クラウドファンティングで多くのご支援をいただき、こども家庭庁の後援や、スタッフ、キャスト、多くの人の協力により撮影まで終える事ができました。 何度も同じ文言を使って言霊が減ってしまっていますが、本当にありがとうございます! この映画を始めて、初めて自分の周りにも多くの元ヤングケアラーがいる事を知りました。 幼少期に大人達から向けられて軽蔑や憐れみ、心無い言葉によって刻まれた心の傷は、自責や他責の思考、人間不信や逆に過剰な人間関係の固執など様々な形で漏れ出ているとも感じています。 それでも、その人達は自分のケアラー経験を糧にしっかりと生きていると感じています。 だからって、いまヤングケアラーとして戦っている子供達が同じ思いをする必要はない。 映画で直接的に何かを変えられる訳じゃない、救える訳じゃない。 周囲が声をかける、子供達が声をあげる切っ掛けになればと進めてきました。 映画はまだ形になってませんが、この先の展開としましては映画祭、一般上映を終えた後に、貧困や様々な理由で映画館に行けない子供達の為に、学校や公民館などで少しでも当事者の子供達に届けたいと思っています。 もうしばらく、映画の完成までは時間がかかりますが引き続き応援頂けますと幸いです。 より良い映画になるように、もう少しだけ足掻いていきます。 ご協力、ご支援、本当にありがとうございます! 監督 高明







