こんにちは!
和歌山県で蝶(ちょう)の蒐集家(しゅうしゅうか)として活動している猪狩元気(いがり げんき)です。
私はこれまで、蝶の標本を集めたり、和歌山の自然を生かした観察会を行ったりしながら、
蝶の美しさや自然の楽しさを広める活動を続けてきました。
今回、もっと多くの人に「好きなことを好きと言える世界」を広げるため、
過去最大規模の個展を開催することを決意しました。
ぜひ、この挑戦に応援をいただけたら嬉しいです!
この個展は単なる展示ではありません。
「好きなものを好きと言える場所」を作り、
子どもも大人も胸を張って「これが好きだ!」と語れる空間にします。

蝶という入り口を通じて、自然の美しさや不思議さに触れる機会を増やし、
地域の自然資源や学びの可能性を広げる挑戦です。
特に今回は、和歌山県 紀美野町(きみのちょう)の蝶の調査データをもとに、
地域の自然環境を視覚的に伝える工夫を施します。
最初はただの趣味として、蝶の標本を自己満足で集めていました。
けれど、その標本を人に見せる機会が増えるうち、
子どもたちが展示を通じて昆虫や蝶に夢中になっていく様子を目の当たりにしました。
その中の一人、白石くん(当時 小学5年生)は特に印象的な存在です。
観察会に参加する白石君(小学6年生時)
白石くんの物語
「小学1年生から昆虫に興味があった僕は、猪狩さんの個展を見て、
“チョウってすごくきれい!自分も集めてみたい!”と思いました。
それから放課後や休日に採集を続け、中学1年の文化祭では集めた標本を展示しました。
友達から『すごくきれい』と言ってもらえたとき、
チョウの魅力を伝えられたことがとても嬉しかったです。
今では70種類以上、500頭以上の標本を集めました。
SNSで発信したり、将来は論文を書き、専門的に学べる大学に進学することを目指しています。
特に和歌山県では、チョウをはじめ昆虫の分布がわかっていないことも多いので、そこを解明していきたいです。」
このように、私の活動は一人の子どもの情熱に火をつけ、
その火は大人の想像を超えて、ぐんぐん大きくなっていきました。
そして私は思いました。
「こんな情熱を持った子は絶やしてはいけない。」
いや、そもそも火をつけたのは私自身なんです。
だからこそ、自分自身が「好きなことで生きていく姿」や「好きなものの魅力を語り続ける姿」を、大人として、挑戦者として見せ続けたいと考えるようになりました。
もっと大きな舞台で、もっと多くの人が「好きなことを好きと言える場」を作りたい。
その思いの先にあるのが、今回の過去最大規模の展示です。
2日間の開催で、のべ来場者数 1000人を目標にしています!
「私が、蝶が好きだからです!」

でも、それだけではありません。
理由は大きく3つあります。
①視覚的な多様さと美しさ蝶の羽は多種多様で、模様や色のバリエーションはまさに自然の芸術。
子どもから大人まで、見ただけで感動できる魅力があります。
②デザイン・アート・文学との結びつき蝶は古くから芸術や物語に登場し、人々を魅了してきました。
これまでの「昆虫展」にはない新しい切り口で、デザインやアート、文学に関心のある人たちにも響く展示ができると信じています。
③自然環境の学びの入り口蝶は環境の指標とされる存在。
蝶がいる場所を観察することで、その地域の自然環境が見えてきます。
展示を通じて、自然を守る意識や学びのきっかけを提供できると考えています。
ぜひ、あなたにもこの世界の扉を一緒に開いていただきたいと思っています。
見る人、支える人、挑戦する人――すべての仲間が必要です。
今回の展示はゴールではなく、未来への大きな一歩です。
『ファーブル昆虫記』のファーブルは、幼少期、野外での昆虫観察が大好きでした。
貧しいながらも独学で学び、その経験をもとに世界的な昆虫学者となり、昆虫行動学の基礎を築いていきました。
そんな熱量のある子どもたちを、これからも育て、増やしていきたい!
そう考えたとき、この個展開催には大きな意義があると信じています。
◆毎年恒例の夏イベント化「夏の虫イベントといえばこれ!」と呼ばれるような定番イベントを目指します。
◆巡回展や教育展開紀美野町文化センターだけでなく、県内各地の会場での巡回展や、学校・教育機関向けの出張授業、民間施設向けワークショップ企画へ展開。
◆和歌山発の自然・昆虫教育の拠点へ和歌山の自然の価値を発信し、次世代につなぐ拠点となる活動へ育てていきます。
皆さまからのご支援は、以下の目的で大切に活用させていただきます。
・会場利用料
・会場デザイン費
・ポスター・チラシ作成費
・謝金
・イベント保険
・CAMPFIRE手数料(総支援金額の17%)
※目標金額を超えるご支援が集まった場合は、次年度以降のイベント充実のために活用させていただきます。
6月4日(水)~8月5日(火) クラウドファンディング実施
7月26日(土)・7月27日(日) 個展開催( 紀美野町文化センター )
このスケジュールに沿って準備を進め、当日は最高の展示をお届けできるよう全力で取り組みます。
むし展~かわひらこ~
7月26日(土)、7月27日(日)
11:00 ~ 17:00
紀美野町文化センター
〒640-1243 和歌山県海草郡紀美野町神野市場217
※各種飲食の出店あります。
〇自動車でお越しの方
駐車場180台 有り(無料)
〇公共交通機関でお越しの方
・JR海南駅下車、車でおよそ35分
「高野山」方面に向かってください。
・JR海南駅下車、バスをご利用の場合
1. 海南駅より、大十バス「登山口」行き、「登山口」下車
2.「登山口」停留所より、コミュニティバス「高野線」乗車、「美里支所」下車
3.「美里支所」停留所より 徒歩およそ10分
・和歌山電鉄貴志川線、貴志駅下車、車でおよそ25分
貴志駅から紀美野町へ向かうバスはありません。タクシーをご利用ください。

2022年
・個展初開催:のべ来場者数340人
・イベント主催、講師活動開始
2023年
・冬の昆虫観察会主催
・標本づくりワークショップ開催
・チョウの調査ワークショップ講師
・水生昆虫観察会ワークショップ講師
2024年
・紀北筋巡回展:のべ来場者数:1800人以上
・NHK和歌山 ギュギュっと和歌山 特集
・テレビ和歌山 ちゃぶ台おかわり 出演
・テレビ朝日 私の幸福時間 出演
・和歌山新報、和歌山特報記事記載
ひょんなことから始めた個展が、気づけば大きな挑戦へと育ってきました。
正直、怖さもあります――でも、もう後には引けません。
ありがたいことに、これまで仲間たちに支えられてきました。
今回のクラウドファンディングでは、支援してくださる皆さまも「仲間」だと考えています。
昆虫少年・少女や、挑戦する子どもたちの未来のために。
そして私自身、二児の父として、挑戦する背中を子どもたちに見せるために。
どうか、私たちと一緒にこのプロジェクトを作ってください。
心からのご支援を、よろしくお願いいたします!
令和7年6月
蝶蒐集家/昆虫教育活動家
猪狩元気(いがり げんき)
最新の活動報告
もっと見る100%達成しました!
2025/08/03 08:00おかげさまでクラファンが100%を達成しました!本当にありがとうございます!いただいたご支援は・個展開催費用に充てさせていただきます。ここからの資金については、来年に向けての開催費用の充実となります。ありがたいことに来年についても開催の要望があります。継続的な運営をして夏の昆虫イベントといえば、を作れたらと考えています。是非ラストスパートの応援をよろしくお願いいたします!おすすめリターン【打ち上げスポンサー】https://camp-fire.jp/projects/846942/backers/new?id=1466888【むし展裏話zoom】https://camp-fire.jp/projects/846942/backers/new?id=1466903 もっと見る
個展が無事終了しました!
2025/07/30 08:007/26(土)、7/27(日)の2日間で行われました、むし展〜かわひらこ〜が無事に終了しました!2日間の来場者数はのべ1000人となりました!本当にありがとうございます!それだけの子どもたち、大人たちの笑顔を増やすことができた、この事実で胸がいっぱいです。紀美野町という、わざわざ来なければ行かないところに来ていただいて、楽しかったと言って頂けたのは本当に嬉しかったです。それだけ、コンテンツの強みを感じましたし、課題見えました。そんな課題を来年に活かすためにも、今回のクラファンは成功したい!残り69,280円で100%達成となります!次年度へ繋げるためにも、改めて応援お願いいたします。ご来場いただき本当にありがとうございました! もっと見る
【メディア掲載のお知らせ】
2025/07/17 19:01皆さまのご支援のおかげで、和歌山県下で広域の情報発信を担う、インターネット情報紙和歌山経済新聞さんhttps://wakayama.keizai.biz/headline/2856/和歌山県海南市では知らない人はいない、地域密着紙ツーカイネットスクラムさんhttp://2kai-scrum.net/img/backn-2025/sukupo63.pdfYahooニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/62c37a893ae50d19131aabaf8d11ee19b5f9e290に掲載されました!活動への関心が広がっていることをとても嬉しく思います。引き続き、応援よろしくお願いいたします。 もっと見る




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