▮はじめまして、「ブーメランカレッジ」です。
この春、高校時代の同級生とともに「ブーメランカレッジ」という団体を立ち上げました。
私たちは、ひとことで表せば「大学のない地域出身の大学生の集まり」です。
メンバー一覧
私たちの大切な名前「ブーメラン」には、
『いつか「ブーメラン」のように帰ってくる』という意味を込めています。
人口流出、社会減、少子高齢化…。漂う「諦め」の雰囲気。
18歳になり、ふるさとを旅立った私たち。
外に出たから気づいた魅力。18年間では気づけなかったふるさとの価値。
そして、可能性。
私たちは力強くふるさとを飛び出した。外で価値観をひろげ、吸収して、大きくなって、
「ブーメラン」のように帰ってきたいと思えるふるさとに。
活動理念(ミッション・ビジョン・バリュー)2025年5月策定
現在、大学1年生9名が、それぞれの進学先からこの活動に参画しています。
また、法人化(株式会社)も視野に入れ活動を進めています。
メンバーの分布
▮“ふるさと”と私たちのこれから
私たちのふるさとのひとつ 宇和島市街地(手前)・宇和島城(中心)・宇和海(奥)
私たちの原点は紛れもなく「ふるさと」です。
外に出た今だからこそ、「ふるさと」を見つめ直し、繋がり続けていきたい。
なぜなら、初めに述べたように
18年間では見過ごしてしまっていた、とんでもない魅力や可能性が
「ふるさと」には眠っていると感じているからです。
それでも「ふるさと」は衰退しています。
【表1】RESAS(地域経済分析システム)より 愛媛県南予地方(4市5町)の人口推移
【表1】からわかるように恒常的な人口減少の波があります。
愛媛県南予地方において、2020年(実績値)では約24万人いた人口も、
30年後、2050年(推計値)には半減し約12万人となります。
言わずもがな、明るくはない未来が見えています。
【表2】RESAS(地域経済分析システム)より 愛媛県南予地方(4市5町)の人口ピラミッド
【表2】からは愛媛県南予地方の人口構成がわかります。
大学のない地域だからこそのワカモノの人口流出がクビレのように反映されています。
進学・就職のために外にでることは仕方がないことであることは否めません。
【表2】RESAS(地域経済分析システム)より 東京都の人口ピラミッド
【表3】は東京都の人口ピラミッドです。
令和5年度文部科学省学校基本調査では全国47都道府県のうち
東京都が大学・短大の数が一番多く、その数は「178校」でした。
そんな東京都の人口ピラミッドは私たちのふるさととはまるで正反対のようです。
▮私たちはこのゼミから現状を変えていきたい
この現実を受け止めて、新しい選択肢で勝負をしていきたい。
それは、まさに「ブーメラン」のような人の流れを作ることです。
「ふるさと」と「進学・就職先」のブーメランを巻き起こす。
ブーメランカレッジは、「ふるさと」に“関わりしろ”を生み出し、
ふるさとへのUターン(=ブーメラン)の人流を作っていきます。
また、昨今、「関係人口」という考え方もあるように、住むだけではない関わり方があります。
そして、ふるさとにさわやかな風を吹かせ、元気にして、将来の世代までつなげていきたい。
今、全国に散らばる地元出身の大学生たちが、
あらためて「ふるさと」と向き合い、
未来に向けて何かできることはないかと考え、
ブーメランカレッジとしての第一歩として、
今回のゼミ企画を立ち上げました。
ブーメランカレッジのこれから
また、既存事業として、ふるさとの魅力発信のためのSNS運用にも励んでいます。
「宇和島城Instagram」(https://www.instagram.com/uwajima_castle/)
これは決して「大学生だけの活動」ではありません。
地域にお住まいの皆様、未来を担う中高生、行政関係者の皆様、地域を支える事業者の皆様、
そして温かく支援してくださる全ての皆様と共に、
南予の未来について深く考え、繋がりを育み、具体的な行動へと繋げる場を創りたい。
私たちは、そんな「三方よし」の挑戦をこのゼミから目指しています。
そして、近い将来、このゼミを皮切りに、
より本格的に活動を始動させるために法人化(株式会社化)したいと考えています。
そのためには皆さまのご支援が必要です。
まだビジネスモデルも構築中ではありますが、
このゼミを私たちは「社会実験」として位置付けています。
この新しい、大学生のふるさとでの挑戦がどのように世間に受け止められるのか。
日々、全力でふるさとに向き合いながら法人化に向けて走り抜けていきたいと思います。
▮なぜゼミを開くのか
この春、大学生になって気づいたことがある。
“ふるさと”は“わたし”にとって一体どんな存在なのだろうか。
進学先で自己紹介の際に必ず聞かれる「ご出身は?」という問いに、
自信を持って答えることができない私たちがいました。
もっと、“ふるさと”に触れる経験があれば、きっと違う答え方ができたはずです。
また、私たち自身、中高生時代にもっと同郷の大学生と触れ合うことができていたら!
と思うことがありました。
それは、大学生活のこと。やはり、同郷の大学生にしか聞けないこともある。
ふるさとの中高生のみなさんの視野をグンと広げていきたい。
そして幅広いメンバーで幅広い価値観を身に着けることができる。
このように大学がない“愛媛県南予地方”出身だからこそ気づいたことがあります。
それは、外の世界に出たからこそ初めて、
“ふるさと”の知られざる価値に気づけるということです。
例えば…
- ・ 生まれ育ったふるさとの足跡
- ・ 現存天守・宇和島城の魅力
- ・ 世界を支える宇和島の水産業
- ・ 100年の歴史を持つ予土線
- ・ 暮らしを支えるエッセンシャルワーカーの存在
これらの魅力を、過去の自分たちに伝えることができていれば…!
だからこそ私たちは集まり、後輩たちに伝えたい
そのプラットフォームこそが!

メンバー作「わたしとふるさとゼミ」ロゴ
▮「わたしとふるさとゼミ」の詳細
◆日時
令和7年 8月9日(土) ~8月12日(火) ※3泊4日
◆主な目的
・ ブーメランカレッジのことを地域に知ってもらう
・ ふるさとの価値を見つめなおし、ふるさとの課題を自分ごと化する
・ ふるさとと自分自身の将来について様々なステークホルダーと共に考え、視野を広げる
・ 深い人間関係の中で、幅広い価値観を身に着ける
・ 密度の濃い青春の時間を過ごしながら、自らの「強み」を見つけ、身に着ける。
= ふるさとにワカモノを中心とした新しい人流を生み出し、地域社会を明るく、力強くする。
◆ベース(拠点)
宇和島市青少年市民協働センター ホリバタ
(〒798-0050 愛媛県宇和島市堀端町1−25)
◆主催 学生団体 ブーメランカレッジ
共催 宇和島市教育委員会(申請予定)
協賛 このクラウドファンディングでご支援いただいた法人/団体の皆さま
◆募集対象 愛媛県宇和島圏域(宇和島市・愛南町・松野町・鬼北町)在住の中学生~高校生世代の方
◆募集期間 2025年7月から開始(先着順)
◆募集人数 全体で25人(各ゼミ5名ずつ)
◆募集方法 6月中に公表
◆受講費用 基本無料(持参物等あり)
◆5つの分野とフィールド
● 福祉・サードプレイス(宇和島市 三間町)

● 歴史・文化(宇和島市 宇和島城周辺)

● まちづくり・アート(宇和島市 津島・岩松の町並み)

● 教育・交通(JR予土線沿線)

● 第1次産業(宇和島市)

以上の5つのゼミのスケジュールは現在進行形で調整中のため、やむを得ず変更となる可能性があります。
▮ゼミの目指す姿
「ふるさと」をあきらめない雰囲気を創りたい。
私たち(大学生)・後輩たち(中高生)・地域のみなさま・地元企業のみなさま・そしてご支援いただくすべてのみなさまが一丸となって、ワクワクと希望であふれる「ふるさと」を創っていきたいです。
また、ゼミの受講生(中高生)が、ゼミ後に主体的に活動を進める際にも徹底的なサポートを行います。
ゼミの目指す姿
▮資金の使い道
「わたしとふるさとゼミ」に関わる全ての人が安心・安全に過ごせるよう、支援金を活用させていただきます。中高生の参加費も、いただいたご支援でまかないたいと考えております。
● 交通費 約6万円
ゼミに関わる人々の公共交通の利用に活用します。
● 企画・管理費 約64万円
企画全般にかかる費用です。
・ 宿泊費
・ 消耗品費
・ Tシャツ製作費
・ 大交流会開催費用
● 会議費(飲食物等)約12万円
熱中症対策をはじめとする飲食物にかかる費用です。
● 人件費 約73万円
大学生メンターや地域の講師にかかる費用です。
・ メンター人件費
・ 地域の講師 謝礼金
● その他 約45万円
手数料など、諸経費です。
・ クラウドファンディング手数料
・ リターン製作費
・ 保険料
――合計 約200万円
▮リターンについて
●個人向け

❶ お礼のメール
ゼミ参加学生メンターより、最大の感謝の気持ちを込めたメールをお送りします。
❷ 活動報告書の送付・お名前の掲載
ゼミ活動の成果をまとめた活動報告パンフレットに、お名前を掲載させていただきます。
私たちと一緒にこのゼミをつくりあげてくださった大切な「仲間」としてご紹介させていただきます。
パンフレットはゼミ終了後、準備ができ次第お届けいたします。
❸ ブーメランカレッジ メールマガジン年間会員(25年8月~26年7月)
ブーメランカレッジ、1年目のメールマガジンのご案内です。
本クラウドファンディングでのみご加入いただけます。
ゼミ終了後も、ゼミの活動だけでなく、ブーメランカレッジの軌跡を追っていただけます。
「もっと応援プラン(5,000円)」は、通常会員としての年間契約となります。
「めっちゃ応援プラン(10,000円)」および「SPECIAL応援プラン(30,000円)」は、プレミアム会員としての年間契約となります。プレミアム会員限定特典として、限定公開のゼミの様子や、ブーメランカレッジの活動状況を紹介する動画をご覧いただけます。
❹ 大交流会へのご招待(個人向け30,000円プラン・法人/団体向け 全プラン対象)
ゼミ最終日には、支援者と学生が直接交流できる「大交流会」を開催!
こちらへご招待いたします。詳細は別途ご案内いたします。
●法人 / 団体向け


● ゼミTシャツへのロゴ掲載(法人向け全コース対象)
法人 / 団体のご支援者様には、ゼミ公式Tシャツに企業ロゴを掲載させていただきます。
学生たちが活動中に着用するTシャツで、企業様の支援をしっかりとPRさせていただきます。
▮スケジュール(2025/05/24 時点)
5月16日 ブーメランカレッジSNS運用開始
5月20日 「わたしとふるさとゼミ」キービジュアルSNS公開
5月28日 クラウドファンディング開始
6月上旬 クラウドファンディング・ゼミ プレスリリース
6月30日 クラウドファンディング終了
6月下旬 募集要項公開
7月 受講生募集開始(基本オンライン)
7月下旬 オリエンテーション(オンライン,Zoom)
8月 ゼミ実施 ※4日目に成果報告会&大交流会(個人30,000円コース/法人全コース支援者限定)
8月中 内閣府「地方創生★政策アイデアコンテスト2025」への応募
各種コンテストへの応募
以降 各プロジェクトごとに継続的に活動(~1年間…翌年度のゼミ開始まで)
ブーメランカレッジの事業として事業化(長期的に実施)
▮現在の準備状況
◎ 各ゼミのカリキュラム調整中! 関係各所との連絡・調整や、ゼミの内容をメンター全員で煮詰めています!
◎ 受講生の募集に向けて 対象となる中高生の受け入れ態勢を整えていきます。
▮“わたし”と“ふるさと”の関係性を見つめなおす。
大学進学を機に全国に散らばっていった同級生たち。
それが当たり前になっている今だからこそ、
「わたし」と「ふるさと」の関係を見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
“帰れる場所がある”という安心感
“また帰ってきたい”と思えるつながり
そんな“関わりしろ”を育てていくのが、ブーメランカレッジです。
私たちは、地元が大好きです。そして、地元と関わり続けられる未来をつくりたい。
強い想いはあります。でも、まだまだこれからです。
そんな私たちのストーリーに加わりませんか?一緒に走り抜けていただけませんか?
みんなで一緒に、100年先の「ふるさと」をつくっていきましょう!
最新の活動報告
もっと見る【ご支援いただいた皆さまへ】お礼メールをお送りいたしました(ご確認のお願い)
2025/07/02 10:26【クラファン達成御礼】本当にありがとうございました!このたびは、当プロジェクトへの温かいご支援を本当にありがとうございました。おかげさまで、目標金額を大きく上回るご支援をいただき、無事にクラウドファンディングを終えることができました。メンバー一同、心より感謝申し上げます。【お礼メールを送信しました】本日(7月2日)、ご支援いただいた皆さまのご登録メールアドレス宛に、以下の内容を記載した お礼メール をお送りさせていただきました。・感謝のメッセージ・リターン(活動報告書・メールマガジン・イベント招待 等)の詳細・お名前掲載のご確認フォームのご案内【ご確認をお願いします】万が一メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダもご確認のうえ、下記までご連絡いただけますと幸いです。メールアドレス:info@bmr-college.comメールにてご案内している掲載名ご提出フォームはこちらから(〆切:7月7日17:00まで)【今後について】ゼミ本番は【2025年8月9日〜12日】に開催予定です。その後、活動報告書の発送や、メールマガジンの配信、プレミアム会員特典の限定公開など、順次リターンをお届けしてまいります。進捗はこの活動報告やSNSにて随時お知らせいたしますので、引き続き見守っていただければ幸いです。【公式Instagramでも日々更新中!】活動の舞台裏や準備の様子なども発信しています。ぜひフォローしてご覧ください!▶ ブーメランカレッジ公式インスタグラム今後とも、ふるさとと若者をつなぐ取り組みへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。改めまして、心より感謝申し上げます。学生団体ブーメランカレッジ メンバー 一同 もっと見る




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