数あるプロジェクトの中からこのページを見つけてくださりありがとうございます。
クラウドファンディングの進捗状況を随時報告させていただきます!
自己紹介
初めまして、西岡と申します。
私は、札幌で二郎系ラーメン屋をオープンしようとしています。
かつてラーメン店で修業し、その後はIT業界で3年間、安定した仕事に就いていました。
しかし
自分の心の奥底にある想いは、いつまでもラーメンの世界に残り続けていました。
〜原点〜
10代の頃、私はとても裕福とはいえない環境だったのですが、そんな時に私に優しくしてくれたのが、近所のラーメン屋の方でした。
「子供は沢山食べた方がいいからもっと食え。」
そう言って、よくご飯を食べさせてくれたのをよく覚えています。
その方は札幌出身で、私の人生において“恩人”とも言える存在です。
いつか自分も、誰かの心と胃袋を支えられる人になりたい。
それが、ラーメンの道を志した最初の理由でした。
〜結婚。そして「安定」の選択〜
一度はラーメンの現場で修業を積みましたが、結婚を機に「安定した収入を…」とIT業界へ転職しました。ですが、働きながら何度も心の中で問いかけていました。
「この人生で本当に良いのか?」
「本当の自分は、何をしたかったのか?」
そして30歳を迎えた今、“自分の本当の人生”を生きる決意をしました。
~離婚の危機。それを乗り越えた覚悟~
もちろん、嫁からの反発はありました。
お金の不安、見知らぬ土地での生活、そして先が何も見えないこと。挙げればキリがありません。
ですが、それぞれの不安に向き合い、1つ1つ丁寧に説得を重ねました。
時間はかかりましたが、ようやく納得してもらえたんです。
嫁にも仕事を辞めてもらい、嫁の両親にも事情を話し、頭を下げました。
その時、ようやく腹が据わりました。「もう戻れない」という覚悟が、ようやく本当の意味で固まったんです。
〜札幌で、魂の一杯を!〜
まったく土地勘も知人もいない札幌。
ですが、かつての恩人が生まれ育ったこの街でラーメン屋を開くことで、少しでも恩返しができればと思っています。
自分が「食」で救われたように、今度は自分が、誰かの支えになれるように。
このプロジェクトで実現したいこと
〜札幌で二郎系文化を根付かせたい〜
札幌は味噌ラーメンの街として知られています。
既に北海道大学の周辺ではいくつか店舗がありますが、二郎系の文化はまだまだ発展途上だと感じています。
そこで、このプロジェクトで実現したいことは、二郎系ラーメン屋をオープンして地域の皆様に新たな美味しさをお届けすることで札幌の二郎系を盛り上げることです!
その実現のために私たちは、「また食べたくなる二郎系ラーメン」を目指し、味にこだわった一杯を提供します。
■ スープ ― 鍵は 【シン・乳化】
私たちのスープは、乳化でも非乳化でもない、“微乳化”仕上げ。
絶妙な乳化状態で仕上げたこのスープ、私は勝手に“シン・乳化”と呼んでいます。
豚骨を強火で炊き出すことで深い旨味を引き出しつつ、過度に脂が混ざりすぎないよう背脂は別鍋で管理。そこにコク深い醤油ダレを合わせ、濃厚なのに後味はスッと切れる、“最後まで飽きない一杯”に仕上げました。
微乳化だからこそ実現できる、「重すぎないのに、ガツンとうまい」この絶妙なバランスをご提供いたします。
■ 麺 ― 「食ってる感」を味わえる主役の麺
札幌の製麺所とタッグを組み、小麦の風味が立つよう加水率にもこだわりました。ヤサイと一緒に食べても、しっかり主張してくる“主役”の麺です。
■ 豚 ― “肉の旨さ”を活かす、2段仕込み
ただ柔らかいだけじゃない。脂の甘みと赤身の旨味を両立させるために、じっくり煮込んだあと、特製の醤油ダレに漬け込み。
タレが染みつつ、口の中でホロっと崩れる、理想の「神ブタ」に仕上げています。
〜"シン"という言葉をもう少し深掘りさせてください〜
私が目指すラーメンは、ただの二郎系ではありません。
【我が豚は天地とひとつ】
それが、私のラーメンの名です。
このラーメンには、私なりの「哲学」と「祈り」が込められています。
● 神が宿る一杯・シン・乳化ラーメン
万物には“神”が宿る
これは、古来より日本に根付く考え方です。
そして北海道には、アイヌ文化をはじめとする「自然に神が宿る」という美しい世界観があります。
山には山の神が、火には火の神が、食べ物にも命がある。
それをいただく私たちもまた、自然と共に生きている。
だから私は、ラーメンという一杯の中にも「神が宿る」と信じています。
命のスープ。生きる麺。咲き誇る脂。
それぞれの素材に敬意を込め、"魂の一杯"を作らせていただきます。
● “新”天地での挑戦 × “神”がかった味
この札幌という未開の地での挑戦は、まさに新天地。
私はこの地に新しい文化を打ち立てる覚悟で来ました。
それらの想いを込めて、私はこのスープを「シン・乳化」と名付けました。
まるでシン・エヴァのように、“これまでの常識を一度終わらせ、新たな世界を築く”という覚悟。
完全乳化と非乳化のあいだにある、神のバランスを狙ったスープ。
スープと脂がひとつになり、「天地一体」となるその瞬間。
それはまさに、豚骨と背脂の神化(しんか)だと考えています。
● 北海道への恩返し、魂のラーメン
札幌は、私が幼い頃お世話になったラーメン屋のご主人の故郷。
そして今、私はその札幌の地で、道民の胃袋と心を満たす一杯を作ります。
長く厳しい冬を越える北海道の人たちにこそ、熱く、濃く、力強いラーメンを。
「今日はここで満たされた、また明日も頑張れる」
そんなふうに思ってもらえる一杯を、私は全力で作ります。
◾️店名の想い
「我が豚は天地とひとつ」という店名を考えた理由
“豚”=素材の命
“天地”=自然界そのもの。北海道という大地と空
“ひとつ”=融合。神と人、素材と魂、全てが一杯に宿る
素材、自然に感謝し、一杯のどんぶりに込めるという想いを込めています。
長々と自分語りをしましたが、地元の方々に愛される、新たな名物になるようなお店を作りたいと思っています!
プロジェクト立ち上げの背景
立ち上げの背景は、設備環境を整えることです。
私たちは、「また食べたくなる一杯」を目指し、日々味の改良と向き合っています。
その中でも麺は重要な存在です。
あの噛みごたえと、芯まで熱の通ったもちもち感を再現するには、茹で工程が極めて重要です。
二郎系の麺の良さを最大限に引き出すためには、ラーメン専用の高火力・高容量の茹で麺機が不可欠です。
そういった背景から、理想の一杯を作るための設備環境を整える必要があり今回プロジェクトを立ち上げました。
目標金額は50万円。
この金額は上記の設備、その他店内備品の一部であり、私たちも自己資金を最大限に投入しています。
クラウドファンディングの支援を通じて、お店の環境改善を実現したいと考えています。
皆様の温かいご支援をいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
準備状況
二郎系ラーメンへの挑戦に向けて、過去の経験を活かしながら、メニューの開発や試作を進めています。
また、店舗の改装に向けた計画を立て、新規機材の導入等の準備を進めています。これらの活動を通じて、より良いサービスを提供できるよう、努力を重ねてまいります。
リターンについて
以下の内容をリターンとして返させていただきます。
・ラーメン利用券
・クラファン限定Tシャツ+ラーメン利用券
・1ヶ月間ラーメン利用券
・3ヶ月間ラーメン利用券
・1年間ラーメン利用券
スケジュール
6月末:クラウドファンディング終了予定
6月中旬:工事着工
6月末:オープン予定
6月:リターン発送(Tシャツは8月以降になります)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
私たちは、二郎系ラーメンを通じて皆様に新しい味覚の体験を提供したいと考えています。
このプロジェクトは皆様のご支援なくしては実現できません。
どうか私たちの夢を応援していただけますよう、心よりお願い申し上げます。
皆様と一緒に、新しいラーメン文化を札幌に根付かせることができれば幸いです。




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