

私は神職として白浜で稲荷神社の宮司をしています。日々神事に携わる一方で、古来から日本に伝わる「妖怪文化」の継承にも力を入れています。
今回のプロジェクトでは、私自身が描いた妖怪の塗り絵冊子を制作し、子どもから大人まで、世代を超えて楽しめる“学びと遊び”のコンテンツとして届けたいと思っています。


このプロジェクトで私が目指すのは、ただ妖怪の塗り絵を作ることではありません。
子どもたちが色を塗るという行為を通して、目に見えないものを感じ取り、想像を広げ、心で世界を探る力を育てる――そのためのきっかけを届けたいのです。
妖怪とは、昔の人々が自然の中で感じた恐れや不思議、敬意の心から生まれた存在です。
その物語に触れることで、子どもたちは“見えない世界”を感じ、想像の翼を広げることができます。
親子で一緒に塗る時間、完成した作品を見せ合う時間、 「これはどんな妖怪?」「どうしてこんな姿なの?」と問いかけながら進む時間が、お子様の心を深く耕し、豊かな感受性を育ててくれると私は信じています。
そして、祈祷を込めたレインボーカードには、子どもたちの健やかな成長と、日々の暮らしに小さな福が訪れるよう願いを込めて、一枚一枚準備いたします。
ぬりえを手に取るその瞬間が、“学び”であり“癒し”であり、
“祈り”となるように――。
このプロジェクトには、そんな想いが込められています。


近年、妖怪はゲームやアニメなどで親しまれる一方、本来の文化的背景や地域に伝わる伝承は少しずつ忘れられつつあります。
私は神職として、日々祈りの現場に立つ中で「目に見えないもの」「人の恐れと敬いの心」を大切にし、伝えていく責任を感じています。
そんな想いから、自ら描き下ろした妖怪たちを“ぬりえ”という形で可視化し、親子や地域、そして日本中の方々に妖怪文化の魅力を伝えるプロジェクトを立ち上げました。
この塗り絵が、小さなお子様の学びのきっかけとなり、大人の方にはどこか懐かしい心の原風景に触れる時間となればと願っています。

参考までに、
岐阜市立女子短期大学 小川美智子氏による『塗り絵と色彩教育に関する一考察』(2008年)によると、塗り絵は子どもの創造力・色彩感覚・表現力の育成に有効であり、特に「自ら考えて色を選ぶプロセス」が感受性の向上に寄与するとされています。
【出典リンク】
南九州大学 人間発達学部 古賀隆一教授による『子どもの絵のお話 -自由画について-』では、塗り絵において与えられた枠に色を塗る体験が、子どもにとって「心の安定」や「集中力の向上」につながる一方、自由な表現を制限する可能性もあると指摘されています。
しかし、適切に設計された塗り絵は、表現の第一歩として有効であり、絵に苦手意識を持つ子どもにも創作への入り口を与える教材として機能すると述べられています。
【出典リンク】
https://www.nankyudai.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/KodomoNo_E_NoOhanashi.pdf
ノートルダム清心女子大学 小田久美子准教授による『日本国内の塗り絵の出版状況と幼児教育への浸透』では、塗り絵が子どもの創造的活動を促進する手段となり得ると考察されています。
研究では、塗り絵に「空白」や「選択肢」が設けられている場合、子どもはより自由に発想を広げる傾向があり、創造力や感受性の育成に効果があるとされています。
【出典リンク】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arted1951/1998/277/1998_277_60/_pdf/-char/ja
■ 大人にも刺さる妖怪ぬりえの魅力
このプロジェクトは、子どもだけのものではありません。
ぬりえに収録された妖怪たちは、日本各地の伝承や神話、民間信仰に根ざした存在たち。
その繊細な線画や、ひとつひとつの妖怪に込められた意味や物語をじっくり味わうことで、
大人の感性でも“静かな没入体験”として楽しんでいただけます。
また、現代では忘れられがちな“見えないものへの敬意”や、
「塗る」という手仕事の中に生まれる“自分との対話”は、
忙しい日常を離れた小さな癒しの時間になるかもしれません。
■ 大人にも効果的な「塗り絵」の癒しと治療的価値
近年、塗り絵は単なる趣味を超え、ストレス軽減や心身の調整に役立つツールとして注目されています。
**ストレス軽減とマインドフルネスの向上**
西イングランド大学の研究では、塗り絵が不安を軽減し、マインドフルネスを高める効果があることが示されました。
**自律神経の調整**
順天堂大学医学部の小林弘幸教授は、塗り絵に取り組むことで呼吸が整い、自律神経が良い方向に調整されると述べています。
**作業療法としての効果**
昭和大学の研究では、塗り絵が作業療法の一環として、心理的ストレスを軽減する効果があることが示されました。
「妖怪ぬりえ&祈祷カード」は、こうした効果を取り入れた大人向けのコンテンツとして、心の安らぎと自己表現の場を提供します。
西イングランド大学|塗り絵とマインドフルネス研究
順天堂大学 小林弘幸教授|自律神経と塗り絵の関係


これまで私は、神職としての活動と並行して、御守り・護符・御朱印などの神社授与品を一つ一つ丁寧に手作りし、多くの方にお届けしてきました。
また、SNSでは妖怪や神道文化に関する発信を続け、多くの方から反響をいただいております。
今回のプロジェクトに向けては、既に塗り絵に登場する妖怪のラフスケッチを多数描き始めており、印刷所やカード制作会社とも事前に調整を進めています。
祈祷印入りのレインボーカードに関しても、これまでの授与品制作で培った信頼ある業者と連携し、実現可能な体制が整っております。
本プロジェクトは「企画段階」ではなく、すでに実行に向けて本格始動しているプロジェクトです。


ご支援いただいた方には、完成した塗り絵冊子に加え、限定祈祷済レインボーカードや、妖怪ステッカー、奉納特典などをご用意しています。
金額ごとに内容が異なりますので、詳細はリターン欄をご確認ください。


▼プロジェクトのスケジュール予定
・4月下旬:クラウドファンディング開始
・5月下旬:クラウドファンディング終了
・6月上旬:塗り絵冊子・レインボーカード最終デザイン調整
・6月中旬〜下旬:印刷・祈祷・梱包作業
・7月上旬〜中旬:リターン品の順次発送開始
・7月末:全リターン発送完了予定
※予期せぬ印刷遅延等がある場合は、進捗を随時ご報告いたします。


このプロジェクトは、妖怪を通じて「日本人の心」や「祈りの文化」を次の世代へ繋いでいく試みです。
ただの塗り絵ではなく、描くことで感じ、色を塗ることで想像し、家族や仲間と楽しむことで生まれる“目に見えない価値”を大切にしています。
神職として、そして創り手として、心を込めて一筆一筆描いています。
この塗り絵が、あなたの手に届き、心の中に何かを残せたら嬉しく思います。
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。
祈りと想いを込めて、一筆一筆描きました。どうか、皆さまの心にも届きますように。
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【原画初公開】大人用妖怪塗り絵、科学と心理学に裏付けられた図録体験
2025/04/22 11:24皆さま、こんにちは。本日はこのプロジェクトの原点でもある 「上級妖怪塗り絵」シリーズの原画を一部、初公開いたします。今回ご紹介するのは、 九尾の狐や天狗、濡女など―― 日本の伝承に登場する妖怪たちを、神職視点から描き起こした “文化的モチーフとしての妖怪図録”です。これは単なる塗り絵ではありません。「塗る」という行為には、 近年では**色彩心理学・作業療法・脳科学**などでも注目される “集中・安定・内省”の効果があるとされています。本シリーズは、そうした**科学的・心理学的な裏付け**に基づきながら、 日本の伝承文化と重ね合わせて企画された【大人の図録体験】です。(画像をぜひ拡大してご覧ください)---今後も、図案を少しずつ公開予定です。 お気に入り登録で通知が届きますので、 ぜひご登録いただければ嬉しいです。次の妖怪も、近日登場予定――。 もっと見る





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