支援募集が終了しました

創業120年 伝統工芸×新素材で未来を泳ぐ「MOF_NOBORI」4代目の挑戦

創業120年の当社が大阪で開催される国際的なイベントでも注目を集めている、CO2や水を吸着する新開発の「MOF」顔料で地球環境に優しい、革新的な鯉のぼりづくりにチャレンジしました。是非ご支援ください。   

現在の支援総額

1,001,500

25%

目標金額は4,000,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/06/06に募集を開始し、 24人の支援により 1,001,500円の資金を集め、 2025/08/08に募集を終了しました

創業120年 伝統工芸×新素材で未来を泳ぐ「MOF_NOBORI」4代目の挑戦

現在の支援総額

1,001,500

25%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数24

このプロジェクトは、2025/06/06に募集を開始し、 24人の支援により 1,001,500円の資金を集め、 2025/08/08に募集を終了しました

創業120年の当社が大阪で開催される国際的なイベントでも注目を集めている、CO2や水を吸着する新開発の「MOF」顔料で地球環境に優しい、革新的な鯉のぼりづくりにチャレンジしました。是非ご支援ください。   

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自己紹介

皆様こんにちは。ワタナベ鯉のぼり株式会社の渡辺健一郎です。当社のプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。地元、愛知県岡崎市で鯉のぼり、武者絵幟などを製造するメーカーで曽祖父の時代からの技を継承し続けています。私は専務取締役をしており、当代3代目の父である渡辺要市が社長をしております。



【ワタナベ鯉のぼり株式会社】

明治37年(1904)、初代・渡辺要市が名古屋城の西で創業しました。

その後、大正元年に要市の生地・愛知県岡崎市に店を移転、以来120年の歳月を鯉のぼりや武者絵幟などの幟づくりに励んできました。創業の地の城下町・名古屋は工芸技術が発展・継承された土地でした。

その技の1つ「名古屋友禅」の流れをくむのが、私たちが継承する幟づくりの技「かなめ染」です。

昭和の初めごろの写真。写真中央に初代渡辺要市、の横で学生服を来ている2代目渡辺種美は祖父です。


【技を継ぐ】

「かなめ染」の特徴は、筒引きで絵柄を描きハケで染める「手描き本染め」です。

当社の商品はその伝統的な価値が認められ令和3年(2021年)に「名古屋節句飾」の幟旗部門「かなめ染」で国の伝統的工芸品に指定されました。

私たちの鯉のぼりづくりの職人3人が継承した技の高さを認められ、伝統工芸士の認定を受けました。明治から令和へと時を越えてつくり続けています。

染色の様子

当社の伝統工芸品、手書き本染め「天」

当社の伝統工芸士3名


このプロジェクトで実現したいこと

【ミライの鯉のぼりの誕生】

気候変動や地球温暖化の要因の一つとされる大気中の二酸化炭素(CO2)。この世界共通の課題に対し今、大阪で開催される国際的なイベントでも注目を集める新素材「MOF」が活躍しています。MOFは、大気中に散らばるCO2などの特定ガスを効果的に吸着できる画期的な素材です。

引用元:SyncMOF株式会社 ホームページ「MOFの特徴」より 

https://syncmof.com/mof-about/

MOFは、さまざまな「機能をデザインできる」 多孔性物質です。

MOF(モフ)は、日本語にすると「金属有機構造体」。金属イオンと有機分子から成る、ジャングルジムのような空洞をもった多孔性物質です。従来の多孔性物質(ゼオライト、活性炭)などは決まった構造を持っているため、活用法に制限がありました。例えば、空気中からCO2のみ取り出したい場合、ゼオライトではCO2より先に水を回収してしまう特性があります。 一方MOFは、簡単に構造を変えることができるため「CO2を優先的に回収するMOF」を作ることができるのです。さらに、MOFは分離・吸着したガスを取り出すことも容易です。 拡散しやすく混ざりやすい、扱いづらかった「気体」の欠点がMOFを使えば解消されます。石油に代わる、気体資源を活用した新エネルギー時代に欠かせない素材です。

新しいMOFも簡単に作れる、構造の柔軟性

MOFは金属イオンと有機配位子の溶液を試験管の中で混ぜるだけで合成できます。金属イオンと有機配位子の種類だけ構造に多様性があり、さらに合成前に意図した空間を設計できるため、ターゲットに合わせたMOFを作ることも容易です。

他の多孔性物質の約3倍の収納力

MOFには目に見えないナノサイズの孔がたくさん開いていて、より多くの物質を収納できます。 混ざりやすく拡散しやすく密度が低い、という気体も高密度かつ安全に貯蔵、運搬ができます。

運搬しやすく、加工しやすい。ツール展開の可能性

MOFは粉状の物質のため、持ち運びも簡単。さらに加工してもその機能は損なわれないため、固めてペレットにすることも、繊維を練り込んでフィルターに加工することもできます。 私たちは、粉のままでは使い道が限られるMOFを加工して、実用的な装置開発も行なっています。

MOFが作る、新しい未来

MOFを活用することで、私たちの周りに溢れる大気や排気ガスから、エネルギーを取り出して利用することができます。 カーボンフリーな気体資源を有効活用し、これからの社会に変革を起こすマテリアルです。


そこで私たちは、こどもの日の象徴である鯉のぼりに、当社熟練の伝統工芸士が研究開発した新たな「MOF」顔料を独自技術で取り入れ、大気中のCO2や水分を吸着しながら空を泳ぐ、ミライの鯉のぼり「MOF_NOBORI」を制作しました。今の暮らしに取り入れやすく、誰もが気軽に飾って楽しむことのできる鯉のぼりとして、水のイメージをデザインした全く新しい革新的な鯉のぼりが誕生しました。


6/15(日)に大阪で開催される国際的なイベントで展示中のSyncMOF株式会社様と同会場内イベント会場にて「MOF_NOBORI」の展示をします。

当日は、伝統工芸士による「MOF_NOBORI」の染め実演を行います。



SyncMOF株式会社、堀彰宏副社長にお越しいただき、実際に染めていただきました。


MOF_NOBORI(実際に国際的な展示会で展示、CO2を吸着したもの)ブルー 大きさ80cm


MOF_NOBORI(実際に国際的な展示会で展示、水分を吸着したもの)グリーン 大きさ80cm


プロジェクト立ち上げの背景

【鯉のぼりの現状】

昨今の少子化や住宅事情の変化により、鯉のぼりを目にする機会が減少し、市場規模もピーク時の1/3にまで縮小。私たち鯉のぼり業界は、まさに危機的な状況に直面しています。しかし、このような時代だからこそ、職人たちは120年にわたり培ってきた染めの伝統技術を未来へと繋げたいという強い信念を持ち、日々、鯉のぼりや武者絵幟の制作に魂を込めています。

この素晴らしい文化と、長年受け継がれてきた職人の技術を途絶えさせてはならない。私たちはそう強く感じています。現代社会の変化という大きな波の中で、伝統的な技術を守り、未来へと繋いでいくことは決して容易ではありません。しかし、この危機的な状況を乗り越え、染めの技術、そして鯉のぼりに込められた人々の想いを次世代へとしっかりと繋いでいくことこそが、私たちの使命だと考えています。


現在の準備状況

現在、6/15のプロジェクトのため職人が染色作業をしております。

当社120年の伝統的な染め方で一つ一つ染め上げています。


支援金の使途について

主に、設備費用、制作費用、人件費、6/15会場内の設営費用、新製品の開発費用に充てさせていただきます。

【鯉のぼりの現状】でもお話しした通り、我々の業界は少子化や景気の良し悪しが影響する業界であるため市場規模が少なくなっているのが現状です。当社のもつ「かなめ染」の技術を次世代に残していくため、後進の育成にも力を入れていきたいと考えています。そのための人件費や、新製品の制作、次世代の鯉のぼり開発費用に使わせていただきます。


リターンについて

①応援+ステッカー、(20口)3,000円

・当社ロゴステッカー 1枚


②応援+手ぬぐい、(各30口)5,000円

伝統工芸士が染めたプロジェクト記念手ぬぐい 

・MOFブルー(幅35cm×長さ90cm)1枚 

・KANAMEブルー(幅35cm×長さ90cm)1枚

※手ぬぐいには「MOF」素材は使用していません。


③応援+MOF_NOBORI(実際に国際的な展示会で展示されたもの)、100,000円

・ブルー(CO2を吸着)大きさ 80cm 1本(限定 30匹)

・グリーン(水を吸着)大きさ 80cm 1本(限定 10匹)


④応援+MOF_NOBORI(実際に国際的な展示会で展示されたもの)(後入れお名前)、130,000円

・ブルー(CO2を吸着)大きさ 80cm 1本(限定 10匹)

・グリーン(水を吸着)大きさ 80cm 1本(限定 5匹)

※背ひれ部分に白字でお名前や企業名を入れることができます。

※お名前、企業様のロゴなどを後入れすることができます。


[注意事項] 

※「MOF_NOBORI」は展示する商品のため、傷や汚れがある場合があります。

※「MOF_NOBORI」はイベント会場のCO2や水分を吸収したリターン品になります。

※「MOF_NOBORI」の目の部分に「MOF」素材が使用されており、ドライヤー等で60℃の温度を当てると吸着したCO2や水分を解放することができます。

※ 発送状況により出荷時期が遅れる場合があります。 

※ 発送先の住所や氏名、電話番号などの入力間違いのないようご注意下さい。


スケジュール

5月下旬 「MOF_NOBORI」生産終了予定

6月6日   クラウドファンディング開始

6月15日 大阪で開催される国際的なイベントでの展示

8月初旬  クラウドファンディング終了

8月中旬  リターン順次発送

8月下旬  リターン(MOF_NOBORI 名前入り)発送


最後に

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

本プロジェクトを通して、私たちは改めて鯉のぼりの持つ深い意味と価値を見つめ直し、先人たちが育んできたこの大切な伝統技術を、未来を担う世代へとしっかりと繋いでいく必要性を強く感じています。

子どもたちに鯉のぼりの由来や、熟練の職人による手仕事の素晴らしさを伝え、実際に触れ、感じる機会を創出すること。そして、その美しい意匠を現代の暮らしに取り入れ、飾る文化を未来へと継承していくこと。

こうした私たちの小さな一歩、新たなチャレンジひとつひとつが、長年培われてきた職人たちの誇りを守り抜き、日本の誇るべき文化を未来へと繋ぐ確かな力となると信じています。

大空を悠々と泳ぐ鯉のぼりのように、力強く、そして希望に満ちた未来へ向かって、この熱い想いを皆様と共に繋いでいきませんか。

皆様のご支援が、子どもたちの健やかな成長と立身出世を願う温かい想いを育み、私たち自身の未来を創る大きな力となります。何卒、ご支援よろしくお願い申し上げます!

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 新製品の開発費用、大阪で開催される国際的なイベント会場の設営費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • リターン品に新しく鯉のぼりを2品追加いたしました!・10,000円の支援で通常価格15,000円相当の青い鯉のぼりを1匹。(大きさ:1.5mまたは2m)・40,000円の支援で通常価格65,000円相当の青い鯉のぼりを1匹。(大きさ:4m)鯉のぼりの種類はランダムになります。すでに廃盤になっていたり、限られた形での取り扱いの鯉のぼりもありますのでレアな鯉のぼりが届くかもしれません!(指定はできませんのでご了承ください。)ご支援よろしくお願いいたします!※画像はイメージです。 もっと見る

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