ヒンド・ジューダさんの詩集出版とuntold palestine展示会の資金調達

ガザ・パッセージのCAMPFIREプロジェクトの第3弾! ガザの詩人 ヒンド・ジューダさんの日本初公開詩集の出版費用の調達と6月(または7月)に開催するuntold palestineの写真展の費用調達が目標です。本の売上はヒンドさんに、写真展の売上はYura Visualsに寄付します。

現在の支援総額

784,000

112%

目標金額は700,000円

支援者数

98

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/13に募集を開始し、 98人の支援により 784,000円の資金を集め、 2025/07/30に募集を終了しました

ヒンド・ジューダさんの詩集出版とuntold palestine展示会の資金調達

現在の支援総額

784,000

112%達成

終了

目標金額700,000

支援者数98

このプロジェクトは、2025/05/13に募集を開始し、 98人の支援により 784,000円の資金を集め、 2025/07/30に募集を終了しました

ガザ・パッセージのCAMPFIREプロジェクトの第3弾! ガザの詩人 ヒンド・ジューダさんの日本初公開詩集の出版費用の調達と6月(または7月)に開催するuntold palestineの写真展の費用調達が目標です。本の売上はヒンドさんに、写真展の売上はYura Visualsに寄付します。

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自己紹介

皆さま、はじめまして。そして以前ご支援くださった皆さま、ご無沙汰しております。
今回、「ガザ・パッセージ」では
新刊の出版とuntold palestineの写真展の開催を計画しており、
第三弾目のCAMPFIREを立ち上げることになりました。

詩集の表紙と帯
表紙と中の写真はヒンドさんが撮影

私たちは2024年2月にPassages Through Genocideというガザの作家の日記やエッセーを掲載するウェブサイトの日本版プロジェクト『Gaza Passages(ガザ・パッセージ)』を立ち上げました。

この『Gaza Passages』という名前の由来は「Passages Through Genocide」というサイトから採りました。「Passages Through Genocide」というウェブサイトはオンライン上の集団で、主にガザや世界各国に住むパレスチナ人によって、ガザで何が起きているのかを世界に知らせようと立ち上げられたものです。

「この活動を行う翻訳家や校正者、編集者などは全員が匿名で活動すること」というのが本部からの活動の条件です。

『Passages(パッセージ)』とは、虐殺への歴史的過程・2023年10月前後の過程を示す悲劇的な言葉として受け止めることもできますが、日本に居ながらガザの今を知るための道筋=連絡通路でもあり、それは逆に希望の通路でもある、と意味づけられると考えています。

お伝えできる限りでは、プロジェクトのメンバーは現役翻訳家、勉強中の翻訳家の卵、アラビア語上級者、作家、イラストレーターなどのメンバーで構成されています。


 既に公開された日本語訳はこちらのリンクからご覧いただけます。トップページをスクロールしていただくと「日本語」の選択肢のある作家が何人かいます。そちらが私どもが翻訳した文章です。


このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトの目的は、

1.『ガザ・パッセージ Vol. 1』に日記と詩が掲載された詩人のヒンド・ジューダさんの
日本初公開の詩集を印刷し、
大阪で文学フリマ大阪13で販売するための出版資金を集めるためのものです。

2.もう一つの目標は、ガザ・パッセージで販売しているポストカードセットを提供して下さっている
ドイツ在住のパレスチナ人が運営しているNPOのYura.orgの企画
「untold palestine」写真展を開催することです。


資金の使い道

ヒンドさんの詩集の印刷費・試し刷り・帯印刷代 150,000
写真の印刷・額縁代  100,000円
写真の輸送費 15,000円
『ガザ・パッセージ Vol. 1』と『ガザ・パッセージ Vol. 2』の重版 印刷費55,000円
Fatma Hassounaさんのポストカードセット印刷費と包装用の袋・シール代 27,000円
ステッカー印刷代 9,000円
イベント・文学フリマ人件費 150,000円
文学フリマ 書籍郵送費 5,000円
スマートレター代 100枚  21,000円
その他予備費 50,000円

CAMPFIREの手数料 達成額の17%+振込まれる金額の10%

これらを足して、目標額を70万円に設定させていただきます。

そして文学フリマなどで販売した『ガザ・パッセージ Vol. 1』と『ガザ・パッセージ Vol. 2』の売上は、作家が参加している現地のボランティア団体のIhsan Gazaか、状況によりフサム・マアルーフさんの出版社gaza publicationsに寄付いたします。

詩集『戦時下にて』の売上は全てヒンド・ジューダさんに送金いたします。

untold palestineのポストカードの売上はドイツのベルリンにあるyuraart.orgに寄付いたします。
また写真展での売上・寄付金もこちらに送金いたします。


プロジェクト立ち上げの背景と活動実績

このプロジェクトは2024年2月にガザの人々のために何かできないかと考えたメンバーがオンライン上の文章群であるPassages Through Genocideを日本語に翻訳して出版して、ガザ支援に寄付したいと考えた事が始まりです。

2024年5月には文学フリマ東京38にて『ガザ・パッセージ Vol.1 』を販売、

続いて2024年12月の文学フリマ東京39にて『ガザ・パッセージ Vol. 2』を販売いたしました。
また、書店様、カフェ様、福岡のパレスチナ専門ショップにも置いていただくことができました。

2024年8月と2025年2月には作家の森大那さんを司会にお迎えし、東京の百塔珈琲様で読書会を実施しました。

さらに福岡では、福岡パレスチナの会様のご協力の元、オンライン読書会を実施いたしました。
現在も本の営業を続けており、新たに大阪のMoMoBooks様でお取り扱いいただけることになりました。

これまでに寄付した送金額は410,743円

文学フリマ東京38の売上600ユーロ(10,4160円)をYuraart.orgへ寄付
内手数料750円、レート:1ユーロ175円)

Yura からのレシート600.00ユーロの記載


そして残りの4,000円は日本国際ボランティアセンターに寄付いたしました。


さらに、文学フリマ東京39の売上124,910円(810USドル)をihsan gazaへ寄付。(124,910円うち1,750円は楽天銀行の手数料と10ドルは中継銀行のCitiBankの手数料)(ここでは『ガザ・パッセージ』に日記が掲載された作家がボランティアをしています。主な活動は食料配布や炊き出しです。作家のセキュリティ上の観点からどの作家かは伏せさせていただきます。)

ihsan gazaへの寄付

ある作家にはeSIMを5枚寄付しました(合計8,276円)。

また、文学フリマ東京40の売り上げの内、『戦時下にて』20冊分の売上40,000万円分(271USドル)をヒンド・ジューダさんに送金しました。

ヒンドさんへの送金

ヒンドさんへは、ある方から個人的に寄付金30,000円を預かりましたので、
それも送金いたしました(147USドル)。

また2024年12月には緊急援助として500USドル(78,047円)を送金しました。(主催者立替)

送金明細書


そして、『ガザ・パッセージ』のVol.1とVol.2併せて11冊の売上22,000円を、フサム・マアルーフさんがガザで新たに立ち上げた出版社の『gaza publications』に寄付いたしました。(gaza publicationsについての詳しい記事はこちら(英語))

会計画面のスクショ

送料と本代がかかってしまいましたが、詩集の翻訳・レイアウト・字体の選択・アラビア語の書き写し(元の文をPDFやメールからアラビア語をコピペすると文字化けするため)・その他アラブやパレスチナ文化についてのアドバイスなど多大な貢献をしてくれたアラビア語翻訳者K氏へのプレゼントとさせていただきます。
K氏は働きながらボランティアでほぼ全て一人でやってくれました。大切な仲間に敬意と感謝を表し、
フサム・マアルーフさんが出版に関わったアラビア語で発売されたばかりのAmer Al-Massriの『The Man Who Turned His Back』を送りたいと思います。本代と送料は次回の文学フリマ大阪13(9月14日(日))の売上から引いて、gaza publicationsに寄付します。

文学フリマ東京40でのポストカードの売上1,000円は文学フリマ東京39でのポストカードの売上11,200円と、今度の写真展での売上と共にYura Visualsに寄付いたします。

文学フリマ東京40でのステッカー15枚の売上3,000円は今後のガザ・パッセージの活動費とさせていただきます。


現在の準備状況

現在は、
・写真展の準備
・文学フリマ大阪のための準備
・Yura.orgのスタッフとのZoomミーティング
・必要品の調達(額縁、文房具、その他)
・写真展用資料の翻訳
・本の発注
・フライヤー・パネル等の作成・発注
・協賛者への営業

リターンについて

今回はより多くの方にご満足いただけるようにリターンの選択肢を増やしました。

写真展ならではのリターンもありますので、ぜひチェックしていただければ幸いです。

そして今回のリターンでは、4月16日にイスラエルによって狙われて虐殺されたファーティマ・ハッスーナさんのポストカードを加えました。
彼女はフォトジャーナリストとしてガザの状況を世界に発信し続けていました。
また彼女のガザでの生活に密着したドキュメンタリーがカンヌ国際映画祭の平行部門で上映されることが決まり、インスタライブで喜んでいる姿が配信された次の日に、彼女と、テントで一緒に避難生活を送っていた10人の家族も殺されました。これは明らかに彼女を狙った卑劣極まりない蛮行です。
(詳しくはこちら)

イスラエルはジャーナリストを虐殺し続けており、断じて許すことはできません。

彼女の遺した写真をポストカードにして文学フリマ東京40でも販売しました。
また、写真展でも展示予定です。

ポストカードの売上はYura.orgを通して写真家へ送金されます。

30,000円コースのリターンについて

また、30,000円コースを選んでくださった方は、ご希望があれば額装いたします。
A3の写真はYura Visualsのホームページで150ユーロで販売されている物です。(1ユーロおよそ164円とすると、写真1枚約24,600円です。)お得なリターンですので、ぜひご利用いただければ幸いです。お家や店舗にいかがでしょうか。写真はこちらのページのGaza Habibti (Gaza My Loveの意)とMain Collectionの写真からお好きな物をお選び下さい。


スケジュール

5月11日(日)      文学フリマ東京40でヒンド・ジューダさんの詩集『戦時下にて』と
          『ガザ・パッセージVol.1と2』、ポストカードセット・ステッカーの販売
7月末          CAMPFIREクラファン終了
8月           リターン発送
写真展は、資金を集める事が出来ましたら、
今年中か来年に開催予定です。(以前お伝えしていた7月の開催は中止となりました。)


最後に

2024年2月にガザ・パッセージのプロジェクトを始動してから、
ガザの状況は悪化するばかりです。

2025年6月10日現在、3か月以上もイスラエルによる封鎖が続いており、食糧・水・衣料品・その他の物資が全く搬入されていません。(アメリカ・イスラエルによる”支援”は支援ではありません。)
子どもが餓死し、一般市民が爆撃で無残に殺され続けています。

皆さまのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。


ガザ・パッセージ

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 印刷出版代

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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