こんにちは。橋本佳樹です。
今回はリトアニアに関するイベントの情報をお届けします。
東京のお茶の水女子大学で「第1回リトアニア映画祭」が行われるそうです。
「第1回リトアニア映画祭」
日付
11月12日(月)上映作品「カウナス スギハラを、日本を想う」
11月19日(月)上映作品「エミリヤ、自由への闘い」
*入場は無料です。
一般来場者の方は事前にメールで来場を知らせる必要があるそうなので、ご興味のある方はぜひ詳細をチェックしてみてください。
http://www.ocha.ac.jp/event/20181102_01.html
「カウナス スギハラを、日本を想う」
このドキュメンタリーは、第二次世界大戦以前に両国の懸け橋となった4名の人物を通じて、日本・カウナスの関係を紐解くものである。まず福沢諭吉。彼は日本人で初めてカウナスについて言及した人物で、それについて自身の日記に書き記している。福沢は1862年に日本からの36名の使節団と共に列車でリトアニアを旅しカウナスにも立ち寄った。続いて1905年、日本について初めてリトアニア語で書かれた本の著者であるステポナス・カイリース。彼は大国ロシアを打ち負かした遠くの小国に魅了され、自らも独立を求めるようリトアニア人たちを鼓舞した。1929年、旅するジャーナリスト、マタス・シャルチュスは数回日本を訪れた後、さらにもう一度カウナスから日本へなんとバイクで向かうことを決意する。そして1940年外交官・杉原千畝がその勇気ある行動により両国を強く結びつけた。
「エミリヤ、自由への闘い」
1972年春、ソビエト連邦支配下のリトアニア第2の都市カウナスでは、若者が抗議行動を繰り広げている。子供時代の秘密を抱えて故郷を後にしたエミリヤは、共産主義体制への忠誠と自由を求める心とに引き裂かれつつ、女優を目指して舞台に立ち、やがて抵抗の象徴的存在となっていく。『ファイヤーハート怒れる戦士』(2011)の監督による、実話に基づくドラマ。
お近くの方はぜひリトアニアの文化や歴史をエンターテインメントを通して感じる良い機会になると思いますので、問い合わせてみてください。
それでは!
橋本佳樹 :)