でも、、、小規模の農家達は、
たとえ赤字だったとしても
収穫してすぐに、卸業者に
売らないといけない現実があります。
小さな農家は、たとえ赤字でも、その大切な新米を農協や卸業者に売るしか方法がありません。
お米は年に一度、秋に一気に実ります。その収穫の喜びも束の間。
多くの小さな農家は、どれだけ安くても、たとえ赤字でも、「保管する力」も「販売する体制」も限られているため、一気に大量に引き取ってくれる、業者を選択するしかありません。
お米は“生鮮食品”だから、保冷庫が必ず必要
収穫された瞬間から劣化が始まり、風味や栄養を守るには、低温での保管が欠かせません。
しかし、一枚の田んぼから収穫される何百キロものお米を保管できる大型の冷蔵庫はとても高額で、簡単に導入できるものではありません。

生産者と消費者が、
まっすぐつながる世界「仕組み=CSA」。
🤝 CSAとは「農家と消費者が、助け合って一緒に育てる仕組み」
CSA(Community Supported Agriculture)という言葉をご存知でしょうか?
CSAでは、消費者と農家がコミュニティーをつくり、作物を計画的に育て、収穫後に定期的に届ける仕組みで、簡単にいうと、おいしい野菜やお米を“つくる人”と“食べる人”がチームになる関係です。
●農家は食べてくれる人がいる状態で、生産できる
●消費者は、安心できる食べものを顔の見える農家から受け取れる
●持続可能な農業にチャレンジしやすくなる
CSAのはじまりは、1960年代〜70年代のヨーロッパ。環境問題や工業的な農業への反発から、「もっと人にも自然にも優しい農の形を」と、消費者と農家が手を取り合い始めたことがきっかけでした。
1980年代にはアメリカで本格的に普及。農家が先に出資を募り、育った野菜やお米を定期的に消費者に届ける「シェア型農業」が広がり、今では世界中で1万件以上のCSAが展開されています。
🇯🇵 日本でも少しずつ広がるCSA
日本では1990年代から注目され、現在では有機農業や自然栽培の分野を中心に、CSAやそれに近い「提携型農業」「野菜の定期便」といった形が少しずつ根付いてきています。
しかし、多くの農家にとっては、
●定期便の仕組みが整っていない
●保管・配送の設備がない
●集客・販路開拓に時間が取れない
といった理由から、CSAを始めたくても始められないのが現実です。
🌾保冷庫を整え、農村が変わるCSAの第一歩を!
CSA型農業は、ただ「お米の売り方」を変えるだけではありません。地域にお金が循環し、都市と農村がつながり、暮らしや文化が守られ、農業の担い手も生まれる。この仕組みがあれば、結果として農村が活性化し、農業の生産そのものが持続可能になります。
✅ 地元にお金が回る
消費者に直接届けることで農家の収入が増え、梱包や加工、保管などを地域内で担うことで、雇用が生まれます。それが若者のUターンや移住のきっかけにも。
✅ 都市と農村がつながる
CSAでは、田植えや稲刈りなどの交流を通じて、農村が“関係のある場所”“行ってみたい場所”へと変わっていきます。
✅ 暮らしと文化が残る
農業が続く限り、地域の景観、伝統、営みは守られます。CSAは、農を軸にした“暮らしの再生”でもあるのです。
✅ 「買う人」から「育てる仲間」へ
CSAに参加する人は、もはやただの消費者ではありません。地域の未来を一緒に育てる仲間=共犯者です。
CSAは、農家の未来だけでなく、農村の未来も一緒に支える仕組みです。だからこそ、今、この基盤を整えることに、意味があります。

👩🌾 私たちの自己紹介
日本の農村が大好きで、恩返しをしたいと思うようになった私達。
はじめまして、広島県・安芸高田市で農業を営む、カタクタン・ジェスンと矢野智美です。
私たちは、フィリピンと日本の国際家庭。
もともとはフィリピンの農村で暮らしていましたが、ご縁あってこの山あいの町にたどり着き、地域の皆様に応援していただき農地を受け継ぎ、専業農家としての暮らしを始めました。自然とともに生きるこの町の、四季のうつろい、そして人の温かさ。
私たちは、あっという間に「日本の農村が大好き」になりました。そして、暖かく私達を迎い入れてくださった地域に恩返しがしたい。
そして、この小さな農村で生まれ育った子どもたちに、ちゃんとこの農村を残していきたい。
そうして耕作放棄地をコツコツ再生させていき、今では13ヘクタールにまで広がりました。
そして、農業という基盤を通じて、移住者を向かいいれる事ができるようになり、14人のあらたな移住者が安芸高田市に定住。
食を通じたコミュニティーCASに希望を持つようになりました!
新たに移住した仲間たち
でもその中で、
ずっと心に引っかかっていた
疑問があります。
どうして、人の食を支える生産の力をもつ日本の農村が、社会問題のるつぼになっているのか?
移住して、農家になってみてわかった事。後継者不足、離農、耕作放棄地─ 地方の小さな農家を取り巻く現実は、あまりにも厳しいものでした。
お米をつくればつくるほど、しんどくなっていく。
そんな状況が、何十年も続いてきました。
耕作放棄地は年々増え、担い手は減り続け、 農村は確実に、衰退の道をたどっています。
そして今─ 日本の食料生産の約4割を支えている“中山間地域”の多くが、 「消滅可能性都市」と名指しされるまでになってしまいました。
このままでは、 田んぼも、米づくりも、 それを守ってきた暮らしや文化も、 日本から消えてしまうかもしれません。

広島県・安芸高田市は
“水のはじまりの地”
日本海と瀬戸内海、両方に注ぐ清らかな源流があり、昼夜の寒暖差が大きく、土壌も豊か
─ この自然の恵みすべてが、「おいしいお米が育つ条件」をそろえています。
そんな安芸高田で、
15人の小さな農家たちが
大切に育てた新米をお送りします!
その収益で、大型保冷庫とシステムを整備します!
📦 このプロジェクトで実現したいこと
✅ 40ft大型保冷庫の設置(目標:400万円)
✅ 「MYたんぼ」サブスクシステムの構築(ネクストゴール:800万円)

じつは。
去年も、地域の小さな農家達のお米を集荷し、販売する事に挑戦しました。
しかし、結果は、保冷庫や販売先をもっていないために、結局安く叩き売るしかなく。
なにも、地域に還元する事ができませんでした。
でも、もう終わりにしたい。
「食べる人が決まった状態で」
種をまき、田植えをし、育て、収穫し、まっすぐに届ける。
農家の所得向上と、農村の活性化を一気に解決!
農家と消費者がパートナーとなって農業を支えあう、新しいかたち。
農家は安定して育てることができ、 食べる人は、
「誰が・どこで・どんな想いで育てたか」がわかる安心なお米を手にできます。
“支える人”と“育てる人”がつながること。 それが、未来の農業を変える力になると、私たちは信じています。
構想しているMY田んぼシステム
これに挑戦をします。ぜひ応援をよろしくお願いします。

①「お米はいらないけど、想いに共感したから応援したい」
-
そんなあなたの温かい気持ちに、心から感謝します。
いただいたご支援は、大切にプロジェクトの実現に使わせていただきます。
プロジェクトリーダーの、ジェスンより心をこめたメッセージをメールでお送りさせていただきます。 
②秋に収穫されたお米
-
日本でも珍しい、“水のはじまり”の町から届くお米
広島県・安芸高田市は、山々から湧き出た水が、日本海と瀬戸内海、ふたつの海へと分かれて流れていく“分水嶺”の町。まさに、水が生まれる場所です。
まさに、水が生まれる場所です。
-
「水のおいしいところに、お米のおいしさあり」。
自然の恵みをたっぷり受けた、この土地ならではの味わいを、ぜひご家庭でお楽しみください。
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③田んぼにあなたの応援メッセージが掲示されます!あなたのメッセージが、実際の田んぼに掲示されます🌾
自然の中に、あなたの言葉がそっと寄り添う風景を、私たちが心を込めてつくります。
農家の励みにもなり、訪れた方の笑顔にもつながる、あたたかな応援のかたちです。備考欄にメッセージとお名前を記載ください!

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このクラウドファンディングは、 私たちが地域で進めている3つのプロジェクトのうちのひとつです。今後、この活動はさらにスピードをあげ、 地域全体の活性化を力強く進めていきます。
その取り組み全体の名前が、 「おいしい共生プロジェクト」です。

📖 私たちが信じること
農村にこそ、日本最後の成長余力がある。
-
これは、松尾雅彦氏(元カルビー副社長)の著書『スマート・テロワール』冒頭の言葉です。
・都市一極集中 × 社会の分断
→ 持続可能な農村が都市との新たなつながりを生む
・食料自給率の低下 × 食の安全保障
→ 地域ごとの自給圏が暮らしの安心を守る
・グローバル経済の限界 × 輸送・環境コスト
→ 地産地消が環境を守る
・地方の雇用不足 × 地域の疲弊
→ 食品加工と農業が地域に仕事を生む
美しい村には、人・自然・食・暮らしが調和した“本質的な豊かさ”がある。
これが、実践された世界を見てみたい。私たちは、この農村から、その実証をしていきます。
🌾最後までよんでいただきありがとうございました!!!
農村が元気になれば、日本は元気になる!
今後、この活動はさらにスピードをあげ、 地域全体の活性化を力強く進めていきます。
その取り組み全体の名前が、 「おいしい共生プロジェクト」です。
自給圏という、おいしい未来を守るためには、私たち一人ではできません。あなたと“共に”。
私たちと一緒に、未来を耕していきませんか?
農村の小さなチャレンジに、どうか仲間として加わってください。
“おいしい未来”ってワクワクする—— そう思っていただけたなら、それがすべての始まりです。
私たちと一緒に、農村を耕してください。
応援、どうぞよろしくお願いいたします!








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