今回は、クラウドファンディングの返礼品をまとめた動画を2本投稿させていただきました。 ↑よかったら見てください!このプロジェクトを進める中で、僕自身が実際に出会って、「これは本当にすごい」「これはちゃんと残していかなきゃいけない」と心から思えたものを、今回の動画には詰め込んでいます。返礼品という形で並んではいますが、僕の中では、ただの“モノ”ではありません。そこにあるのは、長い時間をかけて積み重ねられてきた技術であり、職人さんの生き方であり、今の時代に残していく意味そのものだと思っています。今回の動画の中には、三州足助屋敷様のお櫃三州足助屋敷様の藁草履エニシング様の前掛け広瀬重光刃物店様の万能包丁冨本人形園様の招き猫土山木協様の re:wood「NAJIMU」三州丸栄様の黒七輪が登場しています。岡崎製材様の端材を使ったカッティングボード動画に関しては、(乞うご期待)どれも、本気で「いい」と思ったものです。だからこそ今回は、一つひとつ、自分の言葉で紹介させてください。■ 三州足助屋敷様「お櫃」三州足助屋敷様のお櫃は、ただ“昔ながらの道具”という言葉では片付けられないものだと僕は感じています。炊いたご飯をお櫃に移す。それだけのことなんですが、そのひと手間があるだけで、ご飯との向き合い方が変わると思うんです。便利さだけを求めるなら、炊飯器のままでもいいかもしれません。でも、お櫃には、ご飯をおいしく保つために昔から受け継がれてきた知恵があります。しかも、それを作っているのが、ただ形だけを真似したものではなく、本当に手仕事を今も続けている三州足助屋敷様だということに、大きな価値があると思っています。毎日の食卓で使うものだからこそ、こういう本物の道具を持つ意味は大きいですし、ただご飯を入れる器ではなく、暮らしそのものを少し豊かにしてくれる返礼品だと思っています。■ 三州足助屋敷様「藁草履」藁草履も、僕はすごく好きです。一見すると素朴で、派手さのあるものではありません。でも、こういうものこそ、本当は今の時代にすごく価値があるんじゃないかと思っています。藁という自然素材を使って、手で編まれていて、足を入れた時の感覚も、量産の履き物とはまったく違います。通気性もあって、足裏に伝わる感覚も独特で、“履く”という行為そのものが少し変わる感じがあります。昔の人たちは、こういうものを当たり前に使って暮らしていた。その感覚に、今の僕たちが少し触れられるということ自体が、すごく貴重だと思うんです。見た目の珍しさだけじゃなく、生活の知恵と、素材の力と、手仕事の美しさが詰まった返礼品だと感じています。■ エニシング様「前掛け」エニシング様の前掛けは、正直、めちゃくちゃかっこいいです。でも、僕が惹かれているのは見た目だけじゃありません。前掛けって、もともとは“働く人の道具”なんですよね。重いものを持つ時に腰を支えたり、服や身体を守ったり、ちゃんと意味があって使われてきたものです。しかもエニシング様は、その前掛け文化をただ残すだけじゃなくて、今の時代にも使いたくなる形でちゃんと届けている。そこが本当にすごいと思っています。丈夫で、使い込むほどに柔らかくなって、自分の身体に馴染んでいく。新品が完成じゃなくて、使う人の時間が入って、ようやく完成していくような道具です。こういうものって、値段だけで測れないんです。長く使えて、育っていって、しかも身につけるだけで気持ちが上がる。価格以上の価値がある返礼品だと、僕は本気で思っています。■ 広瀬重光刃物店様「万能包丁」広瀬重光刃物店様の万能包丁は、ただ“切れる包丁”ではないと思っています。もちろん、道具としての切れ味も大事です。でもそれ以上に、長い歴史の中で鍛冶の技術を受け継いできた方が、今も一本一本、本物を作り続けているということに僕は価値を感じます。量産品の包丁はいくらでもある時代です。その中で、手仕事の刃物を選ぶというのは、便利さだけじゃなく、道具そのものと向き合うということだと思うんです。料理をするたびに手に触れて、切るたびに違いがわかって、使うたびに愛着が深くなっていく。毎日使うものだからこそ、いいものを持つ意味は大きいですし、日常の中で“本物”を感じられる返礼品だと思っています。■ 冨本人形園様「招き猫」冨本人形園様の招き猫は、見れば見るほど、ただの置物じゃないなと思います。かわいい。もちろんそれもあります。でも、その一言では足りないくらい、背景にあるものが大きいです。常滑焼の招き猫は、日本の中でもすごく大きな存在ですし、その文化を今も支えている冨本人形園様が、一体一体手で作り続けているということ自体が、本当にすごいことだと思っています。同じように見えても、手仕事だからこそ表情が違う。少しの違いに、その手の跡や、作り手の気配が残る。それが招き猫の魅力を、もっと深いものにしていると思います。縁起物として飾るのももちろん素敵ですが、それ以上に、日本の手仕事の文化を部屋の中に迎え入れるような感覚がある。そういう意味でも、すごく価値のある返礼品だと感じています。✳返礼品は3号、4号共に右手上げ、左手上げとあります。■ 土山木協様「re:wood『NAJIMU』」土山木協様の re:wood『NAJIMU』 は、僕自身、かなり惹かれた返礼品の一つです。まず、名前の通り“馴染む”という感覚が、本当にしっくりくるんです。見た目だけが美しいわけじゃなくて、手に持った時にちゃんと馴染む。暮らしの中に置いた時にも、自然に馴染む。そういう道具だと感じました。しかも re:wood『NAJIMU』 は、木の個性を生かしながら作られていて、一点一点、表情が違います。同じものがないというのは、それだけで特別だと思います。さらに、ただ木の器としてきれいなだけではなくて、使いやすさや口当たり、手馴染みまでしっかり考えられている。だからこそ、“作品”で終わらず、ちゃんと“使いたくなる道具”になっているんだと思います。僕はこういうものにすごく価値を感じます。環境のことも考えながら、素材を無駄にせず、それでも妥協せず、美しく仕上げる。その考え方まで含めて、 re:wood『NAJIMU』 には価格以上の価値があると感じています。■ 三州丸栄様「黒七輪」三州丸栄様の黒七輪は、希少性だけでも十分すごいんですが、僕はそれ以上に、“これを今も作り続けている”という事実がものすごく価値あることだと思っています。今の時代、便利な調理器具はいくらでもあります。ボタン一つで火もつくし、温度管理も簡単です。でも七輪って、そういう便利さとは違うところに価値があると思うんです。火を起こして、炭と向き合って、じっくり焼く。その時間ごと楽しめる道具なんですよね。しかも黒七輪は、見た目の存在感もすごくて、置いてあるだけで空気が変わるような魅力があります。食材を焼くための道具というだけじゃなく、使う時間そのものを豊かにしてくれる。そう考えると、この返礼品は本当に贅沢だと思いますし、“モノを買う”というより、“体験を手に入れる”返礼品だと僕は思っています。■ 岡崎製材様「端材を使ったカッティングボード」岡崎製材様の端材を使ったカッティングボードも、すごく惹かれます。端材と聞くと、どうしても“余りもの”みたいなイメージを持つ方もいるかもしれません。でも僕はむしろ逆で、端材だからこそ、その木の個性が強く出るし、そこにしかない表情が生まれると思っています。木目も、色味も、節の出方も違う。同じものが一つとしてない。それって、量産品にはない大きな魅力です。しかも、ただ再利用しているだけではなくて、ちゃんと使いたくなる形に仕上げられている。まな板として使うのはもちろん、パンやお菓子や料理をのせるだけで、食卓の景色が変わると思います。本来なら見過ごされていたかもしれない木に、新しい役割を与えて、もう一度暮らしの中に戻していく。その考え方まで含めて、本当に美しい返礼品だと感じています。今回投稿した2本のまとめ動画では、こうした返礼品の魅力を少しでも伝えられたらと思いながらまとめました。どの返礼品も、ただ“いい商品”というだけではありません。その背景に、技術があります。想いがあります。そして、今残していく意味があります。僕は、このクラウドファンディングを通して、そういうものを少しでも多くの方に届けたいと思っています。もし動画をご覧になって、「これ、いいな」「手元に置いてみたいな」「この仕事を応援したいな」そう思っていただけたら、本当に嬉しいです。引き続き、応援よろしくお願いいたします。拘り。-Kodawari-寺澤大智/杉浦惇希




