル様にとって「ミドガができたなら」と、アーカイブやクラファンで収益を得て、それを関係者とプレイヤー様に還元する、そんな前例になれたら、これほど嬉しいことはありません。
次に繋げられるように、共にもがきましょう、と頭ミッドナイトな身ではございますがお伝えしたいです。
ただし、金銭のためにコンテンツを壊すような運営は、断固してNOであるというのをプレイヤー様ではなく我々が強く信念に持つことも責務だと考えております。
「続けていくためにはお金が必要なんです」とひたすら乞い、プレイヤー様は想い出やキャラが“商材”としてだけ扱われるのを目の当たりにし、楽しかったゲームが壊れていくことに、悲しい思いをされることでしょう。
WIN-WINにほど遠い世界となってしまいます。
『ミッドナイトガールズR』では、皆様から世界観やシチュエーションにご好評をいただいていた自負があると共に、ゲーム性には課題があることを把握しながら改善できずじまいでした。
我々は“女性優位”が大好きなので、次回作も同様の路線にしておりますが、
それがただのエゴではなく、皆様の“好き”でもあるのだと、この選択が正しかったと、結果で示せるよう努力いたします。
今度こそ、皆様の期待に応え、悲しませない結果を出したい。
規模を理由にせずにより良い作品を届けられるよう、精一杯励んでいきます。
わたくしフジヤマビルヂングはFANZA GAMES様の(DMM GAMES様も)コンテンツが大好きです。
運営ゲームは強くガチャと結びついているため、その是非を問われることも多いですし、
比較した際の売り切りコンテンツの優位性についての視点も、正当性があると思います。
しかしながら、プレイヤー様と運営で一つのコンテンツを育てていくこと、
リアルタイムで情報が追加されていき、物語が、キャラクターが、世界観がどんどんと深まっていく、謎が明かされていく、続いていく――。
毎週何かしら新しい催しがくる、運営さんの動きが見える、他の人と更新物について語れる。
叡智さを楽しめるゲームなのに、熱いシナリオ、深い世界観、もしくは楽しくどんちゃん騒ぎなイベントなど、多種多様の感情を味わえる。
そうやって一緒に歴史を重ねていけるブラウザゲームが大好きです。
叡智なことはとても大好きです。
(ガチャも、天井付近まできたときに「あれ、ほんとにこのキャラ欲しいんだっけ…?」と必死に本能が止めるのを戸惑いのうちにふにゃりと突破しポイントチャージするときの指先が冷える感覚が好きです。もう獲得したのに凸を目指してガチャしているときも同じく)
わたくしのお気持ち表明1つで何か変わることなどありえませんが、
どうか長く続き、終わりを迎えたとしても次に繋がる業界であることを願っております。
とはいえ、今回の価格も無理やり高く価格設定したわけではなく、
ボリュームと移植コストによって算出されたものであり、
5年間の温かな重みを改めて感じさせていただいております。
もう少し買いやすい金額であれば購入したのに、人に勧めたのに、
と今回の価格を残念に感じられるご意見があるのも重々承知するところではございますが、どうかご容赦いただけますと幸いです。
長々とお話させていただきましたが、本日は以上でございます。
今後もミッドナイトガールズRを何卒宜しくお願いいたします。





