


1900年代に日本で最初に水球の試合が行われて以来100年以上続く日本水球の歴史。当時から国際試合に参加するなど、日本水球も歴史の第一線に存在し続けてきました。
しかし、競技人口の主体はヨーロッパであったことから国際試合での成績は振るわず、存在感を出すことはできていませんでした。そんな中、ここ数年海外で活躍する選手も増えてきたこと、そして水球競技のルールも変化しつつあることも追い風となり、世界大会でも好成績を収める機会も多くなってきました。

日本水球の成績向上と比例し国内での注目度も上がってきており、代表選手がメディアで取り上げられることも。まさに日本水球界は今大きな転機を迎えていると言えます。


近年の日本水球界の活躍の背景には、体格差のハンデを埋めるための”超攻撃型の戦術”があります。
どれだけトレーニングをしても体格差を埋めることができないからこそ、できないところに固執するのではなく得意なところを伸ばそうという発想から生まれたこの戦術。相手のパスコースを遮断し、ボールを奪取した後に即攻撃に転じることで相手に休む隙を与えず、揉み合いになる前に加点を狙うというこれまでの水球界にはないスタイルで勝ち星を重ねてきました。

そしてこの日本の戦術は水球界全体も注目。より『観戦しやすい』『観ていて面白い』水球競技にするための試みとして、これまで揉み合いが中心になりがちだったルール自体を見直し、攻防戦術をより必要とするスタイルに変化。
世界基準が日本のプレースタイルに近づいており、ますます世界での日本代表の活躍が期待されます。
一見追い風を受けている日本水球界ですが、今後の成長のためにはいくつもの大きな課題を抱えています。

元々水球はヨーロッパが中心のスポーツ。ヨーロッパでは子供の頃から水球競技に親しむ環境が整っています。
その一方で日本は水中競技と言えば競泳が主流。高校生や大学生から水球に移行する選手が大半のため、世界と比較すると体格さはもちろん経験値でも大きく差がついています。
日本では競技人口が5000人ほどと、ヨーロッパ以外の海外諸国と比較しても圧倒的に競技規模が小さい日本水球界。今は高校生が主な競技層であり、その後も大学・社会人…と競技を続けていくための国内大会が少ないことが競技人口が増えない大きな理由の一つです。
今後国内での競技普及にも尽力し、ゆくゆくは各地にクラブチームを作り生で競技が見れる環境を整え、水球競技をより盛り上げていきたいと考えています。

水球競技は”公益財団法⼈ ⽇本⽔泳連盟(JAPAN AQUATICS)”に所属しています。
日本水泳連盟には水球の他にも競泳、飛込、アーティスティックスイミング、オープンウォータースイミング、日本泳法などの競技団体が所属。水球はもちろんこれら所属競技全体において国際大会での好成績が残せておらず、自ずと日本オリンピック委員会からの資金援助も減ってきているのが現状です。
しかし、資金が少ないと選手強化に使用できる財源も限られており、今よりも好成績が残せない…という悪循環に陥っています。

日本水球界は今後開催されるオリンピックでの好成績を目標に選手育成に取り組む予定です。その対象は現日本代表ではなく、3年後・7年後に日本代表に選出されるであろうU19の若手選手たち。直近の日本代表の好成績に背景にもやはり、若手からの育成強化があります。
世界で通用する若手を育成するためには、U19選手たちの海外での試合経験の機会をより多く作ることが必要不可欠です。

しかし現在、資金不足により『U19アジア選手権』への参加が危ぶまれています。この試合は2027年に開催されるU20世界選手権に向けたステップとなる重要な試合。そして世界選手権はいわゆるオリンピックの前哨戦。
つまり、全てが日本代表の目標とするオリンピックにつながる欠かせない試合です。
この試合への出場を逃すと若手選手の継続的な強化と実践経験が積めず、次世代の代表育成に大きな空白が生じてしまいます。
日本水球界の未来を担う若手世代の育成のために、ぜひ皆様のご支援をお待ちしています。
7名で構成されたそれぞれのチームがプール内に作られたコートの中でゴールにボールを入れ合い点数を競う競技です。

サッカーやバスケットボールのようにボールゲームを楽しみたい人、ラグビーやアメリカンフットボールのようにコンタクトプレーを楽しみたい人。そして競泳などの泳ぐスピードを楽しみたい人…。
これらの様々な要素が詰まったスポーツが水球です。これまで競技を見たことがないという方も、ぜひ一度この機会に水球競技に触れてみてください!

8月1日:プロジェクト公開
10月18日:プロジェクト終了
10月以降:順次リターン発送開始

今回ご支援いただた資金は、日本代表の海外遠征費用に充てさせていただきます。
※海外渡航費・人件費・食費・宿泊費 など

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
まだまだ日本ではマイナー競技である水球ですが、選手たちは日々スキルを磨きながら日本代表として大きな目標を胸に世界の舞台で戦っています。試合をメディアなどを通して見ていただく機会は少ないものの、ぜひこのクラウドファンデイングをきっかけに皆様が水球競技にも注目していただけると幸いです。
プロジェクトにご賛同いただける皆様のご支援が、若き水球選手たちの未来を大きく変える力となります。彼らが国際舞台で輝く姿を見守り、共に日本の水球界の発展に寄与することができることを心より願っています。
ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

最新の活動報告
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【最終日】最後の瞬間まで、ポセイドンジャパンとともに!
2025/10/18 10:00ついに、クラウドファンディングは本日が最終日を迎えます。ここまで応援し続けてくださった皆さま、本当にありがとうございました。この挑戦を通じて、多くの方々が水球という競技、そして日本代表の努力を知ってくださいました。残された時間はわずかですが、ここからが本当の「ラストスパート」です。まだ支援を迷っている方、これが最後のチャンスです。これまでご紹介してきたリターンには、デサント社製のTシャツ・ポロシャツ・タオルなどの応援アイテム、ステッカーやトートバッグなど日常で使えるグッズ、そして若手選手の育成を支援する【U19ジュニア代表チーム 事前合宿見学コース】など、どれも支援者の皆さまとチームをつなぐ“証”となるリターンが揃っています。ご支援の一つひとつが、未来の代表選手たちにとってかけがえのない力になります。今日この日、最後の瞬間まで、どうかポセイドンジャパンとともにいてください。あなたの想いが、次の世代の挑戦を支える原動力になります!▶ ご支援はこちらからhttps://camp-fire.jp/projects/847320/backers/new もっと見る
【終了まであと1日】未来の代表選手と、同じ空気を感じてください
2025/10/17 10:30いよいよ、クラウドファンディング終了まであと1日となりました。これまでご支援・ご声援をお寄せくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。多くの方がポセイドンジャパン、そして次世代の選手たちの未来に想いを託してくださいました。本日ご紹介するのは、特別なリターン【U19ジュニア代表チーム 事前合宿見学コース】です。2026年10月頃に東京近郊で行われる予定の合宿にご招待し、世界を目指して鍛錬を積む若き代表候補たちの姿を、間近でご覧いただけます。緊張感の中にも確かな希望が宿るその現場は、まさに「未来を育てる現場」。普段は見られないトレーニングやチームの空気を体感できる貴重な機会です。水球日本代表を応援してくださる方々にこそ、ぜひ体験していただきたいリターンです。▶ ご支援はこちらからhttps://camp-fire.jp/projects/847320/backers/new?id=1448796選手たちは、皆さまの想いを胸に、次の舞台を見据えています。最後の1日、どうかこの挑戦を多くの方に広めてください。そして、一緒に日本水球の未来を見届けてください。 もっと見る
【終了まであと2日】ポセイドンジャパンからメッセージが届きます
2025/10/16 10:00残り2日。ご支援・ご声援、心より感謝申し上げます。おかげさまで多くの方にこの挑戦を知っていただけましたが、まだまだ次の一歩に向けて支援を積み重ねていく必要があります。本日のおすすめは【ブロマイドコース】。選手たちのお礼メッセージと、クラファン限定のブロマイドが手に入るリターンです。今だけ手に入る特別な一枚をどうぞお見逃しなく!▶ ご支援はこちらからhttps://camp-fire.jp/projects/847320/backers/new?id=1448791一人ひとりの想いが、チームの原動力です。ぜひあなたの声で、選手たちを後押ししてください。 もっと見る





応援しております!!
水球グッズはほとんどないので、期待しています!
頑張って欲しいです