RAHKassociates

2017年より建築設計と人間工学の視点で、日常の｢あったらいいな｣を提案する設計事務所です。

初の｢秒数計測｣で速さを証明！

コイン・紙幣・カード別々ではなく、日常に即した実用動作モデルで初めて秒数計測しました。

｢財布の開閉｣と｢お金カードの移動｣以外を極力なくした迷いのない決済。リズミカルでスッキリとした「最適化した支払い動作」です。

誰もが自然に速くなります。速いだけではありません！
最小クラスの　幅　８．９cm ×長さ ９．４cm
最薄クラスの　厚さ０．８cm（未収納）
収納しても最薄級 1.8cm ( 紙幣15・ｺｲﾝ15・ｶｰﾄﾞ10)

極限収納力は紙幣25・ｺｲﾝ22・ｶｰﾄﾞ12で薄さ2.4cm
長財布にも遜色なし！

＜「速さ｣の理由＞
支払いの各シーンに革新の特許技術

※Tri-Laの特許は、申請中ではなく登録済みです。
(特許登録7535222）

●人間工学に基づいた新しい開閉方法
シンプルアクションで、一瞬で開閉。(特許）指で数ミリ押すだけの瞬間ロックと瞬間解除。見なくても片手でもできる初めての快感開閉です。

●大角度の紙幣出し入れゾーン
２方向を完全開放。開口部に合わせる必要なし！出し入れは広い「ゾーン」で！
紙幣を合わせるストレスがなくなりました。

●コイン流し入れ機能
浅型ポケットでもコインを流し入れ(特許)

コイン出し入れの弱点を圧倒的に改善。入れやすくてスッととれる「地味に神」の機能。

●ガイド型カードポケット
ポケットのガイドで簡単に扇形に。（特許）サラリと広げてスッと取り出し。他のカードがずれ落ちるトラブルも防止します。

●コインの散乱抑制
うっかり落としてもコインの散乱を抑制。（特許）傾けても落としても大丈夫、安心の自動閉鎖構造。

＜ミニ財布の五原則＞

これまでのミニ財布は「小さく･薄く･軽く」。
そこに「速く･安心に」が加われば理想です。
Tri-La（トライラ）は｢ミニ財布の5原則｣最高レベルに挑戦、さらに「最速」に特化しました。
｢最速｣とは｢究極の使いやすさ｣と考えるからです。

これらはみな、手間と時間・ストレスの要因です。

＜「最速」のための最小＞

小さくても手間がかかるなら意味がありません。
最小・最薄・最軽量級のスペックは、軽快な操作と明瞭な視認性で速さをアシスト。

パンツの前ポケットでもお尻ポケットでも胸ポケットにも、シルエットを崩さずスムーズイン。

＜「最速」の形態と構造美＞

二つ折り×マネークリップの融合型フォルム
縦横最小なら三つ折り財布が有利。しかし厚さと自動支払い機でお札がエラーになるリスクに配慮して、｢最速で最薄｣の形態を求めて研究しました。「速さ」の構造美二つ折りの収納力と、マネークリップ構造がもたらす自動閉鎖機能で散乱不安の払拭。速さに安心を加えた理詰めのフォルムです。

＜左利きバージョンも準備＞

より多くの皆様にお使いいただけるよう、右利き用と左利き用をご用意しました！

＜「最速」の配置＞

迷いなくスムーズに判断！｢中身が見える｣タテ型
どのポケットも中身が見えて状況を一望できるとともに、縦並びポケットで作業視野から余計な情報をカット。他のお金やカードが見えずクリアに判断できる視野と、他のポケットに掛からない独立した動線を設計しました。

すべてのポケットで収納物の一部が見えます。

Tri-Laは、見たい対象だけが見える視野設計です。

＜素材へのこだわり＞
オール栃木レザー！＋Made in Tokyo!

「最速｣を目指すから触感も重視。多くの候補から、手になじみやすく滑らない良質なヌメ革タンニン鞣しの栃木レザーで作り上げました。機能美を際立たせるソリッドな質感は、持っているだけで心が躍ります。

ブラウン

ネイビートーンブラック

評価抜群の栃木レザーは革を傷めないピット鞣しの後、ドラム染色で芯まで染め上げたフルベジタブルタンニンレザー。適度なつや感とオイル感でTri-La(トライラ)の機能とフォルムを引き立てます。オイルを含んだしっとりしなやかな触り心地。アイロン掛けで銀面（吟面）に適度な艶を与え、美しく仕上げています。

使用変化で深み（エイジング）を生み出し、愛着をも深めます。

科学とクラフトマンシップの融合・革職人の街「蔵前」の精鋭たちがコバも美しく仕上げました。

専用ケースに栃木レザー正規品を示す通しナンバー付き「赤札」を添えて、お届けいたします。

＜最速を目指すから収納を充実＞

気に入った財布は日常生活の相棒。だから「収納力をサイズの犠牲に」したくありません。
アンケートでは現金10万円分・カード10枚を収納すれば8割のユーザーをカバーします。
Tri-La(トライラ)は、推奨収納量を紙幣15枚・コイン15枚・カード10枚に設定。（紙幣は一万円札9枚、五千円札1枚、千円札5枚・コインは999円を想定）

このとき厚さ18ﾐﾘ、胸ポケットにも収まります。

また、機能とデザインを失わないギリギリの「限界収納量」は紙幣25枚・硬貨22枚・カード12枚。
頼もしい容量はミニ財布では驚異的。長財布に比べても遜色のない収納力です。

このときの厚さは24ミリ。しかも特殊構造でコインによるポッコリした膨らみや歪みがなく、デザインバランスを保ちます。
（※コインを一列に並べ紙幣をポケット奥まで差し入れています。）

緊急事態で極限収納したときのフォルム↑この中に、これだけ収納されています！

厚さは24ミリ

＜「最速」の行動設計＞

●フルオープンポケットで全体把握
Tri-La（トライラ）はフタやファスナーがないのでポケット開閉がゼロ。
0.46秒でダイレクトアクセス、一望で「状況把握できる！｣と直感する構成です。

●最速の識別
Tri-La(トライラ)のポケットは収納物の一部をあえて見せる構造。ポケットを広げて覗き込まなくても対象を特定でき、時間とストレスを削減しました。

動作はすべてが斜め上からの最短動線。
優れた長財布と同様、明解で取り出しやすい操作性です。
ポケットは上から支払い順に並び、作業視野には見たいものだけ、出し入れ動線も交錯しない。片手で全てを出し入れできるので持ち替えゼロ！
ポケット開閉ゼロ・持ち替えゼロ・同一動作・単動線・明解な視認性・迷いないレイアウト。この行動設計が支払い動作を最適化しました。

＜「最速」の開閉＞

既存の開閉は両手を使う上に、時間とストレスを増やすリスクがありました。

　◆ファスナーは引き回す動線の長さと、紙幣を引っ掛けて破損させるリスク
　◆バネホックは開閉時の革への負荷、閉めるときの穴合わせ手間、緩み留まらなくなるリスク
　◆がま口金具は閉める時にお金を挟さみ、携帯時に体重等で金具が変形し使えなくなるリスク
　◆ばね口は、コイン以外の開閉には適しません
　◆財布の一部を本体に引っ掛ける構造は引っ掛けが難しかったり著しい本体変形を伴うリスク
　◆ギボシは、革の引張り負担が大きく、穴が緩み留まらなくなるリスク

Tri-La（トライラ）は業界では初めて、縫製用前カンで引っ掛け式を改良し、操作性と耐久性を飛躍的に向上しました。

僅か数ミリたわませるだけで開き、同じ動作で閉めもできる。片手だけでも操作可能。
さらに触った感触で、財布を見ずに開け閉めするブラインド操作ができます。
レジ前で表示の金額を確認しつつ片手で財布を開けられます。閉じたとき前カンは受けスリットに収まるだけ。革への負担は最小限です。

＜「最速」の逆転デザイン＞

浅型コインポケットはカブセやフタが出し入れの邪魔になり薄い財布の最大の弱点。手間とストレスが増えるとされています。

Tri-La（トライラ）はカブセを無くし、ポケットの奥を延長して硬貨受けを作りました。コインの出し入れの時間とストレスを大幅に軽減遮るモノがなくなり開口ゾーンが広がってざっくり受けてザラリと流し入れる構造に。心理的にも入れやすく、弱点だったポケットは逆に支払いの時短ポイントになりました。

＜「最速」のための「安心」＞

＜散乱抑制＞
財布の不安は逆さにしたり落としたときのコインの散乱。オープンポケットならいっそう心配です。
Tri-La(トライラ)は、指が外れると即座に財布が閉じる特許構造でコインの移動をブロック。効果的に散乱を抑制します。※強く落としたり落ち方によっては抑制しきれないことがあります。

散乱抑制は、オープンポケットでコインをこぼさない機能。
外皮の曲げ強度と、外皮をポケットにつないだ引張り力で指を離すと財布が閉じる仕組みです。

うっかり逆さにしたり落とす時は指が離れるので、即座に閉じてコインの移動を抑えます。閉じる力は軽く指で開けておける程度に調整しています。

＜緊急事態対応＞
五百円玉や五千円札でもらうつもりのお釣りが、バラ銭・バラ札で返ってくる想定外状況。
ちょっと焦りますね。緊急事態に備えて、紙幣２５枚、コイン２２枚、カード１２枚の極限収納力を用意しました。
せっかく収納しても、財布の一部が膨らみ歪んでしまったらガッカリです。
Tri-La（トライラ）は極限収納でもデザインバランスを損ないません。厚くなってもデザインバランスを崩しません。その秘密は、閉じ金具｢前カン｣の余裕度。
上部外皮材は下部よりも２ミリ長く作られており、ロック時の前カンには長さにも余裕があります。極限収納時の厚さや携帯中の変形には、その余裕分で対応する構造です。

お尻ポケットで体重がかかってもしっかり対応！

＜パーツすべてが二重の役割＞

Tri-La（トライラ）の薄さ・軽さには理由があります。実はパーツはすべて2つ以上の機能を果たしています。　

これによりパーツの数を最少限にでき、薄さ・軽さとTri-Laの機能を両立させます。

＜内側もキレイなポケット＞

ミニ財布のポケット内側はザラザラした床面が多く汚れがちです。コインポケットはわずかな期間で黒ずみます。Tri-La（トライラ）は革を折り返すアイデアで、内側もキレイで滑らかな「吟面」で構成、汚れが付きにくくなりました。浅型ポケットはコインが増えると中央が孕んでこぼれそうになりますが、中央の強度も増しました。

＜９０度開放、紙幣出し入れゾーン＞

紙幣ポケットは上部と片側がフルオープン。紙幣の上部を抑えるカブセもなく出し入れ角度が９０度にもなります。ざっくり入れればしっかり納まる！
限られた開口部に紙幣を合わせるストレスを解消しました。

＜紙幣も識別＞

紙幣の上部の先端長さで種類を識別できる上、持ち替えなしで広げられ、視認しながらの取り出しもスムーズです。

＜紙幣をきれいに保つ＞

財布を閉じると、コインポケットの厚さで紙幣に折り目が付きません。
また、硬貨受けが紙幣とコインの接触を妨げるので紙幣がコインで汚れることもありません。

＜扇形に広げるガイド型カードポケット＞

一枚目のカードはポケット正面の斜めカットで識別できます。使用頻度の高いカードはここに。

複数の中から探すときは、カード全体を一旦ポケットのカット方向に取出し、カードの角をポケット下隅のスリットに合わせてズラせば自然に扇形に広がります。斜めカットや下隅のスリット位置がガイドになります。タテ出しなのでカードを抜くとき他のカードが引きずられて落ちてもポケットの中に納まります。横出しは、一緒にずれるとそのまま落下しがちです。

Tri-La（トライラ）の始まり

素材・デザイン・サイズ・アイデア、様々な視点から優れたプロダクトが生まれているミニ財布。私たちも愛用しています。愛用するからこそ、小さなストレスが積み重なる感覚をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私たち建築設計者は常々「人が自然に行動する空間」を考えます。愛用の財布をふと見直したとき、小さなストレスの原因を解き明かし建築的に再構成してみたいと思いました。

財布の「使いやすいさ｣を数値で示すなら「時間｣になりますが、当社の調査では「支払い時間の短縮」を徹底した先行事例は確認できませんでした。
私たちは「支払い行動」を綿密に観察・実測した結果、｢速さ｣を求める方針を、
「作業数を減らすこと」
「動作そのものを自然にすること」
「迷わず判断できること」と結論づけました。

支払いの最少限作業は、財布の開閉・お金カードの移動の二つです。その他のフタの開け閉め・持ち替えをなくし、探す時間を効率化すること。これを最小限の空間で構成すること、それが目標になりました。
開発には「形・寸法のわずかな差が人の動きを変える」という建築設計の経験と人間工学の「人が無理なく動ける寸法と視野」の成果を活用しました。

まず、支払い作業を最少限に凝縮し、最も単純な作業モデルを作りました。そのモデルに合わせて財布を構成すると、実は「オープンタイプの長財布」が理想に近いと分かりました。
つまり「最速」を目指すことは「ミニ財布に長財布の長所を取り込むこと」でもありました。

その一方で、ミニ財布ならではのメリットも理解できました。
スマートフォンは持ち替えることなくもう片方の手首から先を円弧状に動かして操作しますが、その動きは人間が最も動かしやすい動作の一つ。ミニ財布ならばそれが簡単です。

また、オープンな長財布にはごちゃつき感がありました。人の視野は横長のため、長財布の作業視野には対象以外の情報が入りこみ、思わず気がとられがちです。ミニ財布のタテ型配置なら、視野の左右から判断を迷わす情報がなくなり、クリアに作業を選択できます。瞬間開閉機能と共に長財布を凌駕するメリットです。試作は３０回を超えました「財布を開けずにカードを出し入れする機能」については、意見が分かれました。開けずにできたら確かに便利に思えます。実際はどうなのか観察分析すると、その多くがカードを落とさない仕組みを解除します。比べるとその操作よりトライラの瞬間開閉の方がはるかに速いことが分かりました。なにより、利用明細の収納のため結局財布を開けることから、ウリにはなるが遅くなる。「最速」のためには、カードの手際よい探し方に注力することになりました。スリットがガイドする効率的な扇形スプレッドTri-La（トライラ）はこうした行動設計で支払い動作を最適化し、革製品業界の様々な常識や価値観とのすり合わせでブラッシュアップされました。科学と実証・特許技術が生み出したミニ財布五原則の結晶、皆様の日常にぜひお届けしたい一品です。

革のライフマークは生きた証

原料の革には、その個体が生活していた名残りのキズやシワ、血管の跡などが見られます。
それを見ると、この子はどんな子でどんな生活をしてたのだろう、と想像をたくましくしてしまいます。
いろいろな呼び方がありますが、私たちはその生きていた証を「ライフマーク」と呼ぶことにしました。

製品としてふさわしくないものは取り除いていますが、お手元に届くTri-La(トライラ)には、目立たないライフマークがついていることがあります。どうかご容赦下さい。それがあることでより多くの人にお届けでき、世界に二つとないあなただけのTri-La(トライラ)になっている、と受け止めていただければ幸いです。

仕様・スペック

【サイズ】
幅8.9cm　長さ9.4cm　厚さ0.8cm　重さ36g
（自然素材のため、若干の誤差が生じます）

【材質】
牛革：植物タンニン鞣し （栃木レザー）
金具：前カン　真鍮

【カラー】
トーンブラック・ネイビー・ブラウン

「特許登録7535222」実用化製品

製造国：日本

ご注意：
本製品はヌメ革のため使用変化（色や風合いの変化・凹凸のアタリ）がございます。　

リターン品について

Tri-La（トライラ）完成品トーンブラック

Tri-La（トライラ）完成品　ネイビー

Tri-La（トライラ）完成品　ブラウン　

左利き用・右利き用をお選び下さい。【超早割】限定50個　￥17,820　
Tri-La（トライラ）完成品　1個
標準価格¥24,200　26％引き

【早割】限定100個　￥18,480
Tri-La（トライラ）完成品　1個
標準価格¥24,200　24％引き

【ＣＦ割】限定200個　￥18,920
Tri-La（トライラ）完成品　1個
標準価格¥24,200　22％引き

お届け時の梱包内容（クリックポストで配送。）

スケジュール

 7月　：クラウドファンディング開始
 8月　：クラウドファンディング終了
 9月　：リターン製造開始
11月    ：下旬リターン発送開始
12月　：リターン発送終了

最後に

Tri-La（トライラ）プロジェクトに関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
私たちはこの財布を「お金の入れ物」であると同時に、使う人に寄り添う「小さな建築」と思い設計しました。
財布には「長く愛されてきた型」がありますが、私たちはあえてそれを一旦捨て、新たに「速さ」を軸にして「本当に必要な動作は何か？」の視点から科学的なアプローチを心掛けました。

Tri-La（トライラ）の“速さ”を伝えるために、プロジェクトページにいくつもの動画を掲載しています。読み込みに少し時間がかかったと思いますが、ご容赦下さい。

そして試用と改良を重ねる中で、私たちは思いがけずこんな感覚を覚えました。

財布に合わせて手を動かすのではなく、財布が手を自然な動作に導いてくれる・・・
僅かな動作で開け閉めでき、どうすれば良いかすぐにわかる
小銭入れが深くて広げないと分からない、カードが分散されていて探すのが大変、等々の些細なストレスが解消され霧が晴れていくような感覚です。

私たちの目標は、誰もが手際よく、気持ちよく使える「最速で、最小のミニ財布」。
小ささや、ストイックなフォルムの美しさ、素材の良さなどお伝えしたいことはたくさんありますが、なによりレジ前で感じる余裕、シンプルな動作で作業が洗練されていく「体験」を提供させてください。
ぜひお手に取っていただき、科学と革新に裏付けされた使う快感を感じていただけたら、私たちにとって最高の喜びです。

チーム一同、心よりお願い申し上げます。