はじめまして!
坪井 健太郎です。

――ヨーロッパ、特にサッカー大国スペインで
10年以上にわたり指導現場を歩んできたプロフェッショナル・サッカーコーチです。
・現スペイン代表を含む、欧州トップクラスの選手を直接指導
・Jリーグのプロ選手を指導するトップチームでもコーチを歴任
・体系化する力を活かし、Jリーグチームで育成メソッドを可視化/構築
・スペインでトレーニング理論を体系化し、
現地でFCバルセロナのユースに勝利した実績をまとめた書籍を執筆
・“元プロ選手ではない立場”から海外に飛び出し、
Jリーグの選手たちを指導するまでステップアップ
一般的な指導者と大きく違うのは
「選手」と「コーチ」の両方をプロレベルへ導く再現性の高いメソッドを
欧州と日本の現場で磨き続けてきた点。
特に私は人生を振り返ると、
他の人がしないような人生の選択をしてきたことも特徴的です。
私は「プレサッカーチーム」という会社の代表として、
サッカーを選手としてコーチとして海外で挑戦し
唯一無二の国際経験をしてもらい、
基準を世界レベルに上げるプログラム
の運営も行っています。
おかげさまで
・「プロサッカーキャリアの無い若者」を
わずか数年でプロクラブのスタッフへ導く育成プログラムを運営
・常識にとらわれない選択で成果を上げ、
若者の夢を現実へと押し上げる「きっかけ」を数多く創出
プログラムで学び、巣立った人たちはプロのサッカーコーチとしてJリーグで活躍していたり、アジアのサッカーチームで仕事をしたり、国内の少年サッカーのクラブで指導・クラブ経営をして世界のスポーツ界を盛り上げてくれています。
最近では、指導者だけではなく若いサッカー選手がスペインで海外挑戦をする時のサポートもさせてもらっています。
また、現在は枠組みに捉われないボーダレスな生き方を世に広げていく活動も行い、サッカーの外側の領域の活動も行っています。

今回、私のフィールドで得たリアルな知見を、
新刊――初めての“ビジネス書”という形で世に届けます(9月上旬に発売です!)。
このクラウドファンディングは、
“スペインのフィエスタ(お祭り)”みたいなもの
このページをひと言でたとえるなら、“スペインのフィエスタ(お祭り)”です。

いろんなお店が並んでいて「なになに? こっちは面白そうだな」「へぇ、こんなのもあるのか〜!」なんて、のぞいてるだけでも楽しくなってくる。
そんな感じで、今回のクラウドファンディングも、本の先行予約はもちろん、ちょっとユニークな体験リターンや、僕と直接お話できるものまで、いろいろ取りそろえてみました。
どれも心を込めて用意した“屋台”みたいなものです。「なんだか面白そうだな」って気持ちで、ゆっくり見て回ってもらえたら嬉しいです。
そしてせっかくなので、この“お祭り”をひらくことになった僕の原点を、ちょっとだけ聞いてもらえたら嬉しいです。

サッカーが盛んな静岡県の浜松市に生まれ、4歳でサッカーと出会い、地元の少年団では学年を越えて試合に呼ばれるくらいサッカーを頑張っていました。
(青の5番が僕です!)
小学5年生でJリーグが開幕すると、テレビ越しの三浦知良選手に胸を熱くし「プロになって世界で戦う」と決意しました。
翌年、母のひと言――
「ジュビロ磐田でサッカーしてみたら?」
に背中を押され、ジュビロ磐田の下部組織へ。
トップチームにはゴン中山をはじめ、日本代表やワールドクラスのスターがそろい踏み。彼らのプレーを間近で見られる環境は、少年時代の私にとって“生きた教科書”でした。
・毎日、学校から帰るとサッカーボールを手に公園へ直行。
・夜は録画した試合を繰り返し見て研究。
・「どうすれば次の試合で輝けるか」だけを考える日々。
夢を現実にするため、サッカーにすべてを注いだ──。そんなサッカー少年でした。
“どん底”の下り坂
その後、全国屈指のサッカー強豪・静岡学園高に入部したものの、
待っていたのは残酷な現実――
・3年間で公式戦出場ゼロ。
・プロの夢は砕け、大学受験にも失敗
「せめてボールの近くにいよう」と高校卒業に決めて入ったコーチ業も、
午前はスーパーのバイト、夕方は少年チームの指導という日々。
周囲には元Jリーガーが次々とコーチの道へ進む一方、
“ノンキャリア”の自分はステップアップの糸口すら見えませんでした。

「日本で何も成し遂げていないお前が行って何になる?」
そんな言葉を浴びながらも、一念発起で2008年にスペイン行きを決意。
スペイン語ゼロで現地へ飛び込み、電話でチーム探し → 通話は即切られる。
やっとたどり着いた街のチームでは “ボール拾い”からのスタート。
それでも 試合映像を撮影・編集し、分析動画で価値を提供。
見習い → アシスタント → 第2監督へと昇格し、
降格を経験した翌シーズンにチームを優勝へ導くと――
・名門 UEコルネジャにヘッドハンティング。
・FCバルセロナのユースと競うリーグで第2監督としてチームを支え、
現スペイン代表や欧州5大リーグで活躍するタレントを育成。
〈FCバルセロナユースに勝利した後のロッカールームにて〉

2010年代のスペインサッカーは黄金時代でワールドカップ優勝、メッシ擁するFCバルセロナは世界のサッカーの最高峰でした。そんな幸運な追い風を受けて現地発信のブログ・SNSが日本の指導者に届き、講習会や取材依頼が殺到。

地元静岡の新聞でも、活動を紹介していただきました。

その流れで 2012年『サッカーの新しい教科書』を出版(以後3冊)。
さらに2013年、留学からライセンス取得を一気通貫で支援するプログラムをバルセロナで起業〈プレサッカーチーム〉。元プロでなくても、夢を叶えられる――実際に卒業生がJリーグや海外クラブでプロコーチとして活躍しています。
■ 日本サッカーへの“逆輸入”
スペインで12年過ごした後は、2020年にJリーグクラブから声がかかり、鹿島アントラーズ・東京ヴェルディ・松本山雅FCで
・トップ選手の指導
・クラブ哲学&指導方針の体系化
を担当。欧州で磨いたメソッドを日本の現場に落とし込み、次世代育成に携わっています。

〈2022シーズン鹿島アントラーズの練習風景〉

幸いなことに、スペインと日本でのサッカー最前線での経験を積めました。
そしてその中で見えてきたものがあります――
それは、個性が輝き、さらに圧倒的な結果が出る組織には共通点があり、
個性の尊重・長所の掛け算を引き起こす組織文化です。
■ 自分の意見を「国籍ゼロ」で聴いてくれたスペインのロッカールーム
バルセロナに渡ったばかりの頃、私はスペイン語も満足に話せず、立場もアシスタントコーチ見習い。それでもロッカールームでは、スペイン人コーチたちが “日本人の若いコーチ” である私の提案に真剣に耳を傾けてくれました。
「おまえのアイデア、面白い!今週のトレーニングに入れてみよう」と言われたときの衝撃と高揚感は、今でも忘れられません。
ここで気づいたのは、スペインの強さは“個性”の尊重から生まれているという事実です。まず長所を認め、掛け算することでチームを組む。そうすると17歳でも才能ある選手は遠慮なく大人を抜き去り、爆発的に伸びてスターになっていく。

■ 「場づくり」と「文化設計」が結果を決める
私は映像分析やトレーニングデザインを通して実感しました。
どれほど優れたメニューを用意しても、選手が自分の考えを安心して口にできない空気では、力は発揮されません。
だからこそ、
どんなメソッドを使うかよりも、どんな“環境”で使われるかが重要であり、どんな技術を教えるかよりも、それを支える“価値観や文化”こそが根幹になる。
つまり、戦術やトレーニング以前に、
選手やメンバーが「自分を出せる」と思える場づくりが、すべてのスタートラインになるのです。
■ 日本人は“本来”個性を調和させる天才
意外かもしれませんが、欧州トップ選手の身体操作や思考には禅・武道・茶道…東洋の「自然体」「調和」 が深く入り込んでいます。
ところが日本の現場では、
「みんな同じ=一体感」と勘違いされ、個性を“我慢”で削ってしまうことが少なくありません。
けれど本来の日本文化は、自然と共に在りのままを認め合う精神。
そこに スペインで学んだ“長所の掛け算”の視点 を重ねれば、
個性が輝きながら組織も勝つ――まさに最強形態
を、私たちはつくり出せるはずです。

そして、このエッセンスはサッカーやチームスポーツの現場だけでなく、
ビジネスをはじめとした様々なフィールドで
高いパフォーマンスを出すこと、卓越したチームをつくる上でも
まったく通用する内容なのです。

1. 環境と文化が才能を引き出す
コーチの肩書きや小手先のメソッドではなく
「まず相手の良さを見る」 という空気が選手を覚醒させる。2. 調和は“没個性”ではない
違いを活かしてこそ、化学反応は起きる。日本の美学とスペインの長所重視スタイルをミックスすれば、ビジネスもスポーツも飛躍できる。
3. 旧来型マネジメントの終焉
終身雇用や年功序列が崩れた今、「全員が自分の強みを自覚し、互いにリスペクトし合う組織」 が新しい常勝モデルになる。
本書には、私がスペインと日本で身をもって味わったカルチャーショックと成功体験をそのまま詰め込みました。
「メンバーの才能が自然に掛け算され、組織まるごと強くなる」
そんな環境づくりに挑みたいすべてのリーダーに、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
一般的なやリーダー本や育成書とは、まったく異なるアプローチをとっています。
組織の大きさにかかわらず、現場で即実践できるノウハウを本の中に記しています。
せっかくなのでリターンを紹介します
さて、“お祭りの縁日”の話にもう一度戻ります。
今回のクラウドファンディングでは、ただ本を買うだけじゃもったいないと思ったんです。
せっかくなら――「読む」だけじゃなく、「感じる」「話す」「つながる」という体験もセットで届けたい。そんな思いから、いろんなリターン(屋台)を並べました。
たとえば…
本の内容をもっと深く味わえる“限定トークイベント”
海外サッカーや異文化の話が聞ける“オンライン対談”
あなたの活動にも活かせる“個別コンサル”のリターンも
どれも、「共に体験すること」で本の世界がぐっと身近に、そして現実のアクションにつながるように設計しました。
冒頭でも少し触れましたが、私はこれから、「スポーツ」「教育」「ビジネス」の枠を越えて、“ボーダレス”に新しい領域で活動していくのと、そのような活動をする人を支援して行きます。
そして今回、新しい領域に踏み出す一歩として、このクラウドファンディングを立ち上げました。
本をきっかけに、これまで接点のなかった方々ともつながり、知識や経験を循環させる“新しい場”をつくっていきたいと思っています。
このプロジェクトそのものが、ひとつのお祭りであり、未来を照らす「のれん」のような存在になればうれしいです。
せっかくなので、ここから3つほど、おすすめのリターンを紹介させてください。
①小澤一郎さんとのスペシャルコラボオンライン対談
スペイン在住サッカージャーナリスト小澤一郎さんとオンラインで対談
バレンシアに在住するサッカージャーナリストの小澤一郎さん(私の前著の共同執筆者でもあります)とトークします。
バレンシアで少年サッカーの現場にも立ってサッカー指導を行なっているなど、現地感満載のサッカーの内容となること必須!
②チーム向けサッカー指導+選手へ向けてのセミナー
あなたのチームのところに出向いて坪井がサッカー指導します。
坪井式メソッドであなたのチームに刺激を与え、変化のきっかけを起こします。

加えて、セミナーを通じて選手(生徒)たちに授業も!
スペインの話、プロスポーツの話だけにとどまらず多彩な話題で生徒に普段とは違う刺激を与えます!

普段、受ける授業とは真逆のことを聞いてしまうことになるかも!笑
でも、それも刺激です。。。
③サッカーチーム向け|組織的哲学・目標達成 3ヶ月コンサルティング
「勝つ」だけでは終わらない。哲学が根づく、強くしなやかなチームづくりを。
選手やスタッフが同じ方向を向き、自立しながら協働する――
そのためには、戦術やトレーニングだけではなく、チームとしての“哲学”と“文化”の構築が不可欠です。本リターンでは、スペインでの育成現場や理論、プロサッカークラブでの指導とメソッドダイレクター経験を背景に活動する坪井健太郎が、3ヶ月にわたり伴走型でチームの文化づくりと目標達成のロードマップ作りをサポートします。
単なるマニュアルではなく、現場の対話と実践を通して、あなたのチームに合った“組織的な軸”をともに育てていきます。

屋台がずらりと並ぶお祭りのように、今回のリターンも、どれも個性的でちょっとワクワクするものばかりです。
一つひとつ、楽しみながらのぞいてみてくださいね。
そして、皆さんから集まったご支援は、この本をより多くの方に届けるための販促費用として大切に活用させていただきます。
出版社さんとも相談しながら、新聞広告や書店イベント、講演や動画など、本の世界観がしっかりと伝わるような広げ方をしていきます。
このプロジェクトを通じて、
「個性が活きる社会」
「ボーダーを越えて学び合える文化」
「自分の可能性を信じられる場」
そんな“次の時代”をつくるきっかけが生まれたら嬉しいです。
一冊の本が、人の生き方や選択を変える――
それがより元気な日本と世界になることを目指しています。
プロジェクトの最終日、9月14日まで、
どうかこの小さなお祭りを、自由に楽しんでいってください。
日本からも、世界中からも。
たくさんのご参加を、心からお待ちしています!






コメント
もっと見る