ネクストゴール設定!
ありがたいことに、支援終了まで2週間以上ありますが、すでに85%を達成しました!たくさんのご関心、ご支援を寄せていただきありがとうございます。
少し気は早いですが、ネクストゴールを設定することになりました!
ネクストゴールは、150万円を目標額とします。達成した際には、公演Tシャツを作成し、支援コースに関係なく、支援者全員に、公演Tシャツをプレゼントさせていただきます。
公演Tシャツは非売品予定ですので、ぜひ、みんなでお揃いのTシャツを着ましょう!
ネクストゴール達成まで、引き続きどうぞ温かいご声援をお願い致します。
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はじめに
『⼣凪の街 桜の国』は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞を受賞した、
こうの史代⽒(『この世界の片隅に』著者)によるコミックを原作に、2017年に初上演した作品です。
私たちは戦争、特に原爆投下に関わる本作品を上演するにあたり、
「いつの時代も、どんな世代も、平和について意思表⽰してゆかねばならない」
という強い思いを持って公演に臨んできました。
2023年に初めて広島での公演を行い、現地の方からはもちろん、
日本全国の方から大変ご好評いただき、それを励みに劇団としての公演実績を積み重ね、
2025年夏、再び広島にて本作を上演することが決定しました。
戦後から80年を迎える今年。
被爆者数は年々減り、原爆のことを知らない世代も増えてきています。
戦争、原爆のことが歴史の教科書だけの出来事とならないよう、節目の今年改めて
『広島のある⽇本』で⽣まれ育った私たち⽇本⼈は、平和について知り、考え、
平和へのメッセージを発信していきたいと考えています。
広島公演の劇場「広島県民文化センター」は、原爆ドームから約300mと目と鼻の先にあります。
たくさんの御霊が眠るこの地で、“平和は何にもかえがたい”というメッセージに共感する
多数の出演者と共に、2度目となる広島公演実施に向け、クラウドファンディングを実施致します。
この作品について
広島のある 日本のある この世界を愛する すべての人へ――
石川七波は、近頃の父の不審な行動をアヤシんでいた。
ある日、「散歩に出る」と家を出た父を尾行してたどり着いたのは、
東京から何百キロも離れた土地、広島だった!
父は、広島で様々な人を訪ねてまわる。
それは広島で被爆し、亡くなった姉・皆実を追悼する旅だった──
昭和30年、人々は日常を取り戻しつつあるが街にも人にもまだ傷跡が残っていた。
家族の多くを原爆で失った皆実は、淡々と日々を過ごす。
ささやかな暮らし……淡い恋……
一歩を踏み出そうとする彼女を苦しめる“原爆の記憶”……。
現代と昭和を生きる二人の女性が、ヒロシマを舞台に魂を大きく震わせる。

©こうの史代/コアミックス
原作は、大ヒット映画『この世界の片隅に』のこうの史代氏によるコミック。
第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞受賞、
2007年には佐々部清監督により、人気女優を起用し映画化もされています。
戦争とは、原爆とは、そして平和とは何だったのかを問う名作です。
脚本・演出は、映画『子猫の涙』(武田真治・広末涼子出演)、
『女の子ものがたり』(深津絵里主演)など、
どんな境遇にあっても強く生きる人物を鮮やかに映し出し、
温かい人間模様を繊細に描いた作品を生み出してきた森岡利行が務めます。
公演概要
“STRAYDOG”Produce『夕凪の街 桜の国』
原作:こうの史代『夕凪の街 桜の国』(ゼノンコミックス/コアミックス)
脚本・演出:森岡利行
【広島公演】2025年8月2日(土)〜3日(日)
※7月17日(木)〜21日(月・祝)は東京公演有り。
※8月3日(日)にはONE VOW FILMS JAPAN主催の同演目を上演。
詳細は“STRAYDOG”ホームページにて。
https://www.straydog.info/stages/straydogproduce-夕凪の街-桜の国/
資金の使い道
本公演はすでに準備が進んでおりますが、
現在の予算では、特に広島への交通費・宿泊費を確保することが難しく、
今回クラウドファンディングを立ち上げるに至りました。
いただいたご支援は、キャストやスタッフの広島への交通費・宿泊費、CAMPFIRE手数料、
リターン制作費、送料に使用させていただきます。
【脚本・演出 森岡利行より】

脚本・演出の森岡利行です。
本作品は当初、コミックが上梓された当時、映画化したいなと考えていました。それはわたしの監督ではなく故・佐々部清監督の手によって映画化(2007年)されました。映画は麻生久美子さんと田中麗奈さんが主演で原作に沿った素晴らしい作品となりました。
その後、こうの史代先生は新たな作品を書かれました。そちらはアニメ映画となりました。「この世界の片隅に」(2016年)です。わたしは当時、吉祥寺でお芝居の稽古をしていたのですが、丁度、近くの映画館で上映されているのを知り、観に行きました。それも何かの運命だったのかもしれません。わたしは日頃、アニメは観ません。それが、足を運んだというのはまさしく縁と運だと思います。舞台や映画の神様が降りてきて「観とけ」と頭に訴えてきたのです(笑)。素晴らしいアニメでした。数少ないわたしのアニメ映画鑑賞第一位となりました。といっても、「千と千尋の神隠し」くらいしか観てませんが(笑)。
そして、またまた舞台の神様がわたしの脳に訴えてきました。「映画じゃなきゃ、舞台でやれば」と。早速、「夕凪の街 桜の国」のコミックを紐解き、わたしなりに映画とは違うアプローチで舞台台本に起こしました。原作の舞台化の許可を頂くため、出版社でこうの先生と対面しました。優しい目をした方で、ご自身が描かれるヒロインとどこか似ていました。
広島にも取材に行きました。作中に「また宮島へ行こうね」というセリフがあり、初めて宮島にも行きました。平和記念公園は18歳くらいの時に、母方の祖父が広島に入院していたので一度、来たことがありましたが、記憶は薄れていました。原爆ドームの前に佇み、その景色を眺めていると、空から「語り継いでください」と言われているような気がしてなりませんでした。
初めての上演は2017年に東京と大阪で行い、2023年には新国立劇場と初めて広島で上演しました。劇場は原爆ドームの真裏にある広島県民文化センターでした。正直、広島で上演するのは怖かったです。実際に被爆された方や、その子孫の方々がいる中で、原爆の話をやるということは……。それでも広島の方々が背中を押して下さり、上演することが出来ました。
年々、語り部といわれる方々が少なくなっていきます。その上で、毎年、広島で上演し海外の方にも観て頂きたいと思っています。そのカタパルトになるように今回も広島で上演いたします! 是非、みなさんのお力添えをお願いいたします!
【出演者より】
西脇彩華
忘れられない夏が2年ぶりに帰ってきます。
前回はほぼ初舞台にして初主演を務めさせていただきました。
自信なんてこれっぽっちもありませんでしたが、皆様からのたくさんの応援に大きな力をいただき、ただただ自分が小さな頃から学ばせてもらった原爆や戦争について感じてきたものや自分の中の誰にも負けないといえるくらいの"広島愛"を信じて演じさせていただきました。
そんな中でなによりも感じたのは共演する皆様の役者魂。稽古から本番に至るまでの役づくりを経て本番の頃にはまるで全員が広島に生まれ育ったかのように広島や広島の方々に思いを寄せて表現をしてくれたその姿に私自身が一番胸を打たれ、広島人としてありがたく、表現者としても素晴らしい経験をさせていただきました。
そうして大切に物語を繋いできた歴代のキャストの皆さんの"想い"のバトンを受け継いで、
またこの先も語り継がれることを願い、私が(私達が)見てきた広島の景色を全力でお届けします!
肥後克広(ダチョウ倶楽部)

この令和の時代に、そして戦前と言われる時代に、こそ、この作品は大変に意味のある作品です。
スタッフ、キャスト全員で平和へのメッセージを送ります。
ぜひ受け止めて下さい。
みなさまのお力添えと応援の、程をお願いいたします。
國森 桜(劇団4ドル50セント)
この度、2度目の平野皆実役を演じさせて頂きます國森桜です。2021年の時に演じた皆実を更に愛し、深く丁寧に演じたいと思っています。戦時中の事を語り継ぐ人が少なくなってきた今、体験はしていない私ですが、聞いた事や見た事を全てをかけてお届け出来るよう精一杯頑張ります。皆様と劇場でお会いできることを楽しみにしております!
勇翔
前回の公演を観劇していたのでお話をいただいた時、嬉しさもありつつ重要な役割を任されたと思いました。今年は被爆から80年という節目の年。皆様に戦争や核について改めて考えていただけるように、そして日本の歴史上重要な出来事を風化させないようにしっかり伝えていきたいと思います。
馬越琢己
僕は幼少期、祖父母と共に生活をしており、祖父が戦争に出征した時の話や、祖母が工場から見た原爆の話を直接聞いていました。
幼い頃の記憶ではありますが、戦争の恐ろしさを強く感じたことを今でも覚えています。
この度、祖父母も抱いていた想い、そしてその情景を表現した作品に出会えたことを大変光栄に思っています。
この作品を通して、僕も次世代へメッセージを届けられるよう、真摯に向き合っていきたいと思っています。
下前祐貴
僕の祖父母が広島在住ということで、幼い頃は毎年のように広島に足を運んでいました。
その際に訪ねた平和記念資料館や原爆ドームの歴史は今でも胸の中に残っています。
この歴史的な出来事を風化させないために物語を通して、そして役を通して伝えて
いく機会をこの度与えてくださり、本当に感無量の気持ちでいっぱいです。
責任持って向き合いながら皆様にお届けしたいと思いますし、広島で出来るのも素晴らしいご縁、
精一杯頑張りますので、作品共々応援のほどよろしくお願い致します。
長谷川 幹
「夕凪の街 桜の国」本当に観ていただきたい作品です。
2023年の公演で僕は裏でいろんなお手伝いをさせてもらっていました。
この作品の稽古や映像は何回も見たはずなのに、広島公演でピンスポットをやりながら
誰もいないピンスポルームで号泣したのをはっきりと覚えています。
僕は昨年特攻隊を演じて、戦争についてたくさんのことを知りました。
より一層強くなった平和への想いをのせてやらせていただきます。
舞台はやっぱり生で観ていただきたい。
本や映画とは違うなにかを届けられると思います。
この作品を通して平和を考えたり
過去を知るきっかけになりますように。
応援宜しくお願いいたします!
森岡里世
私がこの作品に出会ったのは2017年の初演に出演させていただいた時でした。
今まで史実として自分の中にあったものが、それ以上のものとなって今も心にあり続けています。
この8年間、再演全てに携わらせていただき、何度も別のお仕事でも訪れた広島の美しい景色、
気持ちの良い風、あたたかな時間が流れる大きな川。
全てを感じて想いは募るばかりでした。
忘れてほしくない事を、精一杯お芝居にのせてお届けしたいと思います。
池田裕楽(STU48)
昭和20年8月6日広島に原爆が投下されてから、今年被爆80年を迎えます。
私は広島県で生まれ育ちました。
広島は、海山空がとても綺麗で
自然豊かな場所です。
この景色は、たくさんの方々が
いろんなことを乗り越えてきたからこそ、こうして今平和に過ごせています。
つい80年前、私の家族がみたこの景色は、空から飛行機が突然現れて、
空襲の鐘を鳴らし爆弾の爆風から幼い私の祖母を守った曽祖母、
戦争から命からがら帰ってきた曽祖父、
そしてその命のバトンを受けて、今私がここに居ます。
今回私はその時代の中で、明るく前向きに、夢に向かって生きた女性を精一杯演じさせていただきます。
後藤夕貴
この作品に出会い、広島公演にも参加させていただけること、とても素敵なご縁を感じております。
当時のことを思うだけで、とても悲惨であり、胸が張り裂けそうな思いでいっぱいになりました。
それと同時に絶対に忘れてはいけない過去であり、後世に伝承するにはこの歩みを止めてはならないと改めて強く思いました。
大変恐縮ではありますが、この作品を通して語り継ぐお手伝いをさせていただき、みなさまにも劇場に足を運んで頂けますと幸いです。
精一杯努めさせていただきます!応援のほどよろしくお願いいたします!
諸塚香奈実
終戦から80年。
わたし自身戦争を知らない時代を生きていますが原爆の恐ろしさ、戦争によってたくさんの被爆者がでたという事実は絶対に忘れてはいけないことだと思います。
この作品を通して被爆者の心に寄り添い、戦争というものがどんなに恐ろしいものだったのかを知り、皆様に伝えていきたいと思っています。
当たり前にくる毎日に改めて感謝し、精一杯この作品に向き合っていきたいと思います。
赤松美空
以前観劇してからずっと心に残っていた作品に今回東京公演に出演させていただけて、本当に嬉しいです。
この作品に参加できることに感謝をし、精一杯、実際に起こった戦争、そして原爆のことを現代に伝えられるよう、誠心誠意努めさせていただきます。
ぜひ広島公演応援してください!
中原和宏
昨年、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことは大変喜ばしいことでした。しかし、それでも核兵器廃絶への道は遅々として進まず、殊に唯一の被爆国たる日本の政府はこのテーマに前向きとはとても言えず、おまけに原発推進まで打ち出している。
「何言ってんだ ふざけんじゃねえ
核などいらねぇ」
"ラブミーテンダー" 忌野清志郎
リターンについて
観劇チケットや、クラウドファンディング限定の公演グッズ付きのコース、
セットにご自身のサイン入り色紙を掲示し作品の一部になれる没入感満載のコースや、
ゲネプロ観劇&キャストとの集合写真コースなど、
より公演を楽しめるコースを多数ご用意いたしました。
<6/9更新!>
【"STRAYDOG”メンバーとの打ち上げコース】
実施候補日:8月23日(土)or24日(日)となっております。
支援後のキャンセルはできかねますので、ご予定をご確認の上、ご支援ください。
各コース、注意事項をご一読の上、ご支援いただけますと幸いです!
最後に
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます!
『夕凪の街 桜の国』という素晴らしい作品を上演できることをこうの史代先生、出版社の皆様に感謝いたします。
そして舞台としての本作を1人でも多くの方にお届けできるよう、関係者一同最後まで、魂を込めて臨みます。ご支援いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
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80年目の8月15日
2025/08/15 09:5480年目の、この日を迎えました。改めてまして、7月の東京公演、8月の広島公演全10ステージをご支援いただきました皆様ありがとうございました。今年の『夕凪の街 桜の国』は、出演者・スタッフ一同、並々ならぬ想いで臨みました。原爆がもたらしたもの、平和を守り続けるために今を生きる私たちが考えなければいけないこと、全員が作品に、過去に、広島に向き合って生き抜いた2025年の夏でした。東京・広島合わせて、総勢65名でお届けした平和への祈りのバトンが、この先もずっと続いていくことを願って“STRAYDOG”ではこれからも作品づくりに邁進してまいります。原作・こうの史代先生、コアミックスの皆様、本作を応援してくださった皆様、スタッフの皆様、キャストの皆様、すべての人に愛と感謝を込めて。広島のある 日本のあるこの世界を愛する 全ての人へ── もっと見る東京公演、終幕!
2025/07/24 17:39こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
祝!目標額達成でクラウドファンディング終了!
2025/07/01 09:00クラウドファンディングの募集期間が終了しました!61名の支援者の皆様のおかげで、目標額の129%を達成することができました。皆様のご支援を支えに、まずは約2週間後に迫った東京公演、そして約一ヶ月後の広島公演まで、誰一人欠けることなく全力で魂を燃やしてまいりたいと思います。リターンで事前の送付物がある方は7月3日(木)までに発送予定ですので今しばらくお待ちくださいね。引き続き、舞台『夕凪の街 桜の国』をよろしくお願い致します! もっと見る







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